大富豪 in バス

大富豪というトランプゲームがある。
とてもメジャーなゲームなので知らない人もそうはいないのではあるまいか?

基本的なルールは以下のとおり。
・トランプのカード全てを使う。ジョーカーは通常1枚混ぜる。
・数字の3がもっとも弱く4<5<…J<Q<K<Aで2がもっとも強い。
・ジョーカーは2よりも強くオールマイティーカードとして使うこともできる。
・1枚出し2枚出し3枚出し、また同じマークで5,6,7といった連番出しができる。
・4枚出しの場合は「革命」となり以降は2が最弱で3が最強と強さがひっくり返る。

これにさまざまな「ローカルルール」が加わる。
単体のジョーカーは最強ではあるがスペードの3はさらに強いとか、8切り、11バック、しばりルールや都落ち、禁止あがりや革命の種類など、特殊ルールの項目だけでも50種類以上あるらしい。

僕が高校生の頃遊んでいた大富豪のルールよりも遥かに複雑で戦略性あるゲームに進化していた。
ま、30年も経てばいろいろ変わるであろう(ううう、高校時代が30年前なのか)

そしてこの「大富豪」、今回のバス移動中にメンバー全員が見事にハマった(笑)

揺れるバス車内でトランプカードをシャッフルするのは大変だ。
そこで我々が利用したのがアプリ。
全員がiPadを持参していたので同じアプリをダウンロードする。
一番遊ばれていそうなものをと「大富豪オンライン」を選んだ。

無料で遊べるのは5回連続まで。それ以上続ける場合は1ヶ月間400円を払う。
微妙に高いが広告表示される無料アプリは少々うざいし、そもそもアメリカは通信速度が遅いのでアプリの挙動が不安定になるのもいやだ。
料金が勝手に自動更新されることもないし1ヶ月弱のツアーなのでちょうどよい。
ダウンロードにやたら時間がかかって大変だったが順次購入していった。

何度かテストプレイを重ねながら片っ端からルールを試していき取捨選択していく。
ローカルルールはそれぞれに味があって面白いのだが、全部を詰め込んでしまうとゲームとしてのバランスが悪くなってしまう。
二日ほどの試行錯誤を経て(笑)、最終的にはかなりオーソドックスなルールになりつつもちょっと特殊なVAMPSルールが完成した。

採用したルールは以下のとおり。
・しばりあり(数しばり激しばりなし)
・階段の重ねあり
・8切りあり(4止め砂嵐99車ろくろ首すべてなし)
・11バックあり(強化11バックなし)
・禁止あがりあり(2あがり8切りジョーカーあがりスペ3あがりまで禁止)
・都落ちなし(最後の方で採用したような気もする)
・ジョーカー1枚、スペ3返しあり
・リバース、スキップ、7渡し、10捨て、ダウンナンバー、12ボンバー、天変地異全てなし
・持ち時間60秒、スタート大貧民、カード交換あり、席替え大貧民から

パスルールは「一度パスしたら以降は自動パス」にしたのだが、これだと11バック時も出せなくなってしまうのがイヤだなぁと思っていたのだが、結局最後までこのルールのままでツアーが終わってしまった。
(なんのことかサッパリわからない人は是非ゲームをやって覚えてください)


特殊ルールで採用したもので面白かったのが革命の中にある「オーメン」。
これは6のスリーカード、つまり「666」を出すと革命になるのだが、それ以降そのゲーム終了まで全ての革命返しが無効となり、さらに8切りや11バックといった全てのローカルルールも無効化するという恐ろしい革命ルールだ。
大貧民決死の思いの革命も大富豪の革命返しであっさり阻止されてしまうことの多いオーソドックスルールに対してなかなか緊迫感のあるルールであると思うのだが、非常にマイナーなルールであるようだ。

IMG_0051
アプリの画面はこんな感じ。
あまり考えたこともなかったけど、iPadでやるトランプゲームはかなり面白い。
指先でチョンとカードを選ぶ。複数選択はチョンチョンと選ぶだけ。
ほとんど同一の物理現象のように動いてくれるしカードが大きいので選択ミスなどのストレスがほとんどない。

全員その場にいるのでワイワイ会話をしながら遊ぶのだが、画面のようにあえてチャットをしたりもする(笑)

お金を賭けていたわけでもなく単に時間つぶし的に遊んでいただけなのだが、割と長期に渡って遊んでいたように思う(笑)

IMG_0053
11バックありの場合は3のカードは捨てないでとっておくのがコツとなる。状況によって最強のカードになり得るからだ。
この場合は5と6を交換するのがベターだろう。

こういったゲームで興味深いのが、絶好調時は最初に配られるカードが既にして強いことが多いということ。
一度波に乗ると大富豪は圧倒的に有利だ。

「都落ち」というルールは「大富豪が最初に上がれなかったら即大貧民に転落」という容赦のないルールなのだが、なんとなくオフにしていた。
これは大富豪側のルールというよりは、むしろ大貧民の勝負どころをあっさりと大富豪によって阻止されてしまうのを防ぐためのルールであるとも思う。
大富豪は阻止できなければ大貧民に転落してしまうから「どうせ落ちるなら」とかなりえげつない反撃をせざるをえない。
結果として場が荒れるし、大貧民から這い上がっていく喜びのようなものも希薄になる気がする。

子供でも楽しめるトランプゲームだが、結構奥深いルールである。
当然のようにプレイヤーそれぞれの個性や性格がゲームの中に出やすい(笑)


石橋を叩いて渡るタイプが僕で、8切りといった手段は勝ちが確定するまではなかなか使いたがらない。結果勝負どころを保留しがちで勝ち確定後の処理カードが多い。
8切りした後に2のスリーカード出すとか、結果的には楽勝で大富豪になれたはずの勝負を落とすことが割と多い系。

対照的に序盤からグイグイと勝負をしかけてくるのがリズム隊の二人だ。
えええ、そんな派手なカードバンバン出してあっという間にフィニッシュなの?と事実速攻上がりすることも多いのだが、なぜか上がり損ねてその後ずっとパスが続いたりと戦略が今ひとつ読めないこともあったりで迂闊に挑発に乗ってはいけない系。

※まだ1や2が場に出てない状況でQUEENのスリーカードを切り札に勝負をかけてくるような漢らしさというかフェイントが入り混じるので真面目に読みにくいのだが、あちらはあちらでこちらの思考が全く読めないらしく相性が悪い=ゲームが面白い(^o^)

VAMPSの二人はクレバーでありながらも「あ!」と操作ミスをやらかすことが多かったのは特にギターさん(笑)
しかも「あ〜ミスしちゃった〜」とかブツブツ自分に文句を言いながらも貧民にはならずにちゃっかりと平民あたりで逃げ切っていたりすることが多かった系。
もしかして周囲を油断させる高度な戦略だったのか? (;゚д゚)


バスツアー後にこの大富豪をやったことはないし、数日後から始まる箱ツアーでもきっとやることはないだろう。

だけど今月後半のイギリスツアー時にはまたみんなで遊ぶことになるかもしれない。
いや遊ぶような気がする。ってか遊びたい(笑)
メンバーのみなさん、よく聞いておくのです…
通信速度が遅く不安定な海外でこのアプリのアップデートをかけるのは大変ですよ…
イモトのWiFiだと1日の上限ギリギリの通信量ですよ…
今のうちにアップデートをかけておくのです…