月別アーカイブ: 2017年11月

ズキずきZUKIN

先週このブログで親知らずを抜くことを報告してしまったがために内外から脅されまくった1週間を過ごした。
「やっぱり抜くのやめようかな……」と一瞬ひるんだりもしたが、状況は刻一刻と悪くなっていくだけだ。
ここで逃げてもいいことはなにもない。
「全然痛くなかった」「きっと大丈夫」と励ましてくれる方もわずかながらいてくれたので、ここは前向きに「きっと痛くないさ」と信じ、昨日の正午、予定どおり歯科医に行ってきた。
 
「では早速麻酔からはじめますね〜」
担当の歯医者さんはいつも語尾が伸びる喋り方をする。しかし助手の歯科衛生士さんと話す時は普通にしゃべっているので患者さん向けの喋り方なのであろう。「怖くないですよ〜」というアピールのような気がする。
 
いつもと違ったのは、正面のテレビでフジテレビ「バイキング」を流しっぱなしにしていること、それといつもは静かにクラシックが流れているのに、今日はやや大きな音量でジャズが流れている。
数段階に分かれた麻酔をして「では効いてくるまでリラックスしていてくださいね〜」と一旦治療室から出ていく。
ああそうか、待ち時間を退屈させないようにテレビがつけっぱなしになっていたのか。
 
そしてそこから親知らずの抜歯が静かに始まった。
十分に麻酔が効いているので痛みはないが、感覚はあるのでいま何をやられているか何となくわかる。
みなさんに脅され覚悟をしたことでむしろ楽になれた点があったことは事実だ。
痛みそのものよりも、とにかく力技で押し込まれたり引っ張られたりが激しいのだという前知識が生きた。
どんなに麻酔が効いていても歯茎を切開してその中に治療器具を突っ込んで歯の下にねじ込んでテコの原理でグイグイと大きな歯を抜くわけだ。
怖いので一気に書いてしまったが、どれだけ文明が進歩しても親知らずを抜く手段は大きくは変わらないのだ。
 
と、ここまで観念して臨んでいるのに……やっぱり怖いよう(´Д`)
となるのが歯の治療なのだなぁ……なんて思ったりした。
 
 
僕の親知らずはどの歯よりも大きく真横を向いており、歯茎の中に完全に隠れつつも奥歯に当たって悪さをしているのでまずは歯茎を切開、歯が大きすぎるので何分割かに分けながら少しずつ摘出するしかないらしい。
ドリルで穴を開けているのか回転ノコギリのようなもので切っているのかはわからないが、とりあえずあのキーン!という恐怖のモーター音と歯の焦げるイヤな匂いが漂う。
30分が経過しても僕の親知らずはまだビクともしなかった。
 
それまでは「痛いですか〜?」「大丈夫ですか〜?」と聞いてくれていた先生も、この辺りから口数が少なくなってくる。
助手の衛生士さんに専門用語でボソボソとしゃべっているが、なるべく聞かないようにしていた。
 
神経はまだあちこちで生きているようで治療の合間合間でフェイントのように痛みが走る。
大人としてこれぐらいの痛みはガマンすべきなのか、ギブアップするのが賢明なのか……この辺りのさじ加減がいつも難しい。
 
僕の頭の中はとにかく「痛みを考えないこと」のみ。 
エヴァンゲリオンの「神経回路切断!」という伊吹マヤのセリフと次々と回路が切断していく画面を頭の中に思い描く。
 
大丈夫だ!回路を切断したから痛くない!痛くないぞ!
 
「はい、ピキッとなりますけどビックリしないでくださいね〜」と先生が言ってからほどなくして強い衝撃とパキッ!という音が耳と骨を通して直接頭の中に響き渡る。
 
いてぇ!
 
BGMのジャズアレンジされた「枯れ葉よ」は長い長いドラムソロの最中で、妙に状況とマッチしているのが可笑しくも腹立たしい(笑)
 
そんな繰り返しをひたすら続け、開始から1時間して「はい全部抜けました〜」と言われる。
普段クールな先生だが、額に汗が滲んでいる。
「先生ありがとうございました」が言えない口内状況だったので感謝の視線と念だけ送る。
「ではちょっと休憩してから縫合していきますね〜」と治療室からフラフラと出て行く。
あぁそうか、まだ終わりじゃないんだ。
 
歯科衛生士さんを捕まえてあれこれ質問してみる。
Q.「1時間もかかっちゃいましたけど手こずった方ですか?」
A.「ここまで見事な親知らずにしては早かった方だと思いますよ」
Q.「抜かれる感覚よりも押される感覚の方が多かったのですが?」
A.「抜くための準備がとにかく大変なんです」
Q.「縫合とか抜糸は痛いんですか?」
A.「麻酔が効いているから大丈夫です」
Q.「今晩お酒は飲めますか?」
A.「今日と明日は飲まない方がよいと思います」
 
その後無事縫合も終わり、抜いた後のレントゲンを撮った。
 
キレイさっぱりなくなっているけど……こんな大きな物質がここから消えてバランスは崩れたりしないものなのだろうか?
 
全てが終わってみれば1時間半が経過していた。
個人的にはこれまでの人生の中で最も所要時間のかかった医療行為だろう。(入院経験、大きな手術歴なし)
大変だったけど気分はスッキリ♪
そしてお会計は3,700円。抗生物質と痛み止めの薬で500円。
これがアメリカだったら10万円以上かかるらしい。ビバ日本の健康保険制度。
 

といった内容をササッと書き上げてすぐにブログにしようと思っていたのだが……帰宅後になって麻酔が切れ始めた辺りからくる鈍痛というか……ガマンできなくはないのだけども切なく鈍い痛みがドーンとやってきた。
ズキズキと神経を逆なでするような不快な痛み(>_<)
 
とりあえず抗生物質を飲む。お腹は空いているけど食べるのが辛い。
そうめんを茹でてツルツルッと流し込んで寝てしまうことに。
横になってしばらくして痛みが増してくる。
薬で完全に痛みを抑えることもできるそうなのだが、人間の治癒能力を発揮させるためには痛い方が治りが早い。
その辺りのバイオメカニズムは本当に凄いよなぁと感心しつつも、今日はどうにも思考力が働かない。
あぁやっぱり痛いのはイヤだ!結局ロキソニンを飲んだらだいぶ楽になった。
少々治りが遅くなっても、やっぱり痛くない方がいいに決まっている(笑)
出血も止まらず口の中がずっと血の味だ。
寝てしまおう。痛くないうちに寝てしまうしかない。
 
 
そして翌日である本日。
目覚めてほっぺたをソッと触ってみてゾッとする。
 
めっちゃ腫れとる!
 
鏡を見たら小太り…いやこぶとり爺さん?
ポコンと見事にほっぺたが腫れている。
まるでピンポン球を口に頬張ったかのような見事な腫れっぷりだ。
大変興味深いので写メを撮ってから、昨日もらってきた「摘出した親知らず」を組み立てようと試みる。
頭の中のイメージでは見事に大きな歯が組み上がり「こんな大きな歯が入ってました!」と写真も載っけようかと目論んでいたのだが……想像よりもだいぶ難易度の高いパズルであることに加え、完成後も人様に見せられるようなモノになるとも思えず即却下。
 
先ほど消毒をしに再び歯医者さんを訪れたのだが「かなり腫れてますね〜。でもさらに腫れると思いますね〜。ピークは明日だと思いますね〜」と無慈悲なことを言われる。
「では来週抜糸ですね〜お大事に」あ、お大事にだけ語尾が伸びてなかった(笑)
 
 
ピンポン球をほっぺたに詰めたような顔で思う。
もしも誰かに「今度親知らず抜くんだけど痛いの?」と聞かれたらどう答えようかと……
やはり今回自分が言われて一番印象的だったこの言い回しにしたいと思う。
 
「親知らず。そう、そうなの……しかも下なのね。……グッドラック」

やらずにすむゲーム

どうぶつの森」のiOS版が登場したと聞き、早速ダウンロードをしてみた。
 
僕自身このゲームをやったことはこれまでなかったのだが、好きな漫画家の描いていた「どうぶつの森の世界で内向的な毎日を送る日記漫画」がとても楽しげだったことを思い出したからだ。(桜玉吉「幽玄漫玉日記」6巻)
(川で魚を釣ってたぬきに売るだけの毎日をずっと過ごしていたり、ゲーム内でできる昔のファミコンを黙々とやり続けたりといった暗く地味な内容なのだが「なんて自由な空間なんだろう」と妙に魅力的に思えたのだ(笑)
 
ところが期待を込めて「どうぶつの森」を開始してみたものの、たちまち面倒くさくなってきた。
メッセージを読んでそれに従いキャラクターを操作するだけでえらく手間に感じてしまう。
木にぶつかってリンゴを落として動物にあげるだけのクエストすら面倒くさい。
5分程やって静かにアプリを閉じ、アイコンを長押しして即消去。
 
「どうぶつの森」は今の自分には向いていないゲームらしい。
 

ずいぶん前だが、漫画家の吉田戦車氏がとあるゲーム専門誌で「やらずにすむゲームはないか?」といった内容の4コマ漫画を描いていた。
 
ゲームはやりたいのだけども最近やるのがどうにもおっくう、だからゲームをいざやろうと思っても、やらなくていいから安心だと思えるゲームがあったらいいのに…と切望しているオチだ。
なんとも矛盾した内容ではあるのだが、その感覚がわからなくもない気はする。
 
 
ゲームの世界に没入すれば楽しいのはわかっている。
グランドセフトオート3(GTA III)」に出会ってオープンワールドゲームにハマった僕は、それ以降「GTA IV」「Red Dead Redemption」「OBLIVION」「SKYRIM」「GTA V」「DYING LIGHT」といった「その世界の中で好き勝手に生きてられるゲーム」ばかりを好んでやっていた。
しかし当然こういった「仮想世界で生きるゲーム」は、そのデキが良いほどに現実世界に悪影響を及ぼす。
ゲーム世界の住人になるということは、その分現実世界の密度が薄くなっていくからだ。
「ずっとやっていたいけどそれではダメ人間になってしまう。だけどやりたい!」と葛藤する自分のダメっぷりがまた腹立たしく感じてしまう。
 
その都度、吉田戦車氏の言う「やらずにすむゲーム」がどんなものなのかを想像した。
 
……と、ここまで読んで「一体どんなゲームなんだろう?やらずにすむゲームって」と思われる方もいるかもしれないが、当然そんなゲームがあるわけがない(笑)
 
これから紹介する「やらずにすむゲーム」は、もちろんやらずにすむわけではない。(購入したゲームを遊ばないのは自由だが)
しかしある意味ではやらないゲームという分類が成立するのではないだろうか?と密かに思っていたりはするちょっと変わったゲームだ。
 

僕が新幹線や飛行機の中で好んでやるゲームの一つに「TOWER MADNESS2」という羊を宇宙人から守る可愛らしいゲームがある。
これは「タワーディフェンス」という確立したジャンルのゲームで、基本的にプレイヤーは“砲台”を固定画面内に効率良く設置するだけで、ゲーム自体のアクション性には一切の介入をしない。
 
砲台には火薬系や電気系といったいくつかの攻撃タイプの種類があるが、有効射程に入った敵を攻撃するといった定型動作をするだけだ。
敵エイリアンにもいくつかの種別があり、それぞれ有効な攻撃方法が異なるが、こちらも可能な限り最短距離で進撃をしてくるだけだ。
 
つまり基本的にはコンピューター同士の戦いを「見ているだけ」なんである。
これが意外にも結構面白い。というか、ハマる。
(エイリアンがなるべく遠回りするようなレイアウトを考え、より効果的なダメージを与えられるように砲台を配置していくのが基本だ)
 
盤面上に少しずつプログラムを重ねていくような面白みもあるし、詰将棋的に何度も失敗をしながらベストプランを検討していく地味な興奮がある。
「全然面白そうに思えない」と感じたあなたは運がいい。この魔力に取り憑かれてしまったらもういけない。
時間泥棒ゲームであることは間違いない。
 
ちなみにこのゲーム、今でも思い出したように時々やってしまうのだが、もう3年以上やっているかなりの長寿ゲームだ。
300円の有料アプリではあるが、無料アプリで広告を見せられる鬱陶しさを思えばってか、なにより3年越しでやっているのだから元はとりまくっていると言えるだろう(笑)
 
尚、このゲームはライバルを登録して仲間内でスコアを競い合うことができるのだが、僕の場合は広島で開業医をしている友人と刺青だらけの某ベーシストがライバルで、一時は「あ!チクショー抜かれた!」とムキになってスコア更新に命をかけていたものだった。くれぐれもハマリ過ぎには注意(笑)
 

もう一つ紹介したいのは、今年の南北米ツアー時に一部メンバーの間で爆発的に流行した「BALLZ」というシンプルなブロック崩しのようなゲームだ。
(とりあえずまったく面白そうに見えない画面)
 
画面内のブロックには数字が記されており、その数字がゼロになるとブロックが消えるというルールで、例えば「7」ならば7回ボールが当たればブロックが消える。
画面内の点滅する丸い玉に当てれば自分が射出できるボールが一つ増える。
 
最初は1個からはじまるボールもラウンドクリアーをひたすら重ねていくうちに100個200個と増えていき、射出時間も最初は1秒に満たなかったものが、200個の射出ともなれば1分以上かけてひたすら撃ちまくり続ける感じになる。
ブロックもラウンドに合わせてどんどん硬くなっていき「500」なんてブロックで埋め尽くされていく。
 
このゲームもやってみるとわかるのだが、自分がやれることは「ボールを打つ向きを決めて発射」するだけだ。
つまりはまたしても「見てるだけ」であり、限りなく「やらずにすむゲーム」なんである。
これが静かに静かに面白く、僕のiPhone6のバッテリー寿命を一気に削った張本人であると睨んでいる。
新しいiPhoneXで快適な動作をしてくれて一番嬉しいのがこの「BALLZ」だったりするかもしれない(笑)
 
BALLZ
 
こういった時間つぶし系のゲームは、やり方さえ誤らなければ退屈な時間を楽しいひとときに変換してくれる素敵なツールになる。
電車を待つ数分、お湯が沸くのを待つ数分、データのバックアップをしている数分、ウ○チをしている時など、手持ち無沙汰のときにちょこっと起動してやるぐらいだと罪がなくていい。
 
吉田戦車氏のいう「やらずにすむゲーム」とは意味合いが違うが、画面内の動きに自分は間接的にしか介入せず、見ているだけなのになぜか楽しいゲームというのは案外少ない。
 

ちなみに僕のルールでは、これらのゲームを自室のデスクでやるのは禁止だ。
時間つぶしでやるゲームはあくまでも時間つぶしの目的でやらなければならない。
iPhoneでちょこちょこやるゲームは移動時の合間とか、ちょっとした空き時間の狭間を埋める用途でやるのが望ましい。
 
では当然僕の自室にゲーム機はないのかといえば……PS4が置いてある(笑)
しかしこちらは時間つぶしでやるようなオマケ的なゲームではなく「ジックリ腰を据えてやるゲーム」なのだから、それを自室でジックリやるのはマイルール的には当然ながら問題にはならない。
 
屁理屈みたいなことを言ってるように思われるかもしれないが、まさしくただの屁理屈である。

LINE事件

前回ほのめかした「iPhoneX乗り換えを発端に起こったトホホな悲喜劇」を今回は綴ってみたい。
ここ数日関係者筋で「JINちゃんが消息不明になった」と囁かれていたらしい真相を当事者本人がレポートをする(笑)
 
次の説明で「あぁそういうことね」と思われる方も多いだろうが……LINEの引き継ぎに関する話だ。
 
あぁ、そういうことね(笑)
 

多くのみなさんが使っていると思われる「LINE」、現代日本はこのツールに半ば支配されているようなものであろう。
僕はなぜかLINEには消極的な姿勢で、ずっと使うのを拒み続ける「アマノジャクの中年」を決め込んでいたのだが、「いい加減使ってくれないと仕事に支障が出る」と現場で抗議をされ、時代に乗り遅れること数年、2015年になってようやく登録をした。
……もしかしたら誰かにそう言われて渋々使いはじめる状況を待っていたという、いよいよもってアマノジャクな中年だったような気もするが(笑)
 
しかし現場周辺以外の人間とつながることはせず、仕事の伝達オンリーにLINEを使い続けてきたので、2年経っても友だちは20人に満たないままだった。
キャバ嬢に「LINE交換しましょうよ〜」と尋ねられることがあっても「やってない」の一点張りを貫いていた。(言うほどキャバレークラブなる場所には行ってません念のため(笑)
 
 
そんなわけなので当然今のようなオフ期間ともなれば全く着信のない日々となるし、自分でLINEアプリを起動することもないので発覚が大幅に遅れてしまったのだが、実はiPhoneXに乗り換えた瞬間から僕のLINEは使えなくなっていたらしい。
 
後から調べれば「引き継ぎ認証」という手続きをあらかじめしておかなければならなかったのだが、当然のように何もしていなかった。
乗り換えてしまってからの引き継ぎもできると知って一安心したものの、何度やっても電話番号宛のショートメールがやってこない。
LINEのそういった連絡は韓国からの発信になるので迷惑メールフィルターに引っかかっているのかも?といったFAQを読み早速ソフトバンクの設定を変えてみたり、パソコンのLINEアプリを別に入れてみたり様々なことをしたのだが、SMSが届く気配はない。
 
仕方がないので素人感丸出しで「サポートセンター」に問い合わせてみる。
「ちっ俺様ともあろう者がサポートセンターなんぞに問い合わせるハメになるとはな…」と上段の構えをしつつも実はしっかりプライドが傷ついているわけだが、サポートセンターからの質問内容を見てさらに電脳メカに弱いおじさんの気分にさせられようとは…この時点では想像もできなかった。
 
サポートセンターから「お客様の情報を教えてください」と質問された内容と答えは以下のとおり。
 
LINE ID:わからない
表示名:わからない
機種名:iPhoneX
Facebook認証の有無:知らない
アカウントを作成された時期:覚えてない(後で思い出した)
プロフィール画像の特徴:わからない
 
といった「本当に本人なのか?」と疑われても仕方がないような回答しかできない自分がいた。
これではテレビ録画のできない年寄りがメーカーにクレームをつけてるようなものではないか。
「機種名:iPhoneX」とそこだけ得意げに書いているのがまた後からジワる痛々しさである。
しかも調べてもらったら電話番号登録すら満足にできていなかったらしく、そりゃSMSも届かないはずだよ……あいたたた(>_<)
 
それでもなんとか本人特定をしてもらってログインまでは漕ぎ着けたのだが……未読を含めた過去ログが全部読めなくなっている。
しかもこんなタイミングに限って結構な未読数が溜まっており、開いてみても「メッセージが表示できません。友だちにメッセージの再送信を依頼してください」と表示されていて見られない。
なぜかスタンプだけは表示されており、かえってメッセージの内容が気になる!

(結局「たまには飲みにでも行かね?」という飲み会日程のやり取りがされているだけであったのだけども(笑)
 
しかしこの時の僕は「あぁどうしたらいいのだ!?」とあちこちいじくりながら設定をしていたわけだが、ここで操作を誤ってなんでだか知らないけど100人ぐらいに友達申請を一斉に送ってしまった模様。
 
ギャーッ
 
どういう仕組みに基づいて友だちが成立するのかは不明だが、僕のLINEの友だちは19人から一瞬にして96人に増えてしまった!
 
20年前ぐらいに仕事をしたことのあるディレクターさん、10年前事務所を辞めてしまった若者、半年点検で昨日会ったトヨタの営業マン……この人たちと今LINEでつながってどーするというのだ?
しかしそうやって識別できる人はまだいい。
残りの半分ぐらいは「だれこのひと?」的な人ばかりだ。
「たくちゃん」とか「よっしー」とかのありがちで特定しにくいニックネームがまた歯がゆい。
 
こんな事態になってしまってこれからいろいろ面倒くさいことが始まるのだろうか?とビクビクしたものの、しかし意外にも「あら久しぶり」的なLINEはその後3件しか来なかった。
 
……それはそれで寂しいと思ってしまう面倒な性格をしている自分なのであった(´_ゞ`)ちーん 
 
 
結果的に無事LINEは復活したわけだが、手強いヘアメイクのAさんから「ギターの方が既読がつかないって言ってましたよ〜」と言われたりして、仲間内では「JINちゃん行方不明事件」となっていたらしい(笑)
 
申し訳ない&恥ずかしいと思いつつも、自分の中では行方不明事件以上に「お久しぶりでございます!」と友だち申請をしまくったこの状況、去年あたり世間を騒がせたのとは違うカタチの「LINE流出事件」をただただ恥じ入るのであった(´_ゞ`)ちーん 
 
 
やっぱりLINEなんてやるもんじゃないよ。
みんなでやめよう!←違

iPhoneX使用感レポート

観念して親知らずを抜くことの決意報告をした前回ではあったのだが…
内外から次々と寄せられる「いかに痛いか」の体験記もしくは「下の親知らずね……グッドラック」的な、むしろ突き放され感?
めっちゃ不安にさせられるんですけどぉ?(゚Д゚)ウボァー
来週は公開処刑になってしまうのだろうか?(笑)
 
今日は再びiPhoneの話題に戻ってみる。
 
iPhoneXを使い始めてから約10日が経過した。
バッテリーが弱って動作速度もノロノロとなっていたiPhone6と比べると、実に生き生きかつキビキビと動作をしてくれている。
概ね満足ではあるのだが、最新の技術をふんだんに盛り込んだ新鋭機、様々な違和感を感じたりもしている。
今日はiPhoneXの良い点と悪い点それぞれ気になったことをいくつか挙げてみたい。
購入を検討しているみなさんや購入したばかりのみなさんにとって実りあるレポートになるよう張り切って書いてみたい。
 
 
まずは何と言っても最大の変更点である「ホームボタンが消えたこと」。
これに関しては思った以上に違和感なく順応することができた。
画面下をスワイプでホーム。うん、なんてことはない。そこは問題ない。すぐに慣れる。
しかし決定的にどうにもならないと思われる物理的問題が別にありプチ困っている。それは……
 
ホームボタンが消えたことで本体の上下が直感的かつ瞬間的に認識できない!
 
(ちなみにこれは上下逆向きの状態)
 
もちろんよく見ればサイドボタンの配置も上下の構造も非対称なので見分けはつく。
つくにはつくが、パッと手に持った時に逆さまに持っていることがやたら多く、そしてこれは慣れそうもない感じがする。
大した問題ではないかもしれないが、これは最近のApple製品共通の欠点のような気がする。
デザイン重視は結構だけれども、使い易さが犠牲になっているような気がするのだ。
Apple Watchの充電器にしてもマグネットのついた充電面と裏面の区別がとてもつけにくい。
よく見れば微妙に形状が違うものの、時計の背面をくっつけてみてくっついたらオモテ面ということがわかる。
正解率はほぼ50%(笑)
あまりに効率が悪いので充電する表面にマジックで印をつけるとかしない限り、目視で判断するのは困難だ。
スティーブジョブスが健在だったらNGを出していたに違いない。
躊躇なく落書き(笑)
 
「せっかく新しいデザインのiPhoneなのだからしばらくケースは透明のモノにしよう!」と思ったのは間違いではなかったとは思うのだけれども、しばらくしたら持った時点ですぐに上下がわかる非対称のデザインのケースにしたいと思う。
ついでにちょっとフンパツした「3メートルの高さから落としても平気!」をウリにした頑丈な透明ケースにも一つ苦言を呈したい。
この商品、本当に効率良く衝撃を吸収するのは結構なことなのだけれども……
本体のバイブレーション機能も吸収してしまうのか「ブブブブブ!」という震えがえらく小さくて着信に気がつかないのだ!
 
これじゃダメじゃん!
 
 
新技術の「顔認証」についても、早速プチイラッとする問題点が浮上してきた。
自分の顔を3Dスキャンして画面に顔を近づけるだけでロックが解除される画期的な新技術であるFACE ID。
メガネをしていたり起床時の薄暗い室内であったりでも割と普通に認識されるグレートな技術であることは間違いないのだが……
指紋認証以上に無意識な感じで認識されるのも結構なことなのだが……
この時期に厄介なのがマスクだ。
外出時にマスクをして出かける人が圧倒的に多い現代日本なのだが、マスクをしていると顔認証はまずされない。
理屈で考えれば当然とは思うのだけれども……無意識に顔認証をしているし「私は今マスクをしている」と認識し続けている人も少ないだろう。
結果、認証エラーをして初めて「あぁマスクをしていた」と気がつくのだけれども、そこからマスクを外して画面を見てもiPhoneはもう認証動作をしてくれずパスコード画面に移行してしまう。
この絶妙なタイミングが実にイラっとさせられるのだ。
もしかしたらマスクをした状態の顔もFACE IDに登録できるのかもしれないが……それもなんか違うような気がする(笑)
 
 
これまで僕はVAMPSグッズのような「Suicaとクレジットカードが入るケース」を使ってきたのだが、やはりしばらくはiPhoneの純粋なデザインを愛でたいので前述の通り透明なケースにした。
当然これらのカードの収納先は別になってしまう。
すっかり慣れた動作だったので順応できるかやや不安だったのだが……
 
Apple Payの登録をしてみたところ……これが何の問題もないというか、
「あぁそうか!カードの機能自体がiPhoneに内包されたのだからそもそもカードを入れておく必要がなくなったのか!」と当たり前のことに気がついた。
 
サイドボタンをダブルクリックするだけでSuicaやクレジットカードに変身するという技術を遅ればせながら経験したわけだが、これがとてつもなく便利だ!
クレジットカードに関してはまだまだ対応しているカードが少なく、僕が持っているカードでは唯一「楽天カード」しか登録ができなかったのだが、しばらくはSuicaのチャージにしか使わないと思われるしいつでもどこでもチャージができる利便性も遅ればせながら知った。
今後はどんどん対応カードも増えていくのだろうし、運転免許証や保険証、ほとんど普及していないマイナンバーカードなども将来的には対応していくという話もある。
 
それらの重要な個人情報が全てスマートフォンで管理され、顔認証や指紋認証によってセキュリティーロックされるわけだが……やはり一抹の不安は残る。
もしもセキュリティーを破られたら…丸裸にされてしまうようなものだからだ。
 
とはいいつつ、この利便性を知ってしまうと元に戻るのは難しい……
こうやって人類は少しずつ進化をしながら同時に退化をしていくのだろう。
僕はもう地図を見ながら運転することができないし、他人の電話番号を覚えることもできない。
スマートフォンによる人類退化計画なんて壮大な陰謀がされてなければよいと願うばかりだ(どどーん)
 

ここで今回の話は終わりなのだが、次回はiPhoneX乗り換えを発端に起こったトホホな悲喜劇を綴ってみたい。
ここ数日VAMPS周辺の関係者筋では「JINちゃんが消息不明になった」と囁かれていたらしい……
と意味深な終わり方をしてみる(笑)

宣告

いよいよ年貢の納め時が来たのか……
 
数日前に感じた違和感がどんどん現実味を増し続けている。
ごまかしごまかし生きていても、自分のことは自分が一番先に実感できる。
もしかしたら?なんで今?どうして?よりによって?
様々な理不尽な思いを感じつつも、いつか来ることはわかっていた。
遅かれ早かれ確実にやってくる想定のついた未来予想図。
でもなぜ?なぜこのタイミングで?
……しかしここは観念して受け入れるしかない。
この違和感はただ事ではない。
 
……もしかしてこの感じは……
 
数日前から口の中で感じていたのだが、いよいよこれはイカンと思い行きつけの歯医者さんを予約して検診をしてもらうことになった。
僕はホラー映画は大好きだしSかMかと究極の回答を迫られたら「エムです」と即答できるぐらいの「ガマンこそ究極の快楽」という変態要素を持ったドMの自覚はあるのだが、←あまり本気にされても困るけれども
 
やっぱり歯医者さんは苦手なのじゃ!
 
以前ツイッターで呟いたこともあるが、僕の歯医者選びの最重要ポイントは「痛くなさそうな歯医者さん」であり、これまでは7人の小人が玄関にいる黄色い壁の小児歯科でよいこに混じって診察を受けていた。クマさんのエプロンをして…
明らかに浮いたおっちゃんだったわけだが、恥をかいてでも痛くない方がよかった(笑)
 
(ひぃ怖い)
 
引越しを機に行きつけの病院を新たに選定しなければと思ったときも、歯医者だけは前の小児歯科に通おうと思っていたのだが、モノは試しにと近所で評判のスカした雰囲気の歯医者さんに行ってみることにした。
それにしても感じの悪い歯医者だ(-“-)
シックなデザインの外装、本当にスカした雰囲気の待合室、受付係は「受付嬢」と呼んだ方がよいのでは?と思うほどに美人さんだし、先生方も洗練された白衣を身につけている。
診察室は全て個室になっており、システムは最新。
……なんか気にくわない(-“-)
いかにも高額な料金を提示されて当たり前の空気感ではないか。
 
案の定担当になった若い先生は非常に感じが良く、怒られてばかりのイメージの怖い歯科医師とはまるで違う。間違いなく罠であろう。
加えてこの先生が実に優秀だった。
麻酔は数段階に分かれ、麻酔針が刺さったこともわからないぐらいのきめ細やかな対応。
まるで痛くない。治療中に何度も寝落ちするほどに痛くない。
虫歯の治療も詰め物の交換も実にスムーズに進んだ。
そして、気になる料金も実に真っ当な正直価格だった。
 
え?サイコーじゃんここ!(・∀・)
そりゃ評判になるわけだよ!
 
という今ではすっかりお気に入りの歯医者さんを久しぶりに訪れたのが昨日。
口の中の違和感を先生に伝えると「まずはレントゲンを撮ってみましょう」と促される。
最新設備がウリの歯医者さんのレントゲンはまたもや性能が上がっていた。
レーザーポインターで顔の位置が正確に指示され、自分の顔の周囲をカメラがグルッと回るメカニズムだ。
(デジタルレントゲン。被曝量もさらに低くなった最新型らしい)
 
レントゲン室を出て診察室に戻ると正面の大型モニターにすぐに結果が表示される。
さらに2年前のレントゲン写真と比較をして、口内の変化を患者にもわかるように説明してくれる。
なんと合理的で納得のいくシステムなのだろうか。
 
そしてぐうの音も出ないほどにレントゲン写真が僕の状況を物語っていた。
 
「典型的な親知らずですね〜、ついに出てきましたね〜」
 
上の2本は既に抜いてあるのだが、僕の親知らずは下2本がまだ残っており、右奥の1本はそれはまぁ見事な大きさ、そしてあきれるほど正確に真横を向いている。
ずっと静かに歯茎の中でおとなしくしてくれていたのだが、50歳を過ぎたこのタイミングでついに顔を出してこようとしているらしい。
歯茎の違和感はまさにそれだったのだ。
 
「親知らずを抜くのは大変です。歯茎の切開や場合によっては骨を削ることもありますけど、どうしますか〜?」
感じのよい先生ではあるけれども言うことは容赦なく悪魔的だ。
放置してよいことはなにもない。
「お、お願いします!抜いちゃってください!」
「では次回に。抜いた日とその翌日までぐらいはかなり辛いと思うので大切な予定の前日とかは外した方がよいかもしれませんね〜時間も1時間ほどかかりますかね〜」
 
ひぃ!輪をかけてビビらせてないかこの人?
優しい顔して実は隠れ真性ドSな先生なのではないか?
(「リトルショップオブホラーズ」という映画では「人を痛がらせてお金がもらえる変態ドSの天職こそが歯科医」という決めつけがされている)
 
 
というわけで、
来週親知らず抜いてきます!(`・ω・´)キリッ

しおしおショッピング

前回のウキウキ気分の買い物とは対照的なテンションというものがある。
 
 
例えば100円ショップでの買い物などは、スタート地点からして高揚感とは違う気がする。
100円ショップは基本的に「見たことのない斬新な商品」というものがほとんどない。
「開発費ほぼナシ」が100円ショップの安さの基本だろうから、これは無理もないことだ。
「え?これが100円で売ってるの?」という驚きやお得感はあるにせよ、次の瞬間には「大丈夫だろうか?買ってすぐダメになったりしないだろうか?」と眉につばをつける。
ちなみに僕が過去に買って「しまった!やられた!」と思ったワースト3商品は以下の通り。
 
○Post It並みに粘着力の弱いガムテープ
○自らの蓋まで瞬間接着して結果使い切りとなってしまった瞬間接着剤
○作ってるそばから熱でみるみる変形していった丼もの専用鍋
 
とはいえ「まぁ100円だしな」でたいていは済まされる(笑)
それ以上に有用な商品が多いのも確かだし、不良品だったとしてもわざわざ返品に行こうとも思わない。
そんな100円ショップとの付き合いではあるのだが、近所にある100円ショップは「500円以上お買い上げで1時間無料」という駐車場だ。
これが実に微妙な条件で、買い物が500円に満たない場合は30分毎に200円を支払わなければならない。
以前どうしてもシャーペンの芯だか万年筆のインクだかが必要で慌ててこの100円ショップに駆け込み入手できたまではよかったものの、ここで思考がスタックしてしまった。
「100円の文房具を買うために200円の駐車場代を払うのは悔しい」
とはいえ500円分のシャーペンの芯は明らかに不要だ。
ではせっかくだからと目ぼしい商品はないものかと店内を見回ってみる。
どうせなら奇抜なアイディア商品はないかな?とか普段はスルーしているようなコーナーを眺めてみるが、あと4品の欲しいものが見つからない。
冷やかしがてら立ち寄った100円ショップで結果的に1000円分の買い物をすることはできても、義務感で即4品を選ぶというのは案外難しい。
結局は乾電池や綿棒といった無難なストック品を買うぐらいしか思い浮かばず、自分の限界を思い知った。
いざとなると欲しいものというものはなかなか見つからないらしい。
 

これと似たような経験を定期的にするようになったのが最近のYahoo!ショッピングだ。
Yahoo!のプレミアム会員でありsoftbankユーザーである僕は、今現在驚異的なポイント倍率が付与される。
「5の付く日キャンペーン」などを併用すると驚くなかれ!ポイント19倍なんてことになる。
例えば1万円分の商品を購入すると、後日T-POINT約2000ポイントが付けられる。
ネット通販価格からさらに2割引となると、amazonをはじめとするライバル社の価格と比較しても圧倒的軍配があがる価格となるのだ。
 
しかし、こういった話には当然ちょっとした罠が仕掛けられている。
このYahoo!ポイント最大19倍にしても、全部が純粋なT-POINTになるわけではない。
得られるポイントの半分ぐらいは「Yahoo!ショッピング、ヤフオク、Yahoo!トラベル内でのみ使えるネット限定T-POINT」になるようだ。
しかもこの有効期限が非常に短く、ポイントゲットしてから2週間以内に使わなければ無効となってしまう。
最初にこのカラクリを知った時の状況がまた災難なことに、仕事道具の購入に5〜6万円ほどの買い物をした時で、ふと気がついた時には「うわあ!あと1時間以内に買い物をしないと7,000ポイントが消える!」といった状況に追い詰められていた。
 
前述の「100円ショップで今すぐ4品選ばねば」の大規模版である。
そしてこれが100円ショップの時と同じくして……欲しい商品が見つからない!
これが300ポイントならややもったいないと思いつつもあきらめることができる。
あるいは2万ポイントとか5万ポイントあれば、いくらでも欲しいものが選べる。
しかし7,000ポイントというのは実にビミョーな金額で、案外欲しいものが見つからない。
ハードディスクを買うには足りないし、USBメモリーはもっと安い。
7,000円で欲しいモノ、、、案外見つからない!
 
結局はさしあたって必要性のないUSBメモリー数個と予備のUSBケーブルを買うことぐらいしか思いつかなかった。(なぜかせめてもの必要性がUSBにロックされた)
ここでも自分の限界を思い知る。
 
前回ウキウキで買った「わく子さん」などは7,000円はおろか5,000円もしない価格であり、当然こういったタイミングで電気ケトルが壊れてくれていれば「タダでこんな商品もらえてしまってウキウキのウキッ!」ってなことになるはずなのに……不思議なまでに人生というのはなかなかそう上手くはいってくれないようだ。
傘を持たない日に限って雨が降るように、iPhoneに充電するのを忘れた日に限ってモバイルバッテリーも空だったりするように、我々は神様もしくはマーフィーの法則に支配されているようだ。
 

と悲しい結論で終わってしまうのはあまりに悲しいので、最後に希望の光を提示したい。
一つ目はamazonや楽天のサービスにある「欲しいものリスト」というもの、これがこういった時に実に絶妙なアシストをしてくれることがある。
 
 
「ちょっと欲しいけど今はいいかな。でも忘れちゃ困るからリストに入れておこう」という今ひとつ積極的になりきらない商品にチェックをつけておくと、こういう時に「せっかくだから」と購入に踏み切ることができることがある。
 
……しかし6年間ずっとここに居残っている例えば「ナイトメア・シティ デジタルリマスター版」を僕が本当に欲しだっているのかといえば、ビミョーなところだ(笑)
(実際は商品がジワジワ高騰していきもはや手が出せなくなったので、今度はどこまで値段が上昇するのか見ていたいという別の目的になっているだけだったりする。尚カスタマーレビュー値が異常に高いのはゾンビマニア特有のトラップでありサイテーに属する映画であることは間違いない)
 
 
二つ目は自分の趣味嗜好にピタリとハマるようなサイトを知っておくこどだ。
最近知った個人的には見ているだけで妙に楽しいサイトが「サンワダイレクト」だ。
「そこまで切望してはいないのだけどもちょっと欲しいかも……」という微妙なニーズの商品で溢れているのだ。←これで褒めているつもりか?(笑)
 
このサイトがまた「送料無料まであとちょっとなのに?」といった端数合わせ商品専門のページがあったりして、なかなかに消費者のニーズをわかってらっしゃる(笑)
 
こういった手段を併用してあなたの通販ライフをより一層充実させようではありませんか!
 

雨の土曜日、外に出るには寒いしだるいし……ちょっと通販サイトでも見てみようかしら?
と思ったあなたの肩を押すことになるのか、あるいは「くわばらくわばら……通販サイトの魔力おそるべし」と抑止力になるのかはわからない。
 
いずれにせよ僕が言いたいことは一つだけだ。
 
わく子さん、本当によい買い物でした(^^) 
これを機会にぜひいかがでっか?
しまった!結局はステマで終わるのか!( ゜∀゜)・∵.ぎゃぼー 

ウキウキショッピング

今日のブログは前回のテンションの低い買い物となったiPhoneXとは違う、ウキウキしちゃうような楽しい買い物の話である。
本文を読みながら僕が何を買ったのか想像しながら読んでいただけたら幸いである。
 

ネットを徘徊していると「え、これ欲しい」と思う商品に出会うことがある。
下調べをしてみると、思った以上に自分にとって有益かつ魅力的であることがわかる。
さらに本格的に口コミを調べたり使用感レポートを漁ったりすると、まるで自分のために生まれてきた商品のようにすら思う。
いよいよ欲しくなる。
価格.comで一番安く買える金額を調べ、amazon、楽天、Yahoo!などの目ぼしい通販サイトを回る。
手に取ってみたければヤマダ電機、コジマ電気などに出向いて、重さを実感したりそのコンパクトさに感嘆したり、必要とあらば体に装着したり、あるいは口に含んで舌先で感触を確認してみたりする←それはない
 
そういった手順と段階を踏んでいよいよ購入した商品を家に持ち帰ったり、あるいは宅配便で届けられたりする瞬間は本当に嬉しい。
子供の頃にクリスマスプレゼントを開封するようなウキウキした気分になるのは、50歳になっても案外変わらないのだ(笑)
もったいぶって箱から取り出し、もったいぶって説明書の「ご使用になる前に」を読み、もったいぶってビニール袋を破った瞬間にひろがる新品の匂いに、えも言われぬ満足感がひろがる。
さらに悦に浸って商品を眺めまわす。まだ電源は入れない……
いわゆる「開封の儀」である。
 
買い物をした時の高揚感というものは、この瞬間がおそらく一つのピークになると思う。
その先実際思った以上に良い商品でさらに幸せになることもあれば、思ったほど魅力的なものでなく戸惑ったり、時には狼狽することだってあるだろう。
どちらにせよ「高揚感」とは別の「実用性に満足」とか「期待はずれでガッカリ」といった方向性に感情はシフトしていく。
 
通販中毒に陥ってしまう人は、この高揚感を味わいたいがために商品を買いまくるわけだが、症状が進行していくと購入ボタンをポチッと押した瞬間に満足をしてしまうらしく、商品が届いた時には「これなんだっけ?」と思ったり、買ったことを忘れて何度も同じ商品を買ってしまっていたりするそうだ。
 
 
買ったまま放置された未開封amazon箱の山=ヤマゾン
 
という言葉があることからもわかる通り、このパターンに陥る人は思った以上に多いらしい。
僕にしてもかなり通販生活に偏ってしまった時期があるのだが、今はだいぶ落ち着いている…と思う(笑)
 

さて、先日家でずっと使っていたあるモノが壊れてしまった。
日常の中で当たり前のように使っていたモノなので、壊れてしまうとなにげに不便だ。
代用手段はいくつかあるものの、やはり専用家電。これからの時期は特にないと不便だ。
壊れてしまった商品はデザイン的にも機能的にも満足していたので、再度同じメーカーのモノを買おうとも思ったのだが、ここ数年外泊先で別メーカー品を使うたびに「自宅で使っているモノよりも優れているなぁ……」と思っていた。
日本の多くのホテルで採用されている商品なのだが、これは地道に販売促進になっているなぁと思った。
なにげにこういった家電はお店で試してみることもないので、ホテルの部屋に置いてあるというのは絶好のデモンストレーションになるのではないだろうか。
 
さて商品が何であるか予想はついただろうか?
 
正解は、電気ケトルのわく子さん!
先代のケトルが壊れてしまい、しばらくはレンジや鍋でお湯を作っていたのだが、いい加減その効率の悪さに腹が立ったのである。
 
これまで使っていた某有名フランスメーカー製よりも早くお湯が沸き、重量も軽くお湯も注ぎやすく、また蒸気が出てこないので熱くなく、ついでに値段も安い。
値段はともかくこれらの利点を多くのホテルで実感できていたので購入時の選択も早かった。
この「わく子さん」が我が家に来てから2週間ほど経つが、つくづくよい買い物をしたなぁと思える(^^) 
 
御宅のヤカンがくたびれているようでしたら、これを機会にぜひいかがですか?(^^) 
しまった!うっかりステマに乗せられていたのか!
( ゜∀゜)・∵.ぎゃぼー 
 
次回はウキウキショッピングとは真逆の「しおしおショッピング」の話題をしたいと思う。

iPhoneXがキタ!

iPhoneXの予約開始時間は10月27日午後4時1分、今から2週間以上前のことだ。
その時の僕は…絶賛ハロウィンパーティー準備の真っ只中であった。
隙を見つけて慌ててWeb経由で手続きをしたものの、予約開始時間から遅れること二十数分。
この時間差で受け取る日が十日以上遅くなってしまったのだからよほどの人気なのか、うわさ通り出荷数が少なかったからなのか?
予約方法自体も、プランの見直しなどの検討もしたかったので地元ソフトバンク店に予約をしたのだが、これも遅れた原因の一つになったのかもしれない。
 
とは言え昨日全ての手続きが完了し、苦手なプロテクトフィルム装着もお店のお姉さんにやってもらえ、動作が重くなってストレスの源になっていたiPhone6も躊躇なく下取りに出してしまい、無事にiPhoneXを手に入れることができた。
 
しかしiPhone3や4の頃にあったはずの「熱」のようなものはすっかり冷め、パソコン同様「遅くなったから買い換える」といったテンションの低さでのゲットなので、わざわざブログに「新しいiPhoneがキタ!」と報告するほどでもないなぁと思ってはいたのだが……逆にこのテンションの低さこそブログにすべきなのでは?と思いたってしまった(笑)
 
尚、あまりのテンションの低さにインストール中乗り換え中のスクリーンショットなどを取ることをすっかり忘れたばかりか、iPhoneXの外観を撮るのも既に6を下取りに出してしまった後だし、iPadやデジカメを引っ張り出して撮影するのもメンドーくさい。
肝心の本体写真とかは一切なしの手抜きレポートであることをご了承いただきたい(笑)
 

既にTwitterで報告済みではあるが、今回のiPhoneXの購入動機は「いい加減iPhone6が遅くてガマンができなくなってきていたから」というのが一番大きい。
iPhone7を飛ばしての久々の乗り換え、iPhone8でもよかったのだがせっかくなのでXを待つことにした。
顔認証とかの様々な新機能が満載されているそうなのだが……入手前にして既にあまり興味がない(^^;
これらの技術も実際使ってみて「おぉ……」と軽い感動はあったものの、感動は長続きはしなかった。
詳しくは後述する。
 
さて今回僕は思い切ってメモリーサイズを大きな256Gにしてみた。
今までの64Gの4倍の容量である。
6の時点で既にアップアップの状態で、しょっちゅうメモリー不足が起こっていた。
iPhone熱のあった頃はむしろ少ないメモリーを上手に使いこなす連携技などを使ってコンパクトに使うことにこそ美学を感じていたのだが……今となってはメンドーなだけだ。
もはや32bitアプリの動かないOSなので、これを機会に使ってないアプリを整理しまくる。
「VAMPSアプリ」もサヨナラである←
 

それにしても本体価格の高額さに腰が抜けそうになった。
正確な金額を知らずに予約してしまった自分も悪いのだが、月々の支払い金額や「半額サポート」といった魅力的なワードが目に入ってろくすぽ調べずに店頭に受け取りに来てしまったのは僕だけではあるまい。
提示された金額はほぼ15万円!
10万円ぐらいするとは思っていたけど……えええ?そんなに高かったの?
と内心ビビるが平静を装って「結構高いんですねぇ」と余裕の表情を取り繕う。
まぁどうせ月割りで払っていくし一切抗わずにSOFTBANKに囲い込まれることによる割引金額も大きい。
15万円という高額にもかかわらず、本体の月割り分割は3,110円、割引金額の総額は3,447円になっている。
 
「???(-“-)」(差額337円もらえちゃう?←違)
 
少なくとも「実質半額!」という触れ込みはウソではなさそうだし、TwitterやAppleの「iPhoneXは決して高くない」という根拠にも納得はできていた。
「たまに乗る車に数百万、寝るためだけに帰る家に数千万をかけることを思えば、毎日ヘビーに使い続けるスマートフォンに10万15万をかけても全然贅沢ではない」
「15万円のスマートフォンでも2年で日割りすれば1日205円、某コーヒーショップよりも安いです」
うむむ……否定できない。
※この日割り計算というのは実にクセモノの考え方で、どんな高額な買い物をしても日割りをしてしまうことでたちまち365分の1の価格になってしまう。それがたとえ100万円のバッグであっても10年使うとすれば日割りで274円になってしまうのは3650分の1になってる罠なのだ(笑)
 
とはいえ日々使っているスマートフォンに関しては、まさに日割り計算こそ正しい考え方であるとも思う。
通信代とか保険代とかいろいろあるけれども、ApplePayにして簡単に買い物が手軽にできることによってお財布の紐はさらにゆるむことにはなるのだろうけれども、それは使う人の使い方次第。否定はできない。
 

さて肝心のiPhoneXの使用感であるが……
買った時点で「うわぁ知らないアプリがたくさん入っている〜」と思ったものの……なんの迷いもなくiTunesからiPhone6のバックアップファイルを使って復元をしてしまったので、知らないアプリは知らないまま消えていったのでよくは知らない(笑)
(ホーム画面晒し。「天気」が二つ並んでいるのは甲乙つけがたいから)
 
結果としてホーム画面も元どおりになったので「いつもと同じiPhone(画面大きめ本体重め)」程度の違いしか感じない。
前述のFaceTime顔認識機能にしても……操作感覚としてタッチIDよりも便利か否かというよりは、単純に「ロックをかけていないiPhone」を扱っている感じでしかなく、ハイテクの恩恵は少なくとも通常使用で実感することはない。
Suicaやクレジットカードを登録してiPhone本体をお財布にする機能は、とりあえずSuicaを登録して小さく感動はしたが、これは今更ドヤ顔で報告するようなことでもなく、他機種では数年前からある機能をようやく自分が手にしただけのことなのでここでは割愛する。
 
(ホームボタンがなくなったことで操作性の一部が変更されたが、これも2~3日で慣れてしまうだろう)
 
(インストールや登録は随分楽になったが、AppleWatchやカーナビ等、各種デバイスの再同期が結構メンドーくさい)
 
今はバッテリーの持ちが驚異的によくなったこと、画面がキビキビと動いてくれることが嬉しいぐらいだろうか。
しばらく使ってみて再度レポートをするかどうかはわからないが……多分しないと思う(^^;
 
もはや「新しもの好きのガジェット」ではなく、生活必需品となっているのだろう。
むしろこのテンションの低さこそが、スマートフォンの威力を示しているのかもしれないと思った。

映画の中のBIJIN

「ブレードランナー2049」に登場するホログラムの恋人ジョイがとても可愛らしく美しいと思った。
演じているのはジョイアナ・デ・アルマスというキューバの女優なのだが、改めて画像検索をしてみると……
あれ?ジョイのイメージとはちょっと違う。
美しいには違いないのだが、映画の役を演じている彼女と実際の彼女には小さくない隔たりを感じる。
これはむしろ役者冥利に尽きる最大限の賛辞であると言えるだろうし、役者は監督の力量によって自在に美しくもなり、また時には恐ろしくもなれるのだとも思う。
(ジョイは主人公の都合の良い願望を叶えてくれる究極のバーチャルガールフレンド。露骨なまでに「萌えるシチュエーション」を仕掛けてくる)
洋画の中の美人では珍しく日本人でも素直に「萌え〜❤️」となれるキャラクターであろう。
男子諸君は是非ドキドキしていただきたいと思う。
 
 
対照的な美人も挙げてみたい。
こちらは「ザ・マミー」で呪われた女王を演じたソフィア・ブテラである。
ジョイアナ・デ・アルマス同様、画像検索をかけると……やはり映画の中のイメージとは違う。
役者人生は楽しそうであり、映画監督という仕事は偉大なのだなぁと改めて思ったりもする。
 
細川智栄子原作「王家の紋章」の実写版をハリウッド資本で撮るなら、王女アイシスは彼女で決まりだ!
 
さてこの呪われた女王、美しいのは大変結構なことなのだが、映画を見ていて大きな問題が生じた。
それは、一点の曇りもない徹底的なまでの悪役にも関わらず、そのあまりの美しさゆえについつい自分がこの悪女を応援する立場に回ってしまうのだ(笑)
加えて映画の中のヒロインはいまいちパッとせず、トムクルーズもワガママで横暴なキャラなのでシンパシーを抱けない。
さらに呪われた女王は野望を抱いて悪魔に魂を売るようなことをしたとはいえ、悲惨かつ無念の最期を太古の世界で遂げており、見方によっては(あくまで贔屓目な視点においては)可哀想にも思えてしまう。
見ている我々が「うんうん人類に対して怒るのもわかるわかる。どんどん復讐しちゃいなさいよ!」となってしまうのも無理はあるまい。
 
 
ダークヒーローやヒールと呼ばれている本来の悪役が、時に主役を食うような映画というものはそんなに珍しくもないだろう。
しかし見ている側は共犯的な共感を部分的にするとはいえ、本来の筋道までは見失わないものだ。
スパイダーマンやバットマンに出てくるドクターオクトパスやハービー、デスラー総統やシャア・アズナブル大佐などの味のある悪役キャラたちであっても、我々の中で「正義ではない」という大前提が覆ることはない。
どんな大義があるにせよ、地球に遊星爆弾やコロニーを落とすのはよくないことなのだ(笑)
 
ところがこの呪われた女王の場合は、困ったことに最終系の恐ろしいルックスに変貌してもなお美しく、真剣に復活してもらいたくなってしまうほどの悪魔的な美しさなのだ。
悪い人だということはわかっているし、復活したら世界がとんでもないことになっちゃうのもわかっているのだけれども……彼女が滅びてしまうのはイヤだ!死んでほしくない!人類は彼女に支配されてしまえばいいのに!
 
 
ああ!こんな恐ろしい姿になっても尚、美しいと思えてしまう。こんなBIJINになら憑り殺されてもイイ!
という監督の溢れる想いがビンビンに伝わってくるのだ。←と監督のせいにしてみる(笑)
しかし最大限好意的に解釈はしているものの、全体のバランスを考えるとそこまで悪役を美しく描ききってしまうというのは、映画監督の技量としては少々疑問に思う点がなくもない。
本来ならばヒロインこそ美しく描ききらなければならなかったはずだろー(笑)
 
 
ところでこの「抗えないBIJIN」という感覚は前から知っているぞ!
と思ったのだが、すぐにその答えがわかった。
これはきっと怪談「牡丹灯籠」のお露さんである。
 
「牡丹灯籠」は、「番町皿屋敷」「破られた約束」に並ぶ古典怪談の傑作だと僕は思っているのだが、要約すれば「美しい幽霊に取り憑かれて殺されてしまう男」の物語だ。
牡丹灯籠のオリジナルは落語なので噺家の力量にもよるのだろうが、登場する幽霊のお露さんはそれはそれはイイ女で、薄々奇妙だとわかってはいながらも毎晩逢瀬を重ねてしまう主人公新三郎に対して「それだけのイイ女ならば無理もない」と誰もが思ってしまうような、男のサガをくすぐる物語でもある。
(「全然怖くない怪談シリーズ」と本人が自虐的に紹介しているが、魔夜峰央氏のホラー描写は凄く怖いと思う。恐怖と笑いには共通点が多いのだと実感できる)
 
もしも貞子がセクシーな幽霊だったら?呪い方もムフフな手段で……とか思うと血も凍るようなホラー映画もだいぶ楽しげに思えてくるではないか(笑)
 
調べてみたら本当にそういうエロマンガもあった(笑)
 

 
話が逸れた(笑)
 
ところで1枚の写真だけをみて誰しもが即「美人」と判断するケースは案外少ないように思う。
上に示した女優さんたちの写真にしても、映画を見た人と見ていない人では感じ方がまるで違うと思われる。
呪われた女王の最終形態などは予備知識なしで見たらば恐ろしいだけかもしれないが、映画を見た人ならば僕に近い感情を抱いた方も多いのではないだろうか。
とはいえ、映画を見て「美しい!」と思った僕が、オフショット写真を見てピンとこないことからもわかる通り、あくまでも演じている役柄、つまり架空の人物に心を奪われていることになる。
例えるならば、どんなにトム・クルーズがイイ男であっても、じゃあ実物の彼に突如求婚されたらあなたは結婚できるだろうか?
……するか!そりゃするな!ってかしなよ!もったいない!(笑)
 
と論旨やら結論やらがグチャグチャになったところで今日の要点をまとめる。
 
○映画の中のBIJINとは、人物描写なども含めた表現者の熱い思いの集合体である。
○演じる役者はまるで別人であり、本気で憎たらしい悪役を演じたからといってその役者を嫌いになったりしてはいけない。美男美女を好きになるのは…好きにしなさい(笑)
○名監督の作品には案外美人が出てこない。スピルバーグ、キューブリック、キャメロン、黒澤明等の名作を思い返してもなぜか美人が出てくる印象があまりない。
 
ちなみに僕がこれまで見た映画で最も美しいと思ったBIJINさんは……
グチャグチャホラー映画「フェノミナ」のジェニファー・コネリーである。
可憐な少女役(当時15歳)なのだがとにかく美しい。
のは結構なのだが……彼女の後のキャリアからは到底想像もつかないようなひどいことをさんざんやらされている映画でもある。
グーパンチでぶん殴られるわ嘔吐させられるわ挙げ句の果てには……これ以上は恐ろしくて書けない(^^;
現在Huluで配信されているがとてもじゃないがオススメできない。
決して見てはいけない!いいな?言ったぞ?←(見てね)

ブレードランナー2049

年内のVAMPSの表立った活動が終了した。
これに伴いサポートメンバーである僕は、旅中心だった生活からしばらくは家に引きこもる生活にシフトすることになる。
すっかり慣れてしまったとはいえ、この生活のギャップはとても大きな振り幅だと思われる。
ずっといなかったかと思えばある日を境に今度は平日の昼間もブラブラしている謎の住人となるわけだから、近隣住民のみなさんにしてみればさぞや不審人物感満載なことであろう(笑)
早速別の仕事に着手したいところではあるが、積極的な営業力もなく基本怠け者の自分なので、「しばしの充電」と言いつつ事実上の「長期ズル休み」をしてしまうのが例年のパターンなのだが、そうも言ってられない世智辛い世の中である。
オフ期間は自身向上のための様々なことをこなしつつも……
 
関係各位の皆様!斎藤はしばらくヒマです!仕事あったらなんか振ってください!
人殺し以外なんでもやります!
 
……これで営業のつもりなんだろうか?(笑)
 

とは言いつつもせっかくのお休みができたところで先日「ブレードランナー2049」を観てきた。
 
以前このブログに書いたこともあるのだが、SF映画の金字塔的名作である前作「ブレードランナー」ではあるのだが、実のところ僕はそこまで好きな映画ではなかった。
しかし映画評論家はもちろんのこと、多くのクリエイターにリスペクトされ模倣されてきた名作であるという認識はあり、また映画好きの友人の誰しもが「あの映画は凄い」と言うので……これまでに何度も理解をしようと少なくとも5回ぐらいは見直したのだが……やはりそこまで凄い映画だとは思えなかった。
(押井守監督「攻殻機動隊」もまたジャパニメーションの革命的傑作と絶賛されているが、やはりこの作品も僕は今ひとつピンと来ていない。この手のジャンルは決して嫌いじゃないのに、またリドリースコットも押井守もそれ以外の作品は大好きなのに不思議な共通点だ。ちなみにこの二作品の影響を色濃く受けたと思われる「マトリックス」は大好きな映画である)
 
18歳の時に友人宅のビデオ(Betamax)で見た初見から32年が経過した今、35年ぶりの続編を鑑賞するにあたり、おそらくは6回目ぐらいとなる「ブレードランナー」をまずは10年ぶりぐらいに見た。
そして意外にも「あれ?面白いぞ」と素直に思ってしまう(笑)
これだから映画というものはわからない。
このタイミングになってようやく魅力を理解することができたと同時に、今までピンとこなかった理由のようなものも一気に判明した。
 
○前評判、予備知識といった期待値が非常に高すぎた。
○「ブレードランナー」という語感にもっとカッコイイ何かを求めていた。
○エンターテイメント要素満載のド派手な内容を期待してしまっていた。
○絶賛されている芸術性がなにかを探すように見てしまっていた。
 
見返すたびに僕はこういった「期待値」の確認を繰り返していただけだったのだ。
しかし今回の旧作の見直しは新作を見るにあたっての予習というか復習というか確認のためだったので、そういった期待を一切せずに見始めた。
完全なる素、ナチュラルな精神で初めて見た「ブレードランナー」は意外すぎるほどに面白かったのだ。
もしも初見時が「ほう、リドリースコット監督でハリソンフォード主演のSF映画なのか」程度の予備知識だけだったならば、あるいは32年前に純粋な面白さに気がつけたのかもしれないなぁ…と思ったりもした。
 
そしてその続編である「ブレードランナー2049」を観るときに強く念じたことは……言うまでもなく「過度の期待をしないこと」であった(笑)
 

「ブレードランナー」だけに限らず、こういった近未来を描いた作品には特有の宿命がある。
それは、リアルな時代の経過によって、オリジナル作品で描かれた「未来の世界」が現実とはだいぶ違う方向性になってしまうということだ。
その中でも「どうして誰も想像できなかったのだろう?」と思う筆頭は……やはり携帯電話の普及だろう。
退廃的な傾向の強い「ブレードランナー」ではあるが、車が空を飛んだり人間と区別のつかない精密なサイボーグ(レプリカント)などの科学技術は、今我々が生きているリアル世界よりもだいぶ未来を行ってる。
しかしスマートフォンはおろか携帯電話すら存在せず、液晶テレビも開発されずにブラウン管のままで、コンピューターに至ってはグリーンディスプレイ、OSはテキストベースでGUIでもない。
現実の2017年の視点から見ると、1982年に描かれた「2019年」はだいぶ違う方向の未来描写になってしまっている。
 
この錯誤感覚はサイバーパンクというよりもスチームパンクに近い感じがする。
スチームパンクとは「もしも電気が発明されないまま蒸気機関のみで人類が進化をしていたら?」といったIFの世界観で、歯車と蒸気機関の組み合わせによる巨大な機械とか計算機とか飛行船のイメージだ。
(「パタリロ」に登場する「ガステレビ」なんかもある種のスチームパンクだろう(笑)
 
「天空の城ラピュタ」などは明らかに古い時代のような描かれ方をされつつも、巨大な飛行艇が空中に静止しているといった、現代文明では説明のできないような一部突出した技術が同居した世界だ。
 
「マトリックス」にしてもおそろしくレトロなダイヤル式の黒電話が登場するが、それを物理的に歯車で操作して高度なプログラムを転送するといった表現がされていたりした。
(マトリックスといえばやはりこの画面ははずせない) 
 
僕はこういった「来なかった未来・レトロフューチャー」が大好きで、以前にもこのブログで何回かに渡って語らせてもらったことがある→
 
我々が過ごした35年間の現実世界の進化によって、「ブレードランナー」の世界観はだいぶイビツな未来となってしまったわけだが、クールな世界観を壊すことなく続編でそこをどう表現していくのか?
 
僕の一番の興味はそこにあった。
 
(「来なかった未来」の世界観を今カッコよく描くのは非常に難しいと思われる)
 
これがダメダメな映画になると、都合の悪いことは「なかったこと」にして仕切り直してしまう。
近年で一番違和感を感じたのはやはり「スターウォーズ」のエピソード1だろう。
この映画はエピソード4の32年前という設定なのだが、出てくるロボットも宇宙船も映画表現的にも、全てが明らかに「未来」になってしまっていた。
1977年公開のエピソード4から22年が経過し、SF映画の表現は別次元の進化を遂げたわけだが、それは同時に前作の世界観を否定しかねないほどの悪魔的進化だったと言えるだろう。
極端なことを言えば昭和の時代にスマートフォンがあるような違和感を画面の節々に感じてしまう。
(その一例。30年前の方が別次元に文明が進んでいる矛盾)
 
もしも「スターウォーズエピソード1」が単作だったら何の問題もないのだが、続きモノでこういった矛盾を感じさせるのは許されない。
これは「さらば宇宙戦艦ヤマト」で主だった登場人物がみんな死んでしまったにも関わらず、続編「ヤマトよ永遠に」では全員がシレッと生きていたぐらい許されないことだ。
子供ながらに「ひどいなこれ」と思った、まさに「なかったこと」の代表格に匹敵する(笑)
(その後「ヤマトよ永遠に」「完結編」「復活篇」など無尽蔵に続編が制作され、挙げ句の果てには「さらば〜」以前に死んでいた沖田艦長までもがついでにサイボーグ化して復活した(笑))
 
さぁブレードランナーはどう乗り切るのか?
 

結論を言えば「ブレードランナー2049」は素晴らしかったと思う。
我々の住む世界とは別のパラレルワールド、あくまでも「来なかった未来の延長線上の未来」がダイナミックに描かれていた。
前作への敬意を感じると同時に、独特の世界観にさらなる説得力をもたらせてくれていた。
ブラウン管はブラウン管のまま進化を続け、コンピューターもレトロデザインのままで進化をしているような表現を堂々とやりきっていた。
 
「人間そっくりのレプリカント」の表現は、単純に人間が普通に演じれば演じるほどに「よりリアルなロボット」となる矛盾感に、面白みも感じた。
CGによる補正やちょっとしたアクセントによって、むしろレプリカントの表現は前作よりも退化してしまったのでは?と思ったりもしたのだが、もちろんそこを突っ込むつもりはない(笑)
 

ここへ来てブレードランナーの世界観が好きになってしまった僕ではあるのだが、やはり一度見ただけで全てを理解することは困難だ。
レビューや特集を熟読し、前作をさらに見直し、前作と今作の中間の時代を紡ぐ3本の短編作品を見直し、そしてもう一度劇場に足を運びたいと思う。
 
……と、ブレードランナーの画像を1枚も使用せず、またストーリーについてもほぼまったく言及せずに、あくまでもブレードランナーについて語りつくしてみた(笑)