閑話休題・刺青

サポートメンバーを含むVAMPSの5人での会話というのは実に多岐に渡っている。
音楽や楽器の話はもちろん、ハーレーやスノボや映画などのお互いの趣味の話がされることも多いが、実は健康や栄養などの話題がもっとも多いかもしれない(笑)

時としてはくだらない話題やネタで盛り上がることも当然ある。

今回のエントリーは僕の視点からの告発というか、定期的に我が身に降りかかってくる「熱くない火の粉ネタ」を暴露してみたいと思う(笑)

僕以外の4人のメンバーには身体中のあちこちに刺青が入っている。
これはVAMPSファンのみなさんならよくご存知のことであろう。

去年のZEPP名古屋公演時の僕のMC原稿がパソコンのメモに残っていたので詳しいデータもわかる。
・ハイド氏4点
・カズ氏8点
・アーリー氏28点
・Juken氏31点(ただしこの時点から今日現在までさらにコウモリが数匹増えている)

御自身の身体に入った刺青をこよなく愛している4人であるので、当然刺青の話題になることも多い。
有名な彫り師の○○氏の最近の作品情報であるとか、どこぞのバンドのXX君がこんな刺青を入れたと写メを見せ合うとか、海外の全身タトゥー男を画像検索して「いいなぁ…すげーいいなぁ…」とウットリしている人までおられる。

これを読んでいる多くのみなさんがそうであるように、正直なところ僕にもわからない世界の話だ。

そしてひとしきり談義を終えたあたりでいつもの空気感になる。
突如としてこちらに矛先が向く。

「ところでさぁ…仁ちゃんは入れないの?」
「そろそろさぁ…真剣に考えてみたら?」
「いい加減さぁ…観念したら?」

といった流れになるのが常なのだ(笑)

その度に、
「僕のこよなく愛する温泉とスーパー銭湯に行けなくなるのはつらすぎ」
の一点張りで逃げているのだが、じゃあ個室露天風呂の宿にすればいいとか西麻布の某サウナは刺青OK!だとかのいらん情報を押し付けてきては「さ!そろそろ。ね?」のような空気感が充満する楽屋なんである。

こうした刺青勧誘をのらりくらりとかわし続けて7年目になる。

信じられないことに最近では僕が刺青を入れないことに対して「仁ちゃんは変わり者だからなー」とまで言われている始末なんである。
ここでは刺青を入れてない人間が圧倒的少数派となってしまう。
4対1のバランスだと世間の常識はまかり通ってはくれないのだ。
まるで安部公房の小説の世界そのままではないか!

もしも刺青を入れなかったら死刑!

そこまでの究極の選択までに話が発展することもある。
もっともここまでくると大抵は愉快な酒席の話なので、それはそれでいろいろ楽しく考えてみたりもする。
「腕にアップルマーク」
「おなかに四次元ポケット」
「背中に温泉マーク…だったらきっと温泉では笑って許してもらえると思う」

過去に案として上がったものは無数にあるが、代表格はこんなものだろうか?

追記 足裏に足つぼの刺青案は実用的(笑)

そして今回のU.K.ツアーの中でまたこの話題が繰り返されたのだが、いつもとは違う新たなる展開をしてしまった。
ついに温泉にも堂々と入ることができて普段は隠れていて見えなくて、だけどもメチャインパクトのある刺青の位置が考案されてしまったのである!

それは、、、ソフトモヒカンにしている刈り上げ部分である両サイド!
ツーブロック、あるいは昔風ならテクノカットでも良いのだが(笑)、確かに髪をおろしている分には普通にしか見えないツーブロックであれば日常生活には支障をきたさない。

事実、僕は普段ステージではあんな恐ろしい形相をしているが、ひとたび帰宅すればご近所さんには「留守がちではあるけれども真面目で控えめな社会人」としか思われていない。はずだ。きっと。多分。

ツーブロックというヘアスタイルはかくも偉大なのである。

その部分への刺青!
おぉ!確かに今まで断ってきた理由はクリアーできているではないか!

「だったらまずは温泉マーク!これはガチね。
それと、頭だったらやっぱりアレじゃない?ダミアンの666!」
調子に乗ってアイディアが炸裂する。

ご存知ない方のために補足をしておくと、映画「オーメン」では「悪魔は身体のどこかに666のアザがある」という聖書に基づいた設定がされている。
赤ん坊のダミアンの身体にはどこにも666のアザは見当たらないのだが、物語後半で髪の毛に隠されていた頭部に666のアザがあることがわかる。

※まさに今現在行われている「JOINT666」のロゴはダミアンのアザを模したものだ。
IMG_6676

普段は隠れて見えない666。
おぉぉ!これはもしかしたらとてつもなくカッコイイのではないか!?

問題点が二つ挙げられた。

1.加齢による抜け毛等でツーブロックが成立しなくなった場合、あるいは両サイドそのものが禿げてしまった場合、刺青は白昼に晒されることになる。

2.全身のあちこちに刺青を入れているような刺青の猛者でも、頭部の刺青は失神するぐらいに激しく痛いらしく、初心者が最初に入れるのはあまりにも無謀な位置らしい。

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惜しい!惜しかった!残念!(^o^)ホッ


といった流れでこの話は終わったのだが、その日のバス飲みはいささか酒量が多かったのか、あるいはバスの揺れがいつもより心地よかったのか…

ビールと赤ワインと白ワインを飲んだあたりから記憶が怪しくなりはじめ、芋焼酎とバーボンを交互に飲んでいた頃にはきっともう「ボクじゃない僕」だったのであろう。

かくして記憶を飛ばす(´_ゞ`)ちーん

そして翌日の朝、ホテルのベッドで目が覚めてまずはどうやってこの部屋に入ったんだろう?(-"-)と思いながらも、とりあえずシャワーを浴びてコーヒーを飲んで普通にチェックアウトしてバスに乗り込む。

夕べ一緒に飲んでいたみんなにニヤニヤと微笑みかけられ、いささか居心地が悪い。
また何かやらかしちゃったのかなー自分?…と不安になるも、割とよくあることなので最近は達観した開き直り感のような図々しい居直り方をすることも多い。←ダメ人間

ハイド氏には開口一番勝ち誇ったような顔で「やっぱり記憶ないでしょ?」と言われる。
「いや、覚えてますよ。途中までは。『記憶今ある?』って言われた時点のことは覚えてますよ。何回聞かれたかはわからないけど2回目ぐらいまでは…」と、我ながら苦しい言い訳だけども言わないよりは言っておこうかぐらいの感じでとりあえず言ってみた(笑)

無言のまま彼のiPhoneに記録された動画を見せられる。

その動画の中のボクは「今の記憶アリマセーン!記憶を飛ばした記念にGoogleMapの星マークを登録しておきマース!」と陽気かつ雄弁に語っている。

…ってか、誰だオマエは?(´_ゞ`)ちーん

恐る恐る自分のGoogleMapを起動すると…
GoogleMark

ヒイィィィィ!

なんか知らないけど該当ポイントらしき異国の地に星マークあるし!

そしてさらに怖いことをボソッと言われる。

「自分のiPhoneの写真、まだ見てないの?」

ヒイィィィィ!

なにそれ?

ドキドキドキ…

破廉恥な裸踊りでもしてしまったのか自分?

ドキドキドキ…

そこにあった写真とは?








IMG_6584
(落書きと撮影共にHYDE氏)

酔いつぶれてしまったからといって、、、油性マジックはあんまりだ。

といった感じで、もしも刺青を入れるなら?

こんな感じのだったらアリでしょうかね?(笑)


僕個人の意見を言わせてもらうと、、、

やっぱりここも「665」にすべきでしょうか?

いや入れませんけどね(笑)