Apple系の話〜TimeMachine編

慣れていないクラウド設定を把握しておらずにうっかり10年分の文書データをきれいサッパリと消去してしまった。
クラウドという構造の発想をここでおさらいをしておくと、
これまでは各種デバイスで作成したデータというものは各種デバイス毎に保存され保管されていた。
会社のPCで作業をした続きを自宅のPCでやる場合は、USBメモリー等にデータをコピーをしたり、自身に作成途中データをメールで送ったりしていたわけだ。
そういった段階を経ることで「オリジナルデータ」→「移動用コピー」→「修正作業データ」といった3つの形態に変化しながらファイルのやりとりをしていたことになるわけだが、空に浮いた雲のような場所にオリジナルを置くことで、それを別の場所や別の人が直接開いて直接改変していくという考え方がクラウドの考え方となる。
 
「AにあったデータをBに移したからAからは消す」といったこれまでの手順を踏むとCloud上のデータが消えてしまうので、結果AからもBからも消えてしまうわけだ。もっといえば「A」にあるのではなく「Aからもどこからも見えている」が正しい言い方となる。
 
僕はまさにAにあると思ってクラウドデータを消去してしまうという、そんなトンマなことをやってしまったわけだ。
 

ところで僕は自宅のネットワーク環境の中でもとりわけ縁の下の力持ち的な存在の「Time Capsule」という装置を使用している。
これはapple純正の「無線LANルーター兼バックアップHD」であり、ネットワークにつながった各デバイスを必要に応じて無線LAN経由で黙々とバックアップし続けるという機械だ。
 
↑Time Capsule(美しくもシンプルなデザイン)
↓mac mini(形も大きさも似ている)
 
 
バックアップという作業は煩わしい。
重要な仕事のデータならいざ知らず、普段の家使いのパソコンやスマートフォンのバックアップがおざなりになってしまうのも無理からぬこと。
しかしマーフィーの法則のごとく、バックアップをマメに取っている人ほどハードディスククラッシュといった惨劇は訪れないような神様の采配がされているように思えてならない。
バックアップの理想は「毎日寝ている間にパソコンが勝手に起きてどこかに保存してくれる」となるのだろう。
それを確実に黙々とこなしてくれるのが「Time Capsule」というハードウェアであり、その管理をしてくれるのが「Time Machine」というソフトウェアであり、毎日毎時間毎に差異部分のバックアップをごく短時間でさり気なく自動で取り続けてくれる頼もしいシステムなのだ。
 
なので数日前に「バックアップが60日間できていませんけどいいんですか?」といった内容の警告メッセージが出てきた時は「おいおい、60日放置しておいてさらに人を非難するような言いっぷりはいかがなものか?」と機械相手に苦言を呈したわけだが、急に不安になったので手動でバックアップを取ろうとしたのだが、Time Capsule内のHDが不調のようで認識をしてくれない。
うわ〜ん!認識してくれー!
 
四苦八苦して何とかバックアップ完了、、、
したのが奇跡的に冒頭の10年分の文書データを消してしまった前々日だった。
ここで話も冒頭部分に戻る。
 
果たして消してしまったデータは?
はらはらドキドキでタイムマシーンを起動すると…
 
(TimeMachineの画面。バックアップした過去にグイグイと遡っていける。まさにタイムマシーン!)
 
出てきた!一昨日深夜の自動バックアップに「書類-Jin’sMacBookPro」が残っている!
 
そしてこの状態に「復元」をすると…見事デスクトップ上に10年分の文書データ全てが返ってきてくれたのである。
ちょっとした操作ミスから大変なことになってしまったわけだが、無事に元に戻ってくれた。
 
このTime Capsuleを使いはじめたのは2009年なのだが、実に9年間僕の危なっかしい挙動をずっと見守り続けてくれていたわけだ。
何度かこういったミスをしてお世話になったことのあるTime Capsule&Machineではあるが、今回のミスはもしも消えてしまったら一番手痛いミスになっていたことだろう。
 
ありがとう!Time Capsule&Machine!
 
ところが、無事復元に成功した直後に再びハードディスクの認識をしなくなってしまい、9年間稼働し続けた僕のTime Capsuleは壊れてしまった。
最後の最後でおもいっきり役に立ってくれて天に召されていったようである。
 
運命的な何かを感じずにはいられない。
 
そんなわけで二代目のTime Capsuleを購入しなければならないのだが…調べてみると2013年6月に発売されたモデルを最後に5年近くアップデートされていない。
これは…正直買って良いものなのかどうか?(^_^;)
売ってるものだからもちろん買えるのだけれども…新型が出たりしないか?
と構えていたら明日突然販売を終了してしまったりはしないだろうか?
 
うわー!どっちに転んでも損した気分!
 

と、二回に分けて説明した割には、結局は「転ばぬ先の杖に救われました」というお話なのでありました。
しかし「次の杖をすぐに用意すべきか否か」といういや〜んな選択を迫られている現在というお話なのでもありました(´_ゞ`)ちーん 
 
そんなわけで現在の僕のバックアップシステムはUSBの外付けハードディスクを手動で接続しないとバックアップをしてくれないという、喉元過ぎれば&なんとかなるさ的な楽観主義である僕的にはおおよそ信用できないシロモノであり、危険極まりない状態なのだ。
 
なにか次の策を考えねば。ってか5年前の商品を買うしかないのだろうか?
 
求ム!情報!