月別アーカイブ: 2019年6月

おばけ

先日、家の前で洗車をしていたら隣人の男の子が思いつめた表情で話しかけてきた。
毎年庭でひまわりを手塩にかけて育てている小学生のよいこだ。
「ねぇおじさん、おばけって本当にいるのかな?」
おやおや、それは深刻な相談事だこと。
現実主義の僕としては「そんなものいないよ」とぶった切りたいところではあったけれども、こういうのは家庭それぞれ様々な方針があるだろうから迂闊な否定をしてはいけないのだろう。
 
「○○クンはどう思っているの?お母さんは何て言ってるのかな?」
 
「うちのお母さんは何かあるごとに『おばけに食べられちゃうよ』って脅すんだけど、本当のところ僕はおばけなんていないと思っているんだよ」
 
なかなか聡明な子だなぁと感心しつつも、ここは家庭の方針を捻じ曲げずに自分の考えを伝えることにした。
 
「おじさんもおばけなんていないと思っているよ。でもね、おばけが怖いって思いは持っているかなぁ」
 
「???」
 
「貞子って知ってる?」
 
「知ってる」
 
「うん、貞子は映画の中に出てくるおばけなんだけども、あれは空想のキャラクターだから現実にはいないよね?でも『貞子は怖い』って思いは大人であっても拭えない感情なんだよ」
 
「うん…」
 
「本当にいるかいないかはあまり関係なくてね、恐怖の対象としてある以上それはやっぱり怖いものなんだと思うよ」
 
「…んーよくわかんない」
 
「そうだなぁ…恐竜はとっくに絶滅しちゃった生物だけども、人類の祖先が抱いていた恐怖のイメージがDNAの中にずっと受け継がれていて、『危険』と本能で感じるのにも近いかなぁ?」
 
「うん、ティラノサウルス怖い」
 
「だとするとやっぱりおばけという存在もまた人間が根源的に持っている恐怖の対象なのかもしれないね。過去にはやっぱりいたのかもしれないし、今もいるけど見えないだけなのかもしれないね」
 
「えーやっぱりおばけはいるの?」
 
「それはわからないけれども、おばけは怖い?」
 
「うん怖い」
 
「じゃあ○○クンの中にはやっぱりおばけはいるんだね。おじさんの中にもいるよ」
 
 
実際はここまで理路整然とした会話ではなかったけれども、要約すればそんな内容の話を10分ぐらいしただろうか。
男の子は半ば釈然としない感じではあったけれども一定の納得はしたようではあったし、なによりも自分の中で非常に合点のいくおばけに対する答えが出たような気がした。

おとなのためのDTM講座〜その8

第8回目となる「おとなのためのDTM講座」のお知らせです。
 
日時 2019年6月30日(日)
第一部13:00〜(60分)
第二部15:00〜(90分)
 
申込受付等の詳細はヨコタベーススタジオの更新をお待ち下さい。
 
 
 
第一部「初級講座〜DTMとはなにか?」(60分+質疑応答)
・DTMとはなにか?
・ここまでコンパクトになった!DTMの歴史
・鼻歌をPCに取り込んでオンガクに昇華する実演
 
 
第二部「中級〜DTM実践講座」(90分+質疑応答)
・奥義直伝!DTM打ち込みテクニック伝授1
・ヒットソングから学ぶ作曲講座4〜カッコイイの正体を探る
・作曲と編曲とプロデュースの違いとは?
 
第三部 食事会という名の宴会(時間の許す限り)
 
 
第一部は「そもそもDesk Top Musicとはなにか?」という基本的な解説と簡単な実演を中心とした講座になってます。
興味あるけれども難しそう…と思っているあなたは是非DTMの世界を垣間見てください。
いとも簡単にオンガクが出来上がっていく過程をガン見することができます。
「思っていたよりも簡単そう」と感じるか「想像以上に難しかった」と感じるかは人それぞれ。
でも「興味がある」ということが何よりも大切です。好奇心を満たしてください!
 
第二部では今回から「奥義直伝」というコーナーが加わりました。
プリセットされた音を並べるだけでも音楽は作れてしまうけれども、それじゃつまんなーい!
というか、そもそもどうやってこの音は作られているの?という疑問にお答えしていきます。
ちょっとした工夫でニュアンスを付けるだけで鮮やかに変わるDTMの打ち込みテクニック。
また曲中でよく聞くあの音この音を有名曲を引用しながら紹介していきます。
 
アンケート満足度の高い(当社比)「ヒットソングから学ぶ作曲講座」、今回はより音楽の深い部分に踏み込んでいきます。
題して「カッコイイの正体を探る」です。多くの人が惹きつけられる音楽の魅力の正体を分解解説していきます。
シンプルなギターアルペジオがなぜこうも心に響くのか?
単純なドラムの基本ビートだけのイントロがなぜこうも高揚するのか?
といった疑問は誰もが抱いているとは思いますが、時代と共に変化し続けている「カッコイイの推移」を一緒に学べたらと思います。
 
もはや「やるやる詐欺」になりつつある「作曲と編曲とプロデュースの違いとは?」は今回もそこまでたどり着けるかアヤシイものですが、時間調整的にやるかもしれません←おざなり
 
 
そして今回の開催日の6月30日に、なんですと?誰かのイベントとアベマTVの生中継があるですと?
100名招待枠に当たったあなたは是非そちらを優先していただき、そして残念ながら外れてしまったあなたは是非こちらを優先していただきますようお願いいたします。
よく聞くのです…あちらにはタイムシフトという機能がありますが、こちらのイベントにはありません。
こちらのイベントに参加して、そしてタイムシフトであちらを後で楽しめばどちらも楽しめてウィンウィンです。そうするのです。←かなりシンプルかつストレートな説得