アメリカ大陸弾丸横断バスツアー

アメリカ大陸弾丸横断バスツアー 完全攻略ガイド
サンフランシスコからニューヨークまで 爆走12,000Km全記録

ブログ授業〜2

80年代の音楽は確かに全体の構造を耳で理解するところまでは出来ても、決して簡単には近づくことのできない決定的要因があった。
今の時代とはまた違うジレンマがあったのだがおわかりだろうか?音楽業界のみなさま←
といった前回からの続きである。
 
ジレンマの正体とはそう、単純にプロとアマの機材に差がありすぎて、とてもじゃないがプロレベルのサウンドを再現できるようなアイテムを揃えられなかったのである。
 
録音スタジオの設備だけでも数億円、シンセサイザーやサンプラーといった機材も数百万円が当たり前。
フェアライトやシンクラビアといった1,500万円〜8,000万円(ハッハッセンマンエンンンン!!!???)するような機材まであったぐらいなのだ。
そんな圧倒的物量悪魔的金額差で作られていた当時の「音」。
それをマネして10~25万円程度の国産シンセにコンパクトエフェクターをつないで4chのカセットマルチレコーダーで録音していたのでは、程遠い音しか作れなかったのも無理あるまい。
DX-7×2,DX-7II,JX-3P,VC-10,S612,MSQ700,SPX90,MT44D&RM602,MPK130で宅録中。友人の機材をかき集めDX7が3台になって滾りまくっていた二十歳の夏)
 
ところが現代はこういった機材格差があまりなくなってきている。
もちろん相変わらずプロ用機器という高価な機材があるにはあるが、そこまでの圧倒的音質差や性能差があるかといえば、かなり微妙だと思われる。
また逆の発想の技術がどんどん進化しており、例えば日常ノイズ(空調のブーンといった音など)だけを録音トラックから除去してしまう技術、安いマイクで録音した音を高価なマイクで録音したような音に変えてしまう技術、ギターのアンプやドラムを鳴らす部屋なども後から変えられてしまったりする。
つまり「防音のしっかりしたスタジオ」すらコンピュータ技術によって駆逐されようとしているのだ。
ピンと来ないかもしれないが、もはや「なんでもあり」の時代だと言えよう。
 
 
では現代の最新技術で80年代サウンドを再現することは可能だろうか?
一部のコレクター間でやりとりされている当時のビンテージシンセの値段は現在信じられないような金額に跳ね上がっているらしいが、そういった「あくまでもホンモノ」にさえこだわらなければ、いろんな手段が用意されている。
 
映画「ジュラシックパーク」の中の恐竜のように、新たな技術によってビンテージシンセと呼ばれている数々の名機がパソコン画面の中で蘇っているのだ!
 
 
このARP ODYSSEYはYMOが初期によく使っていたシンセサイザーなのだが、よ〜く見るとこれが写真ではないことがわかるだろう。
そう、パソコンの画面の中だけに存在する「バーチャルなシンセサイザー」なのだが、これが実によくできていて、そのまんまの音が再現されている。
 
「物理モデリング」という技術は当時のシンセサイザーと実に相性の良い技術のようで、今では失われてしまった回路を“プログラム上に蘇らせる”ことに成功をしたのだ。
 
こういったことを書くと「いやそのまんま同じ音ではないですよ」とマニアックな否定をしてくる方がおられる。そりゃそうだ。完全に同じということはない。
しかし、そもそもこの時代のシンセは個体差による当たり外れの幅がかなり広かったので、当時も「完全に同じ音」を同モデル別個体で作ることは厳密にはできなかったような気もする。
 
それともう一つ思うことは、結局はPCにデジタル録音してしまうのだし、そうなったらそれ以降の音の編集やら加工も全部デジタル処理。ならばもうそこまでアナログにこだわらなくてもいいんじゃないのかなぁ?という気にもなってくるが、そこはあくまでも僕が個人的に思うことだ。
 
少なくともこれだけの実機を部屋に並べてメンテをしつつ保管するなんてことは不可能だ。
 
 
ここまでをまとめると、
 
・昔の名機の音が現代では安価に再現できるらしい!
・憧れることしかできなかったあの音を手にすることができる!
・80’sサウンドを手に入れたい自分で鳴らしてみたい奏でてみたい!
 
といった流れに乗りたい方というのは、当然80’sサウンドを身近に聴き続けて来たあなたということになりはしないだろうか?
必然的に「オトナのためのDTM」というくくりになった次第である。
 
いよいよ懐かし楽しい講座のヨカーン!
 
80年代に生まれてすらいない若者をターゲットから外すというニッチ層に限定した講座、、、というわけではないのだけれども、当時中学生〜社会人やっていた人はDTMに興味がなくても無条件に面白いと思います!
あ、生まれてない人もそこそこ楽しい講座です!←手遅れ
(ってか1990年生まれが今年28歳というのはマジなのか?)
 
と、ここまで書いて読み返してハッと我に返る。
「ちっとも難しくない内容ですよ〜」というテーマで書き始めたはずなのに……ちっとも簡単なことを書いてないような気がしてきた。あわわわ。
 
次回はYouTuberもどきの実演動画で「大人のためのDTM講座」をまた別視点から熱くセンデンしたいと思います。
 
「大人のためのDTM講座〜その3」は絶賛受付中!
 
そして「アメリカ大陸弾丸横断バスツアー」も絶賛発売中!

低予算映画の魅力とは?

なんなら今回のタイトルは「ゾンビを語る・4」でもよかったのだが……
 
ネタバレほぼ一切なし宣言!
「カメラを止めるな!」を見てきた。
 
 
僕の周辺のゾンビ愛好家は元より、ゾンビ関係者のTLから日々波状的に流れてくるオススメ作品としての絶賛の数々がずっと気にはなっていた映画ではあったのだが……
そうこうしているうちに口コミがどんどん広まってゆき、最初はほぼ単館上映のような状態から、8月10日現在で全国120館を超える勢いで上映館を拡大し続けている前代未聞のインディペンス映画だ。
 
昨日地元駅前店で一緒に飲んだ某メーカーディレクターさんに「仁さんともあろうお方がまだ観てないとは思いもよりませんでしたよ……いや驚いた」とトドメともなる最大限の挑発をされ、なんとしても今日中に観なければ!と都内の上映スケジュールを当たってみるも……ぐぬぬぬ、新宿も六本木も昼から夜まで既に満席だとぉ!
 
これは一体どうしたことか!?
もはやカルト人気では済まされない状況。
ハッキリ言って「ミッションインポッシブル」以上の盛況ぶりではないか!
対予算比率にして500倍ぐらいの差があるのにですぞ!?←下世話やのぉ
かくして都下に目を向け上映館を検索し直し、TOHOシネマズ南大沢5番スクリーンにて無事鑑賞することができた。
 
 
ところでこの映画「カメラを止めるな!」だが……とにかく面白かった!
 
最低限の情報として「ゾンビ映画」ではあるのだが、それ以上の情報は必要ないし知るべきではないし、実のところゾンビ映画好きである必要もほぼない。
 
もう一つだけ知っておくべき情報があるとすれば、この映画が「超低予算映画」であるということだ。
予算は300万円未満であるらしい。
 
 
低予算映画を賞賛するつもりは全くない。
なぜなら低予算映画の大部分、それこそ99%は駄作でしかないからだ。
だがしかし100本の中の1本ぐらいの打率で、キラリと光る作品が出てくる。
「出す」のではない。「出る」のだ。←
 
 
僕はこれまでにもこういった切り口でホラー映画を絶賛→肯定→説得→洗脳、といった手順を経て、多くの人にホラー映画を見てもらっているわけだが、本当に凄い監督の力量というのは「ふんだんに当てられた予算」では埋もれてしまう場合が多いようにも思う。
スピルバーグやキャメロンのようなプロデュース能力にも長けた大御所ならば、200億円のお金の使い道でも自在にこなせる能力があると思うが、ともすれば潤沢な予算に才能が隠れてしまう場合だって多々起こることもあると思うし、逆を言えば“乏しい才能を潤沢な予算で覆い隠すこと”だってできてしまうことだろう。
近年の「なんだかなー」といった感想しか抱けないようなハリウッド佳作アクション映画の大部分がこれに当てはまるようにも思う。
(更に言えばスピルバーグにせよキャメロンにせよ「Eyes」や「殺人魚フライングキラー」といった低予算ホラー映画経験があり、同じくして突出した才能を知らしめた経歴もある)
 
「ゾンビを語る・3」http://jinxito.com/2016/02/18/zombie3/
 
この辺りの過去のエントリーでも触れていることなのだが、低予算名作映画の真髄とは「にも関わらず面白い」という結果を作り出した若き監督の才能が浮き彫りになるということ。
 
・有名な俳優は使えない
・派手なアクションはもちろん、メイクやCG、スタジオ撮影すら満足にできない
 
こういった低予算という負の要素をプラスと捉えることによって、何が生まれてくるだろうか?
 
・名優の演技ではなく、俳優のガチ演技
・とにもかくにもアイディア
・極限まで削ぎ落とした惑わされない映画表現
 
虚をつくようではあるが、剥き出しの才能や感性をさらけ出すことになるのではないだろうか?
 
そしてこういった限定条件の中で面白い映画を作ろうと思ってもかなり範囲は狭まってくる。
 
少なくとも……
・ジェット戦闘機が大活躍する空軍のエリートと美人教官の色恋沙汰
・遥か昔遠い銀河の片隅で起こるSFスペクタルサーガ
・豪華客船の出港から沈没までをリアリズムたっぷりに描いた恋愛映画
・世界規模でベストセラーとなった魔法学校小説究極の映像化!
・巨大不明生物が大都会東京で破壊の限りを尽くす怪獣映画
・オールスターキャストが泥棒劇をまんまと成功させる痛快アクション映画
 
といった内容を300万円で作ることは不可能だろうし、仮にできたところでショボいだけだし傑作になる確率は限りなくゼロでしかないだろう。
 
そこでゾンビ映画なんですよ!
 
ゾンビ映画の99%が駄作であるという推論は、おそらくそこまでの暴論でもなければ大きく間違ってもいまい。
むしろ「知られざるゾンビ映画」の数を思えば、もしかしたら99.9%が駄作なのかもしれない。(それはそれで面白いのだけども楽しめるのは一部のマニアだけだ)
 
一方でゾンビ映画の設定は公平だ。
「バイオハザード」や「ワールドウォーZ」のような100億円規模の巨額を投じたゾンビ映画もあれば、10万円以下で作られたような短編映画だって存在する。
どちらも同じ「ゾンビ映画」ではあるのだが、時として10万円の作品が100億円の予算よりも明らかに「素晴らしいゾンビ映画」となり得てしまう。
そこがゾンビ映画の凄まじいまでの懐の深さであり恐ろしさでもある。
 
低予算映画である必要はないが、少なくともゾンビ映画に関してはそこまでの予算を投じなくても、アイディア一つで面白い作品を作ることはできるはずなのだ。
 
少なくとも僕は超大作の「ワールドウォーZ」よりも、7分程度の超低予算短編「CARGO」の方が、ゾンビ映画としては圧倒的に好きだ。
 
 
イコールコンディションの中で、オーソドックスだろうが低予算だろうが反則しようが何しようが、「面白いゾンビ映画を作ったものこそが勝者!」というフェアなルールの中で競われているジャンルだと言えるだろう。
あくまでもゾンビ映画は公平なのだ(再)
 
今では大家としてハリウッド映画界に君臨している多くの映画監督は、若き日にゾンビ映画もしくはそれに準ずるホラー映画でデビューしたという経歴がある。
前述のスピルバーグやキャメロンをはじめ、「スパイダーマン」のサム・ライミ監督も、「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督も、「スーサイド・スクワッド」のザック・スナイダー監督も、その他多くの名監督が「若い頃にゾンビ映画もしくは低予算ホラー映画で逸脱した才能をフィルムに定着させ、のし上がり名を馳せていった名監督たち」なんである。
 
 
「超低予算ホラー映画」というと、やはり僕の中では「死霊のはらわた(1981)」「CUBE(1997)」「ブレアウィッチプロジェクト(1999)」「SAW(2004)」あたりがポンポンと出てくる。(近年のホラー映画は不勉強で申し訳ないが「パラノーマル・アクティビティ(2007)」あたりは自分の琴線にはあまり触れないようだし、「死霊館」とか「インシディアス」あたりは低予算の印象もない)
 
その中でも「CUBE」という映画の突出した低予算ぷりには震えさせられた。
 
 
映画の舞台(セット)は「一片が4.2メートルの正方体の部屋が二つだけ」なんである。
たったそれだけ。
“今いる部屋から隣の部屋に移動する”をひたすら繰り返すだけの映画なのだ。
だが、面白い!
 
むしろこの映画は余計な状況設定を一切排除し、それだけにしたことによってアイディアが突出することになった。
1997年作品ではあるのだが、未だに定期的に見てしまう魅力的なホラー映画だ。
CGの使い方などが今となってはチャチに見えなくもないが、そんなことは無問題と思えるほどにアイディアがただただ素晴らしく、またこの単調なセットの繰り返しの閉塞感をも世界観として見事に封じ込めている傑作だと思う。
(この映画も単館上映から火がついた作品だ)
 
 
「カメラを止めるな!」は、そこまでの閉塞感はないにせよ、ほぼオールロケの半径50メートル以内での出来事を描いている。
96分中の本編の37分の時点で衝撃的な事実が発覚するのだが、パンフレットのインタビュー記事を熟読していてさらなる衝撃的な事実を知ってしまった。
 
えええええ!!本当にぃぃぃぃ?
ガチで?まじなの?
 
映画的な手法としても、恐るべきトライを本当に実行しているようなのだ。
真偽を確かめにもう一度劇場に行きたくなってしまうような事実が、ドキュメント性をも含めて映像として立証されているらしい。
いやいやいや、これはやっぱりもう一度最初から「ガン見姿勢」で見直したい映画だ。
 
ゾンビファンはもちろん、全ての映画好きにオススメしたい内容だ。
尚、ゾンビ映画としてのスプラッター描写はかなりマイルドというか……えーとあのその、最高っす!
 
そして誤解なきように言うならば、、、この映画は三谷幸喜映画に匹敵、いやもしくはそれを凌駕するほどに大爆笑できることもまた約束された事実なんである。
え?ゾンビ映画なのに大爆笑?それってどういうこと?
と思ったあなたは観るしかないと思うし……
 
絶対もう一度観ないと気が済まない!

ブログ授業〜1

「大人のためのDTM講座」なるセミナー?クリニック?も今月末で3回目となる。
なんとなく興味はあるけれども敷居が高そうだなぁ……と思われている方が案外多いっぽい。
実際そんなに難解な講座ではないのだが、DTMという言葉自体が醸し出す難易度増しの雰囲気は否めない。
そこで今日からしばらくこのブログの中で簡単な講義を並行してやってみたい。
 
ところでこの「大人のためのDTM講座」の根幹には「80年代音楽」、いわゆる80’s Musicを教材にしているケースが多い。
近年の音楽は複雑化しており、耳コピするのも非常に困難でキッカケを掴みにくいといって差し支えなく、「かっこいいけど、正直なにがなんだかチンプンカンプン」というのが率直な意見ではないだろうか?
聞いて楽しむ分には何の問題もないのだが、一度音楽を分解するという行程を経ての説明、パソコンを使っての再現といった流れの中では、現代音楽はやや扱いにくいのが実情だ。
DTMの入り口が最新のEDMとなると、最初の一歩のハードルが非常に高い位置にあることは否めない。
 
一方のエイティーズサウンドというのは、音数的には非常にシンプルだ。
様々な理由が挙げられるが、最も明確な理由として筆頭に挙がることは……
即答できますかな?音楽業界のみなさま←
 
それはマルチトラックレコーダーのチャンネル数が今よりもずっと少なかったからだと断言できる。
スマートフォンと同じぐらいの幅……は言い過ぎだが十分すぎる太さの2インチ幅テープが使われていた。
「DIGITAL」のロゴが時代を感じさせるSONY PCM-3324
 
現代では録音トラックはDAW(Digital Audio Workstation)上、実質無制限となっているが、80年代の録音機は16~32チャンネルが限界、音楽表現が一気に豊かになるのには1989年のSONY PCM-3348の登場を待たねばならなかった。
(※80年代回顧録……それ以前も24chと24chのレコーダーを同期させる“スレーブ回し”という重い宣言の後に儀式的作業を経ることによって、チャンネル数を増やすことはできたのだが、2台のレコーダーのシンクロは非常にレスポンスが悪く、また物理的機械動作音をガッチャンコガッチャンコ鳴らしながらモタつく録音作業は誰にとってもストレスフルな録音環境でしかなく、結構スレーブ回しは憂鬱だった)
 
 
当たり前の話ではあるが、録音トラック数が4つしかなければ1つのトラックにより多くの音を詰め込まなければならず、一度録音してしまったら最後、バランスを変えることもできなくなる。ビートルズの時代がまさにその頃だろう。
それはそれで変更のきかない、さぞかしスリリングなレコーディングだったことだろう。
 
故・美空ひばりさんはマルチトラックレコーダーの時代であっても、常に演奏者との一発録音でしか歌わず、しかも一回しか歌わなかったという伝説が残っている。
ひばりさんはともかくとして、バックで演奏するミュージシャン達は大変なプレッシャーの中で演奏していたことだろう。
 
一方の現代では楽器パート別に録音するのはもちろんのこと、一つのパートにしても、何トラックも使って録音がされている。
ドラムだけでも12〜24chぐらい使われている。
(Kickx2,Snarex2,HH,Tom1,2,3,OverHeadx2,Ambx2これだけでもう12ch、ここからさらに各トリガーやら部屋のさらなる空気感とかを録るチャンネルが増えていくわけだ)
 
VAMPSのギター録音などは、一つのバッキングパートの精度をより極めるために一弦ずつ録音するという手法が採用されたこともある。
パワーコードの一音一音を別々に演奏して録音するわけだが、それは当然より正確な演奏技術を求められるわけで、ギタリストとしても二度手間三度では済まされない大変な作業となったのだが、やはり良い音の方がイイ!という純粋な理由と目的で寡黙なレコーディング作業がひたすら続けられた。
そこまで突き詰めて録音された珠玉のサウンドが悪かろうはずもなく、今後もずっと色褪せることのない野太いパワーコードであり続けることだろう。
 
といった非常に高度な技術で録音されている現代音楽の再現性がいかに困難であるか?うっすらとでも想像がつくことであろう。
当然そんな音楽の表層だけを耳コピしたところで同じようになることもなく、ただただ「なんで俺の弾いたパワーコードは同じ音にならないんだろう???」となるばかりだろう。
ふっふっふ。そんな簡単な話ではないのだよ。(忠告:だからといって一弦ずつ弾いてみたところでやっぱり同じ音にはならないとも思うけれどもw)
 
では80年代の音楽をリアルタイムで聴いていた我々はどうだったのだろうか?
先ほども説明した通り、80年代サウンドは音数としてはかなりシンプル、全てのパートを耳コピするのはそこまで大変ではないと言える(とは言え複雑なテンションコードといった逆に今ではあまり聞かない音楽理論的な“難解な響き”にはさんざん苦しめられもしたが)。
確かに楽器パートの構造を耳で理解するところまでは出来ても、決して簡単には近づくことのできない決定的要因があった。
今の時代とはまた違うジレンマがあったのだがおわかりだろうか?音楽業界のみなさま←
 
このお題は次回までの宿題にすることとして、続く!
 
といった話に興味津々のあなたは是非!(YMO好きの団長さんあたりは楽しい内容だと思うんだけどなぁ……と個人指名してみるw)
 
「大人のためのDTM講座〜その3」は絶賛受付中!
 
そして「アメリカ大陸弾丸横断バスツアー」も絶賛発売中!

おとなのためのDTM講座〜その3

「音楽は好きだけれども今更演奏なんてムリ……」
とあきらめてしまっているあなたへ。
 
DTM( デスクトップミュージック)は「楽器が演奏できなくても、いやそれどころか楽器そのものを持っていなくても、パソコンの画面内であらゆる楽器を演奏させることができてしまう」という新しい音楽手段です。
 
画面をクリックするだけで数百の楽器の音を選ぶことができたり、音を鳴らしたり、あるいは一人でアンサンブルをすることだってできてしまいます。
最初は戸惑いも多いかもしれませんが、仕組みさえ理解できたらあとは自分のペースで音楽を作っていけます。
DTMってどんなものなんだろう?というあなたの疑問と好奇心にお応えする講座に参加してみませんか?
 
第一部「初級講座〜DTMとはなにか?」(60分+質疑応答)
・DTMとはなにか? 
・今なぜ80’sなのか? 
・DTM実演 
・揃えておきたい機材ガイド
 
第二部「中級〜DTM実践講座その2」(90分+質疑応答)
・音の重ね方(リアルサウンド+デジタルサウンド)
・ギミック講座〜1(変拍子やブレイクに学ぶ音楽効果)
・実践ドラム打ち込み(機械のノリと人間のノリ)
・プラグインソフト紹介(MODO BASS)
 
第三部「食事会という名の宴会♪」(任意参加)
 
【日程】2018年8月26日(日)
【時間】Open 一部13:00〜、二部15:00〜 
【参加費】一部2,000円、二部3,000円(+税)※当日現地精算です。
【定員】25名 ※年齢制限はありません
【場所】YOKOTA BASE STUDIO 多目的ホール
【住所】東京都町田市原町田1-6-24 田島第二ビル地下1F
 
予約は電話、メール、店頭対応
電話番号042-723-4888
 
 
あのテクノポップの名曲サウンドがよりリアルに蘇る?(第一部では80年代シンセサウンドの名曲をメドレーで実演するコーナーが冒頭にあります)
 
第二部では最新プラグインも紹介!サンプリングベースと物理モデリングの違いとは?只今絶賛探求中。
 
「よくわかんないけどなんだか面白そう!」と思ったあなたは素質あり!
町田はやや遠いという方も、奮ってご参加ください♪
参加申し込み、お待ちしております!
 
予約は電話、メール、店頭対応
電話番号042-723-4888

Kindleの画面設定について

電子書籍リーダーであるKindleの特徴として、紙の本とは違い文字のサイズや種類を自分に合わせて変更できるという利点がある。
またタブレットやスマートフォンの場合は画面の縦横にも追従するので、それぞれ読みやすい画面設定をしていただきたい。
一方でこのような仕様の電子書籍なので、意図的な装丁やページデザインといったことはほぼなにもできない。
目次や写真の位置などの指定もほとんどできないし、写真の前後に意味不明な空白があったり、また無理くりなフォント調整などが画面のそこかしこで起こる。
「なんかチャチだなぁ」とは思わず、ベターなポジションを見つけていただけたらと思う。(縦書きよりはまだ横書きの方が画面の崩れ方は少ない気はしている)
 
 
さて、僕のような老眼鏡必須の中年世代となると、正直スマートフォンでの読書はきつい。
iPhoneだとフォントサイズをかなり大きくしなければならず、画面的にはあまり「本」には見えない。
しかし電車の中やちょっとした空き時間に読むなら、スマートフォンの機動力はかなり有利だ。
視力の良い方ならばそこまで文字サイズを大きくしなくても読めるだろうから、小さな画面の中に「本」を構築することは可能であろう。羨ましい限りである。
 
タブレットの横置きはもっとも普通の本に近い表示になるかと思われる。
「ページをめくる」という感覚もアナログに近い。
パソコンも画面サイズを自分の視力に合わせて選べるので問題はないが、「本」の感覚からはやや遠ざかる印象は拭えない。
 
画面をタップすると出てくる「Aa」というボタンが押すと、文字サイズやフォントの種類、画面の色などを設定できる。
 
 
選ぶフォントや画面の向きだけで、本自体の印象も変わる。いろいろ試して自分の読みやすい環境を構築していただき、より「本」に近い感覚の画面にして読んでいただけたら幸いである。
 
僕はこれぐらいの画面が一番ストレスなく読めるかな〜
 
では「アメリカ大陸弾丸横断バスツアー」を楽しんでください(^^) 
 

Kindle&電子書籍インストールガイド

本を読むならやはり紙!というコダワリを持つ方も多いかとは思うが、電子書籍の利点と可能性は果てしない。
「本を持ち歩かずとも本を読める」という矛盾した環境がいとも簡単に手に入るのは、やはり画期的だろう。
そして現代人の必携アイテムであるスマートフォンやタブレットやPCといったデバイスのほとんどに対応しているという点も見逃せない。
 
このエントリーでは普段お使いのこれらのツールを使って電子書籍購読環境を整える手順を解説しておく。
ここでは実際に僕が使っているiPhoneとiOS11を例に説明するが、Androidもきっと似たような手順で行けると思われるが、いかんせん使ったことがないのでわからない。
 
1.何はなくともまずはアプリのダウンロード。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「App Store」を起動。
 
2.検索画面で「kindle」と入力すると様々な候補が出てくる。
上段4つは多分どれを選んでも同じだと思われる。
 
3.「Kindleアプリ」をダウンロードする。
 
念のためアプリ本体は無料なので安心して大丈夫である。
 
4.次にWebブラウザーでhttps://www.amazon.co.jp(アマゾン)へ行き、「アメリカ大陸弾丸横断バスツアー」で検索をかける。(記事の一番下のリンクをクリックすればダイレクトにたどり着けますが(笑)
 
アメリカ大陸、アメリカ大陸横断程度の絞り込みだと無数の本が出てくるので検索から辿る場合はバスツアーまでしっかり入力してほしい。
 
5.本の購入は複数の選択肢が用意されている。
 
購入の場合は1,000円だが(お買い上げありがとうございます!)、Kindle unlimitedに加入している方は無料の「読み放題」を選択することもできる。
一見無料でお得のようではあるが、このサービスは毎月980円がかかるので継続的な電子書籍利用をする方にはオススメできるが、解約するのがメンドーで放置などしようものなら年間1万円以上かかってしまうので要注意である。
「え?どんな内容なの?」と購入を躊躇されているあなたには「無料サンプル」も用意されている。
序盤のサワリ程度ではあるが、本の内容を確認できるのでまずはそこで吟味していただいても構わない。
が、最終的には買ってくださいね(^^) 
 
日頃からamazonを利用しているオトナの方であればクレジットカード登録も完了しているだろうし、1-Click数秒で購入を完了させることも可能だが、未成年でクレジットカードを持っていない、現金主義でカードは持たない、自己破産をしてしまいカードが持てない等の事情のある方は、コンビニで「amazonギフト券」を購入する必要がある。
 
詳細は下記リンクの解説を読んでいただきたい(まるなげ)
 
しかしザッと読んでみるとギフト券は通常のカードタイプで3,000円〜、ちょっと面倒くさいシートタイプでも2,000円〜からとなっているようで、各種コンビニによって扱いも違うらしい。
カードの有効期限は1年なので、ちょっと気になっていた本を買うのもよいアイディアではあるが、拙著「楽痩せ」や「ダイエットミュージシャン」などを併せてご購入いただくと尚嬉しい(^^) 
 
 
以上、Kindleアプリのインストール方法と電子書籍の購入方法ガイドでした。
 

アメリカ大陸弾丸横断バスツアー 完全攻略ガイド

 
“ついにこの時が来た。
全米ツアーが決まった時からワクワクドキドキしていたことであり、そして覚悟していたことでもある。
サンフランシスコからニューヨークまでの行程全てバス移動のみの旅、(H)地点ラスベガスから先はいよいよ未体験領域に突入していく。
フリーウェイの発達した現在、ROUTE66は通らない。したがって「バグダッドカフェ」や「ラジエーター・スプリングス」を通ることも残念ながらないのだが、正真正銘文字通りアメリカ大陸をいよいよ本格的に横断していくのだ!(「1,625km移動行程記~1」より抜粋)”
 
 
ダイエット本「楽痩せ」シリーズ、架空現実小説「ダイエットミュージシャン」から一年四ヶ月の沈黙を破りいよいよ再始動、JIN SAITO 電子書籍第三弾!
 
アメリカ大陸
弾丸横断バスツアー
完全攻略ガイド
〜サンフランシスコからニューヨークまで
激走12,000Km全記録〜
例えようもなく多忙なこの時期にも関わらず、
読破していただいたHYDE氏からのコメントをいただけました!
 
2015年4〜5月、SIXX:A.M.帯同ツアーの12,000Kmの全記録にはじまり、その他計6回に及ぶバスツアー、南北アメリカツアー、ヨーロッパツアー、アジアツアーと世界中を駆け巡り、地球8周分以上を移動し続けてきた我々の経験の一部を、一冊の本に凝縮しました!
 
笑いあり涙はなし、当時のノンフィクションリアルタイム記録を再構築、僕らのロードムービー的読み物ここに完成!
 
大陸横断バスツアーの詳細を完全収録!
 
第一章「バス旅行記編」……起点サンフランシスコから最終地ニューヨークまで細分化した日記全25項目
 
第二章「長旅準備編」……スーツケースのサイズからおやつや酒の肴まで、こだわり抜いた全8項目
 
第三章「バス生活と日常編」……バス内部の徹底解説からアメリカ通信事情からカジノ必勝法まで、無駄にリアルな全17項目
 
計50項目、約12万字の文章に加え、写真163枚、現在地や移動ルートを示す地図54枚、インタラクティブにアクセスできる全ルートマップなどで固めた圧倒的な情報量と無駄に手の込んだ前代未聞の大陸横断バスツアー完全ガイド。
 
 
VAMPSファンのみならず、マンウィズやワンオクといった、海外アクティブバンドの詳細を知りたいけどよくわからない「海外バスツアー生活の全てが記された唯一の本」であり、ファンのみなさまはもちろんのこと、アーティストのみなさまもまた必読の本であること間違いなし!(ためになりますよ〜)
 
また全米デビューを控えたあなた、これから全米デビューを夢見るあなたも、これさえ読んでおけば快適な弾丸バス生活を過ごせるスキルを身につけられます!
転ばぬ先の杖!デビューの前に必ず読んでおきましょう。
 
そして言うまでもなく「ツアーバスあるある」うんちくアップ率75%以上を保証!
「ツアーバス搭乗4級検定」合格率アップ間違いなし!(そのような検定試験があればの話ですが)
 
……と様々な矛盾を孕んでいることを重々自覚した上での謎の書。

「同じバスに乗ってたのに知らないことだらけ!勉強になりました!」
同乗者にして大陸横断ツアーの首謀者であるHYDE氏を唸らせた細かすぎる攻略本、堂々完成!
 
唐突ながら本日発売!
 
アメリカ大陸弾丸横断バスツアー 完全攻略ガイド
〜サンフランシスコからニューヨークまで 激走12,000Km全記録〜
 
価格:1,000円(税込)
 
 
※KDP電子書籍を読むには各デバイスに対応した「Kindleアプリ(無料)」が必要です。お手持ちのスマートフォン、タブレット、パソコン等にあらかじめアプリ本体をインストールをしてからご利用ください。
※インストール方法や電子書籍の購入方法、Kindleアプリの使い方などは次のエントリーで解説してあります。

ジュラシックワールド/炎の王国

 
僕が第1作である「ジュラシックパーク」を観たのは遡ること25年前。
今でこそシネマコンプレックスが乱立し、良質な映画館が増えて喜ばしい限りなのだが、1993年当時はまだIMAXシアターやTHXシアターは日本には存在していなかった。
 
僕は「映画はなるべく巨大スクリーンで観るべし」という信念をもっているので、「ジュラシックパーク」を観たのも当時としては最大級のスクリーンを誇っていた銀座マリオンの日本劇場で鑑賞をした。(今はもうない)
結果、、、脳汁出まくり体験をすることになった。
「Digital Sound」という派手なロゴの「dts」を初めて体験したのもこの「ジュラシックパーク」だった。
 
その立体感と分離感と派手な音響効果にゾクゾクさせられた。
 
そして、とにもかくにもCGで描かれた恐竜のリアリティー!
「あ、この1カットで元とった!」と思えたのは、最初にブラキオサウルスが主人公たちの目の前で葉っぱを食べるシーンだっただろう(早!)。
未知の映像経験はそれだけでも満足できるものであったが、映画ジュラシックパークはそれだけではなかった!
映画の大きな魅力の一つに「描かれた世界への没入感」があり、どんなに意味不明なストーリーであってもキャラクターに魅力がなくても、その世界の中に自分が入り込めるような感覚の濃い映画は高い評価になるように思う。
CGのみならず熟成の域に達したアニマトロニクス技術が最大限発揮された映画でもあったし、パニックを描かせたら天下一のスピルバーグ監督作品のわけだし、今思えば超豪華キャスト(当時まだ無名に近かったサミュエルLジャクソンが脇役で出ていたりとか)、そしてジョンウィリアムズの音楽!もうね、全てが鉄板中の鉄板。間違いないんである。
 
それ以降、このシリーズは「最高のスクリーンで観るべし」といった同じ信念を自分に義務付けている。
第二作の「ロストワールド」は当時関東圏では2館しかなかったTHXシアターの1つ目、マイカル海老名7番スクリーン、そして「ジュラシックパークIII」は現在「爆音上映」で話題になっているもう一つのTHXシアター立川シネマシティー(現在のシネマワンg-studioであり、今は方針の変更というか路線変更でTHX基準からは外れた劇場になってはいるが、これは良い方向性での基準外と解釈している)、そして前作「ジュラシックワールド」は3年前に二子玉川の109シネマズのIMAXシアター7でそれぞれ鑑賞をしている。
 
このシリーズだけは可能な限り迫力ある環境で観なければ!
 
というわけで、今回はずっと気になっていたけど行ったことのなかった「ユナイテッドシネマ・としまえん」へ!
海老名や立川を思えば近い近い!
ちなみにここの8番スクリーンは国内のスクリーンサイズでは第12位らしいが、裏付けを取ろうとしたらイマイチ不正確。
かなり大きなスクリーンではあったけど、六本木ヒルズの7番スクリーンよりは若干小さいらしい。
 
座席の位置、その日居合わせる隣や正面のお客さんの質によっても、映画と映画館の印象というものはまるで異なる。
どんなに良質な環境が整っていても、隣のお客さんがバリバリボリボリとお菓子を食べ続け友人とことあるごとにしゃべり携帯の画面をしょっちゅう光らせていたら、最悪な鑑賞環境でしかなくなってしまう。
なのであくまでもそういったミズモノの判定しかくだせないのだけれども……ユナイテッド・シネマとしまえんは当たり!
15時40分の上映回という微妙な時間帯も幸いしたのかもしれない。
最後まで一度もイラつくことなく鑑賞できた映画館というものは……本当に滅多にないからだ。
 
ちなみに僕の独断と偏見による映画館の良質な客層基準。
・その地域に映画文化が根付いており観客のマナー全般がキッチリしている
・座席中央近辺の人は予告編がはじまる前に既に着席している
・エンドテロップが完全に終わり劇場内が明るくなるまで席を立たない人が多い
 
これまた独断でしかないのだが、都心からちょっと離れた場所のシネコンで、時間帯や曜日によって割引サービスが充実しているような映画館は良質な客層を期待できる気がする。
 
 
さて前作「ジュラシックワールド」を観た直後の3年前の感想はこちら。
 
久々に読み返してみたらば……
かなりあっさりとした紹介とネタバレガード後も比較的サッパリで、ちっとも濃くない(笑)
 
なので今回もネタバレなしのあっさり系を意識してみよう。
(の割には随分と長い前置きだなぁおい)
 

 
まずは注意点から。
今作は前作「ジュラシックワールド」の続編なので、もちろん前作を見ているに越したことはない。
だけどもまぁ…見ていなければないでそこまで問題もないだろう……んーでもやっぱりどうせ観るならレンタルなどで見ておいた方がよいかも。
登場人物相関図的には主人公の二人はそのままの関係で出てくるし、25年前の設定もしっかり出てくる(ジュラシックパーク創始者とその一族といったカタチで)。
がこれは往年のファン向けのサービスのようなものなので、前作のジュラシックワールドさえ見ておけば一応は問題ないし、何も知らなくてもまるで話がわからないということにもならないだろう。
 
そして今作の注目点は……
やはりというか、このシリーズはラプトルにはじまりラプトルに続くんである。
表層的なイメージでは圧倒的にT-REXの存在感が大きいのだが、ちゃんと映画を見た人ならば誰もが思うところの「一番怖かった恐竜は?」という問いかけに対する答えの恐竜だろう。
画面の中ではむしろ小型に見える恐竜だが、人間よりもひと回り大きい肉食恐竜だ。
そして非常に頭が良く、群れで行動をし、狙いを定められたらT-REXの比でなく逃げられない。
まさにハンターというべき恐ろしい存在こそが、ヴェロキラプトルなのだ!
 
 
格闘家マニアの友人のジュラシックパーク鑑賞後の感想が忘れられない。
「俺が熊に勝てる可能性は1%ぐらいあるかもしれないが、ラプトルにはまずどうやっても勝てない」そうだ(笑)。
 
公開3年が経過しているので前作に関してのネタバレ発言をここでしてしまうが、前作は調教されたラプトルを人間の味方につけてしまう話であり、ラプトルの群れのボスが「ブルー」だった。
 
前作の調教中のシーン(画面中央がブルー)
 
そしてこの「ブルー」が今回再登場をするのだが……
この子からとにかく目が離せない!
 
ブルーさえ無事ならばあとはもうどうでもいい!
憎たらしいオッチャンがどんな食われ方をされようが知ったこっちゃない!
なによりもブルーが大切!どうか死なないで!
 
と思えるほどに、彼女を中心にストーリーを追っていた。
(英語のヒアリングは得意ではないのだけどもブルーは全般的に「she」と扱われていたし、ジュラシックパーク内の恐竜は基本全部メスである)
 
これはカタチを変えた親子の物語であり、そしてカタチを変えたゾンビモノでもあった。
今作はこれまでのシリーズの中でも「わかりやすくワルモノ」が多数登場するのだが…もうね、その憎たらしさがハンパなくただただ憎たらしくて、まるでゾンビ映画の中での「こんな奴はゾンビに食われてしまえばいいのに!」と呪いたくなるレベルのイヤなヤツさ加減甚だしい憎たらしさなのだ。
日本語変だけどそれぐらい憎たらしく、そして観客の期待を裏切らない展開がしっかり用意されているので見逃さないようにしよう。
 
あとは何といっても今作のマルコム博士がとにかくカッコイイ!
旧作では恋多き迷える哲学者だった彼も、今ではすっかり政府を導くような立場になり……そしてラストのセリフは、、、「第1作のメイキング映像のリスペクトなのか?」と思えるほどに「スピルバーグが第1作で一番アガる一言」だったセリフをまんまオマージュしているのだ。
まぁこの辺りはマニアックネタだろうけれども、それとは別にというか、ただ単純に視界いっぱいの大迫力を是非スクリーンで確認してほしい。
逆にこの作品は、、、家のテレビとか飛行機の機内映画とか、あろうことかスマートフォンのちっさい画面とか?( ´,_ゝ`)プッ 
そういうのでは見てほしくない映画である。
ライヴの迫力を知っている人ならわかりますよねぇ?←謎の煽り
 

そして既に「ジュラシックワールド/炎の王国」を鑑賞した人と感想を共有したいので、この先にネタバレガードを設置する。
この映画を観る予定があってネタバレを回避したい人は、ここから下は決して読んではいけないし「なんでそういうこと書いちゃうんですか?楽しみにしていたのに!」とか後からクレームをつけるのも禁止である。
映画を楽しみたいと思う人は見終わってからこの先に進んでほしい。
 
 
 
 
まず感じた違和感について。
映画がはじまって割と序盤にいきなりクライマックスが来るようなストーリー展開が斬新すぎた!
え?こんなスペクタル映像を序盤でやっちゃって、後半までもつの?と思ったのが一点。(結果としてはなんの問題もなかった)
もう一つは前作「ジュラシックワールドから4年後の話」ということなのだけども、それにしては時間の経過感がハンパない。
たった4年でパークがあそこまで荒廃してしまうのも、前作のラストでT-REXに敗北したインドミナスがあそこまで見事に白骨化しているのも、早すぎやしないか?
さらにそこからDNAを回収してインドラプトルができあがるスピードは輪をかけて超早すぎないか?と思ってしまったがいかがだろうか?
 
この辺りの時系列というか正確な時間軸がイマイチ不明瞭だったような気もするけれど、モササウルスが相変わらず元気だったのは、食べられた人には申し訳ないがちょっと笑ってしまった。
 
あと今回本当にT-REXが脇役っぽくて、つじつま合わせ的かつ帳尻合わせ的にのみ存在しているようでそこだけちょっと残念だったかも。
ブルーの輸血のためと、結果として主人公の窮地を“偶然”回避するのみだったように思う。
 
 
そしてブルーの赤ちゃん映像に萌えてしまってたまらなかった!(//∀//)
あれは反則!子猫の動画を貼ってアクセスを稼ぐぐらい反則!
可愛い可愛い可愛い!
しかしストーリー的にはメイジーがその記録動画を見たことによって、汚れた大人だらけの現実に絶望させられた状況下で出会ったオーウェンをすぐに信頼することができるという回収もされていて素晴らしかった。
 
で?
実際この話ってこの後どうなっちゃうんでしょうか?(;^_^A
 
「ドラえもん」にとても印象的な話があって、「怪傑ライオン丸」的な漫画を連載している漫画家がネタにつまってついつい主人公を殺してしまう。
ラストのコマで「ギャアアアア!」つづく!みたいな?
そこで読者は漫画に釘付けになり、「一体次週はどうなってしまうんだろう?」とワクワクドキドキと興奮するわけなのだけども、漫画家はネタに詰まり勢い余って主人公を殺してしまっただけで、実のところ次の展開を全く考えていなかった。
ネタに詰まったまま苦し紛れに新たなヒーロー「お獅子仮面」が登場するという展開でお茶を濁すものの、付け焼き刃の筋書きなので当然長続きもせず、全く同じパターンでお獅子仮面も早々に「ギャアアアア!」と殺されてしまう。
そして次のヒーロー「お鍋仮面」がさらに登場するのだが……!?
 
といった“行き当たりばったり感”のようなものを感じざるをえないぐらい……
 
え?本当にどう回収するの?
 
と思ってしまったかも(笑)
まさか100億円規模の予算で作られている映画が「実は次なんにも考えてないんだよね〜」ということもないだろうけれども……心配になってしまうんである。
 
そしてDNAをもてあそんだ人類の驕りがそのまましっぺ返しのように人類に戻ってくるという構図こそが、ジュラシックパークシリーズの普遍的なテーマではあるのだけども、ついにそのDNA技術が人間にも適用されてしまった。
なんか不自然なまでに親子関係を遠回しに表現しているなぁと思ってはいたのだけどもなるほど!
この辺りは今後重要なテーマとして扱われるのか、今回恐竜を解放する目的のためだけの設定だったのか、その辺りも気になるところではある。
 
以上!
長!

レジの機械とお台場の出口

書きかけのままの記事があったので完成させておく。
 
僕は普通の男性よりもかなり主婦っぽい言動を普段からしているような自覚がある。
近所にあるスーパーの買い物傾向にしても「A店は野菜はよいけど魚が高い、B店は全般安いけど品質低めなので買うのは加工食品と飲み物ぐらい、C店は水曜日が冷凍食品半額デー、最近できたD店はとにかく野菜の質がよくて安い。冷凍食品は常に安い」といった認識をそれぞれ持っている。コンビニは極力利用しない。
 
さてここ数年でスーパーは一段階上の進化を遂げている。
日々利用なさっているみなさんなら「アレのことかな」と思うことだろう。
そう、レジの支払いが急速なる自動化に向かっているのだ。
 
セルフレジというとIKEAなどの自分で商品をスキャンするまで全てをお客さんがするものを指すものらしく、ここ最近のスーパーが導入しているレジの機械は一般的に「セルフ清算レジ」と呼ばれているらしい。
うちの近所のスーパーは5軒中4軒がこれに入れ換わった。
 
「なぁにそれ?」と首をかしげるあなたに説明をすると、買い物かごに入れた商品のバーコードをスキャンしてもう一つのかごに入れていく作業は従来通りレジ担当の店員さんの仕事なのだが、お会計をする機械は奥にあり、その機械を操作するのはお客さん自身なのだ。
そしてほとんど全てのスーパーは一台のレジに対して2台の支払い機があり、お客さんを効率よく振り分けているという仕組みになっている。
調べてみたらばこの商品は2013年には販売が開始されていた。うちの近所に導入されるまでに随分時間がかかったのだなぁ。
 
これまで混雑時ともなれば長蛇の列ができてしまっていたスーパーのレジが、このシステムを導入することによって大幅な効率化を果たしこれで全ての問題が一気に解消!となるはずだったのだろう。
 
確かにレジの流れはとてもスムーズになった。
店員さんもお金のやり取りをせずに「1番でお支払いください」と言ってカゴをそこに動かしてすぐに次のお客さんに対応ができるし、支払い機が2台あるので支払いがモタついても大抵は1番2番1番2番と振り分けをしていける。
 
ところがである。
時間効率とは皮肉なもので、結局レジの時間は短縮できても、お会計が完了した買い物を重いものから軽いものへと袋に入れたり、ドリップしそうな魚のパックをさらにビニール袋に詰めたり、あるいは冷凍食品にドライアイスを配置したりといったその後のお客さん自身の時間までが短縮されるわけではない。
結果として小さめのスーパーだと、それらの「荷物詰め」をするスペースにお客さんが溢れてしまい、結局はお客さんが作業台が空くのを待たされることになってしまった。
今までレジ前だった行列がなんのことはない、レジの後ろになっただけといった構図が見られるようになった。
大きな面積のお店ならこのようなことにはなっていないが、どこのスーパーでも顕著にその傾向が見られる。
お店の構造自体がこのような事態を想定されて作られていなかったのだから無理もないだろう。
 
ボトルネックを解消したつもりが、結局は新たなるボトルネックが生じるだけになってしまったという、なんとも皮肉な結果が待っていたわけだ。
 

似て非なるケースでもう一つ思い出したことがある。
首都高速湾岸ルート「臨海副都心出口」の位置が2年前に数百メートル変わった。
ダイバーシティーが完成した頃から、これまでの出口の場所では高速から出てすぐの「台場中央交差点」の右折信号渋滞で車が溢れてしまい、かなり手前の高速道路上にまで渋滞が繋がるようになってしまったためだと思われる。
しかし高速道路の入り口や出口というのはそう簡単に作り変えられるものではない。
・仮設出口の新設
・現出口の閉鎖、撤去
・新出口の新設
・仮設出口撤去
といった段階を踏まねばならない。
まずは出口を急遽数百メートル先にズラす工事が行われ、さらに元の場所で同じような渋滞が起こらないような立体工事に移行、約1年がかりの工事期間を経て昨年の3月から渋滞回避が考慮された立体的な出口になったそうだ。
(図を見る限りではどのような改善がされたのかイマイチよくわからないがきっと大丈夫なのだろう(笑)
 

しかしスーパーのレジの件にせよ、この高速道路出口の件にせよ、何となく不思議な気分にさせられる。
あのぉ、なんというか……それらの問題が起こる前にね、
 
誰かしらあらかじめ予測はつかなかったものなんだろうか?(笑)
 
「新しくしてみたらばこんなことになってしまいました!大変だぁ!」
小学生の昆虫観察日記とかではないのだ。
国家事業でもそんな事態がときとして起こってしまうのは、詰めが甘いというかなんというか……
「世の中のオトナって偉そうに見えても案外いい加減だよなぁ…」と改めて思うのであった。
 
ましてや自分ごときの仕事に見落としや詰めの甘い部分、何度修正しても出続ける修正箇所等が起こり続けるのは、無理からぬことであろう。
 
と最後は自己否定のように見える自己肯定に結びつけて終わってしまおう。