AppleWatch使用歴1年レビュー・3

AppleWatchの優れた点の続きである。
 
ちょっとしたことをパッと見たい時。
当たり前ではあるけれども「今何時だろう?」と思った時に腕時計を見るのとスマートフォンのホームボタンを押すのではどちらが早いかといえば、これは腕時計の圧勝だ。
しかしこの勝負、やや微妙だ。
なぜってそのための腕時計なのだから反則気味な上に、時刻を知りたい瞬間にiPhoneの画面を見ていたら簡単に負ける(笑)。
 
では、例えば海外にいる時に「今日本は何時だっけ?」と思った時などはどうだろうか。
iPhoneの時計アプリを起動して世界時計を選択して日本時間を知るのは、やったことがある人ならわかると思うけれども、これが案外面倒くさい。
しかし腕時計は現地時間に合わせてあるので時差のある国ではこの計算が非常に面倒だったりもする。
「13時間後ろ」と頭ではわかっていてもなかなかスムーズに変換ができない。
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AppleWatchの基本的なホーム画面。
海外向けの時計なら大抵備わっている機能ではあるが、2カ国同時表示は便利だ。
 
盤面デザインを好きに変更できるのがAppleWatchの特徴でもあるのだが、僕は結局もっとも合理的と思われるパターンに落ち着いた。
 
日付と時刻、ToDoを画面上部と中央に配置し、下段左には現在地の気温、中央に運動量グラフ、そして一番右は状況によって表示させる情報を都度変えている。
特定の国の現地時間を知っていたい場合はそこに合わせるし、自分が海外にいる時はここに日本時間を表示させておく。
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通常時は割と使う機会のある「タイマー」を配置しておくことが多い。
意識を集中させていると数分先のことであってもうっかり時を忘れてしまうことの多い僕なのだが、腕にタイマーを巻いていて「10分後」にブルッと震えるという機能、使ってみると意外にも用途が多いことに気がつかされる。
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パスタのゆで時間を計るのに使うとかはさすがにキッチンタイマーのほうが使いやすいけれども、例えば「10分後に家を出たい」と思いつつも雑事をギリギリまでやっていたいとき、こういった用途での腕のタイマーは実にいい。
10分後の瞬間にまだ着替えているのか歯を磨いているのかトイレにいるのか靴を履いているのかわからない状況だからだ。
 
あるいはパーキングメーターを利用したときなども「うっかり時間オーバー」を未然に防ぐことができる。
どこにいて何をしていても確実に自分に伝えてくれるというのは頼もしい限りだし、他の腕時計やiPhoneと比べても遥かにセットが簡単だ。
 

ちょっとしたToDo、リマインダーも使い方を工夫すれば驚くほど便利に感じることができる。
 
例えば僕は新幹線に乗るときの一連の儀式的動作がこれまでとても多かった。
そう、新幹線チケットを何度も何度も財布やポケットから取り出して発車時刻や座席番号を確認してしまうのだ。
 
改札に入る前に1回、入ってから1回、ホームのエスカレーターを登っているときにも1回、ドアの前の列に並んでいるときには2回、そしてドアから車内に入って座席を見たときにダメ押しの1回、最低でも6回はチケットを見ていた(笑)
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それがiPhoneのスケジュール機能に連動したこのリマインダーのおかげで、改札をくぐる一回チケットを出すだけで済むようになった。
AppleWatch本体でこの文字情報を入れるのはかなり大変だが、手慣れたiPhoneでスケジュールを入力確定させた瞬間にAppleWatchにも反映される。
 
言うまでもなく財布からチケットを取り出し確認するよりも時計をチラ見するほうが遥かに楽チンである。
前回にも書いたが、それぞれの長所を上手く使うのがこういった連携技のコツだといえるだろう。
 
AppleWatchで何かを入力しようとするのは今のところはまだ向いていない。
 
 
これが飛行機の場合となると、さらにシビアな時間管理を求められる。
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JALカウントダウンはとても優れた飛行機搭乗のストレスを軽減してくれるアプリなのだが、このAppleWatch版も実に便利だ。
この小さな画面にさしあたって必要な情報が段階別に表示される。
まだ機能的には不完全のようだが、AppleWatchの特性をとらえた優れたアプリの一つだと思う。
 
なお、対応していない航空会社を利用するときは上記の新幹線利用時と同じくカレンダーの予定を使って「便名 搭乗時間 ゲート番号 座席番号」を入れればよい。
時間にして1分未満、ちょっとした手間で空港で何度もチケットを確認しなければならないストレスから解放される。
 
そしてこの「チラ見確認」の手軽さはスマートフォンを超えていると言って差し支えないだろう。
 
使い方を模索すればスマートフォンより優れた点は、
まだまだ出てきそうではありませんか!
 

他にもこういった専用アプリはいろいろあるが、あちこちに手を出しすぎて使いこなせないということにもなりかねない。
結局は自分にあったアプリをいくつか見つけて習慣として使っていくのが現状のベターな付き合い方のように思う。
 
長々と説明してきたが、最後に僕の使い方や便利だと実感していることをまとめると、
 
○メールやメッセージが着信したことに確実に気がつける
○今読むべき内容か返信すべきことかをiPhoneを開く前に判断ができる
○自分の日々の運動量や心拍数を意識することなく記録・蓄積し続けてくれている
○日付時刻、もっとも近くにやるべき予定、気温、運動量、(時差等)が一括表示で瞬時にわかる
○何度も指差し確認しなければ落ち着かない案件を腕元に封じ込められる
 
こんな感じであろうか。
あくまでも僕個人の生活の中で便利だと思っていることなので「何が便利なのかちっともピンとこないんですけど…」と思われた方が大多数だったとしても、僕はへっちゃらだ(笑)。
 
それよりも「へぇ時計なのに面白そうな使い方ができそうなんだ」と興味を抱けていただけたら……
もうそれだけでアップル信者としては満足なのである。
 
最近値下げもされたんだって!?
へぇぇ、そりゃお得だね!←一応宣伝(笑)