月別アーカイブ: 2016年9月

人工知能音楽キタ!

今年の1月に「機械とヒト」というエントリーをした。
特性としては本来向いていない方向性をお互いに追い求め続ける機械とヒト。
ここ数年、人工知能(AI)の開発がめざましい進歩を遂げているらしい。

今現在はまだ融合の難しい音楽事情ではあるけれども、いずれは画期的な発明がされるかもしれない。
テンポ解析にしても、もしそれがリアルタイムに検知されるようになったらどうだろうか?
我々が「キッコッコッコッ」というクリック音を聞かずともコンピューターが勝手にくっついてくるような技術に昇華するかもしれない。

さらにSiriのような技術が応用されるようになれば、人間のセッションに参加するコンピューターミュージシャンが生まれることになるかもしれない。
(一部抜粋)
 
人工知能の進化によってヒトと機械の演奏がより自然に融合する未来がそこまで来ているかもしれない、という期待を込めた内容だったのだが、来た!
 
ってか、もうキタ!
 
 
 
YAMAHAが開発した人工知能音楽システムなのだが、今度の自動ピアノは人の空気を読む!
 
どういった仕掛けで作動しているのかは知らないが、動画を見る限りはプレイヤーとアイコンタクトをしているかのような演奏を本当にしている。
 
カメラがあるのだろうか?
微妙な振動を検知しているのだろうか?
 
想像もつかないけれども、画期的な発明の仕掛けがすぐにわかってしまったのでは面白くない。
もっとも、僕のような凡人が想像を巡らせて仕掛けがわかるようなチープなシステムとも思えない。
いずれ商品化されパンフレットなどに書かれた説明を今から楽しみに待つことにしよう。
 

技術者が凄い楽器を発明する。
その楽器を使って新しい音楽が生まれる。
技術者には思いもつかない発想で新たな音を奏でるのがミュージシャンの役目となるのだろう。
 
新技術によってまた新しい音楽のスタイルが生まれてくるのかもしれない。
 
振り返って考えてみるとYAMAHAは結構昔から大掛かりな音楽貢献をしてきている企業だと思う。
 
豊かになってきた日本をもっと文化的に!とピアノの販売をし、ピアノ設計で余った木材を流用してエレクトーンを作る。
教育機関が不足しているとみれば音楽教室を開設し、音楽のインフラを整備していく。
 
さらには新たなジャンルの台頭に合わせてポプコンやイーストウェスト、バンドエクスプロージョンなどのコンテストでアーティストそのものを一般層から募り発掘していく。
中島みゆき、谷山浩子、世良公則、佐野元春、長渕剛、チャゲ&飛鳥、杉山清貴、カシオペア、サザン、シャネルズ、爆風スランプ、エレカシ等々…
 
優勝者の華々しいデビューを目の当たりにしてさらに活性化していくアマチュア音楽シーン。 
 
楽器開発をするだけでなく、楽器の用途や楽しみ方を併せて提供していく企業方針は実に理に適っていると思う。
 
 
僕自身がヤマハエレクトーン教室の出身なのだが、エレクトーンを弾くことから音を作ることに興味が次第に移行していき、シンセサイザーという方向に視線が移った瞬間、エレクトーン教室一階にある楽器店にちゃーんとヤマハのシンセが置いてあるのだから実に抜け目がない(笑)。
  
YAMAHAをヨイショすることがこのブログの目的ではないのだが(笑)、僕が高校一年生の時に発売されたDX-7という低価格の新型デジタルシンセサイザーがなければ、今の音楽の歴史は随分と変わっていたに違いないのだ。
 
当時のDXは200万円でも確実に世界中のミュージシャンが買ったはずの革新的な技術だったのにも関わらず、販売価格は24万8000円であった。
 
この大英断がその後のデジタルシンセの低価格化、一部のお金持ちのみが所有することを許されるというハードルを一気に押し下げた歴史的な名器とも言えよう。
 
yamaha_dx7
(僕の生涯の中でこれほど恋い焦がれ切望し何度も夢の中に出続け、ついに手にした時のかけがえのない喜びを味わった楽器も他にない。カタログスペックを丸暗記し楽器屋に入り浸りバイトをして…当時高校1年生だった僕が一目惚れしてから我が手中に収めるまでに要した年月2年と3ヶ月。30年経った今も当時の記憶は鮮明に残っている)
 

話が逸れた。
 
新しいAI音楽技術を世に投入してきたのは今回もYAMAHAであったということをお伝えしておきたかった。
 
無論、技術が全てではないし、技術に支配されるだけの音楽なんてチンケなものでもない。
 
だけども技術なくしては音楽の進歩ももはや少なく、停滞するには惜しすぎる人間の歴史の一部でもあり表現手段でもあるのだ。
 
「キッコッコッコッ」というクリックに支配された音楽の作り方が今後根本的に変わっていくのかもしれない。
 
きっと出てくるってか…
 
必ず出てくる!
 
 

YAMAHAの提唱する高次元なアンサンブルはあくまでも僕らとは違う次元で進化していただくとして、ポップスフィールドではどんな応用ができるだろうか?
 
まずはなんといってライヴ時における「アーティストによる完全フリーテンポによるステージの支配」であろう。
アーティストの一挙手一投足にリアルタイムで追従するシーケンス、それに合わせてシンクロする照明、レーザー、特効。
人が見て機械を操作するのではない。
AIが判断して正確に追っかけてくる。
……なんだか凄そうなことができそうな気がする。
 
MC時の煽りなどはこれまでシーケンスが最も介入しにくいシーンであったが、それすらもAIが適材適所の判断をしてくれるなんてことも可能になりそうだ。
 
 
その他にも短絡的に想像がつくのが、誤動作を面白おかしく逆利用するような遊びが主にネットを通じて広まるだろう。
「初音ミク」も当初はそんな感じで始まった文化だった。
 
まさかヴォーカロイドがここまでの市民権を得るとは誰も想像していなかったことだろう。
(ヴォーカロイドは念のため元々YAMAHAが開発したもっと学術的ポジションで発売されたツールであった(笑))
 
素晴らしい技術を活かすも殺すも人次第なのだ。
 
25631
 
そんな「お遊び」も含めての音楽。
どこでどう転ぶか、どこにどう転んでいくかなんて誰にも想像がつかないだろう。 
 

人類の絶滅の引き金になるとも恐れられているAIではあるが、音楽に関してはもうしばらく進化をしても問題はなさそうだ。
 
刮目して待て!
 
news_photo01
 
 
 

悪夢

前回思いがけず多くの方が反応した部分が「『ハイド君でずっぱり』という夢の内容が気になります」だった。
 
そこかよ!(笑)
(ちなみにこの夢日記を読んでみたら、第一話「テレビ局のイジワルなクソディレクターをコテンパにやっつけるハイド君の巻」、第二話「ハイド君との雑談時にお互いの古い友人の話をしていたら同一人物だったことが判明するの巻」、第三話「テレビに出ているハイド君のメイクが呪われた悪魔(笑)のように濃いメイクだったよと感想を伝えるの巻」の3本立ての夢であった。確かに出ずっぱりだ(笑))
 

軽い悪夢をよく見る。

みなさんもきっとよく見る悪夢の典型例として「テストの答案がサッパリわからない」「問題を必死に解いているのに全然時間が足りなくてテスト終了間際で焦る」といった“学生時代のテスト系”が挙げられるだろう。

大体は目覚めてから「あー社会人になっててよかった」と安堵するのではあるまいか(笑)。

個人的な職業上の悪夢として僕がよく見るパターンが「ライヴが始まってオープニングSEの流れる中、ステージに上がると機材がセッティングされていない、あるいは電源が入っていない」というものだ。
これはテスト問題どころの騒ぎでなくかなり嫌なパターンで、目覚めた時は本当に「夢でよかった」とホッとする。
(蛇足ながら現実でこのような事態が起こったことはない。当たり前だけど(笑))

最近はあまり見なくなったが、ライヴ仕事を始めた当初の数年は頻繁に見ていた。

昨日見た悪夢はちょっとヒネリが入っており、海外の野外フェスで自分だけはぐれて迷子になる というものだった。
出番前なので電話を持っておらず、しかもイヤモニを楽屋に忘れて振り返った数秒で他のメンバーが人混みに紛れて見えなくなってしまうというものだった。
アクション映画の悪役のような恐ろしいルックスをした他の出演者、それにちっとも負けていない怖い見た目の観客がひしめく勝手のわからないよその国のロックフェス。
img_4669
(これは屋内だけどステージは十万人の観客ひしめく巨大ホールを突っ切った遥か彼方だったパリのジャパンエキスポ会場)

加えて出演時間の迫るタイトなスケジュール。
 
イヤモニを取りに引き返さなければならないが、楽屋にすら戻れないのでは?…といった八方塞がり立ち往生系の夢であった。 
 
嫌な夢だったなぁ(´Д`)
 
 
こういった「軽い悪夢系」を見るメカニズムは、「脳のイタズラ」という分析がされているらしい。 
軽く意地悪な見たくない夢を見せることで「ほ~ら夢でよかったでしょ?」と安心させていると考えればちょっとは前向きにもなれるが、やはり悪夢を見ている瞬間というのは愉快な気持ちにはなれない。
 
あるいは深層心理や無意識下の中で日頃不安に思っていることを夢として見せることで警告を与える、もしくは一旦負の感情を吐き出しているのだろうか。

なにぶん夢の分析というものに対して人類はそこまで真剣に探求をしていないようで、フロイトやユングの頃からあまり進んでいないような気もする。
 
しかしそんな意地悪な脳みそではあるけれども、最近は見ている途中で「あ、これは夢だな。だったら楽しんでやれ」とエンターテイメントに変換するのが上手になってきた。
 
そうそう何十年も騙されてなるものか(笑)
 
エッチな夢を見ていて夢だと気がついたときの「あ!これは夢だ!目覚める前にコトを急がねば!」と焦った挙句せっかくイイ感じだった展開がダイナシになってしまってばかりの若い頃と違い、中年となった今は夢の中でも焦らない、騒がない。余裕だ、というよりはさすがに学習した(笑)
 
その代わりエッチな展開にも発展しない。
が、ほんのりエロい雰囲気だけで満足してしまう真性エロ中年に成長できました♪
 

心底恐ろしい悪夢をたまに見る。

それこそ汗ビッショリで飛び起きるような、心臓バクバクでしばらくは寝付けなくなるようなメガトン級の悪夢。

僕が過去に見た一番の悪夢はほとんどホラー映画そのままで、自分の周囲の人間がドロドロに溶けてしまうというものだった。
「うわぁ!」と飛び起きると「おい大丈夫か?」と心配そうに自分を見てくれる友人達。
しかし「よかったよかった」と笑いながらその友人達がまたドロドロと溶けていくのだ。
何度も何度も目覚めてはドロドロ地獄という永遠に起きられない無限ループを味わった。
 
chocof
(本文とは関係ありません)

ようやく目覚めて慌てて今見た悪夢をノートに記すが、強烈な睡魔が襲ってくる。
周囲で寝ている友人達が異変を察して目を覚まし「早く寝ようぜ。明日は卒業試験だぞ」と笑いかけてくれながらまたもやドロドロと溶けていく…… 
夢はまだ当分終わりそうもなかった。

朝目覚めるとノートに殴り書きで夢の内容が記されていたのに心底ゾッとした。
 
これは19歳の頃に自動車免許取得の為に2週間ほど合宿で共同生活をしていた最終日に見た悪夢だ。
翌日の卒業試験に対するプレッシャーだったにしてはあまりにも強烈すぎる悪夢であった。
 

現実とのクロスオーバーがよく起こるのが導眠時と覚醒時であり、幽霊の正体の基本形にもなっているが、悪夢というのはたいてい覚醒時直前に見るようである。
 
軽い悪夢までなら特に問題はないが、文字通りの恐ろしい悪夢というのは可能な限り見たくないものだ。



とりとめもなく悪夢について語ってみた。
絶望的な悪夢を回避する術をもってないので偉そうなことは言えないが、夢の内容をある程度コントロールできるようになってきてはいる。
 
ちなみに僕のような夢見上級者ともなると、夢の終わりにクレジットロールが出てきたり「続く」と出たりするようにもなってくる。
 
最近よく見るゾンビの夢に至っては自分のHP(体力値)まで画面左上に表示される始末である(笑)

本当だってば(笑)

年収がアップしたり自分のことを好きになれたりすることはまずないが、寝ている時間がちょっと楽しくなるかもしれないそんな特技に興味のある方がもしいたら……
 
まずは前回紹介した方法、夢日記をつけてみることから始めてみてはいかがだろうか(^^

夢を自在に見る方法

夢をよく見る。
 
積極的に夢を見たいという思いが強かった僕は、若い頃から「夢を見る訓練」のようなものをし続けてきた。
こう言うと「え?自在に夢を見ることができるんですか?」
と驚かれるが、そのニュアンスとは微妙に異なる。
 
しかし夢を見るには一定のコツのようなものがあるのは確かなようで、そういった意味では僕は普通の人よりもより多くの夢を見ていると断言できると思う。
 
見たい夢を念じてその通り見られればこんなに楽しいことはないだろうが、残念ながらそういうことではない。
「夢を見る訓練」と言っても眠る前に何かをするわけではない。
 
答えを先に書いてしまおう。
面白い夢を見て目覚めたときは、どんなに眠くても枕元に置いてあるノートに「夢日記」として夢の断片を記しておくこと。
 
やり続けたことはそれだけだ。
 
僕は中学生の頃からこの習慣を持っていて、今でも枕元に置いたiPhoneのメモアプリに面白かった夢を記録している。
 
夢というのは誰もがほぼ毎日見ているらしいのだが、ほとんどの夢は忘れられてしまっているらしい。つまり、、、
 
「夢を自在に見る」というよりは「忘れたくない夢を忘れないコツ」
ということになる。
 

なぁんだ!と侮ってはいけない。
 
せっかく見た面白い夢も、よほど強烈なインパクトでもないかぎりはたいてい目が醒めると忘れてしまう。
あるいは目覚めた時に「面白い夢を見た!」と興奮して起きても、うっかりしているうちに忘れてしまい、二度と思い出すことができなくなってしまうことも少なくない。
 
だったら忘れる前にメモを取っておくことで、
夢を保存しておける→
夢をいつでも思い出せる→
結果としてより多くの夢を見た
 
ということになるのだと思う。 
 
夢の記録さえあれば、いつでも当時見た夢の記憶が頭の中に鮮明に蘇ってくる。
忘れてしまった夢は結論として“見てない夢”にほぼ等しい。
これは日常の経験とは確実に性質の違うものだと言えるだろう。
 
現在大ヒット中の映画「君の名は」を先日見て大変感動したのだが、この夢日記記録に通ずるようなストーリー展開をしている。
とにかくメモをしておくことでつなぎ止めておける何かが、現実の世界にもきっとあるのだ。
 
%e5%a4%a2%e6%97%a5%e8%a8%98
保存されている夢日記の一部。頻度としてもここ最近は年間10〜20程度とそこまで頻繁に記録をしているわけではない。
 

ここで夢日記のつけ方のコツを伝授しておこう。
 
寝ぼけた頭で詳細を記録しておく必要はない。
断片的なワードだけをいくつか羅列するだけでよい。
 
例えば「ビル じゅーけん せっかち 転落」とメモしておくだけで、とりあえず今見た夢の記憶は保存できる。
 
それだけ書いたら二度寝して構わないのでたいした手間ではない。
朝起きてから改めてそのメモを見れば、夢の詳細が蘇ってくる。
 
上記の断片的なメモから当時再構築された愉快な夢日記を紹介してみよう。
2009/7/30サンディエゴでの夢日記


Ju-kenとなぜかビルの屋上に迷い込む。

下にいく階段が見つからず困っているのだが、せっかちなJu-kenはビルの外壁をつたって隣のビルに移動したりピョンピョンジャンプして降り始めてしまう。

調子に乗って当然のようにコケて遥か階下に転落するJu-ken。

あ~あ、と思って一段下をのぞくとあっさり階段ハケーン。

慌てるコジキはもらいが少ない。というか死ぬ。

ビルの一階に降りると人だかりと救急車。

Ju-kenだ(´_ゞ`)ちーん 


一緒に救急車に乗り込むと悲しそうな顔をして気絶しているJu-ken。

ってか生きてんのかよ!




なんだこの夢(;^_^A
 
いかにも学術的っぽいことを書いておきながら、実にくだらない夢の例でまことに申し訳ない。
ま、僕の見る夢なんてこの程度のものがほとんどなのだ(笑)
 (こんなしょーもない夢を記録し続けて何か意味があるの?といったツッコミは決してしてはいけない)
 
近年になるにつれノート→携帯→iPhoneと記録ツールは変化していったが、夢日記記録は30年を超えて膨大な数に…というほどあるわけではないが、日々の行動からその夜見られる夢の傾向のようなものを最近実感できるようになってきた。
 
 
夢の内容というのはおおむね72時間以内に起こったことをきっかけとして構築される場合がほとんどらしい。
 
これは僕が突き止めた事実というわけではなく、なにかの本かネットニュースで読んだ記事なのだが、確かに意識をしてみると数日以内の出来事を中心に構築された夢がほとんどだということに気がつかされた。
 
「えええ?そんなはずがないよ?この前20年全く接点のなかった友人Aが夢に突然出てきたもの!」
といったシチュエーションも当然あろうかとは思う。
 
しかしよくよく思い返してみると共通の友人Bと二日前に会話をしていた、といった間接的理由がある場合がほとんどであるらしい。
 
その時のやり取りでは友人Aの話題は出なかったけれども、脳みその大脳皮質から友人Bの記憶を引っ張り出すついでに友人Aの記憶も取り出していて、記憶を管理している海馬の中に友人Aの記憶が留まり、夢に登場したというメカニズムになるらしい。
たとえA君とB君にまったくつながりがなくても、例えば“NIKEのロゴマーク”といったほんの些細な共通点から無意識の中でA君の記憶が呼び出されたりするようなことが過去にあった。
 
それに加えて寝る前に「ウォーキングデッド」を見たりすると、時として「高校時代の友人達とゾンビ世界に突入するような痛快アクションゾンビドラマの夢」を見られたりするのだ。
 
ゾンビの苦手な人には悪夢そのものなのだろうが、僕にとっては映画やドラマやゲームを超えた究極のゾンビ体験となるため、目覚めた時のラッキー感は非常に高い(笑)。
 
 
最近は“もう一つの日常”としてゾンビサバイバルゲームを寝る前の1時間やっているので、ゾンビ系の夢を見る機会がなお多いのだが、これも「72時間以内に起こったこと」としてカウントされるのだから当然の流れとなるのだろう。
 
PS4「ダイイングライト」の僕のプレイ動画。パルクールでゾンビから逃げまくり極力戦闘を回避し死なないように生き続けるゲームって、この動画すぐ死んでしまって面目ない(笑)
 
こんな恐ろしいゲームを毎日やっていると少しずつこの世界の中の住人のような錯覚に陥っていく。
現在ハマり度警告レベル3(笑)
 
そう!ゾンビの夢を見たければ日々ゾンビ経験を繰り返せばよいのだ。
 
いろいろと工夫を続ければあるいは自分好みの夢を見ることができるかも……ってほど簡単ではないが、少なくとも僕はゾンビの夢を恐らく普通の人よりもやたら見ていると思う。
方向性としてあながち間違っているとも思わない。
 
……続く!
 
次回はできれば見たくない「悪夢」についての楽しい考察と怖い考察両方をしてみたい。

相対グラフ

ウケ狙いで適当におちゃらけて書いただけの前回のブログだが……
嬉しいんだか微妙な気分なのか自分でも複雑な感情なのだが…
 
開設以来のアクセス数記録更新となりました!
 
普段の約10倍、BeastPartyなどのイベント報告時の倍以上。
 
ハイド様とのツーショット効果おそるべし!
 
一つ困ったことが。
 
このブログは管理者である僕向けにアクセス数が一日遅れで毎日グラフ表示されているのだが、普段の10倍のアクセスという事態が起こると、日々のアクセスが見た目的にかなりショボく見えてしまうことである(笑)
relative
 
相対グラフとはなかなかシビアなものだ。
 
小型犬と日本猫の体重比較をしている日々の中にライオンが乱入したことを想像してみたまえ。
その瞬間、日々の比較がほぼゼロ近辺を横ばいしているだけのグラフになってしまうようなものなのだ。
実際アクセスグラフの単位が昨日のエントリーで変わってしまったのが上のグラフだ(笑)
 
日々の折れ線が一昨日まではもっとずっとダイナミックだったのに!
 
wpid-images-1
フリーザ様に例のセリフを言われて絶望的になる気分にも似ている。
※悟空がナメック星到着時に気を抑えている状態で戦闘力5000。どうあがいてもこの時点で勝ち目はない。
 
フリーザ様クラスのエントリーをかましてしまったのは素直に嬉しい。
(53万アクセスがあったわけではないですよ念のため(^^;)
 
ハイド様とのツーショット効果、これもいい。
 
だがよりによって、あんなおちゃらけた内容がそこまで多くの方に読まれてしまうとは……
 
あわわ、普段は違うんです!
 
もうちょっとはマシなこと書いているんです!多分…
 
ということが発覚した本日なのでありました(´_ゞ`)ちーん 
 
 
しかも今日は恥ずかしい思いが連鎖する日なのだろうか?
 
VAMPSチャンススペシャルイベントという特別公開イベントの中で、僕が酒を飲んで記憶を飛ばして鼻血ブーという話を会場のみなさんのみならず、生中継で数万人(?)に配信されたのはついさっきの話だ(笑) 
 
内外から「バラされてますぜ!」と情報が届き、メールでご丁寧にも動画のリンク付でリークしてくれた身内もおり、そこに映った僕の真似をするアーティストの姿はまごうことなき自分の姿ではありませんか!(´_ゞ`)ちーん 
 
あぁ恥ずかしい…
 
だが、問題はない。
 
法律違反も条例違反もしていないし誰にも迷惑はかけていない。
 
……メンバーのみなさんにはさんざんぱらかけてるけど(笑)
 
 
開き直って今日は飲みながらこのブログを書いている。
ええい!今日は飲んでしまえ!
 
……毎日飲んでるけど(笑)
 

念願の、、、

今日は一日オフだったので舞浜にあるイクスピアリの映画館にに来ました‼️

ここの映画館は音が良いのでお気に入りなんだけど、おうちから遠いのでナカナカ来られないのが難点デス💦

 

本日お目当の映画は、、、

 

スーサイドスクワッド‼️

 

ハーレイクインの美しい姿をどうしてもスクリーンで見たかったのデス‼️

suicide-squad-poster-harley

結果、、、

 

超面白かったー‼️

 

ジョーカーさんも可愛くて大満足‼️

さて、映画も見終えたことだしそろそろ帰ろうかな、、、

ってそんなわけがありません‼️

本日はまだメインイベントがあるのです‼️

 

それは、、、、

 

なんとぉ⁉️ ←ひっぱりすぎ💦

 

イクスピアリのすぐ横にあるアンフィニシアターで、、、

VANPSさんのライブを見ちゃうんですよ‼️

 

イェーイ❗️❗️

 

前から見たい見たいと思っていたんデスけどぉ、、、

なかなか見ることができないでいました😭💦

 

いつもの仲良し三人組で並んで見させてもらいました😄👍

 

ライブが始まると、、、

あれ?静かな雰囲気。

 

そうなんです‼️

 

今日はアコースティックライブ❤️

 

いつもは激しいロックのパンプスさんなんですケド、、、

 

今日だけはオーケストラっぽい演奏の日なのです🎻

 

美しい〜❤️✨

うっとり聞いているだけであっという間に時間が流れてしまうような、、、

気がついたらあっという間に最後の曲、、、

もっと聞いていたかったよ〜。。。

 

でもすっごく素敵なライブでした〜❤️

 

あ〜楽しかった❤

 

 

 

しかし❗️それだけじゃありません‼️

 

今日は、、、

 

終演後に、

 

な、なんと⁉️

 

バンプスさんのお二人に会うことができちゃったのデス‼️

 

感動で死にそうデス‼️

 

ツーショットを撮っていただけませんか❓とお願いしたら「いいよ〜」とこころよく応じてくださったHydeさん❤️

雨の日で髪の毛がまとまってなくて恥ずかしいけどドサクサにまぎれて、

img_0468

ピースピース‼️ バンピース!

美人さんのハイドさんと❗️

ああ❗️しあわせ❤️❤️❤️

 

そしてギターのカズさん‼️

 

とても親切な方でしたぁ❤️、、、

キュンキュン❤️❤️❤️

 

そして、、、、

 

 

な、なんと⁉️

 

カズさんからは、、、

 

ギターのピックをいただいちゃいましたぁ‼️

img_0469

我が家の家宝にします‼️

いいでしょー😊😊😊

 

あ、でもこういうコト書くとファンの方にやきもち焼かれちゃうカナ?😓💦💦

 

でもコッソリ自慢しちゃいマス❗️えへへ😅

 

というわけで、今日はBAMPSさんに会えてとっても幸せなのでした❗️

 

おわり❤️

 

 


 

と、まだまだVAMPS勉強不足な「にわかゲスト風ブログ」にしてみました(笑)

参考にいろんなブログを実際に読んで研究しようかと思ったのだけれども……

強烈な印象に引っ張られて元ネタを特定されるのもイヤなので、若い子のブログ風をほぼ想像と偏見だけで書いてみたのですが、だいぶピントずれてますかね?(笑)(一部有名な誤字脱字は覚えている範囲でパクったけど)

とりあえず“間違い”がたくさんあるのでヒマな人は見つけてくださいね(^o^)


実際VAMPS LIVEを客観的に観られる機会ということが全くなかったので、今回のイベントは誠に貴重な経験でもあった。

伸びやかなハイド氏の歌声、イヤモニから聴こえてくるいつもの声と同じでありながらも全く違う。

聞いていてとにかく気持ちがいい。

一方のカズ君のアコースティックギターオンリーのステージサウンド。

これまた普段は聴けない貴重な体験でもある。

 

そしてなにより、自分が演奏に関わっていないこの感覚、、、

実に無責任でイイ!(笑)

なぜって自分が間違えることもなければミスしないようにしなくちゃと緊張する必要もないのだ。

これだけ野放しにVAMPSサウンドを他人事で聴ける機会なんて、それこそほぼ初めてのように思う。(厳密には去年のアポカリプティカのUKツアー時に1曲だけではあるがVAMPSのステージを表から観たことはある)

 

だからこそというわけではないけれども、

かつてないほどに、ジックリとたっぷりとVAMPSアコースティックの世界を堪能できたように思う。

これほどまで素晴らしいアーティストと普段一緒に演奏できている自分がとても誇らしく思え、また自分は本当に幸せな音楽人生を送っているのだなぁ……と素直に思えた。

 


と素直に書くのがあまりにも照れくさかったので、照れ隠しでおちゃらけた内容にしてしまったわけだが、「ついに気が触れたのか!?」と思われても困るので最後にキチンと真意も伝えておこう(笑)。

10年ぶりの…

久々のヒットが突然きた。
 
ギックリ腰である。
 
sick_gikkurigoshi_man
 
経験したことのない方は、その言葉のお茶目っぷりにいまひとつリアリティーを感じられないのではないだろうか。
一方の西洋では「魔女の一撃」と言われるほどに悪魔じみた恐ろしい言葉だというのに(笑)。
 
以前も書いたことがあるが、僕は15歳の時からの腰痛歴34年を誇る。ちっとも誇れないけど。
 
「あ、これはダメだ。久々の重症級だ」と朝起きてすぐにわかった。
こうなったら慌てず騒がずとにもかくにも安静である。
 
僕は第3、第5椎間板ヘルニアという厄介な症状を併せ持っており、10年前にはかなり真剣に手術をしようか悩んでいた。
結局決断つかずにウジウジしていたら治ってしまい、それ以来この時ほどのひどい症状にもならずに済んでいた。
 
まさに天災は忘れた頃にやってきた。
 
ちなみに10年前にMRIで腰回りを撮影してもらったことがある。
写真がたまたま出てきたのだが……げ!撮影日は8月1日。
10年前の今日MRIを撮っており、10年後の今日にギックリ腰になったのか…
たまたま偶然だけど、因果なことである。
 
DSC02024 DSC02025
写真の黒いデッパリがいわゆるヘルニアという症状。このデッパリが神経を圧迫して激痛を引き起こしているらしい。僕の場合はそれが2箇所ある。
 
 
人それぞれによってギックリ腰も感じ方が違うかと思われるが、僕の激痛を言葉で表現してみると……
 
背骨と背骨の間に細い針が10本ぐらい入ってしまい、身体を動かす度にそれらの針が痛感神経に突き刺さって激痛が走るような…とにかくつらい痛みだ。
 
身体の動かし方にもよるけれど、刺さる針の本数や位置が毎回変わり、身体を動かしてなくてもフェイントで強烈な痛みがやってくるような恐怖の時間に突入する。
 
しかしジッとしているわけにもいかない。
同じ姿勢はどうしたってできないし身体も凝り固まってくるので、寝返りを打つように姿勢を変える。
ソロリソロリと横向きから身体を起こし、ソロリソロリと反対側を向こうとするも無情にもビキッ!と電気が走るような激痛に継ぐ激痛が腰周辺を襲う。
この激痛ポイントはとにかくパターンが読めないし変化していくので運頼みでしかないように思う。
 
 
かがむ、振り向くといった行為ができないので顔を洗うのも一苦労だし、尾籠な話ではあるがお尻を拭く姿勢なんてまずもってできない。
ウォシュレットの普及した今はまだ良いものの、つい20年ほど前はギックリ腰安静中にキレの悪いのをしてしまったりしたときは情けなさと惨めさで一人トイレの中で「トホホホホ…」としょんぼりしていたものだ(笑)。
 
背骨の中の針感覚は日数経過で少しずつ本数を減らしていき、順調であれば数日で痛みはなくなる。
しかし運が悪いと一ヶ月経ってもまだ3〜4本残っていることもある。
2005〜2006年の最悪の時は驚くなかれ、最後の1本がなくなるまでに実に1年3ヶ月を要した。
 
ギックリ腰とはかくも恐ろしい症状なのだ。 
 
 

もしもあなたがギックリ腰になってしまったら?
 
慌てず騒がずとにかく安静第一である。
患部を十分に冷やすことがなによりも大切だ。
湿布は初期症状にはほとんど効果がないので冷やすのはとにかく氷が基本となる。
 
アイスノン、保冷剤などをタオルでくるみ、患部にあてて腰ベルトなどで固定をし、時々位置を変えながら患部全体をまんべんなく冷やす。
 
1〜2時間毎に中味を入れ替えながら患部の発熱をとり続ける。
それだけで痛みの大部分を抑止することができる←ちなみに僕はイマココ
 
運が良ければ明後日ぐらいには治ってくれると思う。
 
が、運が悪ければ10年前のように年内はおろか来年の秋までずっと痛みに苦しめられるかもしれない。
 
と、ここまで書いてブログとしてエントリーするのもどうかと思ってきた。
BeastParty前に余計な心配をしてもらうのも心苦しい。
 
なので、このエントリーは完治したらめでたくアップすることにしよう。
 
なお、蛇足ながら現在二日間の禁酒に成功している。
さすがに飲む気にはなれない(^^;
結論として休肝日となっているが、こんな達成感のない休肝日はちっとも偉いことをした気になれないのが残念である。
 
2016年8月2日
 

ようやくこのエントリーを公開できる日がやってきた。
 
つまり完治したんである!(喜)
 
この1ヶ月間、座薬と飲み薬とコルセットと湿布などの多重対策を取り、少なくともライヴ中には痛みを感じずに済むようにしていた。
 
誰もこんな状況だったとは気がつかなかったでしょー?(笑)
 
今回の腰痛は案外しぶとく、丸々1ヶ月の長きに渡って苦しめられた挙句、9月2日に再発、さらに悪化という実に悲惨なダブルパンチを喰らった。
 
観念して先週MRIを撮ってきたところ、第3,4,5椎間板のヘルニアであることが判明した。
なんか10年前より増えてるし!
 
しかし整形外科のセンセーいわく「まぁ49歳という年齢を考えると普通というか、特別なことではありません」と突き放されてしまった(笑)。
 
このセリフは聴力検査や視力検査を受けた時にもほぼ同じことを言われており、早い話が「加齢による身体のポンコツ化」が比較的正常に進行しているだけの話らしい。
 
あきらめなさいということなのだろうか?
 
……
 
納得いかん(笑)
 

といったわけで今回のブログの内容は1ヶ月以上前のギックリ腰なりたての頃のトホホな状況の日記から始まっているのだが、完治した今、当時の痛みを思い出すのが難しい。
 
痛みがひいた今となってはもはや「細い針が10本ぐらい入ってしまい、身体を動かす度にそれらの針が痛感神経に突き刺さって激痛が走るような痛み」がどうにもピンとこないのだ。
 
つい先月地獄の苦しみを味わっていた自分自身の痛みだというのに。
まさに「喉元過ぎれば…」である。
 
自分の味わった痛みですらそんなものなのだ。
他人に痛みを伝えることはさらに難しいということになるのだろう。
 
 
なお、再々発したらさすがに恥ずかしいし間抜けなので、観念して腰周辺のリハビリと再発防止に向けての簡単な筋力トレーニングとストレッチを日常の習慣として組み込むことにした。
残りの人生の日々の数分間、おそらくは合計5分に満たない時間ではあるけれども、腰痛にならない軽微な努力をすることにした。
 
自身の戒めも兼ねて、恥ずかしい内容ではあるが公開に踏み切る。
 
これに懲りたら日々の数分間を怠けずちゃんとケア意識を持つんだぞ!俺!

ヴァンパイアの憂鬱・2

吸血鬼探求が止まらない。
 
元々僕はどんどん情報を取り入れて吸収できるタイプではない。
一つのテーマを別角度や別視点でずーっと観察し執着し続けるのが好きな人間だ。
 
映画を見るのは好きだけど、いろんな映画をまとめて見たりシリーズモノを一気見するのが苦手なのはきっと、頭の回転が遅くて情報処理が追いつけないからだと思われる。
 
なので今回も新しい作品には触れないように範囲を限定していたのだが…
 
「歳をとらない苦悩」というテーマで吸血鬼のことを調べていたら、ずっと昔から名前だけは知っている超有名少女マンガに行き着いてしまった。
 
萩尾望都「ポーの一族」である。
 po
 
こういった調べ物をしている時に検索をした作品が電子書籍化されているのは実によろしくない(;^_^A
ワンクリック購入をし10秒後には読み始めることができてしまうのは便利である反面、どうしても出費過多の傾向となってしまう。
 
人に借りるとかブックオフで古本を買うとか漫画喫茶に籠るとかを一切せずに工夫ゼロですぐに購入できてしまうのがよろしくないのに加え、この年齢になるとマンガ本はこれ以上物理的に増やしたくないという自制心も働く。
(僕の部屋はマンガ本だけでも2000冊以上がひしめいており、その他の書籍や文庫本やCDやオモチャや……倉庫兼書庫となっているロフトの底が今にも抜けそうで怖い)
その点電子の中なら何百冊増えようが安心!と発想してしまうのもよろしくない。
 
 
と言いつつも「ポーの一族」。
 
44年前の作品というのは本当なのか!!というあらゆる意味でのクオリティーの高さに興奮している。
初めて読み始めたばかりの“にわか”なので感想は控えるが、自分の中の吸血鬼の世界観が大きく変わりそうな気がしている。
 
1巻を読み終えた時点でもはや読了まで引き返せない魅力に支配されてしまった自分である。
物語冒頭にある「人間のふりをする」という説明一つとっても実にきめ細やかな説得力を感じる。
po-2
 

と新たな出会いをしつつ、今回はもう一つ僕の好きなヴァンパイア映画を紹介しておきたい。
 
モールス〜Let Me In
81la6q7s7vl-_sl1500_
元々は「ぼくのエリ 200歳の少女」というスウェーデン映画のリメイク版である。
 
この作品はハイド氏が「この映画面白かったから見てみたら?」とDVDを借してくれたので早速見たら本当に面白くて、その後何度も見返してしまった映画である。
先日5回目の鑑賞をまたしてしまったが、やはり面白かった。
 
この映画のヴァンパイア少女アビーを演じるクロエ・グレースはこの時12歳。
「インタビューウィズヴァンパイア」のクローディアを演じた時のキルスティンダンストと同齢だ。
 
この映画のアビーはクローディアとは違い、少女として生き続けることへ苦悩する人間らしさ(?)のようなものはほぼ感じない。
むしろその姿であることを達観しているようでもある。
 
少女アビーは父と二人暮らし、その父は体を悪くしており疲れ果てた印象の初老の男。
しかし実際は血の繋がった父というわけではなく、アビーを守る忠実なしもべであることがわかってくる。
 
(見た目的には)同じ年頃の少年オーウェンの視点を中心に描かれる本作は淡い恋心のような美しい話であると同時に、よくよく考えてみれば非常に恐ろしく切ない話でもある。
20120126004541f5b
(KICK ASSの“ヒットガール”を演じたのが同年というのも面白い話だ)
 

ここでヴァンパイアと“せむし男”の存在について説明する。
(※せむし男は差別を助長する放送禁止用語と定義されており日本社会から葬られようとしている言葉だそうだが、おとぎ話やフィクションの世界における言葉をも圧殺しようという考え方に僕は疑問を感じている)
 
ヴァンパイアは前々回の「信心深きモンスター」でも解説した通り、優れた特殊能力を持つ反面、致命的な弱点をたくさん持っている。
太陽の出ている時間の寝込みを襲われたらそれで終わり、事実上単独で生き続けることが非常に難しい。
多くの弱点をカバーしてくれる強力なサポーター、忠実なしもべがいなければたちまち死に追いやられてしまう。
 
ヴァンパイアにとって最も重要な存在、それは美しい獲物でもなければイケメンの仲間でもない。
忠実なる側近、せむし男的ポジションの存在なのだ。
 
基本的にヴァンパイアの側近は人間であることが多い。
同じ弱点を持っていたのではあっという間に一網打尽となってしまうからだ。
 

この側近でとてもユニークなのが、以前も紹介した「フライトナイト」で、なんとイケオジ中年ヴァンパイアとホモの関係っぽいイヤラシそうな青年なんである(笑)。
男の一人暮らしに妙な説得力を持たせる存在で、ご近所さんにも「んま!不潔!」といった感じで変に納得されてしまっている感じ(笑)、いかにもコメディー要素の強い本作品らしい。
IMG_0381
同監督の「チャイルドプレイ」ではイカス刑事役を演じたクリス・サランドン(左)
 
 
そして「モールス」でアビーの側近をしている初老の男に目を向けてみると、ライトタッチの映画とはまるで違う“鈍い重み”のようなものを感じる。
 
永遠に歳を取らないヴァンパイアに対して、人間はどんどん年老いていく。
 
この男とアビーとの間にどんな歴史があったのかは1枚の写真を除いては特に描かれていないが、察するに余りある。
 
そういった部分に想像を巡らせ余韻に浸る余地を残してくれる映画でもあった。
 
この映画はヴァンパイアだけではなく側近の苦悩もキチンと描いており、そこにスポットを当てたヴァンパイア映画という点でも好感度は高い。
 
モールス〜Let Me In
 
僕のオススメとしては珍しく、美しく切ない耽美派のホラー映画である。
 
 

(おまけ)
ところでこの作品は「ぼくのエリ 200歳の少女」のリメイクであると書いたが、やや不自然と思うのがそのリメイク時期。
オリジナルが2008年製作に対してリメイクの「モールス」は2010年。
古い映画をリメイクするというよりはアメリカ版を速攻で作り直したという感が強い。
かなり忠実なリメイクでありながらもいろいろと違う。
 
ではどちらが面白いか?
 
このテーマで検索をしてみると興味深い意見がたくさんヒットする。
 
僕も両作品を見ているのだが、こういったケースはどうしても「先に見た方」に軍配があがるような気がする。
ポンコツ映画「宇宙からのメッセージ」にどうしても勝てない本家「スターウォーズ」という苦しい心境は以前にも書いたが(苦笑)、→http://jinxito.com/2015/12/10/starwars1/
 
自分にとってのファーストインパクトというのはなかなか払拭できないものなのだなぁとつくづく思う。
 
どちらを先に見るかはあなたのお好みでどうぞ。
 
 
※尚「モールス」は現在Huluで配信されている。
以前は「ぼくのエリ」も配信されていたのだが現在はなくなっているようだ。
 

ヴァンパイアの憂鬱

前回の予告通り、8月10日にアップした「信心深きモンスター」の続きとなる。
 
ところで更新が滞った。
いろんなヴァンパイア映画をおさらいして流し見するつもりが、ついつい面白くて最後までジックリ見てしまうが続いている。
チビチビお酒を飲みながらの深夜の映画鑑賞。
至福のひと時となるのは良いが、ブログ更新は遠のいていく。
まだ見たりないので、ブログ内容をまた二つにわけて前半だけでも更新してしまおう。
 

ヴァンパイアの魅力の一つに「永遠の若さが保たれるというものがあるが、それは特典であると同時にある種の宿命のようなものでもある。
 
ヴァンパイアは人間の血を吸って生き続けるモンスターであるわけだが、その辺りにいる人間を取って食べているわけではなく、言葉巧みに異性を誘い、妖艶な雰囲気の中で首筋をいただくというエロチックな描写が多い。
 
つまり男女どちらのヴァンパイアにせよ、異性にとって魅力的な存在であることが望ましい。
いかにもモテなさそうなブサ男では満足に血を吸うこともできない地味な吸血鬼生涯となりかねない。
ヴァンパイアにやたら美男美女が多いのにはそういったシビアな生存条件があるのかもしれない。
(しまった!温水洋一サンと村松利史サンの「オヤジヴァンパイアーズ」という冴えない吸血鬼コンビを想像してしまった!(笑))
IMG_0378
 
さて「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」という映画では、かなり込み入った手段の「吸血鬼が新たに仲間となる吸血鬼を生み出す方法」が紹介されている。
 
吸血鬼が人間の血を吸うと吸われた人間は失血死をしてしまうわけだが、血を吸われた人間が死ぬ間際に今度は吸血鬼自身の血を吸わせるという“血の交換”をすることによって新たな吸血鬼が誕生する。
 
映画の中では3回(直接的には2回)ほどこの“血の交換”が描写されているが、結構危険な行為であることが伝わってくる。
ヘタをすると新たに生み出した吸血鬼に血を吸われ尽くして自分が死んでしまいかねない雰囲気なのだ。
 
つまりゾンビのように噛まれたら自動的にゾンビ確定!といった簡単なことではないらしいが、この辺りはそれぞれの映画によって詳細は異なる。
 
ちなみにこの映画ではレスタト(トム・クルーズ)からルイ(ブラッド・ピット)という文句なくハンサムからハンサムへとヴァンパイアの血が受け継がれており、やはり上記の「美男美女説」をより濃厚に裏付けている。
「オヤジヴァンパイアーズ」のモテ度とは雲泥の差であろう(笑)。
51zQd20mwPL
(後半に出てくるアントニオ・バンデラス演じるイケオジ吸血鬼のセリフにも「仲間のあいつらは美しくなくてイヤだ。その点お前はイイ!…」的なセリフがある) 
 

ヴァンパイアにとって見た目が重要ということがご理解いただけたと思うが、もう一つの要素として挙げられるのが「年齢」である。
 
上記の「永遠の若さが保たれる はすなわち「永遠に歳をとらない」ということでもある。
数ある特典の中でも特に女性にとっては魅力的な要素なのではないだろうか?(笑)
 
しかし自分がもっとも美しい頃にキッチリとヴァンパイアになれたのならともかく、お肌のハリに陰りが見え始めたあたりの微妙な時期だったらどうだろうか?
 
「くっ!あと3年早くなれていたら!」と微妙に悔しい感情が芽生えるのかもしれない。
 
男にしても「どれだけ食べても太らなかったあの頃だったら!」と、中年太りの腹を引っ込める努力を永遠にしなければならない数百年を味わう必要もなかったとか…
 
…といったくだらないことばかり思いついてしまうが、年齢による苦悩でもっともつらいのは子供のヴァンパイアだろう。
 
 
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」でレスタトが選んだ次の吸血鬼は可愛らしい少女クローディアだった。
 
「スパイダーマン」のヒロインMJ役で一躍有名となったキルスティン・ダンストがクローディアを演じたのは12歳の時。
 
永遠の命を手に入れた少女は数十年経っても少女のままの姿という“Vampire Depression”を見事に演じている。
0c071f438254b7c3faac6cbe91b31e3a
 
精神は十分すぎるほど成長し成熟しているのに、永遠の少女の姿である自分に不満を募らせ次第に残虐になっていく様はとても恐ろしく、トムクルーズを食いかねない狂気の演技はこの映画の大きな見どころの一つともなっている。
 
実際自分がもし12歳の見た目のままで成長が止まってしまったら…と想像してみると、「お肌のハリが…」なんて悩みは実に些細なことだと思えるだろう(笑)。
 
 
ところでこの映画、例の「ヴァンパイアの条件」をあまり忠実に守っていない。
「十字架やニンニクはただの迷信」という位置付けで、条件に適合しているのは「日光の光で燃えてしまう、血を吸う、棺桶で眠る」ぐらいであった。
何度も見ている映画なのに案外見落としているのだなぁと改めて思った。
 
(※「Vampire Eyes」という特殊な視力で夜の景色が幻想的に美しく見えるというロマンチックな設定は、藤子・F・不二雄「流血鬼(1978)」と同じである。ちなみに「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の原作「夜明けのヴァンパイア」の発表は1979年で時期もほぼ同じ。日本の子供向け漫画を原作者のアン・ライスが盗用したとは到底思えず、二人の天才作家の想像力の一致はなんだか嬉しい気持ちになれる(^^)
807a8b4f
(これほど絶望的な状況からの意外すぎるハッピーエンドの吸血鬼作品が他にあるだろうか?) 
 

「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」
 
何度見ても「よくできた映画だなぁ」と唸ってしまうヴァンパイア映画の傑作だ。
 
僕の好きな「フライトナイト」や「ドラキュラ都へ行く」といったコメディータッチの亜流作品ではなく、かなりキチンと作られている映画だ。
 
ヴァンパイア映画としては異例の豪華キャスト陣に加え、ほどよい怖さとグロさもある太鼓判でオススメできる作品である。
 
 
次回はクローディアを大幅に上回る200歳の少女のお話から、さらにヴァンパイアにとってもっとも大切な存在についての考察をしてみたい。