月別アーカイブ: 2016年7月

シン・ゴジラ

ストーリーや核心部のネタバレは一切なしのレビューです。
細かな部分での些細なツッコミはあるけどきっと大丈夫です。
これから観たいと思っている人も安心して読んでくださいね〜(^^) 
 
 

映画が始まってすぐの違和感。
今の「東宝映画」のロゴの後にもう一度「東宝映画」が出てくるが、これが古いロゴとモノラル音声。
そして画面いっぱいでいきなり「シン・ゴジラ」のタイトル。
 
あ!これは初代ゴジラと同じだ!
 
冒頭からいきなりのオリジナルリスペクトである。
 
「これは気を抜いていたら細かい仕掛けをいちいち見落とすぞ…」
 
観る側も真剣勝負だ。
 

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それにしても恐ろしいまでの情報量。
リアルすぎるセリフっぽくないセリフ。
ゴジラの存在、使徒?エヴァ?
東京、政府、自衛隊、アメリカ。
日本人、愛国心。
 
あっという間の2時間だった。
庵野監督の無限大の力量を改めて思い知り、一生ひれ伏します!と今一度誓うのであった。
 
今の邦画がアツい。
とにかくアツい。
 
ハリウッド映画の調子こいた感じと比べると、その緻密さ精密さ謙虚さに感動させられる。
同じ日本人だからなのだろうか?
テキトーな感じを許さない日本人の真面目さが、この映画からも滲み出ているようだ。
 

エヴァを見たことのない人に「エヴァって面白いんですか?」と聞かれた時に僕がいつも必ず言ってみるのが以下の内容。
 
「とりあえずテレビ版の第一話だけ見てみてよ?それで続きを見たいと思わなければきっと好みじゃないと思う」
 
26話分のテレビシリーズに加えて旧劇場版が2作に新劇場版が現時点で3作。
さして好きでもないのに付き合うには結構な量だ。
無理に付き合わせるのも申し訳ない。
 
逆に言えば、それほどまでにエヴァの第一話にはエヴァのいろんな魅力が凝縮されていると思う。
それを感じ取れない人がエヴァを好きになるはずがない。
 
ばかにしているとか上から目線とかでそういうことを言いたいのではない。
僕にしたって同じようにピンと来ない映画や音楽は山のようにある。
 
例えば誰もが絶賛する「ブレードランナー」が僕はどうにも好きになれない。
何度見ても面白さが理解できないのだ。
納得はできるけれども魂を揺さぶられない。
 
こういった感覚は他人に説得されてどうこうといったことではないのだと思う。
好きか好きじゃないか、もしくは嫌いか?
人それぞれであって、そこに優劣も上下もあるはずがない。
 

今回の「シン・ゴジラ」の「わけわかんないテキが前触れなく東京にやってくる」という大雑把な筋書きは、エヴァの第一話とまるで同じだ。
 
しかしあまりにも違いすぎる各種設定と映画の内容。
あくまでもエヴァを生み出した庵野さんの新しい解釈でのゴジラだ。
 
つまり、悪いことは言いません。
エヴァが好きな人はどうしたってもう「見るしかない」のだ(^^) 。
 
誰とは言わないけどエヴァ好きのそこのあなた!
スケジュール調整してBeastParty前には観ておいてくださいね!
僕も最低もう一度は観ておきますんで!
 

ストーリーや核心部分でのネタバレは一切しないが、一つだけ音楽に関して。
 
ズルイ!ズルすぎる!(*´艸`) 
(素敵!素敵すぎる!の意訳)
 
往年のゴジラファンはもとより、エヴァファンにもとんでもない嬉しい仕掛けが施されている。
 
ここであの音楽がきたら……というタイミングでまさしくそれが来てしまうのだ!
 
ズルイ!ズルすぎる!(*´艸`) (再)
 
しかもゴジラのオリジナルサウンドトラックはキッチリとモノラルなんである!
 
シン・ゴジラの音楽は鷺巣詩郎さんである。
言わずもがな、エヴァを始め数多くの庵野監督作品の音楽を作り続けている方だ。
僕は鷺巣さんを勝手に師匠とあがめて毎年勝手に年賀状を出しており、勝手に弟子を名乗っている勝手な関係でしかないのだが、とにもかくにも僕の音楽人生に強い影響を与えていただいた、とても尊敬している音楽家の一人である。
今回のゴジラの新しいテーマも素晴らしく最新のゴジラであり、そして説得力に満ち満ちた新解釈の曲だと思いました。師匠!(´;ω;`)ブワッ
 
そして、オリジナルの作曲を手掛けた伊福部昭さんの一番弟子である和田薫さんは「犬夜叉」「金田一少年の事件簿」などの作曲をされており、仕事面でとてもお世話になっている先生である。
和田さんは昨今の伊福部昭生誕祭のプロデュースや指揮などでも深くゴジラにかかわっているとても偉い先生ではあるのだが、DTMに関しては僕が師匠の逆関係でもあるという、とても仲良くしていただいているやっぱり偉い先生なんである(^^。
 
さらに15年ほど前に製作された東映版の「平成ゴジラ」の音楽は大島ミチルさんが作曲しており、こちらのシンセオペレートをしているのが何を隠そう僕なんである。
 
加えて僕は幼少の頃からの怪獣好き。
高校生の頃は8ミリフィルムで映画を作り続けていたぐらいの特撮好き。
 
言ってみればこれはもう、
僕のために作られた映画のようなものだ!(絶対違)
 
うん、絶対違うのだけれどもね(^^;
だけども、思い入れはどうしたって強くなってしまう映画であるし、その映画がこれだけ素晴らしい内容だったのだ。
 
少々ブログが熱くなったところでバチは当たるまい。
 

しばらく経って、少なくとも2回目を見終わった辺りでネタバレ全開のエントリーを改めてしてみたい。
 
あぁぁ!本当は今すぐにでもアレやコレのことについてさんざんぱら話したいんだぞー!( ゜∀゜)・∵.ぎゃぼー 
 
なお、東宝映画の代表作である「ゴジラ」でもある。
 
今回はせっかくなのでTOHOシネマズの最高峰と言われているTOHOシネマズ新宿の9番シアターで鑑賞をしてきた。
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DOLBY ATMOS対応作品でなくとも現状最高スペックでの鑑賞である。
 
参考までに最前ブロックの最後尾列のF列は視界いっぱいの大迫力であった。
2ブロック目の最前G列は誘導灯の灯りやトイレなどで出入りするお客さんが案外気になったりするので、実のところあまりオススメできない。
迫力を味わいたい映画はどの劇場に限らず、最前ブロックの最後尾列がオススメである。
 
なお、自分のオタク歴を晒すようだが、庵野監督作品を最初に見たのは1984年、九段会館「DAICON FILM上映会」での「帰ってきたウルトラマン」である。
どうだ、まいったか(笑)
 
140915