ゾンビを語る・2

ウォーキングデッドのシーズン6が再開された!
僕はHuluで見ているのでスカパー組よりも4日ほど遅れての視聴となるので金曜日までのこの期間は全力でネタバレガードを自ら作ってネット内をスルーしまくっているので先行組のみなさんは不必要に感想など送りつけてこないようお願いしたい(笑)
 
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「ウォーキングデッド」はアメリカのテレビドラマシリーズである。
2010年から足掛け6年目、シーズン6前半までで75話に及ぶ異例のロングヒットを続けている前代未聞のゾンビドラマだ。
 
当初ここまで自分がハマるとは思ってもみなかった。
そもそも僕は「24」をはじめとする海外ドラマをほぼ見たことがない。
海外ドラマに興味がないこともあったし全然期待していなかったのもあったし、どう考えてもテレビシリーズのゾンビでゴア表現(残虐描写)なんてソフトに決まっていると思っていたからだ。
 
しかし高校時代からの長年の“ゾンビ友”にしつこく勧められ、シブシブながら見た第1話でいきなり心臓を鷲掴みされるような衝撃が走った!
 
これはまたとんでもないゾンビモノが来たもんだぞ!
良質の映画一本分に匹敵する密度に加えて、第2話、第3話と話が続いていくのだ。
しかも毎週毎週!(テレビドラマなのだから当たり前なのだが(笑))
 
一人でも多くの人にこの作品を広めなければ!
感染するゾンビのようにゾンビ好きを増やしたいかのようなTwitterでの謎の啓蒙活動は、純粋なるゾンビ愛の爆発であろう(笑)
ゾンビ映画は古今東西1000本以上あるのだが、そのうちの950本は駄作みたいなジャンルなので(笑)、まさに奇跡が訪れたようなものだった。
年に一本の良作に出会えれば運が良い業界で、毎週毎週最高のゾンビが約束されたようなものなのだ!
 
なんたる僥倖だろうか!
 
 
…とはいえ、ウォーキングデッドマンセー論はこれまでTwitterでもさんざん語ってきたので、ここでは軽くに留めておきたい。
 
まずゾンビが発生した世界の描き方が実に素晴らしかった。
荒唐無稽としか思えない「ゾンビ」という設定が実にリアルに描かれているのだ。
 
また「これ本当にテレビオンエアーなの?」と思えるような容赦のない残虐描写てんこ盛り!
直接的描写はもちろん、間接的でありながらも想像するだけで泣きたくなってくるような相当シビアな描写がふんだんに盛り込まれている。
 
さらにこれまでの様々なゾンビ映画に対する敬意がそこかしこに感じられる。
過去のゾンビ作品での名シーンと同じようなシチュエーションがやってくるのだが、同じような展開には決してならない。
見ている限りではウォーキングデッドの方が描写としては正しいと思えてくるし、予想を毎回裏切られるので展開がことごとく読めない。
 
そして絶望的な状況をこれでもかとシナリオの中に散りばめ、「こいつは死なないだろう」と思えるような準主役クラスであってもまったく油断ができない。
あっけなく死んでしまうこともあれば、「なにもそこまで…」と顔をしかめたくなるほどエゲツない最期だったりする鬼脚本が何よりも鬼素晴らしい(笑)
 
「ゾンビ映画の決まりごと・ルール」をキチンと守りつつも、今までなかったような斬新な切り口で楽しませてくれるのだ。
「ゾンビ史上最高傑作」と絶賛されているウォーキングデッドだが、僕も声を大にして支持したい。
 
今週の金曜日を昨年末からずっと楽しみに待っていたが、もうすぐだ!
 
 

ちなみにホラー映画を苦手とする人によく聞かれるのが「なぜ怖い思いが楽しいの?」なのだが、これは「絶叫マニア」の回でも同じような説明をしている。
苦手な人にとっては「わざわざお金払って怖い思いするなんて信じられない!バッカじゃないの!」と思われることであろう(笑)
しかしこちらの立場から言わせてもらえば「わざわざお金払わなくちゃこんな経験できないじゃん!リアルにこの状況が起こったら普通死ぬよ?」となる。
ホラー映画にしても同じことで、「リアルにこの状況が起こったら普通死ぬよ?」的なドキドキハラハラ感を映画を通して楽しんでいるのだ。
トムクルーズが地上500mのガラス窓をペタペタ登ったり離陸する飛行機にしがみついているのをドキドキ見るのと基本は同じだ。
 
そしてもう一つ、僕はホラー映画が純粋に怖い。
初めて見る作品は毎回ドキドキして見るし、あまりにも怖い時はクッションにしがみついたり指の間からコッソリ覗き見るぐらい、由緒正しくキチンと怖い思いをして見ている。
 
ジェットコースターにしても落下感覚や高所に対しての恐怖感が麻痺しているようなことはなく、スチールドラゴンのファーストドロップなどは思い出すだけでもオシッコちびりそうになるぐらいの恐怖感が蘇ってくる。
あんな怖いもの!……また乗りたい(^^
 
苦手な人にとってはどうでもいいことであろうけれども「絶叫マニアではあるが絶叫ジャンキーではない」ということを強く念を押しておきたい(笑)
 
 

 
話のまくらが長くなった。
本題は次回に続く。
 
なお、本題といいつつも次回はゾンビの話がほとんど出てこないという謎の予告をしておく。