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コンプレックスミュージシャンズ

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小説を書いてみたいという願望は実のところ大昔からあり、中高生の頃は小説というよりは「映画の脚本」というものをよく書いていた。
自分の空想を直接文章表現するというよりは、映像のイメージを説明するために文章を用いる、といった感じだった。
実際に僕は中学生の頃に2本、高校生の頃に10本程度の8ミリ映画やビデオ映像を作り上げた。
そのうちの半分ぐらいは自分が監督となり、そのうちの大部分で役者を演じ、同じ仲間内でスタッフとキャストのポジションを入れ替わったりしながら映像作品作りにのめり込んでいた。
機会があったら当時の映画作りについての詳細をお伝えしたいと思うし、実のところ昭和当時のその頃の様子と現代とを対比しながらの「仮想現実小説」のアイディアもあるのだが、実現はまだまだ先の話になるだろう。
 

そんな前科のある僕なのだが、ここ数十年はずっと音楽業界の片隅の中で生きてきた。
刺激的な毎日と思われるかもしれないが、大部分は予定調和の地味な日々という捉え方もできた。
しかしここ10年のVAMPSでの活動や経験や人間関係は、まさしく刺激的な毎日となり、大変興味深い連続となった。
 
まずは関わるヒトがことごとく面白い。
それぞれに個性的で、ある意味ぶっ飛んでいて、そして意外なまでに繊細な一面を持っていたりする。
 
しかしよくよく考えてみれば、人間誰しもが似たようなものだと思う。
ミュージシャンをやっているからといって、何も特別な人間ばかりが揃っているわけではない。
だけど、一つのバンドに深く長くたずさわっていることで、それまでは見えていなかったような別の視点を身につけることができるようになったと思う。
人は誰しもがみな個性的だ。
見え隠れする要素に違いはあれこそすれ、ひとりとして同じ人間なんていやしない。
 
人間誰しもが似たようなものでありながらひとりとして同じ人もいないが、それとは別に「単に似ている人」というのは確かにいる。
顔が似ているだけでなぜか同じ嗜好を持っていたりすることがある。
でも完全一致する人はいない。
むしろ「こんなに似ていると思っていたのにやっぱり全然違う人だった」なんてことがわかったりもする。
人間を描くというのは何よりも面白い。
 
 
次にVAMPSの活動そのものが派手でダイナミックで、それこそドラマのような連続だ。
活動そのものがエネルギッシュで大胆で、そしてサポートの立場からも「えええ!?」という驚きの連続だ。
この環境を活かして状況を面白くカッコよく描けるのは、それこそ役得以外の何物でもない。
そしてそういった経験を経た上で、これまでの地味と思われた水面下での経験も、なんだかとても面白い毎日だったのかも?と思えるようになった。
 
今回の「ダイエットミュージシャン」の中で一番意識したのがそれらの対比だ。
VAMPSそのものの活躍を描くのでは単なる現実になってしまうが、架空の物語の中に間接的に存在するVAMPSは、現実を超えた「リアル」となってくれる気がした。
 
またコツコツと積み上げていくような地味なスタジオワークに関しては、あくまでもウソ表現を混ぜることなく、なおかつ描写として面白く読めるような意識を最大限した。
それらのシーンを波状的に持ってくることで、なんだかとても面白いテンポになるような予感がしたのだ。
サビがきてAメロに落ちてまたサビがくるみたいな、音楽的な構成を小説でしてみたらどうなるだろう?という実験要素も含んでいるのだが、読了した方でお気づきになった方はいらっしゃるだろうか?
 

といった幾つかの要素が重なって「小説を書きたい」という衝動に変化していった。
第一弾ということもあって、バッググランド設定が完璧とも思えるダイエットネタをまずは持ってきた。
折しもダイエット資料をまとめている最中に思いついたので、これは大変に都合がよかったのだ(笑)
 
 
「またか…」と思わず、娯楽小説としてのダイエット本をお楽しみいただけたらと思います(^^
 
注意:読んだだけでは痩せません(笑)