恋慕

すっかりお正月モードも終了したところで迷いも吹っ切れたのでブログにしてみたいネタがある。
 
お正月にしか食べられない一番魅力的な食品、僕にとってそれは「お餅」だ。
 
夜ラーメンを上回る「年にたったの一度だけ!」なんである。
 
…もっとも三が日の期間はお雑煮にしたり磯辺巻きにしたりして複数回食べるので、一度だけというのは誇張というかウソなのだが(笑)。
 
今年はお雑煮2回計5個に、磯辺巻き2回の計3個。
合わせて8個のお餅を食べたことになる。
 
しかし今年はちょっと知恵を絞って餅の大きさを従来の半分の大きさにした。
通常お餅というのは丸餅でなければ長方形をしているかと思われるが、正方形の大きさにしたのだ。
 
お雑煮一杯に餅3個!という多幸感を味わいながらも実質は1.5個。
合計8個のお餅も3日間で都合4個と思えばまぁセーフか?と言う量だったと判断する。
 
言うまでもなくお餅は非常に太りやすい食品である。
 
しかも見た目が小ぶりで視覚的な満腹感を感じにくいキケンな炭水化物だ。
無防備に食べていたらまさしく「正月の餅太り」は免れられない。
 
しかしそんなデンジャラスな魅力に溢れたお餅であるわけなので、ここ数年は量的なガマンをする代わりにちょっとしたフンパツを許している。
事前に予約をして大晦日に引き取りに行った時点ではまだ温かくてモチモチと柔らかい感触の素敵なお餅だ。
 
(お店は違うけどこんなイメージ)
今年は通常サイズの半分に減らしたけど、柔らかな板餅を切り分けるのは至福の準備作業となる♪
 
グリルで焼いて軽く焦げ目がついたらひっくり返し、膨れたところで出来上がり。
醤油をからめて海苔を巻くだけの究極にシンプルな食べ方をするだけで、どうしてこうも美味しいのだ?
僕は海苔が大好物でもあるのだが、焼き餅との相性はまさに無敵。
磯辺巻きにしたお餅の美味しさはあらゆる賛辞の言葉を凌駕し、もはや犯罪的だ。
 
と思うほどに僕はお餅が好きだ。
 

ところで以前僕が太ることをまるで恐れていなかったおデブ時代の頃、当時の僕はこう思った。
 
「なんで大好きなお雑煮を正月にしか食べられないのだ?真夏の今食べたっていいじゃないか!」と(笑)。
 
質素でストレートな美味しさが磯辺巻きなら、複雑で上品で和食の美味しさを追求するお餅ならお雑煮だ。
 
しかしまたとんでもないことを発想したものである。
 
そして欲望に忠実なおデブは季節感を度外視した「真夏のお雑煮」を実行した。
 
どうせならとアゴ出汁をキチンと取り、お餅もカマボコもより良い素材を選んだ。
鶏肉は関西風に言うならば「かしわ肉」だ。
 
エアコンをガンガンにかけてせめて冬っぽい雰囲気にしていただく真夏のお雑煮。
 
ああ……その背徳感を引き換えにしても余りある悪魔的至福の味ときたら!(´Д`)
(いわゆる関東風の醤油だしに具は少なめで角餅のお雑煮がサイトー家の味だ)
 
しばらく病みつきになり、毎月のようにこの悪魔の背徳感を味わいつづけたものだった。
 

それほどまでに僕はお餅とお雑煮が好きなんである。
それなのにお正月は毎年大体2回しか食べられない。
 
なんと待ち遠しくも儚く切ない食べ物なのだろう。
 
できればあと1度ぐらい食べておきたかった。
 
 
あまりにも切なさが募り、自分一人悶々とするのも可哀想に思い、食テロ写真を添えてみなさんにもおすそ分けすることにした。
 
お餅の好きな方、お雑煮の好きな方は大いに僕と一緒にお餅への想いを馳せながら「また来年」と送り出そうではないか。
 
しかも深夜の時間を狙っての投稿を決行することにした。
「こんな時間になんてことしやがる!」と思ってくれたら本望である。
 
しかしこんな時間に大好きなお餅の画像検索をして貼り付けたりしているのだから当然僕だって「ぐももも…」と悶絶しているのだ。つらいのは僕とて同じなのである。
 
「だったらすんなよ!」というツッコミはノーサンキューで(笑)