アメリカ放題

デンバーの会場を出発した時間の記録がどこにもない。
ライヴ終了時のツイートやインスタはある。
大きな問題は何もないのだが、また写真のデータから面白いことがわかった。

一枚目の写真がこれ。
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一見なんの変哲もないいつものバスの写真だが、歩道に乗り上げておりなにやら後輪でトラブルが起こっている模様だ。
そして時刻は午前3時22分。

デンバー会場を出発してしばらくしてタイヤに異変が起こって点検か修理をしているのであろう。
二枚目の写真がこれ。
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ジャッキアップされてタイヤが交換されている&陽気なスタッフの顔下半分の表情からシリアスな状況ではないようだ(笑)

エンジニアのU野氏がタイヤに刺さった釘を発見&報告したのがこの時だったのかはイマイチ定かではないのだが…(-"-)?
スペアタイヤがあって良かった良かった。

なんのことはない。
全米横断バス旅なのだからこれぐらいのことが起こってもなんら不思議ではない。

だけど今回写真のGPSデータを見て意外なことがわかった。
punk1

デンバーの会場から6.5マイル約10キロ、わずか15分の距離であった(笑)
つまり出発は修理時間を考慮して逆算しても深夜2時以降ということになるのであろう。

次の会場ミズーリ州カンザスシティまでは628マイル1005km先。
まさに出鼻をくじかれるとはこのこと。
kansascity

もはや慣れてきているとはいえ、1000キロオーバーの移動にあまり動じなくなってきている自分たちの進化っぷりというか鈍化っぷりに驚いている(笑)

来週から南米ツアーが始まるのだが、今感じている不安が通信事情だ。

日本国内では4GとかLTEと呼ばれる高速通信が当たり前になりつつあるのだが、世界的にはこれからといった印象が強く、ヨーロッパにせよまだまだ浸透率が低い。
アメリカとて大都市以外のローカルではとても普及しているとは言い難い。
むしろ日本を含む台湾や香港といったアジア圏の方がよほど普及率は高いように感じる。

次回の南米行程にしてもメキシコ以外は3Gが上限のようで、あとは実際どこまで電波を拾えるのか…これはもう行ってみなければわからない。

ちなみに数年前にチリへ行った当時はまだ世界対応パケット定額に対応しておらず、iPhoneはずっと機内モードにしていた。
うっかり適当につながったキャリアで普通に通信をしてしまった者が身内にいるのだが、後日十数万円の請求がきたそうだ。
みなさんも海外に行くときは十分に注意していただきたいと思う。

今回のアメリカ横断ツアー時にとても重宝したのがソフトバンク社の「アメリカ放題」なるサービスであった。

現在南米のレンタルWiFi事情を総出で調べているのだが、まぁほぼ各社1480円/日が相場というか一律料金のようである。

そこを参考に考えると、

月額980円で使い放題!(←リンクはソフトバンク社の公式ページ説明)

しかも通話も含め、なんでもあり!

というのはあまりにも不当に安い(笑)
月額が24時間料金よりも安いというのは不当にもほどがあるだろう!(笑)

ただしスマ放題もしくはホワイトプランに加入していれば、という国内契約の条件付ではあるが、まぁこれは普通クリアーしているレベルの話と思って良い。
スマ放題はともかくとして、ホワイトプランはこれはもう基本パックのようなもので、例えるなら居酒屋の「お通し」のような設定である(笑)

もう一つの条件が「iPhone6であること」なのだが、メンバースタッフを含めこれらの条件を満たしている者は結構多かった。
発表後にすかさず予約して発売日近辺でがっちりゲットしている自分が言うのもナンなんであるが、どうも周辺の人間は新し物好きのミーハー人間が多いようで困る(^^;

だがしかし、このアメリカ放題の設定にはやや不安を感じさせる文言がある。
「キャリア(通信会社)は『自動設定』。そこで接続される『Sprint』とつながっている時のみがアメリカ放題の適用範囲」という、なかなかもってミステリアスな条件なのだ。

というのも通常海外では指定されたキャリアを手動で指定しなければならない。
「自動」のまま放置しておいて契約外のキャリアにつながっていた場合は定額範囲外ですよ!という警告メールが毎度必ず入る。
(余談ではあるがそれともう一通、「スマトピ」アプリをご利用のお客様へ というメールがソフトバンク国際コールセンターから毎回来る。これが…ウザい上に誰も使っていないので具体的にどんな注意喚起なのかがイマイチわかっていない(笑))

その掟とは真逆の「自動」にしておかなければならないのだ。

これは…なにかの罠か?
なぜってそうでしょ?Sprintにつながったと見せかけて一定のパケットを使うと巧妙なプログラムで他社にさりげなく再接続されて後日オレオレ詐欺的な請求額が届く悪徳商法なんだろ!と、正直まずは疑った。

だが実際はそんなことはなく、4月分のソフトバンクからの請求額は通常時プラス、ジャカルタでの海外通信費の数千円と、このアメリカ放題の980円が加算された金額だけであった。


次に疑ったのが「なんだこのスプリントという会社は?こんな社名聞いたこともない。本当につながるのか?アメリカ中どこにいってもつながらないトホホ詐欺なんじゃないの?」という第2の罠の可能性だ。

これは出国前にスプリントの通信エリアを調べてみたのだが、カンザスシティーが非対応なぐらいであとは対応と書いてあったし、実際行ってみたらばそのカンザスシティーにもこれだけの大きな広告が掲げてあったし、既に対応済みでもあった。
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(日本ではほぼ知られていない通信会社だと思われるし自分も全く知らなかったのだが、アメリカではそれなりに有名な会社らしいし半額程度になるらしいですぞ↑)

基本的にはレンタルWiFiとの併用ではあったのだが、結論から言えば「アメリカ放題」のみでも十分対応できた。

今回の我々の過酷な移動行程から考察する限りは、、、、

アメリカ横断のほぼ全てでSprintの電波拾えてました!

と証言できる。
わたしはソフトバンク&スプリントの回し者ではない(笑)


もっとも当時のデータ通信量をみてみると、そこまで切迫するまでの通信をしていたわけでもないのだが(笑)
「DataWiz」というアプリで僕のiPhoneの今年4月の通信事情を公開してみると、
wifi
3G
(グラフ上がWiFi環境、下がアメリカ放題適用通信)

あくまでもiPhoneのみでのデータログではあるが、いろいろ対策をとり多重防御で臨んだ割にはそこまでの通信はしていなかった!
というオチがつく(笑)

20年前に海外旅行をしていた頃は「ホテルのトイレにウォシュレットがない」ということにストレスを感じたことはなかった。
むしろその頃の日本はまだまだ「和式便器だったらイヤだな」という可能性が十分に残っている世の中だった。
それが現代では「目に見えない電波の速度」にイチャモンをつけている(笑)

当然20年前には予想もできなかったことだ。

…そこで考えてみよう。
我々は20年後に一体どんなストレスに悩まされているのだろうか?

便所→WiFi→

想像してみよう!(笑)