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オトナの自由研究

前回の氷の研究はその後もなんとなく継続をしている。
ゆっくり凍らせれば72時間でできる透明丸氷。
これを24時間ゆっくり凍らせた後に24時間通常冷凍してみたら?
あるいは36時間ゆっくり凍らせて12時間通常冷凍してみたり?
とにかく72時間以下で冷凍温度のバランスを変えて、限りなくゆっくり72時間かけて作る透明氷に近い氷を作るのが目標だ。
とはいえ「まー大体」の感じで作っているし、ここ2日は焼酎もウイスキーも小休止状態で今は赤ワインを飲んでおり、氷から遠のいた生活3日目なので氷研究への情熱が薄れつつあるのでウイスキーを買ってこようかと←違
 
そしてふと思うのだ。
この研究熱心な姿勢が小・中学生時代にあったなら!
さぞかし「夏休みの自由研究」は金賞総ナメだったのではあるまいか?
 
ちなみに今でも覚えている我ながらサイテーだった夏休みの自由研究のお題は、、、
おそらくは小学6年生の時にやった「日光の強さの研究」であろう。
そもそも研究開始日が8月31日なのだ。
まともな研究ができるはずもない。
 
過去に遡れる資料=古新聞と、小学生の脳みそでも容易に想像のつくデータいらずの実験結果。
目の付け所は決して悪くはなかった!
 
しかし、、、
 
日差しの強い日は影が強く曇りの日や雨の日は影が弱かったりなかったりする。
結論:晴れの日は日差しが強い!
 
という「だからどーした!」的な結論しか導き出せなかったのは我ながらどうかと思う。
しかも結論の根拠は「影のスケッチ」というおおよそ胡散臭い絵のみである。
そりゃそうだ、実際に研究なんざやっちゃいない。
評価する先生にしてもこの発表を聞かされるクラスメイトにしても、全員が全員「サイトークンは実験をまるでやってないな」とわかりきった上での100%茶番の発表でしかなかった。
 
返す返すもサイテーな宿題であった。
 
 
時は流れること20年。
なにげないデータの蓄積こそ説得力のカナメであることを知った僕は、誰に頼まれたわけでもないことであってもマメにデータを取ることが好きなオトナになっていた。
 
12歳の若かりし日のこのテキトーでサイテーな夏休みの研究の反動だとしたら、自分の人格形成に不可欠な手抜きだったのかもしれない。
 
…つくづく前向きな人間であるなぁ自分は(笑)
 

統計値とか平均値といった数字が好きだった僕はマニピュレーターとしていくつかの功績を残した。
 
例えば「SONYデジタルマルチトラックレコーダー3348とProToolsのワードクロック同期の誤差の検証値」。
 
なんのこっちゃ?といった専門分野での話で恐縮なのだが、結論として2台の業務用機器の同期誤差は16bit48KHzの場合では19/48,000秒後ろであるという値を、レコーディング終了後の数時間、数日に及ぶ実験から導き出した。
約1/3000秒といった微小な値ではあるのだが、確定値がわかったことでその後のレコーディングが実にスムーズに進むようになったことは今でも忘れられない。
※L’Arc-en-Ciel「REAL」というアルバム制作時の話である♪
 
「ああ!蓄積されたデータっていいな!」と思う僕なので、昨今の「ビッグデータ」の流れがどうにも嫌いじゃない。
N-システムや防犯カメラについて疑問を呈したりはしているが(http://jinxito.com/2016/02/08/deathnote/)、実のところすごく興味深いというか、その流れで未来はどう変わっていくのか?という点においては非常に惹かれているというのが抗いようのない自身の感情だ。
 
 

VAMPSのステージメンバー全員が持っているapple watchだが(なぜ全員が持っているかといえばそれぞれの誕生日にハイド氏がプレゼントしてくれたからだ)、これなども毎日装着し続けていることで見えてくるデータというものがあり、寝ているとき以外は可能な限りつけるようにしている。
 
というのも連続稼働が今のところ36時間ぐらいしかないので充電を忘れると「省電力モード」、エヴァでいうところの「生命維持モード」ぶっちゃけただの時計に成り下がってしまうのだ(;^_^A
逆に「寝る時に充電する」という習慣をつけておかないと日常的に使う時計として機能してくれない。
 
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普通に生活している中で様々なものが数値やグラフで見えてくる。
基礎代謝以外の消費カロリー、活動している時間、運動量、心拍数などなど。
 
そんな毎日を刻々と記録し続けることで見えてくるもの、それこそが真の意味での「平均値」だろう。
心拍数にしてもそのとき測ってみるものではなく、日常の中での膨大な記録が平均心拍数となって日々更新されている。
この説得力は健康診断時に計測する1回の数値とは比べ物にならない。
 
apple watch装着1年まであともう少しなのだが、その時に改めてこの時計について熱く語ってみたい。
装着2〜3週間での感想ではない。
1年間ほぼ毎日着けてきた結果のレビューとなると、物欲触発系雑誌の扇動的なレビューとはまるで異なる“いぶし銀”の重いレビューとなることは間違いないだろう。
 
期待して待っていてくれたまえ!
 
となぜ自らのハードルを上げる必要があるのだろう?(;^_^A
 
 
 
ここでようやく本題となる。
 
僕はここ数年トヨタのハイブリッドカーに乗っている。
3代目プリウスに試乗して一目惚れしてしまい半年待って購入したのが6年前。
このプリウスから次の車に買い替える時にかなり真剣に迷った。
すなわち「ハイブリッドを継続するかやめるか」という葛藤である。
 
エコカーの代名詞として名高いハイブリッドカーではあるが、ちょっと調べてみるだけでそれがほぼペテン、虚偽であることがすぐにわかってくる。
 
ハイブリッドカーは確かにガソリンの消費量こそ少ないものの、コスト面的に節約できるガソリン代の差額を埋めるためには、最低でも十万キロは走らなければとてもモトが取れないのに加え、その頃には高額なハイブリッドバッテリーの交換もしなければならないらしく、そんな交換をするぐらいなら買い替えた方がオトクですよ!という本末転倒的、アンチエコな流れを平気でプッシュしてくるトヨタという矛盾が潜んでいる。
 
結論としてはハイブリッドカーはちっともエコではない。
エコを追い求めるならばハイブリッドも電気カーも、ましてや水素カーなどお呼びではない。
今のところは軽自動車かクリーンディーゼルこそがもっとも効率の良いシステムだと言えるだろう。
  
しかし、そのことを重々承知の上で僕はまたもやハイブリッドカーを選択した。
直感とか、なんとなくではない。
地味な実験と計測を繰り返し、データを蓄積し「うん!自分の生活スタイルだったらやっぱりハイブリッドがいいのだ!」と確固たる思いをもって自分なりの結論に達したのだ。
 
オトナの自由研究、次回に続く。