AppleWatch1年使用レポート!

去年の誕生日にプレゼントとしていただいたAppleWatch。
 
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この1年間ほぼ毎日(充電し忘れでバッテリーが切れたことが数日と夏場に手首に汗疹(あせも)ができて使用を中止した数日間以外)、寝ているときとお風呂に入るとき以外はそれこそ肌身離さず装着し続けた。
 
というのもこのAppleWatch、公称で18時間しかバッテリーがもたないという、時計としてはエヴァ級の内蔵バッテリー性能。
「単純に時計だけなら一ヶ月ぐらいはイケるんだけどね…」というapple陣営の鼻息も伝わってくるのだけれども、とにかく日々の充電は欠かせない。
つまり着脱のタイミングを習慣化させることが毎日使うための第一歩であった。
(フルに使った場合最悪18時間という意味合いで、1年間使い続けた実測値としては大体36時間ぐらいはもつ。が1泊2日程度の旅にも充電器は必要)
 
充電し忘れたときに一度「省電力モード」というのにしてみたらばビックリ。
 
本当にただの時計なだけの時計になってしまった!
これではまるで「電話しかできないiPhone」ではないか!(笑)
 
逆に言えば“わずか18時間で内蔵バッテリーを使い切ってしまうなんらか”をAppleWatchはやり続けているとも言える。
 
そこでまず気がついた。
「あ、僕も世間もAppleWatchに過大な期待をしていたんだ!その前提の上だから過小評価傾向になっていたのか!」
 
そうなのだ。
 
Appleの時計が時計のままであるわけがないのに、今のところ欠点といえるようなネガティブな部分だけを「時計のクセに18時間しかもたないなんて…」などと責めるのは少々酷だとも言えるだろう。
 
iPhoneにしてもバッテリーの持ちについての苦情が多いようだが、単純に待ち受け電話として使うだけならば、おそらく数日は余裕でもつはずだ。
数時間で切れてしまうiPhoneとは、数時間常に使い続けているから切れてしまうのであって、つまるところ使い続けているあなたに一番の問題があるということになる(笑)。
 
僕は過去に一度たりとも通信会社の速度制限を食らったことがない程度の使用頻度だが、それでもiPhoneのバッテリー残量は常に心配だ。
10000mA以上の高性能外部バッテリーを常に携行し、月末は通信制限が当たり前というそこのあなた!
 
一体どれだけスマートフォンに依存しているのですか?
 
それを言うに事欠いて「iPhoneのバッテリーは持ちが悪い」なんて、よくもまぁヌケヌケと言えたものである。
 
きゃっ!言っちゃった!(笑)
 
AppleWatchにせよ同じことがいえる。
常に何らかのセンサーが情報を拾い続け、IPhoneとBluetoothでデータのやり取りをしつつ蓄積し続けているデバイス。
見方を変えれば、ミニパソコンのようなものが丸一日電源入れっぱなしでバッテリーが切れないことの方が凄いのかもしれない。
あの小さなボディーで。
 

最初の30日間使ってみて実感したことは大きく二つ。
 
○振動や心拍、時計(腕)の向きや角度を常にスキャンしている
自分が今座っているか立っているかの違いを正確に把握しているようで、デスクワークをしばらくやっているとブルッと震えて「スタンドの時間です。1分間ほど立って運動をしましょう」と座りっぱなしである現状にツッコミを入れてくる。
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(メッセージは何種類かある)
 
「心拍数」を選ぶと測定モードに入るのだが「前回測定4分前」といった履歴が出てくるので、能動的に意識せずとも一定間隔で測定をしているようだ。
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また、より高機能な「万歩計」としていろいろと情報収集してくれていることがわかった。
アクティブカロリーや合計歩数に合計距離などを黙々と計測し続け淡々とiPhoneに送り続けている時計、恐るべし。
(このあたりのことは次回詳細に伝えたい)
 
○iPhoneと常にデータのやりとりをしている
 
このAppleWatch。BluetoothでiPhoneとデータのやりとりを常にしているのだが、Bluetoothでのやりとりが遮断されてしまうと時間経過で少しずつ化けの皮が剥がれていく。
 
例えば画面には「現在地の気温」を表示させておくことができるのだが、これはG-SHOCKのように時計本体に温度センサーがついているわけではない。
iPhoneが位置情報を拾って現在地の気温をYahoo!の気象情報から引っ張ってきたものを更にAppleWatchが表示をしているだけだ。
 
iPhoneが情報を拾ってこられない状態、例えば圏外であったり機内モードに設定するとたちまちAppleWatchも情報弱者になっていくという寸法だ。
 
様々なリアルタイム情報は全てiPhoneをミラーリングしているだけなのだが、ちょっとした情報をチラ見する程度ならばあの小さな画面でも十分に用途を果たしてくれる。
 
カバンの中にiPhoneを入れている状態でメールやLINEに通知が入った場合にAppleWatchは自分だけにわかるブルッという振動をする。
 
メール、メッセージ、カレンダー、リマインダー、電話の着信など、通知には様々なパターンがあるが、それらの振動パターンが微妙に異なるので、慣れてくると「あ、メッセージが来た」「ソフトバンクのメール着信だから多分迷惑メールだろうな」ぐらいの“読み”ができるようになってくる(笑)。
 
チラッと盤面を見て迷惑メールの類であれば放置しておけばいいし、短いメッセージを読むだけならばAppleWatchでも十分だ。
長いメールや返信が必要だと判断した場合になって初めて、カバンからiPhoneを取り出すことになる。
 
そう、我々はことあるごとにスマートフォンのホームボタンを押して着信や通知が入っていないかを無意識に確認する癖がある。
なんとスマートフォンユーザーがホームボタンを押す平均回数は1日110回というデータもあるそうだ!
当然カバンの中に入れっぱなしにするよりも手に持っていないと不安になる。
 
最近の通勤電車乗客はもはや8割以上の人が常にスマートフォンの画面を見ているように思えるし、たまたまその瞬間は見ていなくても常に手に持っているか膝の上に置いているかのスタンバイ状態でいるようにも思う。
 
もはや現代病のようなものだろう。
 
AppleWatchを装着するだけでそんな強迫観念のようなことから解放されることになる。
僕のようにそんなに頻繁にメールやLINEを積極的に活用していない人間であってもこの通知機能は非常に有効だと思える。
もしかしたらディープなiPhoneユーザーならばこの機能一つだけでもAppleWatchを使う価値があるかもしれない。
 
なお、iPhoneでアプリを開いている状態のときにはAppleWatchが震えることはないので「アクティブなやりとりをしているときにもいちいち振動してウザい」といったことにはならない。
 

今回は「紹介編」としてここで一旦区切ることにする。
次回は便利技というか、有効だと思うちょい技のようなことを紹介したい。
 
念のため言っておくと、今回のレビュー動機はもちろん「Apple信者だから」以外の理由は一切ない。
「幸福のツボ」のようなものを押し付けようとしているだけのことなので、どうか安心していただきたい(笑)