月別アーカイブ: 2017年6月

Light in Darkness

光と闇という対をなす言葉からみなさんは何を連想されるだろうか?
 
若い人ならファンタジー系のゲームや映画の定番コピーといったイメージだろうか?
その他にも全年齢層に浸透しているであろう「○○の抱える光と闇」といった言葉の使われ方は、既に慣用句的ポジションに到達しているようにも思われる。
 
しかし今日のテーマはそういった意味での「光と闇」ではなく、単に「明るい暗い」の話であり、ちっとも難しい話じゃないのでご安心いただきたい(笑)
 
 

ところで我々ミュージシャンは普通の人よりも暗闇の中にいることが多い。
どこでしょう?
そう!ステージ上のことである。(答え早)
 
イメージ的にはライトが煌めきレーザー光線が飛び交い炎が上がって大変眩しく熱い環境だと思われがちだが、実は照明や特殊効果がより映えるためには「暗闇」の空間はなくてはならないものとなる。
昼間の野外ライブを想像していただければおわかりいただけるかと思うが、より効果的な照明には「暗闇空間」と「一定量以上のスモークによる光の線が可視化された状態」であることが絶対条件となる。
 
つまり、我々は原則として常に「とても暗い場所」にいるのだ。(ついでにケムい環境でもある(笑)
 
そして客席からステージを見る分には最適な明るさで見えるものも、ステージ側から客席側への視線となると、複数のライトやスポットによって視界を遮られることになる。
正面を見てから鍵盤を見ると、目に焼きついた残像で一瞬手元を見失ったりすることが多々あるほどだ。
 
今回の舞台は常に明るい光が真正面から投射され続けており、視界もまた常に眩しい
 
MC中やパーティーチューンの明るい曲以外の客席もまた、みなさんが想像している以上に暗いのだ。
また本番やリハーサルやサウンドチェックといった公の時間以外のステージというものは、非常に予測しにくい状況が続いている。
バラード曲の練習をしようとしんみりピアノを弾いている時に限って180度真逆の方向性でゴォゴォと炎が上がったり、さらに一回転したつまり540度反転した方向性の激しいストロボが点滅し続けた挙句、その後数分間は完全な真っ暗闇になったりする。それはそれで世界観はよしとしても何も見えないのでやはり練習にはならない(´_ゞ`)ちーん 
そういった時は精神衛生上しばらくステージには近づかないほうがよろしいようである(笑)
 
 

暗闇はステージ上以外にも無数に存在している。
ステージ袖などは四六時中暗いままだ。
当たり前の話ではあるがステージ袖を通らないとステージには行けないので、足元がほとんど見えない真っ暗闇の中を数メートル歩くことが日課となっている。
当然慣れていない人にとってはとても不安になる空間であるし、いつまで経ってもちっとも慣れない。
まさか落とし穴があるはずもないのだけれども、なにも見えない暗闇を歩くのは非常に怖いものだ。
100回以上通っているZEPP TOKYOでもこの有様なのだから、初めての会場の不安感は比べものにならない。
 
そして闇とは対照的な強い光もそこかしこにあり、まさに「光と闇」が同時に存在しつつのさらに「逆光」といった追い打ちをかけるような別種の視界の悪さも混在している。
ちなみにこれが僕のブースまでの導線
人間の目はもうちょっとちゃんと見えるけど、カメラで撮るとこんなモヤモヤした視界になってしまう。(オープニング時はこの光も消えるのでこの写真とはまた別次元に何も見えなくなる)
 
各種機材のケーブルや機材本体につまづくかもしれないし、実際ステージやステージ袖にはそういったものがゴロゴロしている。
僕は目の前の障害物にいちいちつまづく名人でもあるので、今後の地方公演は細心の注意を払わねばならない。
 
 

さて、満を持して今年の全国ツアーが始まったVAMPSであるわけなのだが、今回のメンバーインの時がいつにも増して暗闇が多い気がしている。
 
まだ見てない人にはネタバレとなるので詳細は書けないが、オープニング時のわずかな光源を頼りに自分のブースに向かって歩いていく十数歩は、富士急ハイランドにある「戦慄迷宮」を歩く次ぐらいに暗くて不安でドキドキだ(笑)
 
しかし自分の立ち位置にたどり着けさえすればかなり安心できる。
それこそ、そこから先は「勝手知ったる空間」となるので、かなりの漆黒になってもあまりビビらない。
しかしいつだったか、長いピアノソロを弾きだすタイミングで完全なる漆黒状態で鍵盤がまったく見えなかったことがあり、その時だけは「もっと光を!」とスタッフに泣きついた。
後から聞いたら「ピアノを弾きだしたらライトが徐々に明るくなっていく」という演出予定だったらしいのだが……うん、その演出ボクには無理!(きっぱり)
 
 
ただ単に「暗闇でよく見えないので今後もしコケたとしても笑わないでね」という免罪符的言い訳をしたかっただけなのだが、照明さんや映像さんと話をしていたらいろいろと面白い話が聞けたのでもうちょっと展開してみたい。
 
つづく!

類似タイトルに注意

Twitterのリプライに誤りを発見したので注意しておくことにする(笑)

シャインとシャイニングはともかくとして、非常に多い間違いが「フェノミナン」と「フェノミナ」だ(笑)

ジョントラボルタ主演の良作に対して、ジェニファーコネリーを「これでもか!」とひどい目に合わせるドSホラー映画を間違えてはいけない。

以上。

 

え?このブログにしては異常に短いんじゃ?と思ったあなたは正解である。

ブログのトップページに双子がいるのがとても怖いので、とりあえず追いやるためだけに苦しいエントリーをしておくといった裏事情なんてない。

誰かに似た人〜3

あまり引っ張ってもアレなので日付が変わったところで答え合わせをする。
 
この双子の正体は…
 
知る人ぞ知る特別な存在ではあるのだが、実のところ双子でもなんでもない赤の他人なんだそうだ。
 
えええ!?そうなのぉ?
 
この情報を僕が聞いたのは確か去年か一昨年だったと思うのだが、僕がこの子たちを最初に見たのは16歳の頃。
つまり30年以上双子だと信じて疑わないままでいた。
 
改めて凝視してみる……みたいのだが、、、これがなかなかどうしてできない。
 
 
まずこの写真だが、とある映画のワンカットである。
双子の役者でもなんでもない、普通の子役を双子っぽくメイクしているだけなんだそうである。
ご指摘の通りよくよく見れば似てないし背丈も違う。
 
やはり先入観なく見ているみなさんはそういった事情を正確に見抜けるようだ。
30年騙され続けた僕に免じて、この先なにが書いてあっても怒ってはいけない(´_ゞ`)ちーん 
 
 
そして映画の中でも写真のような扱いをされているというよりは、一瞬脳裏に焼きつくようにコンマ数秒だけフラッシュの光のように前触れなく写る映像だ(でも写真ではなく微妙に画面に動きがある)
 
まるでなにかの悪い前触れのような、警告のような、予感のような…
 

実はこの写真は「心理学的に人類史上最も怖い」と分析されている映画の中の、さらに指折りの怖いシーンの前兆として何度となくチラッと写っては脳内に刷り込まれる恐怖の映像、という恐ろしい側面をもっていたのである。(!!!)
 
この映画を一度でも見た人ならば、間違いなくゾクッと寒気のするような恐怖のカットであるし「やめてよもう!」とこの映画が好きなハイド氏も同様に思ったことであろう。
それぐらいトラウマ級の恐ろしいワンショットなんである。 
 
ひぃぃ!ごめんなさい!
そんな恐ろしい写真をクイズにしてしまいました!
(実はこの小規模な実験を先月のツアーバス内でもやっていて「これブログでいつかやってみたいんだよね〜」といった会話がフロントロビーで交わされていた)
 
この実験で僕が最も知りたかったのは「映画をまったく知らない人が潜在的に恐怖心を抱くか?」であったのだが、しかしどうやらそれはまったくなかったようである(笑)
なぜって、みなさん寄ってたかって「おっさんみたい」「変なのー」といった予想外の意見ばっかりで、「不気味」とか「怖そう」といった感想は数える程度しかなかったではないか!(苦笑)
 
 
ちなみに映画の中では、、、
 
何十年も前に殺されてしまった女の子たちの幽霊であることが割と序盤で観客には明かされている。
しかしこの少女たちの姿が見えるのは、そんな事情を知らない少年だけ。
そしてついにある日、少年が廊下を曲がった先で、この二人が写真と同じく目の前に立っているのだ。
その10秒後、映画の中での最初のクライマックスが待っている。
 
そしてそれは、この映画最大級の恐ろしいシーンなのだ。
 
ひぃぃぃぃぃぃ!
 
そんな恐ろしすぎる映画のタイトルは……
 
(僕の中でも生涯ベスト3に入る怖い映画だ)
 

ひぃぃぃぃぃぃ!←こればっか
 
というわけで、ここはやはり中和剤としてあの人を投入するしかない!
 
おーい!京都のKさ〜ん!
ついにはオチとして使われる再々登場Kさんなのであった(こだわるようではあるが毎回写真が微妙に違う。……ひぃぃぃぃ!(違)
 
 
というわけでスッキリしてもらったところで、、、
 
今日からVAMPS LIVE 2017のスタート!
(なんて無理くりな着地なんだ…)

誰かに似た人〜2

前回紹介した「京都在住のKさん」に写真掲載許可メールをした後のKさんとの会話が面白すぎた。
「仁さんほどのゾンビ好きではないですけど…」で始まったKさんのホラー映画嗜好があまりに自分に近かったのに加え、初めて買ったレコードは「チューブラベルズ(エクソシストのテーマ)」であるとか「当時『サンゲリアのテーマ』をオルガンで弾いてた」とか、「えええ!僕は宅録多重録音でサンゲリアのテーマを作りこみましたよ!」となり、「やっぱり僕らは似ていた!」ということになったのであった。
再登場のKさん。うん似てる(笑)
 
今日は前回の続きとなりながらも、もう一つの「似ている」についての言及をする。段落ごとにまるで違う話に飛びまくるが、根幹となっているテーマは同一であるので安心されたし。
 

高校生の頃に経験した奇妙な話がある。
高校一年生になって新しい生活が始まった頃、僕は笑顔を絶やさず控えめの雰囲気を醸し出しているM君というクラスメートの存在を認識した。
しかし彼の周辺では不思議なことが度々起こった。
部活動の朝練で早い時間に登校する僕とほぼ同じ時間帯に登校している彼が、なぜか始業時間ギリギリに再登校してきたり、さっき廊下ですれ違ったはずなのに教室に戻るとなぜか既に教室にいたりする。
決定的だった事件は、自転車でM君を追い抜きざま「おはよう〜!」と声をかけたのに無視され、しかし自転車置き場に到着したらそのM君が既にいるんである。
「お、おはよう?」と声をかけると「おはよう!」と明るく返される。
 
ざわっ…
 
なにこれ?
「あのさ、M君って瞬間移動とか分身の術とかできるの?さっきも会ったんだけどというか、そういうことが度々あるんだけど?」と冗談交じりに尋ねてみたいのだけども、なかなかストレートに聞けない。
まだそこまで親しくなかったし「なにコイツ?」と変な人に思われたくなかったからだ。
 
しかしその日のうちに答えがわかった。
M君は「ラノベか韓国ドラマかよ!」ってぐらいの古典的オチである「一卵性双生児」だったのだ。
 
実際彼等は僕の人生の中でも「最も見分けのつかない完璧な双子」であったように思う。
それこそ「三倉茉奈・佳奈」「ざ・タッチ」「磯野波平&海平」レベルの瓜ふたつっぷりだったのだ。
 
ちなみに一卵性双生児はDNA鑑定では「違う人間」と識別できないそうだが、指紋や後天的特徴に関しては固有性が生じるため「個」としての認識は十分に可能だ。
事実、双子のM君兄弟にしても高校一年生の時には「???どっち???」と混乱したものだが、二年生になる頃にはちゃんと瞬時に識別ができていたように思う。
 
一卵性双生児を題材とした面白い作品はたくさんあるが、最も有名な青春ドラマといえばやはりあだち充のマンガ「タッチ」ではないだろうか。
もっとも、双子ネタは比較的序盤で終了してしまうストーリー展開になってしまうのだが…(涙)
 
それとは別になかなかアダルトでゲスな展開をした挙句にドロドロのバッドエンドになってしまうデビッドクローネンバーグ監督作品「戦慄の絆」などは、なかなかにヒドい映画なので見ないほうがいい。絶対にだ!←
(すすめてないならリンク張るなよ(笑))
 
また映画ネタでは「MATRIX」のエキストラの中に大量の一卵性双生児が混じっているというwikiがある。
コンピューターが構築した仮想世界である「マトリックス」の不完全さを表現するといった理由でわざわざ双子を揃えたらしいのだが…その情報を知った上で見ると、、、監督兄弟のこだわりの強さを感じたものだった。
よ〜く見ないとわからないが、確かに双子がそこかしこにいる
 

そして僕が密かに思っている事実、「あの人って実は単なる双子なんじゃ?」と思っている仮説をぶちまけてみる。
 
世界トップクラスのイリュージョニスト、デビッド・カッパーフィールド氏である。
 
彼のイリュージョンのネタには双子であれば簡単に成立してしまうものが数多くあるような気がするのだ。
随分前の日本公演を観に行った時も、ステージ上でバイクに乗ってヘルメットをかぶったかと思えば次の瞬間には客席後方から出てきてしまうのも、あるいは一瞬で数千キロ離れたビーチに行って帰ってきたりするのも、双子であれば実に簡単な話ではないか。(たとえ本当に双子であっても数千キロ離れたビーチに同時にいるとは思わないが(笑)
 
しかしそれは「実は本当にタネがなく単に超能力者であった」の次ぐらいに許されないオチだ。
 
「なんだよ!ただの超能力かよ!」←
 
そう考えるとイリュージョンやマジックというものはなかなか奥が深い。
ネタがあってそのタネがわからないから面白いといったツンデレ感のようなひねくれた感じがとてもする。
 
※なお、今回改めてデビッド・カッパーフィールド氏の大技を検索しなおしたところ……空を飛んだり自分の胴体を完全に切断してしまったりと、一筋縄ではいかない技の応酬に次ぐ応酬!
双子である必要のない大仕掛けものが圧倒的に多いようだ。
えっと、あのそのぉ……
 
次行ってみよう!(いかりや長介風)
 

 さらに話は変わってまずはこの写真を見てもらいたい。
 
 
この双子の写真を見てまったくの予備知識のないあなたは何を感じとるだろうか?
(知っている人は口をつぐむべし)
・可愛らしいアメリカ人の姉妹?
・結構古い写真?50年前とか?
・ホーンテッドマンションの中の絵みたい?
 
など、あなたの無垢な意見を是非聞きたいので、印象を定着させて是非ググったりせず、知識を仕入れない状態での感想をTwitterにあげてもらいたい。
 
答え合わせは次回に!
 
ということで明日からツアーが始まるのだが……深く考えずに続く!(どどーん)

誰かに似た人

更新が滞ってしまった。
10日間以上未更新のままだったのはブログ開設以来初めてのことだと思われる。
いろいろ書きたいことはあったのだが、書いている途中で「地味なネタだなぁ…」と思ってしまっていたのだ(笑)
いかんせん北米ツアーの一ヶ月のインパクトが我ながら強かったようで、おかげで帰国後に書く話題書く話題がどれも地味でつまらなく感じてしまっていた。
不遜にも「面白いことを書かねば…」なんて思ってしまったわけだが、そう思えば思うほどにマニアックな傾向に向かうという自滅パターンを繰り返していた。
 
「セブンイレブンの牛丼のカロリーが666Kcalだということを初めて今日知った」ぐらいなゆるい話をできないものなのか?(-“-)
 
しかしよくよく考えてみるまでもなくこのブログは「地味でゆるいネタ」も多いことだし、全然ミュージシャンぽくない内容ばかりだったことだし、「派手なネタだけ続けるのとか無理ですし」と開き直り、従来通りのテンションに戻すことにしますがなにか?(笑)
 
 

 
新しく出会った人が自分の旧友とどことなく雰囲気が似ている、といった経験ぐらい誰でもされたことがあるかと思われる。
また「知り合いに雰囲気がソックリなんですよ」と言われたことがある方も珍しくないだろう。
 
人間のパターンというものは、それこそかなりのバリエーションに富んでいるとは思うのだが、このような類似性を発見することが時として起こるようだ。
 
僕にしてもどちらのパターンも何度となく経験してきているのだが、最近ふと「これはもしかしたら……」ともう一段先の考え方をするようになっている気がする。
 
半年ほど前に新たに出会ったYさんという男性がいるのだが、最初に会った時に「あれ?この人の雰囲気誰かに似ているよなぁ?」と思ったのだけども、その似ている誰かがずっと思い出せないでいた。
ただ「自分が昔からよく知っている人」に似ているという印象をそのまま抱きつつ、Yさんとの付き合いが続いていた。
 
そして彼が先日奥さんを僕に紹介してくれたのだが、「あ!Sさんの奥さんにソックリだ!」と思ったと同時に、Yさんこそが昔からよく知っているSさんにソックリだったことに気がついた。
つまりSさんによく似ているYさんの奥さんもまた、Sさんの奥さんによく似た人だったのだ!
 
なんとなく言いたいことは伝わっているだろうか?
 
僕自身がつい先日知人男性から「仁さん、今麻布○○ってお店に居ます?笑」という不審なメールがきたので「それは家で晩酌しながらまさに今『たまには外で飲みたいなぁ』と思っていた僕の生き霊でしょう」と返したのだけども、どうしても気になるので「どこまで似ているのか盗撮してください」と頼んで送られてきた写真が……
本当に雰囲気といい見た目といいソックリで笑ってしまった。
お見せできないのが本当に残念なのだが、きっとその彼もお酒が好きでゾンビが好きでアップル社が好きに違いないことだろう(当然根拠はない)
 
あ!僕に似ているといえば、あの人がいた!
 
僕らが似ていることについてはハイド氏も太鼓判を押す京都在住のKさんである。
しかしKさんはゾンビ好きでもなければ大酒飲みでもない。……ダメじゃん!
 

 
もう一つの例を挙げてみる。
僕の友人になかなかの男前で異性によくモテるA君という人物がいるのだが、この彼がモテるのは結構なのだけれども、毎回会うたびに付き合っている女性が違う人物に入れ替わっている(笑)
そこまではよくある話なのだが、僕の視点から見る限り毎度同じ女性にしか見えないのだ。
そこまで深い付き合いではないし、付き合っている女性の印象も希薄なままに半年〜1年と合わないので、交際相手の印象を忘れてしまうだけの話でしかないのかもしれないのだが、それにしても印象そのものが酷似している。
 
おそらく交際相手を横一列に並べてみれば全然違う人間でしかないのかもしれないが、でもやっぱり共通点も多く見出せるような気もする。
 
ややSFちっくな妄想でしかないかもしれないのだが、人間のパターンというものには一定の規則性があり、印象の類似性はまた思考の類似性にもつながり、結果として志向や指向、果ては嗜好までもが似通ってくるのではないだろうか?
そこを真剣に研究すれば人類の未来の助けとなるような大発見ができるかもしれない。
そんなことを思ったりするのだ。
 
そんな視点で世の中を見回すと、そこかしこで「似ている人」を見つけることができてしまうではないか!
 
すごい!すごいぞ俺!(・∀・)
 
例えばそうだなぁ……
録音エンジニアはみなさん中華が好きとか、ギタリストは大雑把な部分と繊細な部分の差が激しいとか、ベーシストはとりあえず変態が多いとか……あ、人類の未来話から遠ざかってます?(笑)
 

ようやく肩の力を抜いて軽い話題で2週間ぶりに更新することができた(^o^)
うん、こんな調子でゆるりと再開!
 
 
しかも呆れたことにこの話、同じタイトルで続くんである(調子がでてきた)

北米ツアー総括〜後編

前回からの続きである。
 
4.ぶっちゃけどれだけの酒が消費されたの?
 
プレゼントや差し入れでバス内に持ち込まれる酒は、日々結構な量だった。
それに加えてVENUEの楽屋になぜか用意されているキンキンに冷えたビールの圧倒的な本数。多いときは50本とか!
それを毎回律儀にせっせとバス車内に持ち込み続けた我々(笑)
ザックリとした平均本数で言うと、少なめに見積もっても毎回約30本。
しかしそれが一晩でキレイに消えてしまう謎の現象。
 
なぜなくなる?(-“-)
名探偵コナンか金田一少年でも派遣したいところではあるが、重い腰を上げて検証してみると……
 
バス車内に生息する酒飲みの面々。
正確にはドライバーのオットー氏を除くと…萩尾望都風に言えば、
 
11人いる! ←おい
 
一人頭3本のビールを飲もうとすると……既にして30本では足りない。
小学生でもわかる算数だ。
もちろん1本しか飲まない人もいれば5本でも6本でも飲める輩もいるわけだが、平均値としては謎でもなんでもなくただ単に本数不足なだけの話であった。
 
それにしてもツアー日数28×ビール平均30本と考えると合計…
 
さ、さんびゃくりっとる?( ̄□ ̄;)!! 
 
さらに焼酎をいただけば即開封し、匂いを嗅ぎつけた酒飲みどもが「お!焼酎じゃないかぁ」と群がり、ワインを開ければ「飲み残して風味を損なうのもナンだしね」と言い訳しながらペロリと空ける。
モエだろうがドンペリだろうがひるむことなく開ける!飲む!美味い!
さすがにアルコール度数の高いウイスキーなら少しは長持ちしそうなものだが、3日もったボトルは1本たりともない。
 
しかもだ。
そのほかに自分達でも結構な量を日々買い込んでいるんである。もうどれだけ酒好きなのかと…(笑)
 
推定消費アルコール総量は……
……自己否定の流れになるのが怖いので、計算することもまた拒否する(笑)
 
(飲んだお酒ちゃんたちの極々一部)
 
しかし誰一人として倒れることなく(二日酔いはあったけど)最後まで健康的に終われたので、どうか安心していただきたい。
 
 

 
さて、今回のツアーは個人的にこれまでとは大きく違う点があった。
僕自身がステージに立つミュージシャンとしてではなく、ステージ袖からマニピュレーションをするクルーとしての参加となったことだ。
ステージに立たないことで仕事全体のいろんな部分に差異が生じる。
 
まずは「演奏」そのものはしない。
僕が演奏していたパートは日本での準備中にあらかじめ全部録音を済ませておいた(もちろん真心込めて丁寧に演奏しました♪)
それをパソコンで他のパートと一緒に流すことで違和感なくシーケンスの中に溶け込ませた。
「SEX BLOOD Rock’nRoll」といった派手なパートなどもステージ同様にトリガーパッドをスティックでひっぱたいて録音したものなのでちゃんと臨場感もある。
つまり…僕のパートは絶対に間違えない(笑) これは単純に安心できてイイ。
 
次にメイクをする必要がなくなり、衣装を着なくてもよくなり、他のクルーと同じく「裏世界」と背中に書かれたスタッフTシャツを着ていた。
普段メイクをするのも衣装を着るのも大変なのだが、それ以前に「表に立つ人」としての気合を入れなくて済むのがこうも違うものなのか!と驚くほどに緊張感が軽減した。
しかしマニピュレーションのみに集中することによって、今までは見えていなかった新たな視点が目の前に開けてくるようだった。
 
なんといっても、「VAMPS」というバンドを主観だけではなく客観的にも見ることができるようになった。
ステージ上から主にメンバーの後ろ姿を見ている視点ではなく、カッコよく演奏している姿を至近距離で見つめる、ということができるようになったのだ。
「そんなに違わないのでは?」と思う方もいるかもしれないが、やはりこれは相当違う。
 
ハイド氏の感情の込め具合、カズ君のダイナミックなモーション、じゅーけんが鶴の舞のようなアクションをしていたこと、「Vampire Depression」のサビのアーリーの手数の多さはもちろん知ってはいたが、自分もサビはピアノが忙しくてそれを見ることが今まで一度たりともできなかったなど、すぐ近くでずっと演奏していただけに知らなかったことが次々と視界に飛び込んでくる。
 
そして本番中であっても、ステージ袖からヒョイと客席に移動して出音のチェックなどが自在にできる身軽さ。
ステージメンバーでは知り得なかった「VAMPSの本番中」をいとも簡単に見ることができるのだ。
これは新鮮な体験だった。
 
 
多くのみなさんから「ステージにいなくて残念」といった言葉をいただいた。
寂しがっていただいて光栄ではあるが、僕はむしろ「仕事形態によって自在にスイッチできるポジション」という解釈で自身の立場を捉えている。
 
 (ツアーを楽しみまくっているわたくしw)
 
 

 
今回の北米ツアーでは機材面でも最小限で済むように様々な工夫を凝らして臨んだのだが、データをコンパクトにまとめたことで思いがけず様々な恩恵をこうむることになった。
 
・セットリスト組み替え時の時間短縮
・パソコンや周辺機器への負荷の削減
・それに伴うヒューマンエラーやストレスの大幅な軽減
 
「なんで今までこうしなかったかなぁ?」と思えるほどに快適な環境を手にすることができた。
劣悪な環境下を想定することによって全てを見直す機会に恵まれたのだ。
 
当然今月から始まる全国ツアーでも、この軽くなったデータをメインシステムに持っていくことでさらに快適な環境になることが約束されたようなものだ。
 
また、アメリカのライブ現場の最先端事情を知ることで「こんな機材があるんだ!」とか「こんな使い方をしていたのか!」といった発見をいくつもできた。
「I PREVAIL」のシーケンスシステムを最初はチラチラと盗み見し、次第に大胆にガン見するようになり盗撮し、最後にはあちらのエンジニアさんにつたない英語で話しかけていろいろ教えてもらうようになった。
 
そうなってくると「さらにこうしたらどうだろうか?」と前向きな検討をしたくなってくる。
仕事がよりノリ気味になり、より楽しい職環境に変化していく。
今の機材でも改善面が見つかってくるし、次に必要なモノも見えてくる。
それはきっとVAMPSの進化にも大いに貢献できることだろう。
 
(フムフムなるほどこうやっているのか…)
 
僕個人の経験としてもとても実りの多い北米ツアーとなった。
今回のオフステージ経験を今後のオンステージに生かすべく、さらなる精進していく次第である。
 
といった感じで、先月から連続してお伝えしてきた北米ツアー関係のエントリーは今回で最終回となる。
 
引き続き、当ブログをよろしくです(^^
 
 

 
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この機会をお見逃しなく!
とちゃっかり宣伝をして終わる(笑)
 

北米ツアー総括〜前編

このブログやツイッター、あるいはモバイルファンサイトのダイアリーなどを通じて一ヶ月のツアーをなるべく詳細に渡って伝えるにあたり、自分の行動記録を自動的にしてくれるアプリが必要だった。 
というのも前回のツアーでとても大変だったのが「移動記録」だったからだ。
寝ている間にかなりの距離をバスが進んでしまいどのルートを通ったのかわからなくなってしまったり、2〜3日前に遡って「あれ?この時間はどこにいたっけ?」と思い出せない時なども、自分がどこにいたのかを遡れるような都合の良いアプリはないものだろうか?とずっと探していた。
 
 
このアプリを知ったのは半年ほど前なのだが、なんとなく使っているうちに「お!これは海外ツアーでも重宝しそうだぞ!」と使い続けていた。
 
バーミンガムの空港から最終日の空港到着までの行程記録と総移動距離を知るために、GPSデータを記録し続けた。
残念ながら日付の管理があくまでも日本時間でしか区切られないこと、アメリカ国内の土地名には対応していないので「アメリカ合衆国にいました」としか表示されない間抜けな記録になってしまうのだが(笑)
 
 
飛行機に搭乗した時のように途中GPSを見失っても問題ないのと、僕の欲しかったデータは「大まかな道順」「滞在時間」「総移動距離合計」なので大きな問題ではない。
 
「VAMPS旅のしおり」にはGoogleMapで推定されたであろう移動合計12,670Kmと書いてあるが、アプリでの計測合計は12,703Kmと出た。
誤差の33Kmはバス以外での徒歩の合計、と思うことにする。というか、案外正確なんだなぁ(感心)
毎日毎日なかなかダイナミックな移動距離でしょ(笑)
 
自分が通ってきた道1万2千キロオーバーの道順を辿れるのはやはりちょっとドキドキするというか、見ているだけでも楽しい(^^
 
 

 
さて、今回は詳細を伝えておきながら「回収してないままの情報」を「答え合わせ」的な内容でお伝えしてみたい。
 
 
1.寝台バスのメンバーのポジションを教えて
 
内外からの「教えて」が一番多かったのがこの質問だった。
えええ?なぜそんなことを知りたがるの?と思いつつも、どう考えても機密データでもなんでもないと思われるのであっさり公開、答え合わせをしてみたい。 
 
(後部ロビーから撮影)
 
良席とされる中段にメンバーが多い傾向は変わらず。
スタッフH氏は機材のピックアップ等のスケジュール的に我々よりも数日間先行しての乗車をしていたので当然の良席ゲット権利であるとは思うのだが、このH氏が閉所恐怖症で全くベッドに寄り付かずに毎日後部ロビーのソファーに布団を持ち込んで寝ていたのが微妙に恨めしかった(笑)
「どうせ寝ないんなら代わってよ」と言いたかった人がきっといたはずだ。
例えば暑がりのくせに熱気の溜まる上段で寝ていたベーシストや、寒がりのくせに冷気の溜まる下段で凍えていた僕とか(笑)←(君たちはまずお互いのベッドを交換すべきだったのでわ?というツッコミは禁止とする)
 
 
2.助っ人外国人とのお別れは泣いたの?
 
これは僕自身とても意外な結果となったのだが、寂しい感情は全く芽生えなかった。
単純に慌しい中での「あ!え?ここでお別れなの?うん、気をつけて!」的なバタバタの状況でのお別れだったことが一つ。
 
もう一つの理由としては「また次回も絶対に会えるだろうな」と確信できたからだろう。
VAMPSメンバーにしても「結果的に久しぶりだね〜」といった感じは多々あるし、例え最初から数ヶ月会わなくなることがわかっていたとしても寂しいと思うことはないだろう。
きっとそれに近い、もはや身内のような感覚?
「うんまたね」と自然に思えたのでちっとも寂しくなかった。
そして必ずまた会えるに違いない。
+マネK君(撮影)の合計12人。2017北米ツアー、少数精鋭で臨んだチームVAMPS
 
 
3.アメリカで「楽痩せ」は可能なの?
 
これは僕自身が密かに思っていたことなのだが、ダイエット生活をするにはとにかく適さないと思われるバス生活とアメリカ飯。
「昼は普通、夜は低糖質」といったパターンの確立がとにかく難しい中で「楽痩せ」は非常に困難だということが容易に想像がついた。
自分的には太りも痩せもしてない自覚がありつつも、帰宅してまずやってみたのが体重計測だった(笑)
さぁどうだ?
 
結果は61キロでほぼプラマイゼロのまま。
そう、「楽痩せ」は難しいが「楽維持」は簡単にできたことになる。
やはりあの本に書いてあることは正しい(自画自賛)
 
ちなみにアメリカ飯で一番ヤバいのは、イモ類である。
とにかく何にでもイモが添えられていることが多い。
フライドポテトやベイクドポテトやマッシュポテトやチップス類。
これらを避けて通るのが非常に困難なのに加え、昼食で最も多かったサブウェイのサンドイッチはハーフサイズが存在しないのか、倍の大きさ(長さ)のドーンとしたサイズ感。これまたイモとは違う方向で攻めてくる。
 
暴力的なイモ料理、名物スモークポテト
巨大サイズのポテトは推定20cm×10cm×10cmの塊
 
さらに夜になればカップ麺を食べる人続出の中、つい釣られて食べてしまいそうで危ない。
カップ麺を年に3個も食べない僕が、結局この一ヶ月で5個も食べてしまった。
どん兵衛天ぷらうどん、一平ちゃん焼きそば、どん兵衛鴨南そば、マルちゃん焼きそばTERIYAKIフレーバー、カップヌードル〜ライムチリチキンフレーバー…
ちくしょう!どれも美味しかった❤️
 
尚、夜に食べたのは1回のみ、しかも鴨南そばであったし、じゅーけんに半分取られたので(笑)、例の「年に3回の夜ラーメン」にはカウントしないものとする。
ちなみにコンスタントに一日2〜3個食べていた人がいたが…それって×28日と考えると……( ̄□ ̄;)!!
 
 
「北米ツアー総括〜後編」に続く!
 
 
※「楽痩せ」を知らない方のためにセンデンしておくと、今年の2月に電子書籍として出版した僕の書いたダイエット本である。
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読んだことのない方は、この機会に是非読んでみてくださいね♪
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