悪夢

前回思いがけず多くの方が反応した部分が「『ハイド君でずっぱり』という夢の内容が気になります」だった。
 
そこかよ!(笑)
(ちなみにこの夢日記を読んでみたら、第一話「テレビ局のイジワルなクソディレクターをコテンパにやっつけるハイド君の巻」、第二話「ハイド君との雑談時にお互いの古い友人の話をしていたら同一人物だったことが判明するの巻」、第三話「テレビに出ているハイド君のメイクが呪われた悪魔(笑)のように濃いメイクだったよと感想を伝えるの巻」の3本立ての夢であった。確かに出ずっぱりだ(笑))
 

軽い悪夢をよく見る。

みなさんもきっとよく見る悪夢の典型例として「テストの答案がサッパリわからない」「問題を必死に解いているのに全然時間が足りなくてテスト終了間際で焦る」といった“学生時代のテスト系”が挙げられるだろう。

大体は目覚めてから「あー社会人になっててよかった」と安堵するのではあるまいか(笑)。

個人的な職業上の悪夢として僕がよく見るパターンが「ライヴが始まってオープニングSEの流れる中、ステージに上がると機材がセッティングされていない、あるいは電源が入っていない」というものだ。
これはテスト問題どころの騒ぎでなくかなり嫌なパターンで、目覚めた時は本当に「夢でよかった」とホッとする。
(蛇足ながら現実でこのような事態が起こったことはない。当たり前だけど(笑))

最近はあまり見なくなったが、ライヴ仕事を始めた当初の数年は頻繁に見ていた。

昨日見た悪夢はちょっとヒネリが入っており、海外の野外フェスで自分だけはぐれて迷子になる というものだった。
出番前なので電話を持っておらず、しかもイヤモニを楽屋に忘れて振り返った数秒で他のメンバーが人混みに紛れて見えなくなってしまうというものだった。
アクション映画の悪役のような恐ろしいルックスをした他の出演者、それにちっとも負けていない怖い見た目の観客がひしめく勝手のわからないよその国のロックフェス。
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(これは屋内だけどステージは十万人の観客ひしめく巨大ホールを突っ切った遥か彼方だったパリのジャパンエキスポ会場)

加えて出演時間の迫るタイトなスケジュール。
 
イヤモニを取りに引き返さなければならないが、楽屋にすら戻れないのでは?…といった八方塞がり立ち往生系の夢であった。 
 
嫌な夢だったなぁ(´Д`)
 
 
こういった「軽い悪夢系」を見るメカニズムは、「脳のイタズラ」という分析がされているらしい。 
軽く意地悪な見たくない夢を見せることで「ほ~ら夢でよかったでしょ?」と安心させていると考えればちょっとは前向きにもなれるが、やはり悪夢を見ている瞬間というのは愉快な気持ちにはなれない。
 
あるいは深層心理や無意識下の中で日頃不安に思っていることを夢として見せることで警告を与える、もしくは一旦負の感情を吐き出しているのだろうか。

なにぶん夢の分析というものに対して人類はそこまで真剣に探求をしていないようで、フロイトやユングの頃からあまり進んでいないような気もする。
 
しかしそんな意地悪な脳みそではあるけれども、最近は見ている途中で「あ、これは夢だな。だったら楽しんでやれ」とエンターテイメントに変換するのが上手になってきた。
 
そうそう何十年も騙されてなるものか(笑)
 
エッチな夢を見ていて夢だと気がついたときの「あ!これは夢だ!目覚める前にコトを急がねば!」と焦った挙句せっかくイイ感じだった展開がダイナシになってしまってばかりの若い頃と違い、中年となった今は夢の中でも焦らない、騒がない。余裕だ、というよりはさすがに学習した(笑)
 
その代わりエッチな展開にも発展しない。
が、ほんのりエロい雰囲気だけで満足してしまう真性エロ中年に成長できました♪
 

心底恐ろしい悪夢をたまに見る。

それこそ汗ビッショリで飛び起きるような、心臓バクバクでしばらくは寝付けなくなるようなメガトン級の悪夢。

僕が過去に見た一番の悪夢はほとんどホラー映画そのままで、自分の周囲の人間がドロドロに溶けてしまうというものだった。
「うわぁ!」と飛び起きると「おい大丈夫か?」と心配そうに自分を見てくれる友人達。
しかし「よかったよかった」と笑いながらその友人達がまたドロドロと溶けていくのだ。
何度も何度も目覚めてはドロドロ地獄という永遠に起きられない無限ループを味わった。
 
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(本文とは関係ありません)

ようやく目覚めて慌てて今見た悪夢をノートに記すが、強烈な睡魔が襲ってくる。
周囲で寝ている友人達が異変を察して目を覚まし「早く寝ようぜ。明日は卒業試験だぞ」と笑いかけてくれながらまたもやドロドロと溶けていく…… 
夢はまだ当分終わりそうもなかった。

朝目覚めるとノートに殴り書きで夢の内容が記されていたのに心底ゾッとした。
 
これは19歳の頃に自動車免許取得の為に2週間ほど合宿で共同生活をしていた最終日に見た悪夢だ。
翌日の卒業試験に対するプレッシャーだったにしてはあまりにも強烈すぎる悪夢であった。
 

現実とのクロスオーバーがよく起こるのが導眠時と覚醒時であり、幽霊の正体の基本形にもなっているが、悪夢というのはたいてい覚醒時直前に見るようである。
 
軽い悪夢までなら特に問題はないが、文字通りの恐ろしい悪夢というのは可能な限り見たくないものだ。



とりとめもなく悪夢について語ってみた。
絶望的な悪夢を回避する術をもってないので偉そうなことは言えないが、夢の内容をある程度コントロールできるようになってきてはいる。
 
ちなみに僕のような夢見上級者ともなると、夢の終わりにクレジットロールが出てきたり「続く」と出たりするようにもなってくる。
 
最近よく見るゾンビの夢に至っては自分のHP(体力値)まで画面左上に表示される始末である(笑)

本当だってば(笑)

年収がアップしたり自分のことを好きになれたりすることはまずないが、寝ている時間がちょっと楽しくなるかもしれないそんな特技に興味のある方がもしいたら……
 
まずは前回紹介した方法、夢日記をつけてみることから始めてみてはいかがだろうか(^^