Oさんのこと

仕事がはかどらない連休を過ごしている。
短期的、中期的、長期的、大きく分けてやらなければならないことが3つある。
もちろん目の前のことからやっつけていくべきなのだが、バランスよく進めていくように意識すればするほどに効率が悪くなっている。
今でこそ締切をキッチリと守り余裕を持って仕事に取り組めるようになった社会人…少なくともそうでありたいと思える人間には成長している自分ではあるのだが(歯切れが悪い)、若い頃の自分はそうではなかった。
世の中の締切というものは、たいてい実は上の人が楽をできるような配慮のために下に行くほど理不尽な思いをするように構築されていることを知っていた自分は、上の人に迷惑をかければ辻褄が合うことを知った上での仕事っぷりだったように思う。
とても反省している←
 
そんなわけで以前所属していた事務所には、僕の仕事を監視する係の人がいた。
すぐサボるからである。
年下で小太りのC君は「斉藤さん仕事してくださいよ〜」と懇願をするようなタイプだったが、当然のようにそんな奴のいうことはきかない。なめているからである。
ボスは非常に怖い人だったが、怒られることに慣れていたのでやはりサボっていた。
天の邪鬼な性格を自覚する自分を動かすことは、当時結構大変だったと思われる。
とても反省している←
 
そんな状況の中で新たに投入された監視係がOさんだった。
Oさんは僕よりも6つほど年上でのんびりした性格の人だった。
サボり会話をしようと話しかけるとどこまでも付き合ってくれ、「今日はもう仕事やめちゃえば?」とサボりを励行するような人だった。
「なんて楽な人が監視係になってくれたのだろう」と最初は喜んだのだが、当然のごとく仕事は遅々として進まない。当たり前である。
Oさんは仕事を急かすようなことを一切しなかったからだ。
 
そのうちに「あ、これはまずい。自分でコントロールしないと上に迷惑をかけて済むレベルの話ではなくなってくるぞ」と思うようになった。
自主的にスケジュールを組み、それに沿うように仕事を進めるように意識するようになった。
僕がそうなってもOさんは昼行灯のごとく何も言ってはこなかった。
「いてもいなくても同じじゃん!」と当初は思ったのだが、実のところOさんのおかげで僕は自分の仕事のペースを把握することができたようなものだった。
はなはだ納得が行かないのだが、感謝をしなければなるまい(笑)。
 
 
はかどらない連休をグダグダ過ごしていたら、当時のことを思い出した。
Oさんはその後ご自分の古巣であるCM業界に戻られたようだが、元気になさっているだろうか?しばらくお会いできていない。
ブログにこんなことを書くという現実逃避をしつつ、書き終わったら今度こそ作業に復帰しよう。
 
本当に進みが悪かった連休だったが、まもなく終わってしまう。ヤバい!
来週はDTM講座!(ちなみこれは中期的に仕上げなければならない事案である)