徹底攻略Part1

ふと目覚めるとバスがエンジンを停止している。今は何が起こっているのだろうか?
身体を起こしてベッドから出て確かめたい。
ガソリンスタンド休憩ならトイレ(大)に行ったり飲み物の補給をしなければ…と思いつつも、今横たわっているこの快楽を中断してまですることなのだろうか?
悪魔の囁きが僕が起きることを拒んでいる。
わかりやすすぎる二度寝の誘惑である。
 
起きるのメンドくさ!(笑)
 
寝台バスの寝心地はやはり快適すぎた。
ちなみに前回のブログを書き終えた後、本文の通り「ちょっとだけ寝転がってみた」ところ、まんまとそのまま完全爆睡してしまい、目覚めたら既に機材搬出を終えていたという大寝坊をやらかしたことをここに白状しておく(笑)
 
 
 
人によっては喜劇、また別の人によっては悲劇の報告が度々されるこのバスだが、みなさんは断片的な情報だけしか知りえず、なにかモヤモヤしているかもしれない。
今回のエントリーはそんなみなさんの「知りたい欲」を少しでも埋めるためにと発案された。
知ったところでみなさんの生活には何の益もないが、暇つぶし的に「へぇこんな感じなんだー」と感じてもらえたら幸いである。
 
題して!
アメリカ大陸横断バス徹底攻略ガイド!(・∀・)
 
 
これを読めさえすれば、あなたも過酷なバスツアーを楽々制することができるようになる!……わけではありません(笑)
 
 
1.寝台ベッド
僕がこよなく愛するバスのベッドである。かなり狭い。
比較対象物としてパソコンやiPadを配置してみたが伝わるだろうか?
 
イマイチ?では人物を配置。
 
ぶっちゃけシングルベッドの3分の2ほどの幅しかない。
そこにバス生活の荷物も込みで潜り込む。
閉所恐怖症の人は安眠することも困難となる寝台ベッドなのだが、バスは常に揺れているのでむしろ寝返りをうつ必要もなく、常に全身を揉みほぐされているようなウットリとした寝心地を提供してくれる。
少なくとも僕はそのような非常に快適な好印象を抱いている。
これで広いベッドだと、どこかに転がってしまいそうでむしろ不安になりそうな気もする。
つまり狭くて正解なのだと思うのだ。僕は(笑)
 
さて、狭さが伝わったところで次は3段ベッドのそれぞれの利点と欠点を挙げてみる。
 
【下段】はバスの横揺れを最も感じにくい安定したポジションと言えるが、ロードノイズや発電機の振動がダイレクトにやってくる。また自分の視線のすぐ真横を人の足が通り過ぎるので心情的に虐げられている気持ちにならなくもない(笑)が、ベッドから転げ落ちても落差はわずか数センチで安全、酔いにくい上に微妙な振動マッサージが効果的で至れり尽くせりとなるのは、やはりこの下段になるだろう。
 
【中段】は腰の位置にあるので最もベッドに入りやすく出やすい。縦揺れも横揺れも程よくバランスの取れたポジションと言えるが、プライバシーが最も確保しにくく上にも下にも人がいるので気を使う。だがやはり一番人気のポジションといえばこの中段になるのであろう。初めて寝るのなら断然この中段がオススメだ。
 
【上段】は地面から最も離れた位置にあるだけあって一番静かでフワフワとした乗り心地ではあるのだが、人によってはその横揺れから乗り物酔いに発展しそうではある。またハシゴがあるわけでなく中段をステップによじ登らなければならないのに加え、寝相が悪く万が一落下した場合はかなりのダメージを負う覚悟も必要である。僕は怖くて上段で寝たことはまだないが外国人勢には人気が高いようだ。
 
2.前部ロビー
我々の生活の拠点となるバス、必需品は多い。
水や冷蔵庫はどうなっているのかというと、バスの振動を考慮したいろんな工夫が施されている。
引き出しにしてもドアにしても「カチッ」とロックを外して開けるようになっているし、冷蔵庫にしてもわかりやすい簡易ロックがついている。
(ビールと炭酸水しか入ってないように見えるがほぼ正解(笑)) 
 
そして今回のバスドライバーのOTTO氏はこれまでの歴代ドライバーの中でも一番マメな人で、彼独自の工夫でいろんな快適さが保たれているような気がする。
 
散乱しがちな靴をまとめるホルダーがあったり、トイレの中も汚れないようなひと工夫がされているのに加え、とにかくマメに清掃をしてくれている。
非常にありがたいことである。
ちなみにOTTO氏はONE OK ROCKの北米ツアー(今年の1月)でもバスドライバーをしていたそうだ。
アメリカチャレンジをする日本人と相性が良いのかもしれない♪
 
キッチンの引き出しにはなぜか高級素麺「揖保乃系」並びに「更科八割そば」、また日本製のサランラップなどが入っており、「これってワンオクさんの忘れ物?」と思ったりするのであった(笑)
(お湯は沸かせるけどコンロはない。どうやって茹でるのかは謎である)
 
ネタをためて不定期に続く