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近鉄百貨店の包装紙

Twitterで「HYDEさんにプレゼントもらった〜(´∀`)」と報告をしたのだけども……
リプライの半分、いやそれ以上が「近鉄百貨店の包装紙」に集中したのはなぜなのだ?(笑)
 
僕的には包装紙を外して中味を見た瞬間に「なるほど……というか、、、なるほどぉ(´Д⊂グスン」となった経緯をTwitterの140文字では説明できそうもないのでまたもやブログにしてみる。
 
元々誕生日の数日前に「お酒送るよ〜」「うぇーいお酒くださーい」といったLINEのやりとりがあったのだけれども「目当てのお酒が見つからなかったのでとりあえず別のものを」と、それはそれでとても素敵なそば焼酎とお酒によく合うおつまみセットをクール宅急便でいただいていた。
 
ここ最近はこんな情勢だしお先真っ暗の音楽業界、大好きなお酒ではあるけれども節制しなければと安い酒をチビチビ飲んでいたのだけども(禁酒するまでには至らないのが酒飲みのダメなところではある)、こんな美味しいお酒に、絶品の肴!
「もう十分すぎるぐらい幸せ」ではあったのだけれども、本日さらに「本命便」が届いた。
 
開封して出てきたのは……
和歌山の酒!貴梅酎40度!
 
梅酒?と思ったのだけども、調べてみたらなんと!梅酒を贅沢にもさらに蒸留したというとても珍しい焼酎とのこと。
こんなレアなお酒、、、確かにどこにでも売っているものではあるまい。
 
近鉄百貨店の包装紙に包まれていたことからわかることは……恐らくはこのお酒を見つけるのに大変な労力をおかけさせてしまったのではないか?ということ。
わざわざ僕なんかのために(´Д⊂グスン
 
 
もったいない。
 
飲んでしまうのはもったいない。
 
これは飲めませんよ。
 
飲めるわけがありません。
 
 
いや、飲みますがね(笑)
 
 
飲めませんよと口先では言いつつも、
なぜか我が両手はルンルンと開封の儀の準備をしており、
気がつけばグラスに氷を入れ、
 
(最も美味しい焼酎ロックの飲み方はサーモスタンブラーに丸氷なのだが、ここはせっかくなので写真映えを意識して焼酎グラスに、最近丸氷を作っておらずこだわって作ると3日かかるのでここはノーマル氷で妥協)
 
そして躊躇なく封を切り、
 
 
迷うことなく蓋を開け、
 
 
トクトクトクと注がれる貴梅酎40度!
 
 
だが気をつけろ!
40度はウイスキーに匹敵する度数だぞ?
なみなみはイカンよ、
なみなみはね…
…トクトクトク…
 
なみなみや〜ん!!
 
いただきまーす!
ハッピーバースデー自分。
ありがとうHYDEさん!
 
ゴクリ。
 
う、うううう、うまい!(≧∀≦)♪ 
 
梅酒、しかも本場紀州梅の芳醇な甘みがほんのり香りつつ、しかし意外にもスッキリした味わい。
だがしかし40度のガッツリした味わいを同時に感じるのがただ事ではない!
 
あああ、幸せ……
口腔内でゆっくりと存分に味わいながら、喉に流した瞬間にカッと熱くなるこの感覚!
食道を通り胃の腑に染み渡るこの体験!
 
普段は無意識に飲んじゃっているお酒だけど、やはりしみじみと味わうお酒は格別に美味い。美味すぎる!
 
速攻で気分上々にあがっていく自分。
イカン、もうちゃんとした文章書けない(≧∀≦)♪ 
 
という謎のリアルタイム飲酒レポートをしてみました。
(飲んだ以降の写真が一切ないのがレポートとしてはかなり不完全だが、美味しいから問題なすよ←論点がすり替わっている)
 
重ね重ねありがとうHYDEさん!
こんな美味しいお酒……多分数日以内に速攻で飲んじゃいます(てへ)

ブルーソネットに描かれた今現在

中高生の頃にリアルタイムで読んでいたマンガなので35年程前の作品となるが、「ブルーソネット」は柴田昌弘氏のSF長編漫画である。
「花とゆめ」に連載されていたので一応少女漫画ではあるのだが、内容は完全なるSF作品であり、当時の自分は「これを知らないSF好き男子はもったいない!」と思っていた。
 
尚この当時の「花とゆめ」は、その可愛らしい雑誌タイトルとは完全真逆の、それこそ常軌を逸した連載陣で編成されており、この「ブルーソネット」では悪役の少年が船のスクリューでバラバラにされ、「スケバン刑事」では主人公麻宮サキがミミズで埋め尽くされたプールに放り込まれ、そして「パタリロ」ではホモネタが遺憾なく発揮されていた(笑)
 
「ブルーソネット」は……世界征服を企む悪の組織に立ち向かう美少女エスパーの物語であり、「サルでも描けるマンガ教室」的な分類をするならば「イヤボーンの法則」にあたるマンガとなる。
(敵対する相手に「イヤ!」と叫ぶと「ボーン!」と頭が破裂するエスパー系の物語は「イヤボーン」と分類される)
 
GWの部屋の片付け中にうっかりロフトに上がり1巻を手に取ってしまったが最後あれよあれよと最終巻である19巻までほぼ一気読みをしてしまったものだから実に片付けの進みが悪かったし、なんならGWが明けたこの週末もずっと片付けをしているのに終わる気配が一向にしない←(「王家の紋章」こそ読んではいけない長いから)
 
おおよそ非現実的なフィクションと思える内容ではある。
僕自身大好きなマンガだし凄く練り込まれたアイディアとストーリーであると思いつつも、しかし現実的な内容だと思ったことはこれまでになかった。
なにしろ主人公のエスパー美少女に敵対するのがさらに美少女のエスパーサイボーグ、それでもって敵が「悪の秘密結社」という“いかにも”な内容だからだ。
 
しかし、今この現代になって改めて読み直してみると、気味が悪いぐらいに「今」そのものを描いているように思えてきたのだ。
ここ最近、大友克洋氏の「AKIRA」が「まるで2020年そのものを予言していたかのような内容だ」と注目を浴びているが、僕個人的には「いやいや、この『ブルーソネット』も相当なものかもしれませんよ?」と思ってしまったのでブログに書いておこうと思ったわけだ。
 
 
世界征服をするにあたり、子供向け戦隊モノに出てくる悪の組織のすることが「幼稚園バスをジャックする」に対して、「ブルーソネット」の秘密組織タロンがしたことは、「マインドコントロールを使って世界全体を洗脳していく」という計画だった。
ちなみに敵組織「TARON」とは世界の主要軍需産業の頭文字を取った集合体の名前であり、まさしく前回のブログに挙げたような「誰もが知ってる有名企業の頭文字」そのものに酷似している。
このTARONによる最終的な人類のコントロールの方法が「『音の麻薬』となる新方式のサウンドシステムを爆発的に普及させてマインドコントロールをし『善と悪』の争いを誘発させていくことで人間不信社会を形成し最終的に地球から人類を排除していく」というものだった。
これまでは「そんなに都合よく全人類が飛びつくようなメディアなんてあるものか!」と数十年間ずっと思っていたのだが…
 
「ブルーソネット」の連載は1981〜1986年なので、当然iPhoneはもちろん携帯電話すらない時代。
物語に登場する「人類をコントロールするメディア」は「REVO」という名称の新型CDウォークマンなのだが、これが爆発的に普及しあっという間に誰もが持つ装置となってしまう。
「手にしたものは瞬時にそのメディアの虜となり肌身離さず使い続ける」なんて、マンガの世界だけの都合の良い設定としか思えなかったのだが、現代に変換するならば…まさにスマートフォンそのものではないか!
REVOを使い続けることによって知らず知らず洗脳されていく人々。現代社会のスマートフォンの普及率、そしてその普及に大きく貢献している企業集合体。不気味な共通点と思えてしまう。
 
そしてもう一つの「そんなに都合よく善と悪が対立するような洗脳ができるものか!」と突っ込みたくなる部分にしても、ここ最近の社会情勢を客観的に見て感じる違和感に妙にシンクロしてしまう。
 
「ブルーソネット」で描かれる「善対悪」には「イジメをしていた中心人物を弱者が一致団結して半殺しにする」とか「暴走族を市民が待ち伏せして袋叩きにする」といったような、これまでは泣き寝入りしていたような悪を、弱き善が一致団結して戦うような表現が多々ある。
これが結構恐ろしくて、作中では「悪い奴が裁かれて何が悪い」といった風潮で社会が弱者側につくような描写がされていく。
 
なにか、これに似たような社会になってきてはいないだろうか?
ここ最近だけでも「パチンコ店問題」「他県ナンバー狩り」「自粛警察」といったワードたちが、もろにこの構図に当てはまってしまうように思うからだ。
 
「自分は正しいと思う過剰な正義感」と「強い信念」を持った人たちの一方には、彼らの火に油を注ぐような対立側が相当数存在している。
今この状況で繁華街を出歩いてしまう人、パチンコ屋の行列に並んでしまう人、湘南の海に群がる人など、正直僕の視点からも「???」と感じる人が数多くいる。
 
自分の中ではこうした行動がまるで理解できないわけだが、しかし一定数、いやかなりの人たちがそういった行動に疑問を持たずに外出してしまっている。
それら理解できない人たちに、剥き出しの憎悪で噛み付く“さらに信じられない人たち”が、現在の「自粛警察」現象と言えるだろう。
 
これに追い打ちをかけるようにマスコミが視聴者を煽るので、ますます「過剰なる正義」が過激化し続けているように思う。
まさに「ブルーソネット」に描かれている「善対悪」の両側にコントロールされている世界そのものではないか。
 
我々、既に誰かに洗脳されてしまってますかね?
 
 
もう一つ、こういった「世界征服計画」というのも長年の間僕はずっとピンと来なかった節があった。
征服するのは良いとしても、例えば「人類滅亡」を実行してしまったら地球には誰もいなくなってしまい、それでは誰も支配ができずに征服ともならず、その後の世界は結構不便になるのではあるまいか?(笑)
しかしこの考え方も現代社会に当てはめてみると、わかりやすいぐらいに納得できてしまう。
要は「人大杉」なのだろう。
 
気味の悪い噂話や都市伝説が相変わらず猛威を振るっている昨今ではあるが、振り返ればこうした終末観を描いた作品は昔から相当数あったことだろう。
どうか過度の不安を抱かず、ネガティブな情報に絶望せず、しかし「備えあれば憂いなし」の心構えを持って、このコロナ騒動を乗り切ろうではありませんか。
 
以上、ブルーソネットを久々に読んで感じたことでした。

511に地震は来るのか?

このところネットやYouTubeでウワサになっている巨大地震説がある。
(前震、本震、余震を含めて)5月11日に要注意という内容なのだが、本当に来るのだろうか?
僕は来ないとは思っているけれども、地震が来ないという根拠がどこにもないのに断言するのは「来る」と言ってる人と同じになってしまうので「来ないといいですね」としか言えない。
多分今度も来ないとは思うのだけれども、ここ数日緊急地震速報が立て続けにあったりして、やや緊張しているし正直なところ不安でもある。
ただ、こういった地震予言はこれまでも繰り返されてきたのだが大抵は来なかったし、日付入りの予言に関してはただの一度も当たったことはないそうだ(「来る」と言い切って来なくても「来なくてよかったですね」がまかり通るのが地震予言の無責任なところであるw)。
 
このブログではこれまでかなり批判的に扱ってきた「東大地震研」なんて権威は、それこそ「いつ来てもおかしくない」と50年前から「南海トラフ地震」をほのめかしながらも結局未だ来ておらず、その間に阪神淡路、中越、東日本、熊本といった深刻な大震災をスルーし続けてきてしまった。
逆張りした方がよほど正確なぐらいにピンポイントで予想を外し続けてきた50年だったのだ。
地震対策予算は東海に集中し、結果としてそれ以外の地方の巨大地震はより甚大な被害となってしまったと考えると、半分は人災、東大地震研にはかなり重い責任があるのではないだろうか?
 
しかし東大地震研の研究に意味がないとは全く思っていないし、むしろそれ以上に優れた地震研究組織が日本にあるとも思っていない。
つまり、地震予知というのは現代の科学力ではまだまだ複雑すぎて難解というのが実情といって差し支えないのだろう。
だから今度もきっと来ないと短絡的に思ってしまえば話はそれで終わりなのだが、最近のネット界隈のウワサにはかなり壮大な陰謀論が混ぜられている。あなたも聞いたことがあるだろうか?
 
 
フリーメイソン、イルミナティーといった、陰謀論としては古典的とも言える秘密結社の暗躍、人類の数を減らすための「COVID-19」を決定的に広めるダメ押しの人工地震、島国の日本は格好の実験場、311も人工地震だった?政府の強硬手段を隠蔽するため、ワクチンと一緒にマイクロチップを国民すべての体内に埋め込むための下準備、5G導入の秘密裏計画等々、鵜呑みに信じていたら命がいくつあっても足りなさそうなキナ臭い説がゴマンとあり、多くのYouTuberが口を揃えて「511には気をつけろ」と言っているのがなんとも不気味な昨今なのである。
 
僕は元々「やりすぎ都市伝説」系の話は大好物なので、この手の陰謀論が嫌いではない。
関暁夫のフリーメイソンシリーズは、それこそ10年前からずっと見続けていた。
こういった陰謀論の鉄板である「予言なのではない。911も311も最初から計画されていたことが予定通り実行されただけなのだ」という説は実に怖い。
 
 
これまで起こった大事件を予言していたとされる「イルミナティーカード」をご存知の方は多いと思う。1982年に普通のカードゲームとして販売された「組織支配ゲーム」の図柄には、確かに911や今回の武漢発のウイルスを見通しているように解釈できるものがある。
(炎上する2本のタワービルとペンタゴンはあまりに的確すぎる)
 
しかし当然のことながら、ただのカードゲームに30年後40年後の未来の出来事を映す予言力があるはずがない。例えるなら「人生ゲーム」のコマの指示に人類の裏情報が隠されているようなものだからだ。
つまり、このカードに予言力があったのではなく、このカードに目をつけた誰かが図案と同じことを実行してきたとなると、論理的に最も辻褄の合う方向性となるのではあるまいか?(アガサ・クリスティーや横溝正史の推理小説ではお馴染みの手法である。マザーグース「誰がコマドリを殺したのか?」とか「手毬唄にある不気味な歌詞」になぞらえた連続殺人といった劇場型犯罪の典型例に酷似している)
 
この説は非常に壮大かつ眉唾モノではあるのだが、否定する根拠もさしあたってはない。
だが、起きてきた事象の規模があまりにも大きいため、実行している誰かは相当の権力と実行力を併せ持つ巨大組織であり、短絡的に考えるならば「秘密結社」となるのだろう。
フリーメイソンやイルミナティーという言葉は一種の記号のようなもので、その中身は巨大軍需産業であったり、誰もが知る世界企業だったりの集合体だと言うのだ。
(壮大すぎて鼻血が出てきそうだ)
 
またその中にはイーロン・マスクが地球外移住計画を強引に推し進めているのは、まもなく来る地球規模の大災害、地磁気の反転(ポールシフト)が起こり地表には住めなくなるから…といった現実味のある話も混じっているから怖い。
 
 
しかし、こういったアンダーグランドな話というのは、これまでは好事家がマイナーな情報を探って少しずつ解き明かしていくような…「知ってる人だけが密かに知りうる情報」を同好の士で共有しあって背徳的な知識欲を満たすようなイメージが強かったのに対し、今回の陰謀論はあまりにもメジャーな位置でウワサされてしまっていることに違和感を覚える。
数日前のTwitterではハッシュタグ#巨大地震と#人工地震が同時にトレンド入りしていたし、普段ネットを見ないような高齢の知り合いに「511に地震が来るって話知ってる?」と言われたりして、もはや「公然の秘密」となってしまっているからだ。
 
 
多くの陰謀論一つひとつを辿っていくとそれぞれ話に無理な部分がある。
例えば「意図的にまかれた細菌兵器説」にしてもワクチンとセットで作らないことにはまいた側も自滅してしまうし、中国の事故を偽装して実はアメリカがやった説にしても、だとしたらアメリカの犠牲者が多すぎて「完全自爆テロじゃないかそれ?」となってしまうし、フリーメイソンの仕業だというならチャールズ皇太子が感染してしまうのが無警戒すぎると思うし、「いやいやあれは疑われないための陽動作戦で実は皇太子は感染などしていなかったのだ」といった否定論が同時にヒットしたりもする。
 
キリがない!
本来ならばそういったキリがなく結論が出ないところが陰謀論の面白味であったりもするのだけれども、今回のように社会全体、世界全体規模での大被害となってしまうと、今までのような無責任な陰謀論では済まされなくなってしまうのが怖い部分だ。
現実的に生活大変だし、「迷惑だからやめて!」では済まされない未曾有の災害であることがただただ怨めしいし、そこに陰謀論をくっつけるのも腹立たしく感じる。
が、全否定できない歯切れの悪さを同時に感じてもいる。
あからさまに不自然なことがそこかしこで起こっているのもまた事実なのだ。
(緊急地震速報後にNTTとソフトバンクがほぼ同時に全国規模でダウン。やはり「#地震のせい」というハッシュタグがトレンドに乗った)
 
また「こんな重要な秘密をブログに書いたらあなたの命が危ない!」と思われる方がいらっしゃったらご心配ありがとうございます。
しかし僕自身ネット検索を軽くやっただけでヒットしたことばかりをまとめているだけなので、多分秘密結社の方々は放置してくれているようです(笑)
 
それとは別に、これから大きく変わっていく未来への準備は個々がキチンとしていかねばならない。
地震が来ても来なくても、生き方は変えていかねばならない。
当分元の世界に戻ることが困難であると確定しているし、全てが終息した後に戻る世界にしても、今までとはだいぶ違う世界になっていると思うからだ。
 
さしあたって今は…部屋の片付けと徹底的な断捨離をしている。
生活をミニマムにしていく第一歩である。

センセー

第9回「大人のためのDTM講座」を受講してくれたみなさん、ありがとうございました!
そして初めて受講してくれた方を含めて目をキラキラさせながら質問をしてくる瞬間、毎回とてもワクワクさせられております(^^
前回から3ヶ月が経過してしまったのですが、次回は約一ヶ月後の10月27日(日)を予定しております。
詳細はまた追って報告します。
 
(映画「カメラを止めるな!」のテーマ曲をDTMで再現+αしてみました。ポン!)
 
 
今日はセンセー、先生の話である。
なんでもそうなのだが、人に物事を伝えるにはエネルギーが必要だ。
他人にわかりやすく正確に伝えるには、それなりの準備期間を必要とするし、口頭だけでは伝わらない内容であれば図解を作成したり写真を揃えたり音源を用意したり、音源そのものを作ることも多々ある。
そういった作業をやっているうちに「あ、コレを伝えるならばアレも説明しないと」「アレの資料を作るのだったらソレをもっとわかりやすくしないと」といった感じで内容がどんどん膨らんでいき、最終的には「コレは今回省略してアレだけ簡素に伝えよう」といった感じでまとめ、さらにそれらを制限時間内に詰め込んでパッケージするわけである。
 
そういった試行錯誤は確かに大変ではあるけれども、自分の中の知識が再構築されるだけでなく、実は曖昧だった部分を補ってくれたり、機材の使い方やパソコンについても「あ!こうやればもっと効率いいじゃないか!」といった発見が必ずあるので、自身にとってもタメになっていることがわかる。
そして己の向上のためにやる勉強よりも遥かに効率が良いことも実感できる。
 
言うならば参加者のみなさんのおかげで自分も前に進んでいけるという、そこだけを切り取ればなかなか都合の良いことをやっている自分ということになる。
「だったら無料でやってくださいよ」と思う方もいるかもしれないが、それだとどうもこの良循環が生まれにくくなるような気がする。
まずは何と言ってもお金をいただいている責任感というのは果てしなく無料のそれとは違う(笑)
「こんな内容では到底納得がいかない!」と不満を抱かれるのがなによりも怖いので、かなり追い込んで内容を吟味しているつもりだ。
 
そして受講するみなさん自身にしても「お金を出して勉強しに来ている」という意識があることで、なにより真面目な姿勢で受講をしてくれていると思うのだ。
下世話な言い方をするならば「モトは取る」みたいな?(笑)
10年近く専門学校講師を務めていたが、途中で寝てしまう生徒やそもそもサボって教室にこない生徒が必ずいた。
専門学校にしても授業料を払っているので無料ではないはずなのだが、やはり「単位取得のために仕方なく来ている」といった義務感で受講している生徒も少なくなかった。
教室全体の空気は弛緩しており、ピリッとした緊張感はなかったように思う。
 
 
先生という職業は大変だとは思うけれども、そう考えてみると一番楽な先生はおそらく「予備校講師」のような気がする。なぜって生徒さんはかなり真剣に、それこそガン見姿勢で受講している人が多そうな印象があるからだ。
もちろん志望校合格という目標を叶えるための大変なプレッシャーがあるとは思うのだが、生徒のやる気は他のどのジャンルよりもあるのではないだろうか?
 
それとは逆に一番大変なのはやっぱり…勉強する気のないまったくない生徒さんにそれでもなんとか教えなければならないポジションなんだろうなぁと思う。
センセー様方々、お疲れ様です!
 
 
さて、久しぶりに気持ちにユトリある1日を過ごしている。
こんなに油断できる日は久しぶりのように思う。
こんなまったりした日は…はい、前回の講座参加者アンケートプレゼントのPDF作成をいい加減ちゃんと作ります!今回の分もちゃんと作ります!
ずっとサボっておりました。今日こそはやります!ひぃ!
 
と思いつつ、久しぶりにのびのびとブログ記事を書いてみた(^^

おばけ

先日、家の前で洗車をしていたら隣人の男の子が思いつめた表情で話しかけてきた。
毎年庭でひまわりを手塩にかけて育てている小学生のよいこだ。
「ねぇおじさん、おばけって本当にいるのかな?」
おやおや、それは深刻な相談事だこと。
現実主義の僕としては「そんなものいないよ」とぶった切りたいところではあったけれども、こういうのは家庭それぞれ様々な方針があるだろうから迂闊な否定をしてはいけないのだろう。
 
「○○クンはどう思っているの?お母さんは何て言ってるのかな?」
 
「うちのお母さんは何かあるごとに『おばけに食べられちゃうよ』って脅すんだけど、本当のところ僕はおばけなんていないと思っているんだよ」
 
なかなか聡明な子だなぁと感心しつつも、ここは家庭の方針を捻じ曲げずに自分の考えを伝えることにした。
 
「おじさんもおばけなんていないと思っているよ。でもね、おばけが怖いって思いは持っているかなぁ」
 
「???」
 
「貞子って知ってる?」
 
「知ってる」
 
「うん、貞子は映画の中に出てくるおばけなんだけども、あれは空想のキャラクターだから現実にはいないよね?でも『貞子は怖い』って思いは大人であっても拭えない感情なんだよ」
 
「うん…」
 
「本当にいるかいないかはあまり関係なくてね、恐怖の対象としてある以上それはやっぱり怖いものなんだと思うよ」
 
「…んーよくわかんない」
 
「そうだなぁ…恐竜はとっくに絶滅しちゃった生物だけども、人類の祖先が抱いていた恐怖のイメージがDNAの中にずっと受け継がれていて、『危険』と本能で感じるのにも近いかなぁ?」
 
「うん、ティラノサウルス怖い」
 
「だとするとやっぱりおばけという存在もまた人間が根源的に持っている恐怖の対象なのかもしれないね。過去にはやっぱりいたのかもしれないし、今もいるけど見えないだけなのかもしれないね」
 
「えーやっぱりおばけはいるの?」
 
「それはわからないけれども、おばけは怖い?」
 
「うん怖い」
 
「じゃあ○○クンの中にはやっぱりおばけはいるんだね。おじさんの中にもいるよ」
 
 
実際はここまで理路整然とした会話ではなかったけれども、要約すればそんな内容の話を10分ぐらいしただろうか。
男の子は半ば釈然としない感じではあったけれども一定の納得はしたようではあったし、なによりも自分の中で非常に合点のいくおばけに対する答えが出たような気がした。

近況報告あれこれ

なんとも微妙な忙しさが継続しているここ数ヶ月。
ブログ更新もままならない状況なのだが、さらに微妙な忙しさが6月上旬まで続く。
VAMPSツアー時に比べたらどうということはないのだが、いかんせん単一現場に深く関わっているのと比べると、同時3つ4つ進行の日々というのが10年以上ぶりだからなのか、なかなかペースを合わせるのに混乱をする日々で、「今日はこれ」と気持ちを切り替えたつもりがなかなか切り替わらずにクッションの中日をダラダラ過ごすだけで終わってしまうような無為な日々を、ここ1年の中で相当数過ごしてしまっている。
そんな日々ではあるのだが、いろいろと近況報告をしてみたい。
 
 
1.電脳音楽塾
 
X-JAPANのマニピュレーターであり故・hide氏のプロデューサーでもあるINAさんの主催する電脳音楽塾の講師として定期的なサロン寄稿、近日中には動画でのレクチャーやワークショップ等も予定しているのだが、現在先日開催されたマニピュレーター3人対談「THE・3名様」の動画が公開されている。
90分に及ぶ対談内容はINAさんの絶妙な専門用語注釈でフォローされ、テロップによる補足もバッチリ。
とても良い内容と評判ですので是非御覧ください(^^(非会員向け有料配信324円)
 
 
2.音楽プロデューサー 岡野ハジメ エンサイクロペディア CATHARSIS OF MUSIC
 
L’Arc~en~Cielをはじめとする数々のロックバンドのプロデュースを手がけてきた岡野ハジメ氏の本が発売された。
ツイッターでは既に宣伝済みではあるのだが、この本の一部に岡野さんと僕の対談が収録されている。
オビにはハイド氏、本の中にも恐れ多い有名人著名人がたくさん出てくる中で、なぜ対談相手が僕だったのだろうか?(-“-)?
大変光栄なことではあるけれども、なんか申し訳ない思いもしてしまう(^^;
すんまそん僕なんかが…でも読んでね(笑)
 
本の内容は多岐にわたっており、非常に緻密で奥が深くマニアックなネタがひしめいているような…とてもボリューム感のある構成内容となっている。
「L’Arc~en~Cielとの月日」という章もあり、そこだけでも今まで語られてなかったような内容がたくさん出てくる。ファンの皆様には是非読んで欲しいと思うし、できることならば本の最初から最後までを読破していただきたいと思う。
なんて書いておきながら僕自身がまだ全部は読み切れていないのだけれども(^^;
 
 
3.ファンクラブ会報の連載開始!
 
これまでもHYDEISTの会報にはチョコチョコと寄稿させてもらっていたのだが、先日発送された号から「連載」という形式で僕のコーナーが新設された。ありがたいことである。(連載を提案してくれたハイドさんありがとう)
しかしこの先のHYDE氏のスケジュールを見ると、アメリカツアーや全国ツアーで大忙しのようだ。
一緒にくっついていく訳にもいかず、早くも次号のネタをどうしたらよいのか?ライブレポート以外にも楽しい企画を作っていかねば…という使命感をヒシヒシと感じつつも、いろいろ楽しそうなネタを考えている。
お忙しい方なのでLINEのやりとりから内容を膨らませていくのも楽しいかなぁ?なんて思っている。
 
4.自室の片付けがずっとできずにいる
 
最後は打って変わってゆるいネタになる(笑)。
今の家に引っ越してまもなく6年になるのだが、こんなに散らかった部屋でよく生活できているものだな…と我ながら呆れ返るぐらいに散らかっている。
ライブ系の機材と自宅作業用の機材は基本的には完全セパレートしているのだが、ライブデータ編集といった作業は自宅用の環境でやるので、そこから様々な混乱が始まる。
じゃあライブ作業はライブ機材ですればいいじゃんと思うだろうけど、やはり画面の大きさやCPUやメモリーなどの物理的な環境差は大きい。
またDTM教室用のセッティングをよりコンパクトにするべく、特殊パーツでラックマウントしていたMac本体とオーディオインターフェイスをむき身で使うことにしたのだが、そうしてみて初めて気がつくMac本体の尋常じゃない発熱量!
うわ!MacMiniったらこんなに熱くなるPCだったのか!よく今まで壊れなかったなぁ…
そこで12cmのUSB冷却ファンと100円ショップで見つけた手頃なキッチン用品を組み合わせて手製の冷却台を作る。
(総制作費1000円(笑))
 
本来そんなことを悠長にやってる場合じゃないのだが、一度気になってしまったらやらずにはいられない性格のようで、全てをすっ飛ばして再優先事項にしてしまう自分のシングルタスク脳をなんとかしたい。
 
 
といった感じの現在の自分ではあるのだが、別現場で大昔一緒に仕事をしたエンジニアと再会したり、20数年前に手がけたゲーム音楽のファンという外国人の方が僕のツイッターとFaceBookにコンタクトをしてきたり、DTM教室で懐かしい友人に会えたりといった様々な繋がりを感じられている昨今である。
 
人との繋がりを大切にしつつ、日々精神的なゆとりを持って過ごしていきたい。

近況

ここ最近別方面の現場仕事が続いており、いろんな音楽と触れ合う日々を過ごしている。
中にはまだ20代前半の若いアーティストなどもおり、日々新鮮な刺激を受けている。
 
 
それにしても…なんでその若さでこんなことできちゃうの?と思うほどに作品のクオリティーが高く、そして多彩で幅広い。
「後生畏るべし」なんて言ってられないほどに既にして軽く追い越されてしまっているわけだが、悔しいといった感情は全くない。
それほどまでに人間としてのデキの違いのような圧倒的な差を感じてしまい、これはもう妬んでいる場合ではなくて、才能の塊のようなアーティストに巡り会えたことを素直に嬉しく思ってしまうのだ。
 
僕自身大した才能には恵まれなかったが、音楽的才能に溢れた人と出会える運の良さというものを人一倍持ち合わせてきた人生のように思う。
ラルクやハイド氏との出会いは言うまでもないことだが、数々の天才たちに関われる機会に感謝している。
 
先日関わった若手アーティストについて折を見て紹介したいところではあるが、なかなかブログの更新がままならず、今年に入ってからは月に一度しか更新できていないという体たらくをなんとかしたいものである。
 
まずは近々「ラジオ体操」について思うことを述べたい。
…え?

恵方巻

今年の恵方巻報道が興味深い。

「廃棄が多すぎる。いい加減にしなさい」といった趣旨の行政指導もあったらしい。
関西の方にとっては昔からの風習だそうだが、関東の人間にとっては「???」感の強い風習を無理やり根付かせようとしたものの、どうやら失敗として終わってしまうっぽいのか?
 
自分に関しては、この恵方巻に対して「本当は食べたいけれども食べたら負け」ぐらいの意識が強く、ツイッターをはじめてから数年間、親の仇のように恵方巻に対しての恨めしい思いを毎年のように呟いていたのが笑える。
本当は食べたくて食べたくて仕方がなかったんだろうなぁ…と当時の自分を思うと情けなくもおかしいのだ。
 

2011年01月27日(木)1 tweet

恵方巻を買ったら負けだと思っている私w 知らない伝統を流行らそうとするコンビニ戦略に乗ってたまるか!でも食べたら普通に美味しいんだろうな~(⌒-⌒; )

2011年01月28日(金)1 tweet

おはようございます。昨日の恵方巻のたくさんの意見が興味深かったです(^^違和感はやはり「え?こんな有名な伝統を知らなかったの?」と唐突に言われた感じなのでしょうかね。関西の行事ということすら知らなんだ。
…ハロウィン楽しいけど“西洋お盆”とか言われると激しく萎えます(;^_^A
posted at 12:44:31

2012年01月25日(水)2 tweets

恵方巻のことは考えないようにするんだ。あと3時間は寝るんだ。…恵方巻って何が入っているのかな?醤油はつけるのかな?太さはどれぐらいなんだろ?…頭の中はそればかり♪…ぐももも!眠れない( ̄◇ ̄;)
posted at 07:45:28
去年の今頃も「コンビニ商法にひっかかってたまるか」と恵方巻食べない宣言をしたわけだが、こうも街中で美味しそうな写真を日々見せられ続けると食べたくなってくる。かぶりついた時の食感、海苔の香り等想像していたら眠れなくなってしまった。しかも予約だけでまだ売ってくれない拷問的仕打ち。
posted at 07:29:10
 

2012年02月03日(金)1 tweet

【報告】人生初の恵方巻。でしたが半分どころか3分の1でギブアップ(;^_^A …わかっちゃいたけど本当に何の変哲もない太巻きなんですね(;^_^A 1500円とかする高級なのも売ってましたが780円のにしたからかなぁ?(;^_^A
posted at 21:58:06
 

2012年07月27日(金)1 tweet

土用の丑の日だからとウナギを食べているようでは恵方巻コンビニ戦略にハメられているようでシャクだけども、ウナギは丑の日じゃなくたっていつでも食べたい大好物。ウナギ食べたい今すぐ食べたい美味いの食べたい脂乗ったの食べたい行列に並んででも食べたい。頭の中はウナギのことばかり…
posted at 11:14:51
 

2013年02月03日(日)1 tweet

近所の持ち帰り専門寿司屋の行列に並び、しかし恵方巻は買わずにカッパ巻とかんぴょう巻だけ買って帰るこの俺のひねくれ者。
posted at 15:54:12
 

2014年02月03日(月)1 tweet

今年はコンビニ戦略恵方巻きを無事スルーできました(^^
太巻き、普通に美味しいもんなぁ(^^;
あぶないあぶない。
そこまで珍しくもないけどあるとつい頼んでしまうホッピーでかんぱーい(^^
posted at 21:12:29
 

2015年02月03日(火)1 tweet

【恵方巻】今年もコンビニ戦略には引っかからん!と鼻息荒くコンビニには近寄りませんでした!
私の節分にそんな習慣はないのだ!
 
…ま、それとは別件で地元お寿司屋さんがなぜか今日に限って太巻きを店先で売っていたので買って食べました。
 
うわぁ!海苔巻きがどうにも好物なんだぁぁ!
posted at 23:49:06
 

2016年02月03日(水)3 tweets

【恵方巻】近い人に「毎年欠かさずこの話題をしていて太巻好きすぎでしょ?」と突っ込まれる。
「んなことはないだろ!」と「http://twilog.org/jinxito/search?word=恵方巻&ao=a」をしてみると、似たようなことを毎年欠かさず恨みがましくつぶやき続けている俺がいた(^^; (完)
posted at 21:03:29
そうなんです!最近になって「古来からの伝統」とか言われてもなにそれ知らないし?しかもどこのコンビニも正月明けから美味しそうな太巻きの写真で人を誘惑し続けてムカつく!って感じ?(笑) RT @simekora: 恵方巻って関西の習慣ですよね?前から違和感が。でも確かに美味しそう!
posted at 19:17:08
【節分】事務所内では特に行事らしいことはせず、しかし豆は食べる。
子供の頃は大嫌いだったけど案外美味しいと感じるようになった。
毎年懸念の「恵方巻」、どうやら今年はスルーに成功した模様。
絶対美味しいんだろうけどさ〜、ビジネス戦略にひっかかるのがシャクでもはや意地になっておるw
posted at 18:58:17
 

2016年02月04日(木)1 tweet

ブログ更新しました!
「コンビニ経済学」
 
昨日の恵方巻(まだ言ってるw)の逆恨みの続きではありませんが、コンビニについての話題です。
日頃生活に密接に関わっているコンビニへの思いをなぜか語りたくなりました(笑)
posted at 12:15:03
 

だからどうした!
 
と突っ込まれたら返す言葉もないのだが…
自分にしても頑として食べてないようでいて、しっかり2012年と2015年にはシレッと買って食べているのがまた笑える。
 
こうも世間から糾弾されまくっている恵方巻が可愛そうに思えてならなくなってくるので、今年は久しぶりに食べてみようかな(^^
 
と思っているいよいよひねくれものの自分が嫌いではない。
 
 

カメラを止めるな!の特典映像が面白い!

「カメラを止めるな!」の特典DVD「現地リハーサル通しver.」が想像以上に面白い。尚今回は内容について一部ネタバレありの説明をしている。作品の面白さにさほど影響しないであろうとはいえ、やはりこの映画のベストの視聴環境は「何も知らずに観る」だと思うので、知りたくない人は読んではいけない。一応「ネタバレガード」を途中で一回入れておく。

僕は元々15〜20歳ぐらいまで、主にサークル活動で自主制作映画を作っていた。僕自身はその頃からホラー映画が好きだったので「人を飲み込む校庭の砂場」とか「女子高生が無自覚に吸血鬼になっていく」とか「人体実験をやっているらしい病院の地下での警備バイト」とか、そんな話ばかり妄想しては脚本を起こし、仲間内でキャストやスタッフをグルグル回しながら作っていた。

右奥で撮影しているのが高校時代の自分である


そんな前科があるので、映画のメイキング映像を見るのが昔から好きだった。舞台裏の種明かしや苦労話は、ある意味で本編より面白く感じられるからだ。そういった興味は音楽方面でも同様のようで、表舞台に立つことよりもとにかく裏方スタッフをやりたいという気持ちのほうが俄然強かった。

キャストとスタッフを兼任しながら少人数で作る映画というものが低予算映画では商業作品でもよくある。別の映画なのにキャストがほとんど丸かぶりしていたりしていて面白い。
「ピンクフラミンゴ」で有名なジョン・ウォーターズ監督なんてどの作品を見てもほとんど同じ人しか出てこない。またジェームズ・キャメロンやティム・バートンといった大御所監督のキャストの使い回しも有名だ。特に主役クラスではなく脇を固めるキャストは、両監督ともに思い入れの強い俳優さんが多いようだ。

以前「ラヂオの時間」を紹介した時にも書いたが三谷幸喜や伊丹十三もそうだし、最近では福田雄一監督作品によく出てくる役者さんは「福田組」と呼ばれるようにまでなっている。佐藤二朗やムロツヨシは福田作品の中ではなくてはならない存在になっているだろう。

ここからネタバレあり。

「カメラを止めるな!」の通しリハーサル映像。既に映画を見た方ならご存知の通り、ノンストップワンカットで撮影された映画序盤は舞台劇さながらリアルタイムに進行していく。完成した映画を繰り返し見るほどに「それにしてもよくできているなぁ」と感心してしまうのだが、この通しリハーサルを今回見てさらに「それにしてもいやいや、本当によくできているんだなぁ」と大きく頷いてしまった。


回しているカメラは一台のみなのだが、映画撮影の現場というのは当然カメラマン一人だけで撮影しているわけではない。「アツアツファンブック」のスナップにあった「『撮影スタッフ』を撮影しているスタッフ」という二重の絵それだけでもかなり面白いのだが、ガンマイクで音声を拾う人、照明やレフ板を持つ人、監督、メイク、造形スタッフなど大勢が同時に動いている。通しリハ映像にはそういったスタッフが画面のあちこちで見切れてしまっているわけだが、インディペンデントのかなり小規模な撮影チームとはいえ、OKテイクでよくぞこの人達を一度も写すことなく撮りきったものだと感心してしまった。


そしてカメラマンの体力!階段を駆け登ったり降りたり草むらを走って転んだりは映画を観ていた時からわかっていたのだが、通しリハ映像は効果音もBGMも入っていない素のままの音声。動きの激しい画面では激しい呼吸音が、それこそゼーゼー言いながら必死で追いかけている雰囲気が映画以上に伝わってくるのだ(笑)。暗い室内や明るい屋外の出入りでは画面がブラックホワイト両アウトしてしまったりといった技術系トラブルもバンバン起こっている。

ちなみに映画の中盤で血糊がレンズに飛び散ってしまうという映像があるが、これは演出ではなくまさにガチで起こったトラブルだったそうで、カメラマンが布でゴシゴシ拭いている(笑)。「なんてデタラメな!でも面白い!」と思ったものだ。


さらに録音の絶妙さ!映画の舞台は廃墟となった浄水施設。セリフは建物内を反響しまくって非常に聞き取りにくいのだが、通しリハ映像では本当に音がグオングオン回ってしまっていてよく聞こえない。セリフの音量差がこんなにあったのか!と思うぐらいに大きな声と小さな声の差が大きかった。スタッフの声や呼吸音を消し音楽や効果音をつけるポストプロダクション作業は本当に大変だったとは思うのだが、ほとんどは監督が自宅のパソコンで作り上げたらしい。その辺りの制作環境も今やそのレベルで作れてしまうのか!と思ってしまった。


僕の中ではまだまだ終わらない「カメラを止めるな!」だが、尚「カメ止め」という略語は自分の中では禁止行為である(笑)

ああ!自分もまたこういった作品作りを再開させたい!「カメラを止めるな!」は僕にとってそんな願望を激しく喚起させる映画でもあったのだ。
高校時代の映画友人とは今でも交流があり、何年に一度か集まって飲んだりもしている。とりあえず監督をやっていた男と「近々会おうな!」とコンタクトを取ったのが8月。しかし未だに実現していないのはほとんど自分の事情である(´_ゞ`)ちーん 

にぎやかな現代

YouTubeが広告なしのサービス「YouTube Premium」を始めるらしい。
価格は月額1,180円。
これを高いと取るか安いととるかだが、広告なしだけでなくオリジナル番組や音楽配信サービスもあるそうなのだが、…うん、高いだろう(笑)
 
逆に考えると、YouTubeに日頃見せられている広告にはそれだけの価値があるということになり、オトナの視線で考えると広告主はそれだけの広告費をYouTubeに支払っているということなのだろう。
 
TVの視聴率が低迷する昨今、広告は手を変え品を変え我々の生活の中にグイグイと忍び込んでくる。
 
筒井康隆の短編「にぎやかな未来」を思い出さずにはいられない。
テレビやラジオはもちろん、レコードや電話にまでも広告が割り込んでくるIFの近未来のお話。
「常に何かしらのメディアを見ていなければならない」という法律を守らねばならず、必然的に広告を見せられ聞かされる毎日。
そんな世の中で一番価値のある時間とは?
それは「無音のレコード」を聴くこと。価格は10万円。
 
 
現代社会はありがたいことにテレビもラジオもスイッチを入れなければ無音状態にできる。
しかし我々は積極的にネットを徘徊し、目と指の先にダメージを負いながらスマートフォン中毒に率先してなりつつ、自ら広告を見続けているような毎日を過ごしている。
そんな中での「YouTube Premium」はまさに「無音のレコード」に通ずる何かを感じてしまう。
 
今のところ加入する予定はないが…(笑)
 
 
 
調べていたらこんなイベントを見つけた!行きたい!