月別アーカイブ: 2018年2月

天玉といえば

「〆切」という言葉は心臓に悪い一方で、どうしても腰の重い自分、怠け者の自分を奮い立たせてくれる唯一の言葉でもある。
その日までに終わるように調整をしながら自分のペースをコントロールするわけだが、この〆切が遠いとどうしても集中力は持続せずに「今日はこの辺りで……」と別のことに目が向いてしまうというか、サボってしまう(笑)。
あまりに仕事量の多いものはそんなことも言ってられないのだが、自分が1日にできる仕事量というものを過信せず自覚してさえいれば、おのずとペースは導かれてくるし、〆切が近づいてくるにつれ仕事のペースも上がってくるので最終的には辻褄が合ってくれることが多い。
 
昨日ある仕事の「〆切」を無事終えられて「さぁ今晩はしこたま飲むぞ!」と張り切っていたのだが……不覚にも晩酌時にビールを2本飲んだ時点で眠くなってしまい、ほどなくして撃沈。翌日は朝の5時前に目覚めてしまった。
深酒せずパッチリの目覚めは自分にとってはかなりレアである。
去年辺りに一度は確立できた生活パターンだった。
このパターンだと1日を大変有効に活用できるので、なるべく定着させたいとは思うのだが……やはり深夜にグダグダとお酒を飲みながら映画を見たり、くだらないことを考えてはほくそ笑んだりする時間も、それはそれで捨て難い。
 
そんなわけでなかなか定着するまでには至らないのだが、それでもこうしてある日突発的に早起きができたりすれば即順応できるようにもなってきた。
今日の夜にまたすぐ眠気が襲ってくるのならば抗わずに寝てしまい、明日はまた早起きとなるのだろう。
 
ひとつ難点があるとすれば、普段の生活の中で朝食を食べる習慣のない僕が比較的早い段階で空腹を感じ始めてしまうということ。
今日も6時半の時点で切ない空腹感が募ってきてしまった。ううう、ひもじい。
しかし残り物もないしそういえばご飯も炊いてない。パン食派じゃないのでこういった時はツブシがきかない。
しかしここで画期的なことを閃いてしまう。
「あ!あの味を久々に堪能しよう!」と思いついて駅前に向かう。
 
食券を買い「お待たせしました〜」とほぼ待たずに出てきたものは……
 
 
天玉うどん!
朝っぱらからややヘビイだが、ああ懐かしい!美味しい!
 
遡ること15年ほど前、毎朝6時までが仕事時間だったような逆転生活をしていた頃の僕は、職場を出た後によく駅前の立ち食いそば屋に寄り、この「天玉うどん」を食べてから帰宅して就寝するというパターンを繰り返していた。
太るわけである(笑)。
寝る前の夜食(?)と、1日の始まりである朝食ではまるで異なる食事ではあるし、当時の職場近くにあった立ち食いそば屋と今日行ったお店はまるで違う場所にあるし味も見た目も異なる。
だけども単純に「早朝に食べる天玉うどん」という点では一致しており、やはり思った通りの懐かしさがこみ上げてくる。
 
 
ところで僕の中では「天玉」とくれば必ず「うどん」となる。
関西では「きつね」が必ず「うどん」であるように、僕の中では天玉はうどんしかありえない。
そばの時のトッピングは「ちくわ天、春菊天」からのチョイスになる。
稀に「天ぷらそば」にすることはあっても、その場合卵は入れない。
明確な理由は全くないし説得力のある説明も一切できないが、このマイルールは完全にロックしたまま30年以上が経過している(笑)。
 
そしてこれら天玉、ちくわ天、春菊天、コロッケといったメニューは、いわゆる“町のおそば屋さん”には存在しない立ち食いそば系独特のお品書きとなる。
つまりこれらを食べたいと思った場合は立ち食いそば屋に行くしかないのだ。
(例外として昨今目覚ましいチェーン店展開で全国に広がり続けている「讃岐うどん系」ではこれらの天ぷらを追加オーダーすることは可能である)
 
時々無性に食べたくなる立ち食いそばではあるが、女性の皆さんには少々敷居が高いと感じるのであろうか?滅多に女性客を見かけない。
別に怖いところでもなんでもないので是非お立ち寄りくださいませ(^^) 
 
自分にとってこの独特のB級グルメ感はなくてはならないものだ。
今後もちょくちょくと食べ続けるのだろう。