jinxito のすべての投稿

恵方巻

今年の恵方巻報道が興味深い。

「廃棄が多すぎる。いい加減にしなさい」といった趣旨の行政指導もあったらしい。
関西の方にとっては昔からの風習だそうだが、関東の人間にとっては「???」感の強い風習を無理やり根付かせようとしたものの、どうやら失敗として終わってしまうっぽいのか?
 
自分に関しては、この恵方巻に対して「本当は食べたいけれども食べたら負け」ぐらいの意識が強く、ツイッターをはじめてから数年間、親の仇のように恵方巻に対しての恨めしい思いを毎年のように呟いていたのが笑える。
本当は食べたくて食べたくて仕方がなかったんだろうなぁ…と当時の自分を思うと情けなくもおかしいのだ。
 

2011年01月27日(木)1 tweet

恵方巻を買ったら負けだと思っている私w 知らない伝統を流行らそうとするコンビニ戦略に乗ってたまるか!でも食べたら普通に美味しいんだろうな~(⌒-⌒; )

2011年01月28日(金)1 tweet

おはようございます。昨日の恵方巻のたくさんの意見が興味深かったです(^^違和感はやはり「え?こんな有名な伝統を知らなかったの?」と唐突に言われた感じなのでしょうかね。関西の行事ということすら知らなんだ。
…ハロウィン楽しいけど“西洋お盆”とか言われると激しく萎えます(;^_^A
posted at 12:44:31

2012年01月25日(水)2 tweets

恵方巻のことは考えないようにするんだ。あと3時間は寝るんだ。…恵方巻って何が入っているのかな?醤油はつけるのかな?太さはどれぐらいなんだろ?…頭の中はそればかり♪…ぐももも!眠れない( ̄◇ ̄;)
posted at 07:45:28
去年の今頃も「コンビニ商法にひっかかってたまるか」と恵方巻食べない宣言をしたわけだが、こうも街中で美味しそうな写真を日々見せられ続けると食べたくなってくる。かぶりついた時の食感、海苔の香り等想像していたら眠れなくなってしまった。しかも予約だけでまだ売ってくれない拷問的仕打ち。
posted at 07:29:10
 

2012年02月03日(金)1 tweet

【報告】人生初の恵方巻。でしたが半分どころか3分の1でギブアップ(;^_^A …わかっちゃいたけど本当に何の変哲もない太巻きなんですね(;^_^A 1500円とかする高級なのも売ってましたが780円のにしたからかなぁ?(;^_^A
posted at 21:58:06
 

2012年07月27日(金)1 tweet

土用の丑の日だからとウナギを食べているようでは恵方巻コンビニ戦略にハメられているようでシャクだけども、ウナギは丑の日じゃなくたっていつでも食べたい大好物。ウナギ食べたい今すぐ食べたい美味いの食べたい脂乗ったの食べたい行列に並んででも食べたい。頭の中はウナギのことばかり…
posted at 11:14:51
 

2013年02月03日(日)1 tweet

近所の持ち帰り専門寿司屋の行列に並び、しかし恵方巻は買わずにカッパ巻とかんぴょう巻だけ買って帰るこの俺のひねくれ者。
posted at 15:54:12
 

2014年02月03日(月)1 tweet

今年はコンビニ戦略恵方巻きを無事スルーできました(^^
太巻き、普通に美味しいもんなぁ(^^;
あぶないあぶない。
そこまで珍しくもないけどあるとつい頼んでしまうホッピーでかんぱーい(^^
posted at 21:12:29
 

2015年02月03日(火)1 tweet

【恵方巻】今年もコンビニ戦略には引っかからん!と鼻息荒くコンビニには近寄りませんでした!
私の節分にそんな習慣はないのだ!
 
…ま、それとは別件で地元お寿司屋さんがなぜか今日に限って太巻きを店先で売っていたので買って食べました。
 
うわぁ!海苔巻きがどうにも好物なんだぁぁ!
posted at 23:49:06
 

2016年02月03日(水)3 tweets

【恵方巻】近い人に「毎年欠かさずこの話題をしていて太巻好きすぎでしょ?」と突っ込まれる。
「んなことはないだろ!」と「http://twilog.org/jinxito/search?word=恵方巻&ao=a」をしてみると、似たようなことを毎年欠かさず恨みがましくつぶやき続けている俺がいた(^^; (完)
posted at 21:03:29
そうなんです!最近になって「古来からの伝統」とか言われてもなにそれ知らないし?しかもどこのコンビニも正月明けから美味しそうな太巻きの写真で人を誘惑し続けてムカつく!って感じ?(笑) RT @simekora: 恵方巻って関西の習慣ですよね?前から違和感が。でも確かに美味しそう!
posted at 19:17:08
【節分】事務所内では特に行事らしいことはせず、しかし豆は食べる。
子供の頃は大嫌いだったけど案外美味しいと感じるようになった。
毎年懸念の「恵方巻」、どうやら今年はスルーに成功した模様。
絶対美味しいんだろうけどさ〜、ビジネス戦略にひっかかるのがシャクでもはや意地になっておるw
posted at 18:58:17
 

2016年02月04日(木)1 tweet

ブログ更新しました!
「コンビニ経済学」
 
昨日の恵方巻(まだ言ってるw)の逆恨みの続きではありませんが、コンビニについての話題です。
日頃生活に密接に関わっているコンビニへの思いをなぜか語りたくなりました(笑)
posted at 12:15:03
 

だからどうした!
 
と突っ込まれたら返す言葉もないのだが…
自分にしても頑として食べてないようでいて、しっかり2012年と2015年にはシレッと買って食べているのがまた笑える。
 
こうも世間から糾弾されまくっている恵方巻が可愛そうに思えてならなくなってくるので、今年は久しぶりに食べてみようかな(^^
 
と思っているいよいよひねくれものの自分が嫌いではない。
 
 

おとなのためのDTM講座〜その6

「おとなのためのDTM講座」2019年最初の開催となります。
現在並行して進んでいる電脳音楽塾プロジェクトと重複のないよういろいろと策を巡らせていた年末年始ではありましたが、ようやくそれぞれの方向性が定まってきました。
この「おとなのためのDTM講座」は今後もこれまで通りのコンセプトで継続させていくことになりました。
電脳音楽塾に関してはまた別途お伝えしていけたらと思います。
 
ところで昨年は映画の当たり年だったと思います。
「カメラを止めるな!」に夢中になった夏でしたが、下半期後半「ボヘミアン・ラプソディ」を観て衝撃を受けた方も多かったのではないでしょうか?
改めて音楽の魅力や魔力を再認識することになった方が多かったのではと思います。僕もその一人でありました。
圧巻のライブシーンが話題の中心となることも多いですが、僕が最初にゾクゾクしたのは序盤のレコーディングシーンでした。
実験感覚の試行錯誤からの模索こそが新しい音楽が生まれるために必要な行程であると改めて思いました。
そしてまだ音楽機材の進化途上にあった70〜90年代音楽は、まさに偉人たちの足跡がそのまま刻まれているようでもあります。
今後もそこに対する敬意を払い、過去音源の当時画期的だったアイディアなどを積極的に紹介しながら、明日への発想の手助けになれたら…と思っております。
 
 
おとなのためのDTM講座〜その6
日時 2019年2月17日(日)
 
第一部13:00〜(60分)
第二部15:00〜(90分)
 
申込受付等の詳細はヨコタベーススタジオの更新をお待ち下さい。
 
 
第一部「初級講座〜DTMとはなにか?」(60分+質疑応答)
・DTMとはなにか? 
・ここまでコンパクトになった!DTMの歴史
・実践!初級DTM講座
 
第二部「中級〜DTM実践講座」(90分+質疑応答)
・音の不思議、「逆層」の摩訶不思議
・ヒットソングから学ぶ作曲講座〜その2(メロディーライン)
・作曲と編曲とプロデュースの違いとは?
 
第三部 食事会という名の宴会(時間の許す限り)
 
第二部は「中級編」と一応のカテゴリー分けはしておりますが、DTM未経験者でも理解できる範囲にテーマは絞ってあります。
第6回となる今回は、好評だった前回に引き続きプラグインを用いたプロの技を直伝する実践コーナと、ヒットソングを例に挙げた作曲講座。口ずさみたくなる曲に共通した驚きの要素とは?
さらに知っていそうで意外に知らない音楽業界マメ知識コーナーも新設。みなさんの意見を元に改良し続けていきます。乞うご期待!
 
申込みの詳細は横田ベーススタジオのWebページにて!
第一部は毎回ちょっと空きがあります。「DTMってどんなものか知りたいかも?」という方はこれを機会に是非お申込み下さい!
第二部は毎回ほぼ満席となります。お早めのお申込みを!
そして第三部…毎回異常な参加率ですが、第三部だけの申込みはお断りしておりますが個人的には一番楽しいです(笑)

虹色クリスマス

 
L’Arc~en~Cielの東京ドーム公演「ラルクリスマス」の二日目を観てきた!
 
これまでの二十数年間、僕は様々な会場でラルクのライブを観てきた。
国立競技場や味の素スタジアムや国際展示場の駐車場といった広大な土地、北は真駒内から南は鹿児島まで、なぜか僕はコンサートスタッフでもないのにいろんな場所で観させていただいている。
ZEPP東京で観たクラブサーキットなんて今思えばレアな小箱(あえてそう書かせていただく)で観たこともあるにはあるが…
やはりラルクのホームといえば、ここ東京ドームなのではないだろうか?
 
ホームが東京ドーム?
 
読売ジャイアンツか!というツッコミはさておき、5万人を超える観客を収容できる巨大な会場を当たり前のように埋め尽くす、というかチケット倍率が高すぎて「なんで5万人しか入らない場所でライブやるのよ!もはやドームじゃちっちゃいよ!」というスケールのデカいクレームをつけるファンという異様な様相を呈してしまうモンスターバンドなんである。ラルクというバンドは。
 
今回のブログでは楽曲や演出の感想というよりも、やや俯瞰位置からの今回のラルクリスマスについての感想を書いてみたい。
 
僕が案内された座席はステージ正面に位置する一階スタンド後尾列のダイヤモンドボックスシートというブロックだった。
視界は良好だがステージは100メートルほど離れているのだろうか?
(ドームの寸法を見ると100メートルではきかないことがわかる)
 
正面のステージは開始前で暗くてよく見えないが、ステージとほぼ同じサイズのスクリーンが左右に設置されている。
「ふ〜ん」と思いながらもこの時点で違和感を覚えた。
理由はわからないのだけれども、なにか景色が微妙におかしい気がする。
違和感の正体がわからないまま開演を待っていると、隣にプロデューサーの岡野ハジメ氏がやってきた。(岡野氏とも1年8ヶ月ぶりの再会であるのだが、雑談の流れからちょっと面白い話を持ちかけられました!乞うご期待!)
 
 
会場が暗転していよいよライブスタート!
壮大な映像とともに壮大なSEが流れる!
ここで大いなる違和感を覚える。
先ほどとは違う明確な違和感の正体は…
 
音が良い!
 
高音と低音の分離感、左右の定位、そして何よりも…反射音が聴こえない!
 
東京ドームなのに!?
 
えええ!なにこの音!ドームとは思えない!
ZEPPのようにクッキリスッキリした、むしろデッドな音にすら聴こえるではないか!
これは一体どうしたことか!?
 
僕が初めて東京ドームで観たコンサートは今から30年前となる「オフコースの解散コンサート」だったのだが、その時の東京ドームの音はと言えば…MCで何をしゃべっているのかが聞き取れないほどに音がグワングワン回っており、演奏なんてそれこそ会場のあちこちから違うタイミングの音が雨あられのように降り注ぐという、もはや音楽になってない状態だった。
その後どんどんドームの音は改善されてはいくのだが、少なくとも1年8ヶ月前のラルクを観たときにも感じなかったような衝撃的な良質な音に度肝を抜かれてしまった。
 
演奏が始まってさらに音質の良さを実感する。
hyde氏のダイナミックな歌声、煌めくようなハイトーンから囁くようなウィスパーボイスまで、余すことなくきめ細やかな表現がダイレクトに伝わってくる。
tetsuya氏のピッキングの一音一音が、複雑なフィンガーベースのニュアンスまでもがハッキリと感じられる。
yukihiro氏のドラミングは相変わらずタイトでトリッキーだが、CD音源そのままのパシッとキリッとした余計な尾っぽのついていないソリッドな音だ。
そしてkenちゃん(だけ氏じゃないのはなぜ?)のギターの音が…
 
なんじゃこりゃあ!!??
 
音が良いというか…良すぎだろう!
レコーディングスタジオさながらの完璧な音!
ってか、なんかおかしい。
ドームでこの音は明らかにおかしい!
 
一旦音のことは置いて、会場に入った時に感じた違和感もほどなくしてその理由が判明した。
違和感の正体は、なんというか…「なんかドームっぽくないなぁ」と感じていたことに起因する視界のスケール感だったのだ。
ともすれば今回のステージセットをあろうことか「こじんまりしたステージだなぁ」と錯覚していたのだ、自分は。
なぜって、ステージ両サイドのスクリーンと同じぐらいのサイズのステージだったから?
 
こういったライブでは定番のサイドモニタースクリーンだが、アレには「これぐらい」というサイズがあり、おそらく自分はその感覚を基準に全体の尺度の基準としていたようなのだ。
ところがよくよく見れば今回のスクリーンはデカい。
 
いや・・・それにしてもデカすぎるだろ!
 
正確なサイズはわからないけれど、おそらくはこれまでの巨大モニターの4倍ぐらいの大きさだったのではないだろうか?
両スクリーンに映るメンバーの後ろに見切れるステージセットがあまりに巨大で、そこにも大いなる違和感を覚えた。
そうなのだ、自分の肉眼で見るステージ両脇のクリスマスツリーはイメージ的には「あらかわいい」ぐらいに見えるのだが、モニターに映るツリーは10メートルを軽く超えるような巨大なサイズなのだ。
 
東京ドームをZEPPのようなサイズ感に見せてしまうモンスターバンドなんである。ラルクというバンドは。
 
さらなる違和感は、モニターに映る画質がメチャメチャ解像度が高い!
ええええ!あの巨大サイズスクリーンで解像度が高く見えるってどういうことなの?
アリーナ最前列の人はステージをガン見する鑑賞法となるだろうが、スタンド席からだと基本はスクリーンを中心にコンサートを見るのが一般的だろう。
スクリーンに映るメンバーの挙動を見つつも、「えっとステージのどこにいるんだろ?(ユッキー以外)」とモニターから視線を外してステージを見回し、上手の隅っこで手を降っている米粒のようなメンバーを見つけるという手順を誰しもが踏んでいることだろう(笑)
 
これまで悩ましかったのが「本当は生のメンバーをずっと見ていたいけど小さくてわからないからスクリーンを見る」といったある種の妥協のような思いでライブを見ているかと思われるのだが、これだけの高解像度モニターだとほぼ肉眼で見ているような自然な光景に映ってしまうのだ。
何度か中央のステージと全く同じサイズで両モニターにステージが映ったのだが、「あれ?ステージが3つに増えた?」とナチュラルに思ってしまうぐらいに、とにかく映像がキレイだった。
 
 
なぜこんなテクニカルなことをクドクドと説明してきたかと言うと…
コンサートやライブといったエンターテイメントの様式が、これまでよりも一段階上に押し上げられたような衝撃を感じたからだ。
ハリウッド映画のリメイクではないけれども、現代技術によって蘇る感動に加え、さらに新たなる感動を享受することができるようになった気がするのだ。
意図したリメイクとは違う、なんというのだろうか?
技術革新によってごくごく自然に新しい創造物にアップデートされているような?
これまで感じたことのないような感動が沸き起こった。
 
十数年ぶりに聞くラルクの昔の曲、ただでさえ感涙モノの瞬間ではあるのだが、それが最高の演奏、最高の音場、最高の照明、最高のスクリーンで新たな表現として生まれ変わっている。
懐メロなんて言わせない!
これは今回のラルクリスマスで生まれた別モノ、ある意味でブランニューの作品なのだ。
 
 
ファンのみなさんそれぞれに感動をしたであろう今回のラルクリスマス。
各楽曲での感動ポイントや萌えポイントを書きたい思いもあったのだが、おそらくファンのみなさんは今回のコンサートの背景で、このような技術革新が投入されたことをあまり意識されずに夢中で観ていたことだろう。
それが正しい楽しみ方であるし、レビューやレポを読めば読むほどに例外なくみなさん楽しめたようでなによりである(^^) 
 
だけどもみなさんが感じた感動には、このような舞台裏の挑戦や苦労によって数倍〜数十倍にも引き上げられているという要素があることを知っていただきたいと思ったのだ。
 
プロデューサーの岡野ハジメ氏と「なんでこの微妙なニュアンスがちゃんと聴こえてくるの?…ドームなのに」と満面の笑みで顔を見合わせながら、例えば「fate」に入っているarp2600のノイズシーケンスの音にいちいち涙するのであった。
そう!みなさんからすれば謎でしかない我々だけの感涙ポイントというものもまた随所に散りばめられたコンサートでもあったのだ。
 
最後のMC、そして「雪の足跡」でみなさんと同じくグッと熱くなりつつ、
僕自身もラルクからの素敵なプレゼントをいただけました♪
 
と、関係者をもメロメロにしてしまうモンスターバンドなんである。
ラルクというバンドは!

カメラを止めるな!の特典映像が面白い!

「カメラを止めるな!」の特典DVD「現地リハーサル通しver.」が想像以上に面白い。尚今回は内容について一部ネタバレありの説明をしている。作品の面白さにさほど影響しないであろうとはいえ、やはりこの映画のベストの視聴環境は「何も知らずに観る」だと思うので、知りたくない人は読んではいけない。一応「ネタバレガード」を途中で一回入れておく。

僕は元々15〜20歳ぐらいまで、主にサークル活動で自主制作映画を作っていた。僕自身はその頃からホラー映画が好きだったので「人を飲み込む校庭の砂場」とか「女子高生が無自覚に吸血鬼になっていく」とか「人体実験をやっているらしい病院の地下での警備バイト」とか、そんな話ばかり妄想しては脚本を起こし、仲間内でキャストやスタッフをグルグル回しながら作っていた。

右奥で撮影しているのが高校時代の自分である


そんな前科があるので、映画のメイキング映像を見るのが昔から好きだった。舞台裏の種明かしや苦労話は、ある意味で本編より面白く感じられるからだ。そういった興味は音楽方面でも同様のようで、表舞台に立つことよりもとにかく裏方スタッフをやりたいという気持ちのほうが俄然強かった。

キャストとスタッフを兼任しながら少人数で作る映画というものが低予算映画では商業作品でもよくある。別の映画なのにキャストがほとんど丸かぶりしていたりしていて面白い。
「ピンクフラミンゴ」で有名なジョン・ウォーターズ監督なんてどの作品を見てもほとんど同じ人しか出てこない。またジェームズ・キャメロンやティム・バートンといった大御所監督のキャストの使い回しも有名だ。特に主役クラスではなく脇を固めるキャストは、両監督ともに思い入れの強い俳優さんが多いようだ。

以前「ラヂオの時間」を紹介した時にも書いたが三谷幸喜や伊丹十三もそうだし、最近では福田雄一監督作品によく出てくる役者さんは「福田組」と呼ばれるようにまでなっている。佐藤二朗やムロツヨシは福田作品の中ではなくてはならない存在になっているだろう。

ここからネタバレあり。

「カメラを止めるな!」の通しリハーサル映像。既に映画を見た方ならご存知の通り、ノンストップワンカットで撮影された映画序盤は舞台劇さながらリアルタイムに進行していく。完成した映画を繰り返し見るほどに「それにしてもよくできているなぁ」と感心してしまうのだが、この通しリハーサルを今回見てさらに「それにしてもいやいや、本当によくできているんだなぁ」と大きく頷いてしまった。


回しているカメラは一台のみなのだが、映画撮影の現場というのは当然カメラマン一人だけで撮影しているわけではない。「アツアツファンブック」のスナップにあった「『撮影スタッフ』を撮影しているスタッフ」という二重の絵それだけでもかなり面白いのだが、ガンマイクで音声を拾う人、照明やレフ板を持つ人、監督、メイク、造形スタッフなど大勢が同時に動いている。通しリハ映像にはそういったスタッフが画面のあちこちで見切れてしまっているわけだが、インディペンデントのかなり小規模な撮影チームとはいえ、OKテイクでよくぞこの人達を一度も写すことなく撮りきったものだと感心してしまった。


そしてカメラマンの体力!階段を駆け登ったり降りたり草むらを走って転んだりは映画を観ていた時からわかっていたのだが、通しリハ映像は効果音もBGMも入っていない素のままの音声。動きの激しい画面では激しい呼吸音が、それこそゼーゼー言いながら必死で追いかけている雰囲気が映画以上に伝わってくるのだ(笑)。暗い室内や明るい屋外の出入りでは画面がブラックホワイト両アウトしてしまったりといった技術系トラブルもバンバン起こっている。

ちなみに映画の中盤で血糊がレンズに飛び散ってしまうという映像があるが、これは演出ではなくまさにガチで起こったトラブルだったそうで、カメラマンが布でゴシゴシ拭いている(笑)。「なんてデタラメな!でも面白い!」と思ったものだ。


さらに録音の絶妙さ!映画の舞台は廃墟となった浄水施設。セリフは建物内を反響しまくって非常に聞き取りにくいのだが、通しリハ映像では本当に音がグオングオン回ってしまっていてよく聞こえない。セリフの音量差がこんなにあったのか!と思うぐらいに大きな声と小さな声の差が大きかった。スタッフの声や呼吸音を消し音楽や効果音をつけるポストプロダクション作業は本当に大変だったとは思うのだが、ほとんどは監督が自宅のパソコンで作り上げたらしい。その辺りの制作環境も今やそのレベルで作れてしまうのか!と思ってしまった。


僕の中ではまだまだ終わらない「カメラを止めるな!」だが、尚「カメ止め」という略語は自分の中では禁止行為である(笑)

ああ!自分もまたこういった作品作りを再開させたい!「カメラを止めるな!」は僕にとってそんな願望を激しく喚起させる映画でもあったのだ。
高校時代の映画友人とは今でも交流があり、何年に一度か集まって飲んだりもしている。とりあえず監督をやっていた男と「近々会おうな!」とコンタクトを取ったのが8月。しかし未だに実現していないのはほとんど自分の事情である(´_ゞ`)ちーん 

電脳音楽塾

SNSでの繋がり。
繋がってこそのSNS。
時として面白い繋がり方をすることがあるのがSNSだが、今回はかなり興味深い展開となった。
 
先日の「大人のためのDTM講座」のTwitter上の告知を、カメラマンのチャーリーさんが「イイネ」してくれたらしい。
そのイイネがたまたま電脳音楽塾の主催者INAさんの目に止まったらしく、そこからブログまで進んで詳細内容を読んでいただいたらしい。
 
そこから電光石火のごとくたちまち話が展開していった。
チャーリーさん経由でその日のうちにINAさんと連絡がつき、数日後には池尻の元公立中学校をオフィスに改造した「世田谷ものづくり学校」の中にある電脳音楽塾を訪れることになった。
 
 
INAさんといえばX JAPANのマニピュレーターであり、また故人であるhideさんのサウンドプロデューサーでもある、僕からすれば大先輩にあたるお方である。
 
いつぞや「マンスリーVAMPS」でロングインタビューを受けた時、インタビューをされたライターの方に「マニピュレーターの第一人者といえば松武秀樹さんだろうけど、ロック界のマニピュレーターならばINAちゃんだろうね」と言われたことがあり、「INAちゃんには敵わないだろうから2番手を目指したらどう?」とも言われたことを今でも覚えている。
 
これまでINAさんと面識がなかったわけではない。
Spin Aquaのレコーディング現場やVAMPSの楽屋でK.A.Z氏に紹介されたことはあったのだが、都度挨拶程度しか交わせておらず、対面して数時間お話ができたのは今回が初めてとなった。
 
 
経歴を見れば見るほどに自分とINAさんとの共通点を見いだせた。
INAさんの著書「君のいない世界」を読んだらさらに多くの共感を抱いた。
元々ロック畑にいたわけではなかったこと、ふとしたきっかけだったのか何かの運命だったのか、巨大な流れの中にいつの間にか乗っていてグイグイと人生が引っ張られるように動き、気がついたら全然違う世界に突入していたこと、でも自分という個は変わらず25年経っても基本やっていることは今も同じであること、etc,etc…
(関係ないけど塾内には無数のSTAR WARS関連のグッズが飾ってあり、そのあたりの嗜好にも共通点があるのでは?と密かに期待しており「きっとゾンビも好きな気がする」と勝手に思ったりしている(笑)
 
 
やりたい方向性でもいろいろと合致することが多かった。
でも自分ではやり方がわからない。
コネもなければツテもないんだもの。
ところがINAさんはそんな自分とは違い、全てをクリアーしていた。
大きな会社や組織との打ち合わせや話し合いなど、自分には到底できそうもないオトナ業務を確実にこなし「絵に描いた餅」を実食できるまでのカタチに既にされていた。
とてつもない行動力である。
 
そんな彼に「一緒にやりませんか?」と言われたのだ。
なんて力強いお誘いなのだろう。
 
 
YOKOTA BASE STUDIOで定期開催している「大人のためのDTM教室」は今後も続きます!(年内はもうありませんが)
それとは別の流れをもう一つ作っていくと思っていただければと思います。
電脳音楽塾のコンセプトに合わせた内容を企画しつつも、今後クリニックとは違う形式でも展開していけるよう、新たなスキル習得中でもあります。
期待して待っていてくださいね♪
 
 
チャーリーさんの「イイネ」のクリック一つで大きく話が動いたということになるのだろう。
ありがとうございます💖
 
もう一つ思ったことは…
ここ最近YOSHIKIさんとHYDEさんが組んでとても興味深いことをされている。
もしかしたらそんなアーティスト同士の流れが波及して、スタッフ同士であるINAさんと僕を巡り合わせてくれたのかもしれないなぁ…なんて思ったりもしている。
 
とにかく…
面白くなってきた!(・∀・)
 

にぎやかな現代

YouTubeが広告なしのサービス「YouTube Premium」を始めるらしい。
価格は月額1,180円。
これを高いと取るか安いととるかだが、広告なしだけでなくオリジナル番組や音楽配信サービスもあるそうなのだが、…うん、高いだろう(笑)
 
逆に考えると、YouTubeに日頃見せられている広告にはそれだけの価値があるということになり、オトナの視線で考えると広告主はそれだけの広告費をYouTubeに支払っているということなのだろう。
 
TVの視聴率が低迷する昨今、広告は手を変え品を変え我々の生活の中にグイグイと忍び込んでくる。
 
筒井康隆の短編「にぎやかな未来」を思い出さずにはいられない。
テレビやラジオはもちろん、レコードや電話にまでも広告が割り込んでくるIFの近未来のお話。
「常に何かしらのメディアを見ていなければならない」という法律を守らねばならず、必然的に広告を見せられ聞かされる毎日。
そんな世の中で一番価値のある時間とは?
それは「無音のレコード」を聴くこと。価格は10万円。
 
 
現代社会はありがたいことにテレビもラジオもスイッチを入れなければ無音状態にできる。
しかし我々は積極的にネットを徘徊し、目と指の先にダメージを負いながらスマートフォン中毒に率先してなりつつ、自ら広告を見続けているような毎日を過ごしている。
そんな中での「YouTube Premium」はまさに「無音のレコード」に通ずる何かを感じてしまう。
 
今のところ加入する予定はないが…(笑)
 
 
 
調べていたらこんなイベントを見つけた!行きたい!

おとなのためのDTM講座〜その5

おとなのためのDTM講座、早くも5回目の開催となりました。
ところで「大人のため」と銘打っているのには明確な理由があります。
 
・割と昔の曲を具体例にした解説が多い=大人向け
・「最新テクニックで差をつける」とかの内容はあまりない=大人向け
・「これでプロを目指す」というほどの内容でもない=大人向け
 
ぶっちゃけ玄人志向ではありません(笑)
しかし、「音楽を作る」「理解する」「楽しむ」といった方向性での発見や刺激なら、たくさん感じられ味わえると思います。
 
第一部で80年代音楽をテーマに選んでいるのにも明確な理由がありますが、それは講座を受けて「そういうことなのか」と理解を深めていただけたらと思います。
 
 
第一部「初級講座〜DTMとはなにか?」(60分+質疑応答)
・DTMとはなにか? 
・80’sサウンドの特徴
・80’sサウンドをお手本にした初級DTM講座
・揃えておきたい機材ガイド
 
 
 
第二部は「中級編」と一応のカテゴリー分けはしておりますが、DTM未経験者でも理解できる範囲にテーマは絞ってあります。
第5回となる今回は、DTMというよりもDTMを用いて音楽を分解して解析するという内容がメインになっており、音楽好きには興味深い内容になるかと思います。
かっこいいコード進行を思いつかない、インパクトのあるメロディーラインを作れない!とお悩みの本格志向の方には「なるほど!そういう方法があったのか!」と思わせるような方法を紹介しちゃいます。
とはいえ大ヒット間違いなしの名曲をぶっ放せることを約束するものではありません(笑)
むしろ「なぜこの曲は聴きやすいのか?なぜヒットしたのか?」という逆説的、結果論で構造を理解することに重きを置いております。
 
 
第二部「中級〜DTM実践講座」(90分+質疑応答)
・ギミック3→基本的なプラグイン「リバーブ」と「リバース」を使った技
・ボーカルエフェクトテクニック〜基礎編
・ヒットソングから学ぶ作曲講座〜その1(コード進行)
・ヒットソングから学ぶ作曲講座〜その2(メロディーライン)
 
 
第三部 食事会という名の宴会(時間の許す限り)
 
 
申込みの詳細は横田ベーススタジオのWebページにて!
 
 
第一部は毎回ちょっと空きがあります。「DTMってどんなものか知りたいかも?」という方はこれを機会に是非お申込み下さい!
第二部は毎回満席になります。お早めのお申込みを!
 
そして第三部…毎回異常な参加率ですが、第三部だけの申込みはお断りしております。
ちなみに前回は全三部中で一番人数が多く、座敷わらしがいたという説が濃厚です(笑)
 

ハロウィンパーティー2018

 
十分高い位置にあるはずなのに、あまりに会場が広いために相対的に低く見える天井は、毎回感じる幕張メッセ独特の感覚だ。
 
年に一度の恐ろしいパーティーが今年も無事終了した。
考えてみたら2005年の「HALLOWEEN OF THE LIVING DEAD」を含むこれまでのハロウィンイベントに関して、なぜか僕はずっとステージ上にいた。
初期の頃はスタッフだったにもかかわらずだ(笑)
思えば「お祭り感覚でステージに出ちゃいなよ」とHYDE氏に言われたことがきっかけとなり、その後の長きに渡りステージに出ることになったのではないだろうか?
今年はスタッフエリアに長テーブルを一つ陣取っての参加となったのだが、これまでにない役得があった。
 
 
お客さんとほぼ同じ視点…いやもっといえば限りなく極上ポジション(PA席はそこで音や照明を作っているので必然的に一番バランスが良い)で最初から最後まで観ることができたのだ。
ステージ袖や二階の隅っこや楽屋のモニターではない。
つまり…相当楽しめてしまったことを白状しておく♪
初日から最終日までの各ゲストの凝った仮装、ハロウィンならではの演出はもちろんのこと、ジックリと演奏を聞くこともできてしまった。
なぜなら各バンド演奏中は「準待機状態」ではあるものの、基本的に仕事はない。
堂々と観ていて何の問題もないのだ。
これまでのように3時間以上かかるようなメイクや衣装の準備もない。
 
すみませんねぇなんだか…(^^
 
 
ところで二日目の「超特急」のインパクトがとにかく凄まじかった。
オープニング映像ではあどけなさを残した美少年たちの姿が映され「イケ面アイドルか…」とあまり期待をせずに見始めたのだが…
一人ひとりアップで映った姿はまさに容赦のない本気のハロウィン仮装!
「イケ面なのになにをやっておる!?」と、ただちに心臓を鷲掴みにされてしまう。
続く「アナ雪」のカバー曲「Let It Go」の歌唱力があまりに素晴らしくて「マジでメチャうまいし!歌っているのはベイマックスだけど」とさらに心を釘付けにされてしまう。
 
そうなのだ、モニターに映っているのは何度見てもやっぱり笑ってしまうベイマックスだし、超絶的なダンスをしているのもティンカーベルだったりくまのプーさんだったり…そして振り付けも表情も一切の躊躇や照れを感じさせないギャグ方向に完全に振り切る瞬間が多々あり、とにかく縦横無尽なステージだった。
どの曲もキャッチーで歌もダンスもスペシャル級、しかも面白いしテンポもいい。
こんなイケメンたちがお笑い方面まで完璧にこなしてしまったら…ブサイク芸人の立場はどうなってしまうのだ?といらない心配をしてしまうぐらいに面白かった。
 
僕はこういうのにメチャクチャ弱い。メロメロになってしまう。
帰宅して眠い目をこすりこすり「超特急」の動画を漁りチェックしてしまったのは言うまでもない(笑) 自分が8号車になるのも時間の問題か?いや既に…
※どうやら彼らのハロウィンの本気の仮装は毎年恒例、常習犯らしいこともわかった(笑)
 
対する「氣志團」はひたすら不気味だった(笑)
「かっぱ?落ち武者?…???(-“-)」
あれがスヌーピーとは思えなかったけど、「ワンナイトカーニバル」をいろんなバージョンで聞けたのは楽しかった♪
 
「ゲスの極み乙女。」は昨今のゴシップ系の評判はさておき、音楽業界的な評判の良さは以前から定評があったので、実は今回かなり楽しみなアーティストだったのだが、うん!興味深い音楽だった。
「ラルクが大好きでした!」と絵音氏がMCでしゃべっていたけど、おおよそ違う方向に向かったようだ。
が、それはそれ。音楽のDNAは一方向にのみ進化するわけではない。
 
DAIGO氏やモモクロさんマイファスさんも安定のパフォーマンスで会場を盛り上げてくれた。
そしてYOSHIKI氏との奇跡のコラボ再び!
かつての両バンドの関係性、というよりはむしろファン同士の確執(?)を知る古参ファンにとっては、まさに奇跡のステージであったことは想像に難くない。
このあたりのことは僕よりも思い入れのあるファンの皆様同士でアツく語ったほうが良いだろう♪
 
 
待望のHYDE氏の時間枠。
これがもう、これまでのハロウィンパーティーとは一線を画す内容だった!
「That’s Entertainment!」と称賛するしかないような、次から次へと情景が変化していく連続、セットリスト自体は3日間とも基本の流れは同じものではあったが、それを全く感じさせないような日々の色彩の違いのようなものを感じた。
フロートに乗って会場中を移動したり、DAIGO氏が一曲歌を交代している間の神がかり的早業衣装チェンジ(わずかな時間でカラコンまで変えているのが凄すぎた)、新旧のラルクありVAMPSありX JAPANありそして安室ちゃんありと、さすが年に一度の無敵のパーティー!(やや違)
 
各日4時間半〜5時間に及ぶ密度の濃いイベントはあっという間に終わってしまった。
今頃はお客さんも出演者の皆さんも毎年恒例の「ハロパロス」真っ最中であることだろう。
 
 
これまでの10年間の自分はといえば…まずはもじもじ君のような格好をさせられた後に重い衣装というよりはもはや装置のようなもの(笑)を装着したり、接着剤や溶剤を顔に塗りたくられたり、歩き方や立ち振る舞いを指導されたり自ら研究したり、完成形の奇抜さと完璧さを面白がられていろんな人と写真を撮ったりしていて、正直なところハロウィンパーティーというイベントの面白さを客観的に観る余裕が持てなかったような気がする。
 
今回純粋な視点ではじめてこの恐ろしいパーティーを堪能することができた。
一応仕事としてPA席に座っていたはずなのだが、しっかり楽しみまくってしまいましたよっと(^^
 
すみませんねぇなんだか…(再)
 
こんな機会を与えてくれた関係各位の皆様、ありがとうございました!(^^
来年も呼んでくださいね←

背中で着る

ハロウィンパーティー2018年の全体スタッフとして関わっている。
いろんなバンドやアーティストが束になって参加するイベントなので、当然バックステージには普段の数倍のスタッフが溢れかえっており、入れ代わり立ち代わり忙しそうに働いている。
 
今日はそんなライブ現場のスタッフ間での暗黙の了解の一つを紹介してみたいと思う。
 
大きなイベントではたいてい「クルーT」「ツアーT」と略されるスタッフ用のTシャツが配布される。
例外はあろうかとは思うが、主に
 
○黒い
○「CREW」の文字が入っている
○誰が着てもなぜかそれなりに似合う
 
といった条件を満たしているものがほとんどだ。
大好きなアーティストを応援しているファンからすれば「欲しいけど手に入らない垂涎のアイテム」なのではないだろうか?(え?そんなに欲しくないですって?僕はやっぱり憧れのTシャツでしたぞ)
 
ところが多くの現場では各自に配られるクルーTは基本的には1枚。
様々な期間のツアー中に洗濯をしながら大事に大事に着なければならず、また汗だくになる場合も多い現場なので、扱いはそれなりに気を使う。
一日だけのイベントならば問題はないが、今回のような3Daysのイベントを1枚のTシャツで乗り切るのはかなり厳しい。
そこで全スタッフがほぼ確実に実行していることがある。
それは、本番以外の時間は別のTシャツを着ているということだ。
なるべくツアーTを着用している時間を短くすることで連チャンで着られるような工夫だ。
 
というわけで本番前のサウンドチェックやリハーサル時は各スタッフは統一されていない自前のTシャツを着ているわけだが、ここに舞台裏独特のオシャレというかコダワリがあるから面白い。
(下のお二方が着ているのが今年のハロパ仕様のクルーT)
 
実のところこの時に何のTシャツを着ていても構わないとは思うし、女子スタッフはフワッとした可愛らしい服を着ている子もいるにはいるのだが、ほぼ全てのスタッフは「普段のツアーT」を着ている。
単純に「DAIGOのスタッフです」といったアピールになるからだとは思うのだが、やはりそれだけではないように思える。
以前氣志團万博の時にも書いたことがあるのだが、それぞれのアーティスト専属のスタッフは誇りを持ってクルーTを着ている。
バックステージを歩いているとそんな風に思えてくる。
 
我らがHYDEスタッフはどうだろうか。
うん、やはり背中がカッコイイ。
(実は今年のクルーTにも複数のバージョンがあったらしい。日程の入っていないもの、追加公演がプリントされたもの等…尚、シークレットの熊本がプリントされたバージョンは存在しない(笑))
 
そしてさらにクルーTの年代が古ければ古いほど、一目置かれるランキングは上昇していくらしい。
例えば2006年のFAITHツアーのクルーTなどを今年のハロウィンパーティーで着ていたらと想像すると…「物持ちよすぎ!」とは思うけれども、やはり「すっげー前から関わっている人」として一目置かれることは間違いあるまい。
たかがクルーT、されどクルーTなのである。
 
そんなクルーTを背中で着て、本日最終日のハロウィンパーティーを無事終了できるよう、助力の一人として仕事をやり遂げたいと思う。

Oさんのこと

仕事がはかどらない連休を過ごしている。
短期的、中期的、長期的、大きく分けてやらなければならないことが3つある。
もちろん目の前のことからやっつけていくべきなのだが、バランスよく進めていくように意識すればするほどに効率が悪くなっている。
今でこそ締切をキッチリと守り余裕を持って仕事に取り組めるようになった社会人…少なくともそうでありたいと思える人間には成長している自分ではあるのだが(歯切れが悪い)、若い頃の自分はそうではなかった。
世の中の締切というものは、たいてい実は上の人が楽をできるような配慮のために下に行くほど理不尽な思いをするように構築されていることを知っていた自分は、上の人に迷惑をかければ辻褄が合うことを知った上での仕事っぷりだったように思う。
とても反省している←
 
そんなわけで以前所属していた事務所には、僕の仕事を監視する係の人がいた。
すぐサボるからである。
年下で小太りのC君は「斉藤さん仕事してくださいよ〜」と懇願をするようなタイプだったが、当然のようにそんな奴のいうことはきかない。なめているからである。
ボスは非常に怖い人だったが、怒られることに慣れていたのでやはりサボっていた。
天の邪鬼な性格を自覚する自分を動かすことは、当時結構大変だったと思われる。
とても反省している←
 
そんな状況の中で新たに投入された監視係がOさんだった。
Oさんは僕よりも6つほど年上でのんびりした性格の人だった。
サボり会話をしようと話しかけるとどこまでも付き合ってくれ、「今日はもう仕事やめちゃえば?」とサボりを励行するような人だった。
「なんて楽な人が監視係になってくれたのだろう」と最初は喜んだのだが、当然のごとく仕事は遅々として進まない。当たり前である。
Oさんは仕事を急かすようなことを一切しなかったからだ。
 
そのうちに「あ、これはまずい。自分でコントロールしないと上に迷惑をかけて済むレベルの話ではなくなってくるぞ」と思うようになった。
自主的にスケジュールを組み、それに沿うように仕事を進めるように意識するようになった。
僕がそうなってもOさんは昼行灯のごとく何も言ってはこなかった。
「いてもいなくても同じじゃん!」と当初は思ったのだが、実のところOさんのおかげで僕は自分の仕事のペースを把握することができたようなものだった。
はなはだ納得が行かないのだが、感謝をしなければなるまい(笑)。
 
 
はかどらない連休をグダグダ過ごしていたら、当時のことを思い出した。
Oさんはその後ご自分の古巣であるCM業界に戻られたようだが、元気になさっているだろうか?しばらくお会いできていない。
ブログにこんなことを書くという現実逃避をしつつ、書き終わったら今度こそ作業に復帰しよう。
 
本当に進みが悪かった連休だったが、まもなく終わってしまう。ヤバい!
来週はDTM講座!(ちなみこれは中期的に仕上げなければならない事案である)