誰かに似た人〜2

前回紹介した「京都在住のKさん」に写真掲載許可メールをした後のKさんとの会話が面白すぎた。
「仁さんほどのゾンビ好きではないですけど…」で始まったKさんのホラー映画嗜好があまりに自分に近かったのに加え、初めて買ったレコードは「チューブラベルズ(エクソシストのテーマ)」であるとか「当時『サンゲリアのテーマ』をオルガンで弾いてた」とか、「えええ!僕は宅録多重録音でサンゲリアのテーマを作りこみましたよ!」となり、「やっぱり僕らは似ていた!」ということになったのであった。
再登場のKさん。うん似てる(笑)
 
今日は前回の続きとなりながらも、もう一つの「似ている」についての言及をする。段落ごとにまるで違う話に飛びまくるが、根幹となっているテーマは同一であるので安心されたし。
 

高校生の頃に経験した奇妙な話がある。
高校一年生になって新しい生活が始まった頃、僕は笑顔を絶やさず控えめの雰囲気を醸し出しているM君というクラスメートの存在を認識した。
しかし彼の周辺では不思議なことが度々起こった。
部活動の朝練で早い時間に登校する僕とほぼ同じ時間帯に登校している彼が、なぜか始業時間ギリギリに再登校してきたり、さっき廊下ですれ違ったはずなのに教室に戻るとなぜか既に教室にいたりする。
決定的だった事件は、自転車でM君を追い抜きざま「おはよう〜!」と声をかけたのに無視され、しかし自転車置き場に到着したらそのM君が既にいるんである。
「お、おはよう?」と声をかけると「おはよう!」と明るく返される。
 
ざわっ…
 
なにこれ?
「あのさ、M君って瞬間移動とか分身の術とかできるの?さっきも会ったんだけどというか、そういうことが度々あるんだけど?」と冗談交じりに尋ねてみたいのだけども、なかなかストレートに聞けない。
まだそこまで親しくなかったし「なにコイツ?」と変な人に思われたくなかったからだ。
 
しかしその日のうちに答えがわかった。
M君は「ラノベか韓国ドラマかよ!」ってぐらいの古典的オチである「一卵性双生児」だったのだ。
 
実際彼等は僕の人生の中でも「最も見分けのつかない完璧な双子」であったように思う。
それこそ「三倉茉奈・佳奈」「ざ・タッチ」「磯野波平&海平」レベルの瓜ふたつっぷりだったのだ。
 
ちなみに一卵性双生児はDNA鑑定では「違う人間」と識別できないそうだが、指紋や後天的特徴に関しては固有性が生じるため「個」としての認識は十分に可能だ。
事実、双子のM君兄弟にしても高校一年生の時には「???どっち???」と混乱したものだが、二年生になる頃にはちゃんと瞬時に識別ができていたように思う。
 
一卵性双生児を題材とした面白い作品はたくさんあるが、最も有名な青春ドラマといえばやはりあだち充のマンガ「タッチ」ではないだろうか。
もっとも、双子ネタは比較的序盤で終了してしまうストーリー展開になってしまうのだが…(涙)
 
それとは別になかなかアダルトでゲスな展開をした挙句にドロドロのバッドエンドになってしまうデビッドクローネンバーグ監督作品「戦慄の絆」などは、なかなかにヒドい映画なので見ないほうがいい。絶対にだ!←
(すすめてないならリンク張るなよ(笑))
 
また映画ネタでは「MATRIX」のエキストラの中に大量の一卵性双生児が混じっているというwikiがある。
コンピューターが構築した仮想世界である「マトリックス」の不完全さを表現するといった理由でわざわざ双子を揃えたらしいのだが…その情報を知った上で見ると、、、監督兄弟のこだわりの強さを感じたものだった。
よ〜く見ないとわからないが、確かに双子がそこかしこにいる
 

そして僕が密かに思っている事実、「あの人って実は単なる双子なんじゃ?」と思っている仮説をぶちまけてみる。
 
世界トップクラスのイリュージョニスト、デビッド・カッパーフィールド氏である。
 
彼のイリュージョンのネタには双子であれば簡単に成立してしまうものが数多くあるような気がするのだ。
随分前の日本公演を観に行った時も、ステージ上でバイクに乗ってヘルメットをかぶったかと思えば次の瞬間には客席後方から出てきてしまうのも、あるいは一瞬で数千キロ離れたビーチに行って帰ってきたりするのも、双子であれば実に簡単な話ではないか。(たとえ本当に双子であっても数千キロ離れたビーチに同時にいるとは思わないが(笑)
 
しかしそれは「実は本当にタネがなく単に超能力者であった」の次ぐらいに許されないオチだ。
 
「なんだよ!ただの超能力かよ!」←
 
そう考えるとイリュージョンやマジックというものはなかなか奥が深い。
ネタがあってそのタネがわからないから面白いといったツンデレ感のようなひねくれた感じがとてもする。
 
※なお、今回改めてデビッド・カッパーフィールド氏の大技を検索しなおしたところ……空を飛んだり自分の胴体を完全に切断してしまったりと、一筋縄ではいかない技の応酬に次ぐ応酬!
双子である必要のない大仕掛けものが圧倒的に多いようだ。
えっと、あのそのぉ……
 
次行ってみよう!(いかりや長介風)
 

 さらに話は変わってまずはこの写真を見てもらいたい。
 
 
この双子の写真を見てまったくの予備知識のないあなたは何を感じとるだろうか?
(知っている人は口をつぐむべし)
・可愛らしいアメリカ人の姉妹?
・結構古い写真?50年前とか?
・ホーンテッドマンションの中の絵みたい?
 
など、あなたの無垢な意見を是非聞きたいので、印象を定着させて是非ググったりせず、知識を仕入れない状態での感想をTwitterにあげてもらいたい。
 
答え合わせは次回に!
 
ということで明日からツアーが始まるのだが……深く考えずに続く!(どどーん)