嫌いな音/好きな音

苦手な音がある。
発泡スチロールがこすれる音だ。
あのキュキュッとこすれる音がどうにも嫌いだ。
極端に言えば虫歯を針で刺されるような、聴覚の痛感を刺激されるような恐怖感すらある。
 
「黒板を爪で引っ掻いた時の音」はほぼ万人にとって苦手な音だと思われるが、僕にとって発泡スチロールがこすれる音の嫌悪感はほぼそれに等しい。
 
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そしてそれは音だけに限らず、こすれる時に手に伝わってくる感触も併せての嫌悪感のようなのだ。
説明しようのないこのイヤさをどう説明したらいいのだろうか…
 
調べてみたら「教えてGoo!」の質問に僕と同じような人がたくさん出てきた(笑)。
 
 
苦手なモノがあったとしても、例えばそれが特定の場所や条件でしか巡り合わないのであればあまり問題は起こらない。
例えばヘビが苦手な人の場合は、ヘビの生息していない場所にいればほぼほぼ問題はない。
(そういえば群馬県にある「日本へびセンター」に行った時に順路に落ちていた縄に飛び上がった恥ずかしい記憶があるが、今思えばあの縄は職員によるお茶目なイタズラだったに違いない(笑))
 
蚊やハエや小さなクモなどは別として、都会に暮らしている分には緑豊かな公園や鬱蒼とした森などに自発的に行きさえしなければ、かなりの確率で怖い虫を回避することができる。(Gも除く)
 
発泡スチロールの音にしても、そこまで聞く機会があるかといえば……
 
これが結構あるから困っているのだ!
 
スーパーの食品売り場、魚屋さん、ディスカウントショップやカメラ量販店、運が悪い時は飲み屋であってもあの音を聞くことがある。
僕はきっと築地市場では働けない。
 

先日アマゾンから大きな段ボール箱が届いた。
自身の中でのアンチポケモン現象なのか、据え置きゲームマシンであるPS4の環境強化目的でPC用の24インチモニターを購入しちゃったのだ(笑)。
(どうでもいいが僕の部屋は着々とPS4を中心にレイアウトが変わり始めているw)
 
段ボール箱を開けて内容物が見えた瞬間、取り出す瞬間の喜びは、やはり朝起きた時に枕元に置いてあるクリスマスプレゼントを開けた幼少の記憶が原点だろうか?
 
いわゆる「開封の儀」の高揚感はアラフィフであっても健在だ。
しかし、この高揚感に水を差すイヤな奴。
それが発泡スチロールなんである。
 
 
僕はマニピュレーターという職業を長らくやってきたこともあって“段ボールを開けて機材を取り出す行為多め”の人生を送ってきた。
しかしこの激痛ともいえる音イヤさに、機材と同時にケースも注文しておき、お店の人が箱からケースに移す様を耳をふさぎながら見届けるということをずっと繰り返してきていた。
「だったらケースに入れた状態で受け取ればよさそうなものを」と思われそうだが、やはりそこは開封の儀。
神聖な儀式ゆえおろそかにはできないのである。
 
…というのはウソで、やはりお店側としても新品を開封して渡しました!ということをキッチリと伝えておきたいのだろう。
 
また特注のケースが出来上がらずにやむなく段ボール&発泡スチロールで持ち運ばなければならないときは、若者がいれば若者を、そうでない場合はたとえ目上の方であっても「あのぉすみませんが…」と事情を説明して出し入れをしてもらっていた。
師匠であってもそれは例外ではなく「ち!めんどくせーなー」と文句を言われながらも、一定の理解は得られていた。
 
 
そんな戦々恐々、意気沮喪、冷汗三斗の存在の発泡スチロールだったのだが、近年になってまた状況が変わってきている。
 
まず第一に、以前ほどのイヤな音、イヤな感触ではなくなってきているように思う。
発泡スチロール同士をこすりあわせればそれはもちろんイヤな感じなのだろうけど、少なくとも段ボールや機材との接触時の音と感触がかなり軽減されている素材になっているのだ。
 
第二に、そもそも発泡スチロールで梱包されていないものも増えてきた。
段ボールや厚紙をかなり複雑な形に工作したものが衝撃吸収の役目を果たしているようで、実に頼もし嬉しい。
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今回のPCモニターもイヤな音のしない発泡スチロールであってので、開封の儀は実に厳かかつ穏やかに取り仕切ることができた。 
 

 
ところで僕の発泡スチロールに対する嫌悪感は主に聴覚に及ぼすものだが、人間の持つ五感(聴覚、視覚、嗅覚、味覚、触覚)の中でもっとも敏感な感覚がどれであるかみなさんご存知であろうか?
 
聴覚がもっとも騙されやすいということはこのブログで何度か解説してきた。
聴覚と比べるとかなり鋭い視覚であっても「だまし絵」のようなひっかけはもちろんのこと、映画やテレビの投映方式や3D方式なども、言ってみれば「錯覚」を応用した技術だ。
嗅覚はすぐに麻痺するし、味覚なんてそれこそかなり曖昧なものだし個人差も大きい。
 
というわけで答えは触覚
 
触覚は実に鋭敏である感覚であると同時に、一番感情を左右する感覚でもあるそうだ。
 
大好きな人に手を触れられる甘美な感覚と、
大嫌いな人に同じように触れられる鳥肌感。
 
この一例だけでも実に精神的作用の大きな感覚であることがわかる。
大嫌いな人に身体を触られながら食事をしたとすると、味覚も嗅覚も機能停止してしまうほどの触覚のおぞましさに支配されてしまうそうなのだ。
 
え?想像する必要はないのにしちゃいましたか?(笑)
それはすみませんでした←
 

 
最後に嫌いな音だけじゃなく、僕の好きな音も紹介しておこう。
 
いろいろ好きな音はあるのだが、一つの系統だった好みがある。
 
○ 川のせせらぎや静かな入り江の小さな波音
○ 水面を泳いでいる時などに耳元で聞こえるコロコロという水音
○ 水中の中で聞こえるゴォォォという低い水中音。
 
水の音に癒されるのは原始的本能の影響だろうか。
泳ぎはそんなに得意な方ではないけれど、水の中にいるだけで楽しくなってくるあの複合的な感覚を存分に味わえるのは今の季節だけだ。
 
 
キレイな海に行きたい!
……ハワイとかは計画なしで行くのは無理だけれども、伊豆の白浜とか千葉の勝浦あたりの十分美しい海が近場にもある。
 
どこかのタイミングで海水浴に行きたい。
水の音を存分に楽しみたい。
 
砂浜でお酒が飲みたいから日帰りの場合は電車かバスで行きたい。
宿泊するならば車でもいいけど今から宿はとれるのかな?
 
無理ならばこの際区民プールでも可。←だいぶガッカリ(^^;
 
とだいぶ脱線したところで本日のブログを終了します。