月別アーカイブ: 2017年4月

長旅の準備

このブログを開設したての頃に同じようなタイトルで同じようなことを書いていた気がする。
またこの儀式というか一連のしきたりをする時期がやってきたのか。
 
約一ヶ月に及ぶ長旅がまた始まる。
荷物を厳選し、着替えやおやつなどのプランを練り、空き時間の暇つぶしやiPadに詰め込むべきアプリや電子本も仕込んでおかなければならない。
 
自分への備忘録も兼ねて改めて整理をしてみたい。
 
1.着替え
基本は10泊分である。
今回僕に関してはステージ衣装がないので、そこは大変助かっている。
スーツ上下2着にブーツ、中に着るタンクトップやマスクやメイク道具やカラーコンタクト一式がなくなったおかげで荷物はかなり減る。とても減る。ぶっちゃけ半分近く減る(笑)
しかしその他にも「普段着、パジャマに近いバス用普段着、仕事時、移動時」といった着替えは必要だし、アメリカはとてつもなく広く気温差も激しい。
「コインランドリーで洗濯できるだろう」という前提条件ありきで10泊分の用意をするわけだが、Tシャツとパンツと靴下10セット!以上!というわけにはいかない。そりゃそうだ。
簡単には選べない。それなりのスキルを要する。というかそんなスキル持っていない!
ここまでの長旅となると、未だに旅慣れは無理のようだ。
※トラベルパック的な洗剤は大型ドラッグストアよりもむしろコンビニの方が当たり前に売っていることを前回発見したことを思い出した(笑)
 
 
2.暇つぶしグッズ
今年はせっかく電子本デビューしたこともあってKindleという電子書籍専用リーダーを自書の確認用に購入したのだが、iPhoneにiPadにMacBookに加えてKindleも持って行くのはどうなんだろうか?
確かに本を読むにはKindleが一番軽量で画面もナチュラルで読みやすく、寝転がって読んでも疲れない(iPadとの一番の差はこれができるかできないかであろうw)。またバッテリーの持ちが他のデバイスと比べると異常に長いのも頼もしいのだが、普段なら真っ先に除外するiPadがこういう時はググッと優先順位を上げるようだ。
本、マンガ、映画、ドラマ、ゲームといったあらゆるメディアを大きな画面で楽しめる。老眼が確実に進行している中年には実にありがたいデバイスなのだ(笑)
もうしばらく悩むことにするが、結局は全部持って行くような気は今からしている(笑)
iPadはamazonプライム特典の「ダウンロード視聴」で気になる映像作品に特化するのもよいかもしれない。
「勇者ヨシヒコ」と「結婚できない男」を落とせるだけ落としておこうかな?(思い立ったが吉日。余計なアプリを全て削除して実行中)
(まとめて落としておいて都合の良い時に見る。オンラインじゃなくとも見られるのは通信環境の悪い場所では大変ありがたい機能だ)
 
 
3.おやつ
これは小学生の遠足レベルの話ではない。
和食が食べられなくなる4週間を乗り越えるために和食欲求を満たす重要な味覚補給となる。
ここでいう「和食」とは寿司や本格和食といった高級な味を指すのではない。
湯豆腐やもずくやお新香、もっといえば味噌や醤油といった日常的な味付けからも遠ざかるのだ。
インスタントラーメンやカレーなど、普段なにげに食べているものが4週間食べられなくなる枯渇感を満たすためのおやつとなるのだ。本気にならざるをえないのである(切実)
 
ところで先月のイベント時に「わさび味の海苔」をいただいた。
「お!これは『海外に持ってってね』ということなんだろうな(^^」と思いつつ試食してみたら、これがもう美味しいのなんの!(^o^)
ビールにも焼酎にもよく合う大人の味だ。
確かにこれを異国の地で和食欲求が高まった時に食べたら幸せだろうな……と思いつつ、あまりに美味しくてついうっかりずいぶん前に全部食べてしまっていた(笑)
 
海苔、味噌汁、とろろ鰹節、よっちゃんイカ、大和煮系つまみ
 
これまで抜かりなくアピールしてきたおかげで、海外前はプレゼントとしてこういった実用品をいただくことが多い。
前にも書いたけど、インスタント味噌汁に鰹節を投入するだけでしみじみと幸せになれる(^o^)
 
いつもありがとうございます!
他のメンバーも味噌汁の差し入れなど多かったようで、みなさん喜んで持って行くと思います(^^
 
 
4.充電器・電源類
なにげにこれが悩ましい。
iPhoneとiPadは兼用でいけるが、Kindle、パソコン、髭剃り2種類、歯ブラシ、と充電を必要とする機器の数だけ充電器もまた必要となり、これが結構かさばる。
特に髭剃り系は洗面所に置いておく前提のデザインのものが多いので携行するには不都合な形状をしたものが多い。
2週間以内ならばフル充電していけばたいていもつのだが、4週間はさすがに無理だ。悩ましい。
今後すべての家電はUSB充電もできるようになればよいのになぁ……と切実に思う。
 
 
5.出発前儀式
これは日本を離れるにあたって悔いなくやっておく儀式である。
まずは去年の夏にkenちゃんにいただいた「銭湯入浴券」で近所の銭湯に行った。
とても使い切れない枚数をいただいたのでスタッフにもおすそ分けした。
帰国後にも利用しておきたい。
 
そしてやはり日本酒、焼酎である。
今回もパウチパックの焼酎はもちろん持って行くのだが、いかんせん米国内便荷物の重量制限22キロという範囲でパッキングをしなければならず、1パック約1キロのパウチパック焼酎はせいぜい2個までだろう。
つまり……止むを得ず飲みだめをしておかなければならないのだ(笑)
 
というわけで現在僕はウイスキー等の洋酒を禁止し、焼酎を中心に呑んだくれている←好きにしなさい
 
そして「おやつ」の項にも挙げた和食欲求を少しでも食いだめておくのじゃ!
洋食、中華は禁止!というわけで正月のような献立を意識していたら「おせちもいいけどカレーもね」的な心情に陥ったりもして、ダメじゃん!
 
しかし最後の晩餐は蕎麦とか刺身とか湯豆腐とか……あぁ結局自分は和食を愛する純日本人なんだなぁ…
 
という食いしん坊なため息で今回のブログをしめたいと思う(笑)
 

アメリカ公演迫る

パソコン周辺で昔からよく起こることがある。
それは、「新しいパソコンを買うと古いパソコンの調子が悪くなる、もしくは壊れる」だ。
 
もしかしたら壊れそうな予感がして、最悪の事態一歩手前の絶妙なタイミングで買い換えていられるのかもしれないが、それにしてもこういったケースは多い。
 
来月のアメリカツアー及び今後のVAMPSサウンドの見直しをするにあたり、ステージ用のマックを大改造、そしてノートパソコンであるMacBookProをもう一台追加導入。
Audio Interfaceといった専用機材も買いなおしたのだが……
その途端、今まで使っていた2台のAudio Interfaceがことごとく壊れてしまう。
なぜ?なぜなの!?
新しいのは海外用に買ったのであって君達用済みってわけじゃなかったのに!
なんで「後は任せた」とばかりに壊れてしまうの?(泣)
 
そしてMacBookProを買った数日後。
(何度かアキバに通い、店員さんと相談しながらイロイロ決めた)
しばらく使ってなかったMacBookAirをふと見ると……なんだか膨れている。
新しいMacBookにヤキモチを焼いて膨れているの?
 
っていうか……本当に膨れているのだ!物理的に!
 
(え?なんかヘン?)
(なにこのイビツなゆがみ(´Д`))
 
なんじゃこりゃぁ!(松田優作風)←昭和限定
 
(もうフタもしまらない)
調べてみたらバッテリーがお亡くなりになって肥大化しているとのこと。
 
どうしてどいつもこいつも新しい機械を導入した途端にそんなことが起こってしまうのよ!?
 
でもまぁ計画的に機材導入した後だったので、あらかじめ壊れることがわかっていたぐらいのスムーズさで全システムなんの問題もなく移行完了。
先日の3連続イベントやファンクラブ限定ライブは、思いがけず新システム実践運用となった。
 
……け、結果オーライ?
これでよかったのだろうか?(笑)
 

あ!ここで海外公演に関してお知らせを一つしておきます。
 
これまでの海外公演は国内と同じくステージ上にいた僕なのですが、来月の北米ツアーはステージには立たず、舞台袖もしくはFOH(Front Of House)からのマニピュレーションに専念することとなりました。
 
日本公演ではサポートメンバーをさらにサポートしてくれているスタッフ陣、あるいはバックアップシステムの十分整ったフルシステムでライブに臨めていたわけですが、海外はそれらとは異なり、最小限のスタッフや機材、行ってみなければわからない未知のライブ環境、短時間でのセットアップなど、なにかと制約が多いのです。
 
百戦錬磨の経験をしてきているチームVAMPSとはいえ、ここはやはりリスク回避をしつつも最高のサウンドで臨みたい!という思いから、今回の北米公演はこういったカタチでVAMPSを支えることになりました。
立場や状況が若干違って見えるかもしれませんが、VAMPSをサポートするという心意気に変わりはありません♪
 
それはそれで“より強力なサポート体制”を築けるというポジション、本来の僕の立ち位置に戻るということで、実に2004年の「666ツアー」以来となる、13年ぶりのオフステージからの参加となります。
きめ細やかなマニピュレーションに徹することで、オンステージ以上に盛り上げたいと思っておりますし、実際今度のアルバムのサウンドはそれぐらいマニピュレーションに集中しないといけないぐらいの完成度の高さなのです♪
 
尚、アメリカから戻ってきての国内ツアーでは、またいつもの通りの恐ろしいルックスで暴れますので今後ともよろしくお願いいたします♪

棲家

二日間のファンクラブ限定ライブが終わった。
アルバム発売前にまさかの全曲披露というレア感満載のライブであったが、ここはファンのみなさん全体にアルバム曲が浸透するまでネタバレ扱いするということにしておこう。
 
ところで先日意味深なツイートをしたまま投げっぱなしにしてある案件があった。
短いながらも回収しておこうと思う。
 
僕はこれまでも度々彼らのことに関してつぶやいてきた。
彼らとは……毎年ハロウィンパーティーの最後の曲で派手にばら撒かれるキラキラした紙吹雪のことである。
 
正式名称は知らないが紙ではないので僕は「銀テープ」と呼んでいる。
この銀テープ、もちろんイベント終了後にかなり念入りに掃除をして取り除くのではあるが、一年中定期的にどこかから出てきては「また出てきた」と思わせてくれる。
いろんな機材の隙間に入り込むようで、海外ツアー時などでも頻繁に出現する(笑)
 
アメリカ、イギリス、フランス、スペイン、ドイツ、インドネシア、チリ、アルゼンチン、etc,etc……
世界各国にばらまいてきたハロウィンのキラキラ吹雪。
 
しかし、一体どこから出てくるのか?
 
 
といった各楽器の隙間に潜り込むのも相当数あろうかと思うが、先日ついに彼らが大量に生息している棲家を見つけた!
 
僕のステージセット左側にはコンピュータ周辺をまとめている巨大なラックがあるのだが、数年ぶりに徹底的な分解清掃を試みたのだが、開けてビックリ玉手箱(死語)
 
 
 
君たちぃ、こんなところに隠れていたのか〜(微笑)
 
メンバーそれぞれの機材のケースやらラックやらの隙間に潜り込んでは、何かの折にふいに出現するこの子達が愛おしい。
そのまま棲み続けてもらうことにし、見なかったことにして清掃終了(^^
 
今後ともチョロチョロ出現して癒しを与え続けてください♪
 
と、たまにはメルヘンチックな終わりかたをしておこう(^o^)

イベント尽くし

4/14 BREAKERZ10周年10番勝負-VS-VAMPS
 
4/15 ザグレートロックンロール関ヶ原2017 氣志團万博vsVAMPARK FEST
 
4/16 ザグレートロックンロール関ヶ原2017 万博大作戦日本シリーズ
 
4/19,20 VAMPS LIVE2017 VAMPADDICT ONLY
 
2017年のVAMPSの活動がいきなり慌ただしく始まった。
そのままの流れで来月は約一ヶ月間に渡る北米18箇所の大陸横断弾丸ツアーが始まる。
まさしく毎日がイベントのような一ヶ月となる。
 
実のところ先月半ばからリハーサルは始まっており、北米ツアーに向けての様々な準備も水面下では同時にされていたのだが、やはりライブが始まると「怒涛の」といった言葉が最もふさわしく思える日々に突入する。
 
 
ところでイベントとなると通常のVAMPS LIVEとはいろいろと趣も変われば主催者も変わるということで、いつもと勝手が変わってくる。 
馴染みのあるZEPP東京や幕張メッセの会場の使い方一つにしても、やはりいつもの通常ライブとは異なる。
楽屋やケータリング部屋の配置も変わったりするので混乱をすることも多い。
特にZEPP東京では「トイレから帰ってきて自分の席に戻る」といった無意識な流れの中で、楽屋に入るたびにDAIGOがそこにいて「あれ?」となるのであった(笑)
 
そして幕張メッセ(正確には「幕張メッセ国際展示場9-11ホール」)にしても、バックステージの使い方はハロウィンパーティーの時と異なり、ちょっとした用を足すのにいちいち迷子になりそうになる。
微妙なセッティングの違いなのに不思議な感覚だ。
 
 (バックステージエリアの廊下)
 
 (迷子にならないようインフォメーションが貼られているが…)
 
 (ハロウィンの時は「メイク&スペシャルメイク室」の部屋)
 
この感覚をどう説明したらよいのだろうか?
左ハンドル車の助手席に乗った時のような…止まっているエスカレーターをテクテク上る時の違和感のような…窓の向こうの電車が動き出した時の「乗ってる電車が動き出したかと思った」感のような?
 
ニュアンスの異なる微妙な差異を感じていただけたら幸いである。
 

そして大きなフェスでの見慣れないスタッフのみなさん。
いろんなバンドのクルーがひっきりなしに入れ替わりながら、イベント全体を流れ作業でこなしていく姿はまさしくプロの動きなのだが、なぜかどの現場にもVAMPSスタッフにソックリなスタッフを見かける。
主に制作のSさんとカメラマンのイマゲンさんなのだが、Sさんはスキンヘッド、イマゲンさんはオシャレボウズにメガネにヒゲ。
特徴といえばそんなものなのだが、醸し出す空気感というか雰囲気が似ているというか……いややっぱりあれ本人なんじゃね?(-“-)
 
あまりにもイマゲンさんに似ている人を度々見かけるので、思わずFaceBookで本人の所在確認をしたところ、今は仕事で石垣島にいるという。
デビッド・カッパーフィールド氏の大技「ビーチ」でも繰り出さない限りはとても無理な芸当である。
むうう、それにしても似ているなぁ…
 
そもそもイマゲンさんは同じプロカメラマンのチャーリーさんともよく混同されるらしく、二人で同じ現場の時は「I’M CHARLEY」「I’M NOT CHARLEY」といったプリントTシャツを着ていたこともあるぐらいだ(笑)
実際イマゲンさんとチャーリーさんはボウズとヒゲ以外は全然似ていないキャラなのだが(笑)
(今後会場で二人のカメラマンを見かけてもこのネタでいじったりしてはいけない←必ずいじるべしという念押し)
 
 (単純にメガネとボウズとヒゲの男性を適当に描いてみたのだけども、なるほどこの時点でかなりイメージが寄せられるなぁ(笑))
 
 
さて、今週はファンクラブ限定の特別なライブがある。
一体どんなライブが繰り広げられるのであろうか?
 
そしていつもとは違う「微妙な違和感」は発生するのであろうか?
 
行ける人も行けない人も想像しながら楽しみに待っていてくださいね♪
 

虹色ドーム

25th.L’Anniversary LIVEに行ってきた!
 
これまでも度々ラルクのライブは観させてもらってきているが、2015年のラルカジノには行けなかったので、個人的には2014年3月、極寒の国立競技場でのライブ以来3年ぶりとなる。
え?ちょっと待て?極寒だったのは味の素スタジアムだったっけ?どっちも寒かった?うん寒かったよね(笑)
 
ところで今回の度肝を抜いたステージセット。
アレを見て僕は真っ先にアレを思いました。
中国の巨大バス構想です。
(後に詐欺事件に発展したアレ)
 

僕が初めてラルクのライブを観たのは1997年12月23日の「リインカーネイションライブ」だが、さらに僕自身がメンバーに初めて会ったのは、このライブの約半年ほど前となる「虹」のプリプロダクション以前、活動休止中の水面下でのリハーサルスタジオでの音合わせの時だ。
そう、僕の中で今年は20thラニバーサリーでもあるのだ。
 
「ニジューネン」と言葉として発するには1秒に満たないが、「ニジューネン」とは年月に換算すると約20年に匹敵する(笑)
まもなく50歳になろうとしている僕が、信じられないことに当時は20代として生きていたぐらいの歴史がある。
関係者席内でも「いやぁ生で見るのは15年ぶりですわ」といった会話が繰り広げられており、このバンドの歴史、25年やってきたことの重みや凄さが伝わってくるようだ。(久々にプロデューサーの岡野ハジメ氏にお会いしました♪)
 

(「ark」「ray」のN.Y.マスタリングにどういうわけだかなぜか同行させてもらった当時のワタクシ(DEBU) 
 
ハイド氏本人もMCで「25年経った今もこんなに多くのお客さんが観に来てくれることに感謝しています」といったことを話しておられた。
観に来るみなさんも相当凄いが、やはり続けてきたという事実がなによりも貴重なのだと思う。
 
 
僕の人生の中で、これほどまでに小気味のよい快進撃で社会現象を次々と巻き起こし、歴史を塗り替え続けてきたその雄姿を、至近距離かつ目の当たりに見てきたバンドもない。
もはや僕個人の感想や経験を言ってるわけでなく、ラルクのようなバンドは後にも先にもありはせず、つまりラルク以外に存在しようがない。
 
 
「虹」からのお付き合いとなるラルクなのだが、当時僕は彼らのことをよく知らないまま仕事をしていた。
前述のスタジオ作業の後、アルバム「HEART」の制作にも参加することになったのだが、メンバーの印象は「みんなメチャカッコイイし演奏もメチャウマイけど、静かで物腰の柔らかい青年達だなぁ」ぐらいのものだった。
ミリオンヒットのシングルを出しているという予備知識は当然あったが、なんというか…どこか現実感が伴っていなかったように思う。
それほどまでに彼らは寡黙で普通の人にしか見えなかったのだ。
 
合宿レコーディングで某所リゾートスタジオに数週間篭って録音する日々も、東京のスタジオに戻ってからダビングを重ねる日々も、彼らは「キラキラ輝くスター」というよりは「情熱と才能に溢れた若きミュージシャン」としてしか見えていなかったし、それはそれで何ら間違っていない見方だとも思っているが(笑)、
つまり僕の中では、彼らのもう一つの側面を完全に見落としていたままのお付き合いが数ヶ月継続したことになったのだ。
 
映画「ローマの休日」に例えるならば、王女の素性を知らないままうっかり数ヶ月の間一緒に仕事をしていた新聞記者のような、まるで似て非なる筋書きとなるのであろうか(笑)
 
なのでアルバム制作中に当時のマネージャーに「今度の復活ライブは東京ドームに決まったんですよ」と聞いたときも、正直な話「え?東京ドーム?そんな大きな会場でやっちゃって大丈夫なの?」と失礼千万なことを思ってしまったものだ。
コアなみなさんならご存知の通り、リインカーネイションライブは数秒間でチケット瞬殺完売!(チケット争奪戦は今回と同じく20年間何も変わっていない)
 
改めてラルクの人気、期待感が尋常ではなかったことが浮き彫りとなった。
しかし当時の僕はそんな凄い事実を次々と知りつつも、どこかでまだ現実感の伴っていない出来事のように捉えていたのではなかったのだろうか?
当日東京ドームの中に入って、5万人がパンパンに詰め込まれた状況を見てもなお、まだラルクの本当の正体に気がつかないままだったように思う←
 
「しまった!ラルクってば凄い人たちだったのか!」
 
とひっくり返る思いをしたのは、客席が暗転した瞬間の悲鳴にも近い歓声の、その音量だった。
僕の人生の中でかつてこれほどの“歓声のるつぼ”にいたことがなかったのだ。
そして演奏が始まりメンバーの姿が見えたときのさらなる歓声は、誇張表現でなく「演奏音が聴こえなくなるぐらいの」輪をかけた凄まじい声量となった。
 
僕は感動を数十段階飛び越えて、まずは恥ずかしくなった。
「ヤバイ!俺タメ口でこの人たちと普通に接し続けていたぢゃないか!知らなかったじゃ済まされないぞ…」
と青ざめた。(実際は知らなかったで済まされた(笑))
 
というよりなんというのだろうか……
「極上のドッキリカメラを仕掛けられていたような気分」にさせられたのも事実だった。
普通に仲良くなって一緒に接していたトモダチが、実は今をときめくロックスターだったみたいな?
そんな出来過ぎたシナリオをほぼ素のままで過ごしてきたような?
それはそれでなんと貴重な経験をしたのだろう。
 
舞い上がる羽根を見ながら「虹」が胸に、そしてラルクというバンドが自分の人生に刻み込まれていくようだった。
 

そんな体験をした東京ドームから20年。
同じ場所での25th.L’Anniversary LIVEである。
僕がどんな心情で今日のライブを観てきたか、想像つくであろうか?
 
な〜んて思わせぶりなフリをしておきながら……
実はおそらくはみなさんと同じ、曲を聴くごとにその当時がフラッシュバックし、曲を聴いていた時の心情も同時に脳内に現われる。
そして今東京ドームでその曲を聴いているリアルな状況もまた同時に自分の中に刻まれていくことを客観的に見ているような……
 
大好きな音楽、そしてライブ、なんと貴重な機会なのであろうか。
明日からまた頑張れる。頑張ろう。
 
(何人かには気づかれたけど、案外普通に客席の中で観てました(笑))
追記:関係者席は「ボックス席」「音質重視席」「雰囲気重視席」といったいくつかのパターンがあり、今回僕が座らせていただいのは「雰囲気重視席」となります。自分でチケット手配したわけではありませんよ念のため(笑) 
 
 
……しまった!
 
今日のライブレポをしようと書き始めたのに、中国バスのくだりだけであとは全部昔話になってしまった(笑)
しかもじんわりと余韻を味わいつつほろ酔いで書いている。
胸熱で眠れないのだ。
 
「真実と幻想と」のイントロギターで涙腺崩壊しました!
 
唯一のライブレポは一行のみとする(笑)

虹色の週末

今度の土日はL’Arc〜en〜Cielの東京ドームだ!イエーイ!(・∀・)
 
さぞかし多くのみなさんの脳内が虹色に染まっている昨今であろうことは想像に難くない(笑)
 
 
僕とてそれは同じ……と言いたいところだが、吸血鬼的なスケジュールも実のところ現在かなりの大詰めを迎えており、我々が脳内を虹色に染めている場合ではないことも想像に難くないであろう。
いやいや、ちゃんと準備してますからご安心ください(笑)
今はみなさん虹色モードでそれどころじゃないだろうけど、ちゃんと吸血鬼陣営も働いてますからね!
 
……あぁ!全てを投げ出してドーム二日間とも観に行きたい!←
という思いを封印して、現在吸血鬼水面下活動絶賛継続中の日々である。
 
それにしてもラルク…どちらか一日だけでも観に行きたいとは思っているのだけれども、まだ未定。
行けるかなぁ?どうだろなぁ?
 
 
しかしハイド氏の脳みそこそ、一体どんな構造をしているのであろうか?
モードの切り替えを自在にこなせるのだろうが、それにしても凄い。 
僕だったらとっくにパンクしていることだろう。
なぜならば、今現在の吸血鬼作業だけで既にパンクしかかっているからだ。
 
迫り来る国内ライブの準備と並行しての来月の全米ツアーの準備をしているだけで、つくづく自分の頭が「シングルタスク」であることを思い知るのであった。
 
うん、日本語と英語の違いだけじゃない、いろんな変更要素があるのですよ(謎)
 
 お知らせ:5/3の会場が変更になりました。
 
 
はい、ではみなさん再び頭の中味を虹色に戻していただいて結構でございます(笑)
 
いよいよ明日からL’Arc〜en〜Cielの東京ドームだ!イエーイ!(・∀・)

コンプレックスミュージシャンズ

架空現実小説第一弾「ダイエットミュージシャン」好評販売中!
期間限定100円!
この機会をお見逃しなく!
 
 
小説を書いてみたいという願望は実のところ大昔からあり、中高生の頃は小説というよりは「映画の脚本」というものをよく書いていた。
自分の空想を直接文章表現するというよりは、映像のイメージを説明するために文章を用いる、といった感じだった。
実際に僕は中学生の頃に2本、高校生の頃に10本程度の8ミリ映画やビデオ映像を作り上げた。
そのうちの半分ぐらいは自分が監督となり、そのうちの大部分で役者を演じ、同じ仲間内でスタッフとキャストのポジションを入れ替わったりしながら映像作品作りにのめり込んでいた。
機会があったら当時の映画作りについての詳細をお伝えしたいと思うし、実のところ昭和当時のその頃の様子と現代とを対比しながらの「仮想現実小説」のアイディアもあるのだが、実現はまだまだ先の話になるだろう。
 

そんな前科のある僕なのだが、ここ数十年はずっと音楽業界の片隅の中で生きてきた。
刺激的な毎日と思われるかもしれないが、大部分は予定調和の地味な日々という捉え方もできた。
しかしここ10年のVAMPSでの活動や経験や人間関係は、まさしく刺激的な毎日となり、大変興味深い連続となった。
 
まずは関わるヒトがことごとく面白い。
それぞれに個性的で、ある意味ぶっ飛んでいて、そして意外なまでに繊細な一面を持っていたりする。
 
しかしよくよく考えてみれば、人間誰しもが似たようなものだと思う。
ミュージシャンをやっているからといって、何も特別な人間ばかりが揃っているわけではない。
だけど、一つのバンドに深く長くたずさわっていることで、それまでは見えていなかったような別の視点を身につけることができるようになったと思う。
人は誰しもがみな個性的だ。
見え隠れする要素に違いはあれこそすれ、ひとりとして同じ人間なんていやしない。
 
人間誰しもが似たようなものでありながらひとりとして同じ人もいないが、それとは別に「単に似ている人」というのは確かにいる。
顔が似ているだけでなぜか同じ嗜好を持っていたりすることがある。
でも完全一致する人はいない。
むしろ「こんなに似ていると思っていたのにやっぱり全然違う人だった」なんてことがわかったりもする。
人間を描くというのは何よりも面白い。
 
 
次にVAMPSの活動そのものが派手でダイナミックで、それこそドラマのような連続だ。
活動そのものがエネルギッシュで大胆で、そしてサポートの立場からも「えええ!?」という驚きの連続だ。
この環境を活かして状況を面白くカッコよく描けるのは、それこそ役得以外の何物でもない。
そしてそういった経験を経た上で、これまでの地味と思われた水面下での経験も、なんだかとても面白い毎日だったのかも?と思えるようになった。
 
今回の「ダイエットミュージシャン」の中で一番意識したのがそれらの対比だ。
VAMPSそのものの活躍を描くのでは単なる現実になってしまうが、架空の物語の中に間接的に存在するVAMPSは、現実を超えた「リアル」となってくれる気がした。
 
またコツコツと積み上げていくような地味なスタジオワークに関しては、あくまでもウソ表現を混ぜることなく、なおかつ描写として面白く読めるような意識を最大限した。
それらのシーンを波状的に持ってくることで、なんだかとても面白いテンポになるような予感がしたのだ。
サビがきてAメロに落ちてまたサビがくるみたいな、音楽的な構成を小説でしてみたらどうなるだろう?という実験要素も含んでいるのだが、読了した方でお気づきになった方はいらっしゃるだろうか?
 

といった幾つかの要素が重なって「小説を書きたい」という衝動に変化していった。
第一弾ということもあって、バッググランド設定が完璧とも思えるダイエットネタをまずは持ってきた。
折しもダイエット資料をまとめている最中に思いついたので、これは大変に都合がよかったのだ(笑)
 
 
「またか…」と思わず、娯楽小説としてのダイエット本をお楽しみいただけたらと思います(^^
 
注意:読んだだけでは痩せません(笑)