アルコール濃度

「事故後の呼気検査では、呼気1リットル当たりの基準値0.15ミリグラムの4倍ほどである0.58ミリグラムのアルコールが検出されていた。」
 
つい最近、某タレントさんが起こした事件である。
お酒が大好きな自分でもあるので、こういった事件は他人事ではないのだが、自分の中でキッチリと守っているルールが一つだけある。それは、
飲んだら乗るな 乗るなら飲むな」だ。
大好きなお酒を悪者にしてはいけない。
 
ここ最近は月イチで「おとなのためのDTM教室」を東京町田で開催しているのだが、持ち込む機材が多いので車で向かう。
しかし全三部構成の講座の第三部は「お食事会という名の講座でもなんでもないただの宴会」なので、ここは渋々でもお酒を飲まなければならない…本当は飲みたくないのにと書いてるそばから嘘八百であることが明らかなので白状するが、まぁ飲み会は楽しいので当然飲む。飲みますってそりゃ(笑)
その日のうちに車で帰るためにノンアルコールビールでお茶を濁すという選択もなくはないのだが、「車を置いて電車で帰宅して翌日の朝再び車の回収に町田に戻る」という行動に一切の迷いはない。
相当面倒くさいことも間違いないのだが、やはり酔っ払い運転をするという選択肢は絶対にないし、ノンアルコールビールという選択も今のところはないようである(笑)。
 
 
ところで「呼気1リットル当たりの基準値0.15ミリグラム」とはどれぐらいなのだろうか?
こういったニュースではよく聞くものの、具体的にどれぐらいのニュアンスなのかが今ひとつ掴めない。
わざわざ「アルコールチェッカー」を購入してまで知りたかったわけでもないのだが、ここ最近マイ肝臓のお酒の分解能力が低下してきたのか、朝起きても前日のお酒が抜けきってないような感覚の寝覚めが増えてきたように思っていた。
飲酒運転は決してしないとは言え、もしも翌朝になってもお酒が抜けず、意識せずの飲酒運転をしてしまうことになるかもしれないという危機感は抱いていた。
 
ネット通販で調べてみると安いものは1,000円から、上は数万円まで様々だ。
「会社にある業務用と並べて計測しましたがほぼ同値が出ます」といった頼もしいレビューが寄せられていたお安い商品を購入決定!翌日には届くテンポの良さよ♪
 
早速ビールを二缶(350+500ml)あけてウキウキと計測してみたところ…
おお!反応している!
血中アルコール濃度0.14%に5を掛けると「呼気中アルコール濃度(mg)」になるらしい。
つまり午後8:33の時点で0.14×5=0.7mgとなった。
飲酒直後とはいえ、ビール2本で案外高い数値になっちゃうものなのですなぁ…
 
その後焼酎(25度)をロックで2杯程飲んで計測してみたところ、この計測器の上限0.19%(0.85mg)に達してしまったので(^^;、しばらくお酒を飲むのをやめて雑事を済ませさらにHuluで映画を一本見る。
そして見終わった頃に再度計測してみると…あ、やや測定値が下がっている。
午後11:51 0.12%(0.6mg)となり、
某タレントさんの計測値とほぼ同等の値となった。
 
この状態で運転することを想像すると、今の自分はゾッとするほどの酩酊具合である。
しゃべればロレツがあやしいだろうし片足で何秒間立っていられることか?
リアルで僕の飲む姿を知る人なら「飲み始めて1時間あたり」と思っていただければよろしいかと思う。
 
これで運転…ありえん!
 
と思いつつも、そう!この感覚を自分の身体で実感したかったのだ!
呼気中アルコール濃度0.6mg、血中アルコール濃度0.12%はこれぐらい!
 
実感よし!目標達成!
 
幸いこの時点の僕は、ただ単に家で陽気に酔っ払っているだけなので無問題である。
その後「計測値が下がっちゃったことだしな…」と意味不明な言い訳をしてからさらに焼酎を飲み、再び計測値をMAXまで上げたのでありました。
就寝前の午前1:17 再びMAX値0.19%(0.85mg〜)
 
 
翌朝起床。
自分のアルコール分解能力をいろんなパターンで検証その2は、睡眠5時間の時点でどうなっているか?
 
午前6:55 しっかり酒が残っている!0.06%(0.3mg)
 
やはり起きた時に「ううう…酒が残っていてつらい」と思った時はまだ酒が抜けていないことが判明。
 
しかし、そこから口をゆすぎ顔を洗い、コーヒーを飲んで頭がシャキッとしたところで再度計測してみたところ、
午前7:43 0.00%(0.0mg)
 
軽い二日酔い感覚はあるものの、少なくとも計測値は0.00%まで下がってくれた。
どこまで正確な数値なのかはわからないけれども、細かな誤差はともかくとして概ね正常に動作していると思われる。
 

さて、アルコール分解能力について調べてみると面白い。
まずはなんと言っても「眠る前の1時間には飲酒をやめる」がとても効果的だ。
人間の内臓は睡眠中、心臓や肺臓や小腸といった常に動いている内臓以外は、(最低限の機能をしつつも)基本的には身体同様に眠ってしまうそうだ。
当然肝臓もアルコールを分解する能力が極端に低くなるので、必然的に翌朝までアルコールが持ち越されてしまうというわけだ。
上記の実験でも、起床直後にはアルコールが残っていた。
しかし1時間ほどで残留していた0.06%のアルコールは分解されたようだ。
当然、眠る前の「飲んでいない時間」が多ければ多いほど、より多くのアルコール分解が睡眠前にされることになる。
 
そしてとにもかくにも水分。
アルコールの分解には水分が不可欠となる。
ビールのように水分メインのお酒はともかくとして、焼酎やウイスキーといったアルコール度数の高いお酒を飲む場合は、とにかく多めの水を飲むように心がける。
 
「多めの水と眠る1時間前にはお酒ストップ」の二点を意識するだけで、翌日の朝の快適さがまるで異なってくるのだ。
呑兵衛の皆さんは是非とも意識をしてみるとよいだろう。
 
ただ、この辺りの分解能力には個人差がかなりありそうなので、あくまでも参考程度と思っていただけたらと思う。
 
そして現時点でわかっていることは、自分の肝臓のアルコール分解能力は一般的なサイトが示している数値を逸脱した優秀さを誇るらしいということだ。
お酒が弱い人なら15時間以上かかる分解量をどうやら6時間、ビール2本程度なら3時間で分解できているっぽいが過信は禁物、「飲んだら乗るな」のルールは絶対に破らない。
 
今後も実験と計測は続けたいとは思ってはいるのだが、どうにもお酒が大好きすぎるので「飲み終えてから1時間起きている」というのが今のところ一番つらい(^^;
「もう一口だけ!」と就寝時間が先送りになってしまう傾向が強く「今日は30分で寝ておくか!」と、いらない実験結果ばかりが蓄積していきそうな悪寒。
 
目指せ!飲み終えてから2時間後に就寝!←無理