NIPPON〜1

帰国して数日が経つ。
隙あらばと更新していたブログであったが、プツリと糸が切れるように更新が途絶えたのは何のことはない、なまけてしまったからだ(笑)

しかしハロウィンパーティーに向けてのリハーサルも始まり週末はもう神戸。
このままではまた更新ができなくなりそうなので、二度寝するのをやめ、録画しておいたウォーキングデッドシーズン6第1話90分拡大スペシャルも見ずに書いてみる(笑)

以前からなんとなく思っていたことをまとめてみたい。
例によって書き出してみたらば思った以上にボリュームがあるので、数回に分けることにした。

何かと海外に行くチャンスの多いチームVAMPSである。
僕のパスポートは2008年、ちょうどVAMPSが活動を開始した時に更新をしているのだが、そのほとんどがVAMPSの足跡によるスタンプだ。
50ページある10年パスポートは残り8ページとなった。

主な渡航先はアメリカだが、イギリス、フランス、スペイン、チリ、インドネシア、台湾や中国も複数回の渡航歴がある。
これにドイツと今回新たにブラジル、アルゼンチン、メキシコが加わった。
個人的にはオーストラリア大陸を制すれば世界の5大陸を踏みしめたことになり、残るは南極大陸のみ!ということになる(笑)

諸外国それぞれにはいろんなお国柄があり、憧れる部分だったり羨ましい部分だったり住んでみたいなと思わせるような魅力を感じたりするのだが、反対に「あぁ日本に住んでいてよかった」と思えてしまうような諸外国それぞれの事情というものが、行けば行ったで見えてくる。

政治的なことやイデオロギーについてといった難しいことを語りたいわけではない。
もっと生活に密着した話題や翻訳されて本国にリークされたところでまるで国際問題に発展しないようなどうでもいい話題についてのみ語ってみたい(笑)

初回となる今回、まずはなんといっても「食」について。

我々にとっては断然日本食が一番美味しい。

三ツ星レストランでのフレンチやイタリアン、本格中華やコリアンBBQ。
どれもがほっぺたが落ちるぐらいの美味といったら昭和チックな表現と言われてしまいそうだが(笑)、舌がとろけるようなぐらいは許されるのではあるまいか?(笑)
そのどれもが美味しかった(*´艸`)
今回の南米ツアーにしてもブラジルのワイルドな肉の塊料理「シェラスコ」、チリの魚介類のマリネ「セビチェ」、アルゼンチンの「国外不出のステーキ」、メキシコ本場で食べる「トルティーヤ」と、ライブレポートをほぼせずに食の話題ばかりしていたようにも思う(照)

しかし海外の一流ホテルの5,000円とかしちゃうような高級ブレックファーストよりも、味噌汁納豆おしんこのみのわびしい朝食の方が時として、いや実のところ圧倒的に魅力を感じてしまう日本人の言うことをそのまま鵜呑みにしてはいけない(笑)

よく真剣な顔で「本当に日本以外の国は美味くないよね」と同意を求められることが多い海外の食事情なのだが、これにしても日本人独特の感情に支配された偏見であると断言できると思う。

日本人である我々が生まれた時からずっと食べ続けてきた和食が世界の中で一番美味しく感じるのは当然の話であって、同様にイタリアに生まれた人、フランスで生まれた人はそれぞれに母国の味が一番恋しいに決まっているからだ。

つまり和食が優れているから美味しいのではなくて、単純に自分が日本人だからしっくりくるだけの話なのだ。

そこを混同してはいけない。

例えば僕は渋谷や銀座の飲み屋街の隅っこに夜になるとどこからともなくやってくる「磯辺巻き」の屋台のニオイがたまらなく好きだ。
浜辺の海の家で焼いているハマグリや牡蠣を焼く匂い、もっとわかりやすいのは土用の丑の日に町中に漂うウナギの蒲焼の匂い、素朴の究極さでいえば縁日の焼きとうもろこしの匂いも同じ分類になるだろうか。
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写真リンク先:「喰蔵 -くうぞう-」

なんのことはない。

要するに「主にしょう油が焦げているニオイ」なのだが、これがどうにも食欲をそそってくる堪らない匂いなのだ。
この匂いが好きなあなたは、由緒正しい日本人のDNAを持っているのだと思う(笑)

そしてこの匂いの苦手な民族というのもきっと諸外国のどこかにはあることだろう。

我々が台湾の屋台街で思わず顔をしかめてしまう臭豆腐の匂いだったり、香港の雑踏を歩いていて飛び込んでくる強烈な八角の刺激臭などはきっと、現地の方にとっては我々の磯辺巻きやうなぎの蒲焼き同様の魅力的な香りとして漂っているのだろう。

臭豆腐やブルーチーズの匂いを嫌う日本人は多いが、国際的に公平な視点で見る限りは日本の納豆や“くさや”の方がインパクトとしては圧倒的に強烈だと思う(笑)
事実日本人でもくさやの匂いを嗅いだだけで逃げ出す人は多いと思うし、海外の番組で「日本人の大好物であるくさや」と報道されたら「おいおいおいちょっと待て」とツッコミをいれたくなるだろう。(ちなみに僕は割と食べられる(^o^))
インパクトが強ければ強いほど国民性と離れていくことを忘れてはならないし、我々が日常で見ている諸外国を紹介する旅番組などにしても同様に疑いの視点で見ることも大切だと思われる。


やや乱暴にまとめると、我々が和食を愛する心と世界的な味覚ランキングとはあまり関連がないと割り切るべきであろう。

ただ単純に自分が日本人だから和食が好き。
それだけの話のようである。

余談ではあるが、僕が今回帰国して真っ先に食べたものは「パーキングエリアの540円のラーメン」であった(笑)
特に美味しくもなくなんなら「まずい」と言ってしまって差し支えないような味なのだが、これがどうにも美味しくてやめられない。
PAの食堂には先行してドラマー氏とカメラマン氏がおり、それぞれカレーとラーメンを食べていた。わかってらっしゃる(笑)
ここでポイントとなるのはラーメンやカレーは本来ちっとも和食ではないということ。
それでも我々の中でこれらはもう立派な「和食」となってしまっている点だ。

諸外国の優れた食べ物はたちまち日本の中に取り込まれ、数十年もせずに自国の食文化として定着していき、あろうことか「カレー南ばんうどん」「とんこつ醤油ラーメン」といった独自の進化をしてしまうという、とんでもなく食いしん坊の国民性なのだ(笑)

一方で食にはあまり興味がないのでは?としか思えないような先進国、、、おっといけない。これはただの偏見の視点だ(笑)

入り口である食べ物の話を今回したので、次回は尾籠な話で恐縮ではあるが出口の話をしてみたい(笑)
小学生じゃなくても案外好きな人多いですよね?(^o^)