長旅準備4〜食べ物・酒の肴編

前回のエントリーに書いた「必ず持ち回っているもの」の中に「三角定規」と書いたのだが、「その用途は?」という質問が内外から寄せられたので回答しておく。

使い道は特にない(笑)

いつの日か三角定規を使う機会があるとも思えないのだが、あえて不要なものを一つ持ち回ることで旅に味わいが出てくるのだ。
例えばライヴ現場で深刻なトラブルが起こったとする。
そんな時であっても「ふっ俺のカバンには三角定規が入っているんだぜ」と思うことで一段階上の余裕を持つことができる。
「いざとなれば三角定規があるさ」と思うのも悪くない。
そしてトラブルが解決してもしなくても寝る前に次のように思うことが大切だ。
「今日も三角定規を使わずに済んだ」

これは僕が考案したオリジナルというわけではない。
故・中島らも氏のエッセイに書かれていたもので、持ち回る物は特に三角定規である必要はない。
砂消しゴムでもアサガオの種でもジャックダニエルの蓋でもよい。
要は役に立たないものであることが大切なんだそうだ。

ちなみにらも氏は「リトマス試験紙」を持ち回っていたそうだ(笑)

今回は長旅時に持っていく食べ物、酒の肴について。

和食欲求は人それぞれ千差万別の価値観があるようで、一ヶ月の海外でもまるで平気という人も少なからずいる。
僕は今回の長旅の食べ物にかなりの準備を費やし、荷物の比率的にもばかにならない量を持ち込んだ(笑)

それらの前にまずは技あり商品を二つ紹介してみよう。

パウチパック焼酎は今回のバス車内で大活躍をした。
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かなりコンパクトでありながら900mlの容量を持ち、飲むほどに小さくなっていく。
実に省スペースでかしこいパックである。
このパックは8本ぐらいあったのだが、出発してわずか数日で全部なくなってしまうという実に呑んべい&無計画な人間だらけであった。
日本の味が恋しくなる後半まで隠しておくべきだった。

省スペースといえば、カップ麺にも技あり商品があるのをご存知だろうか?
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カップヌードルリフィルである。
カップ部分がなくて中味だけが真空パックされたものだ。
自前のマグカップ等にこの中味を入れてお湯を注ぐ。味はまったく同じである。
カップ麺はスーツケースの中にいれるとかなりの容積を占領する悩ましい形状をしているだけに、この商品はとても嬉しいアイディアである。
各社からそれぞれ出して欲しい。

どちらもエコ商品という位置付けらしいが、「トラベルパック」という名前にして空港で販売したら爆発的需要を生むのではあるまいか?

2010年09月19日(日)2 tweetssource
インスタントみそ汁とよっちゃんイカです。かさばらず低カロリーで和食の飢えを緩和できます。日数によって数を調整。宿泊日数÷3程度で十分です(^^ RT: 海外へ持っていく必須アイテムってあるんですか?
posted at 11:36:10
あ、さらに入浴剤(みなさんからいただいたプレゼントいつもありがとう(^^)も殺風景なバスタブが艶やかになります(^^ ポイントはどれも「かさばらない」ことです。カップラーメンはその形状で早速アウト。お米がなくてもみそ汁とよっちゃんイカですw
posted at 12:07:51
↑5年前に既につぶやいていたが、僕の海外定番がこのよっちゃんイカだ(笑)
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言わずと知れた駄菓子の定番商品で、強烈に和食欲求を満たしてくれる。
30円の商品はちょろっと食べるのに丁度よいサイズで、2.5倍の大パックもある。
だが調べてみると結構な量の添加物や着色料が盛られているジャンク食品であることは間違いないので、食べ過ぎには注意しよう。

2010年10月09日(土)1 tweetsource
一転して部屋でビールとよっちゃんイカとニコニコ海苔で一人晩酌を始めたなう(^^; (中略)それにしてもよっちゃんいかはすぐなくなるなー(^^;
posted at 06:37:27
↑このツイートはニューヨークから。
情報の最先端都市ニューヨークでなにをしておる俺(^^;
ここで新たに登場した「ニコニコ海苔」。
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こちらは無添加食品なので身体に悪くないものだ。
そのまま食べてもよし、チーズなどに巻いて食べるのも美味しい。
意外な組み合わせでも強引に和食感を生み出す海苔の注目度は高い。
熱々のパックご飯に巻いて食べるとジンワリ涙が出てくるほど美味い。
日本人のDNAを実感する瞬間でもある(笑)

海外和食のポイントは「普段食べられない高級和食」とは対極にある、つまりは「いつでも食べられるごく普通の味」であることが重要のようだ。

無印良品のミニラーメン(チキン味)
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上で紹介してあるカップヌードルリフィルが発売される随分前からあった商品である。
より簡易版のインスタントラーメンで、子供の頃駄菓子屋で食べた「ベビースターカップ麺」程度の量で「チキンラーメン」のようなシンプルな味わいが素敵だ。
4食入りで108円という破格の値段も魅力的である。

わたしは無印の回し者ではない。

とろろかつお汁
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これは比較的最近ツイートした記憶がある(笑)
調べたら先月のJAPAN NIGHT LONDONの時だった。
2015年07月12日(日)1 tweetsource
昨夜はちょっと飲みすぎちゃったので(←またか)今朝は胃にやさしいお吸い物をいただく。「とろろかつお汁」という鰹節ととろろ昆布の入った便利なパックがあるのですよ。お湯を注いでしょう油を少々。あぁなんて簡単で美味なのでしょう(*´艸`) ただし見た目は素敵じゃないので写真はなしw
posted at 21:16:51
この商品は上のツイートのようにお吸い物風でいただいても美味しいし、単純に味噌汁に投入しても美味しい。
量はお好みで調節すればよいが、僕は1パックで2杯分を目安にしている。
今まで紹介してきた中でも群を抜いて「和食欲求」を満たしてくれる逸品であると思う。

カルディコーヒー イタリアンロースト
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僕はコーヒーが大好きで、毎朝コーヒー豆をミルで挽いて淹れている。
2009年あたりはミルと紙フィルター持参で全国ツアーを回っていたが、さすがにかさばるのでやめた(笑)
カルディは普段からよく利用しているお店で、特に「カフェアンデス」という南米産の豆が好きなのだが、店員さんによるとどうやら去年〜今年は不作だったようでここ数ヶ月出荷が止まってしまっているそうだ。悲しいことである。
カルディコーヒーは店舗によっても販売している種類が変わるようで、このイタリアンローストというドリップパックも全店舗で扱っているわけではないらしい。


コーヒーで和食感は得られないと思った方もいるかと思われるが、毎朝飲んでいるコーヒーともなれば僕の中ではもはや和食テイストに限りなく近づいていく。
ラーメンやカレーが元々和食ではなかったのに日本食の定番になっているようなものだ。

そしてアメリカでは日本で提供されているようなコーヒーの味はなかなか味わえないのもまた現実である。ハッキリ言わせてもらえばどこも大抵は薄くてまずい。
スタバやマックが日常にある方ならそこで容易に日常を取り戻すことができると思うが、僕はどちらのお店も滅多にいかないので、このような手段を要するわけなのだ。

駆け足で紹介してきたが、これら全てのポイントは「かさばらない」ことである。
ポテトチップスなどのかさばる商品は長旅には向かないし、ぶっちゃけよほどの僻地でもない限りは代替品もしくは本場の味を容易に入手可能でもある。

その他に入手困難な日本の日常にあって海外にはないものを挙げると……
・ペットボトルのお茶。海外だと加糖されていたりするトンデモ商品も存在する。これは暖かいの限定だがティーバッグで代用可。
・スポーツドリンク。海外だと赤とか紫の派手な色のケミカルなものが多い。粉末状のポカリを持っていくのも一見アリのように思えるのだが、実際にやってみると案外ナシの部類に入るのもまた事実。規定分量の水を用意するのもなにげに難しい(アメリカはガロンやオンスといった別単位であるし、空のペットボトルを別に用意して…といった手間もまた煩わしいものだ)。
・しょうゆとマヨネーズ。使い切りの小パックを持ち歩くのが吉。どんなに口に合わない料理であってもこの二つがあればきっと大丈夫!マヨラーじゃない人は同等の調味料を持ち歩くのが吉。
・柿ピーなどのコンパクトな菓子類もなにげにポイントが高い。機内でおつまみにくれる煎餅パックを食べずに取っておくとふとした折に幸せになれる。

※厳密にはアメリカ入国時、食品の持ち込みは事前の申告が必要。食品持ち込みのチェック欄に印をつけておけばよい。生米や動物エキスを含んだ食品は禁止となっているのだが解釈が微妙になる。個人的に旅行中に食べるものであれば基本的には持ち込んでも大事には至らないようだが、運が悪いと空港で没収となるリスクもあるのでAtYourOwnRiskの精神で臨んでいただきたい。ただこの法規制自体がこういった個人的な飲食を制約することが目的とも思えないので、そこまで慎重になる必要があるのか?という思いはある。

そして最重要アイテムであるのが、これらのインスタント食品や飲み物を作るのに当たってマストとなる電気ポットと、受け皿となるマグカップの存在だ。

国内だとよほどのへっぽこホテルであってもポットやマグカップは部屋に置いてある。
温泉旅館だと大抵保温機能付きのポットが用意されている。
これが海外だと置いてないケースの方が圧倒的に多い。
フロントに電話して頼めば持ってきてくれるのかもしれないが、これを毎回やるのも面倒くさいし僕は英語が苦手だ(笑)

僕が使っている電気ポットは確かこれ。
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2000円以下でユニバーサル電源対応でコップ2個付きだが、付属のコップはかなりチャチな感じだし紛失してしまったのでマグカップは別に用意している。

マグカップは好みで選べば良いと思うが、割れないものでありつつやや大きめであることが大切だ。
コーヒー、味噌汁、お吸い物、ラーメン、用途は様々である。
アウトドアグッズ系のものがオススメではあるが、団体行動時周囲の人とかぶらないように個性的なものを選ぶのもなにげに重要だ。
さもないと「JIN」とマジックで書かないと見分けがつかなくなるし実際今回のバス旅では名前をあちこちに書いた(笑)

ちなみにVAMPSサポートメンバーの3人は同じテーブルを使うことが多いのでiPhoneの充電ケーブルはコンセント部分に各自の名前が書いてある(笑)

ふう。
今回はまるでアフェリエイトブログのような商品紹介しまくりエントリーとなってしまいました(笑)
文字数も4000字を超える量となってしまい、いよいよスマホで見るにはスクロール回数がさぞかしかさむんだろうなぁ…と思ってます。

さて、長旅の準備も終わり。
次回からいよいよワールドツアー編に突入する予定です。